皮膚に触れずに衛生的に体温を測定できると謳っている、タニタ 非接触体温計 BT-545。「すぐに計測できる」と評判です。しかし、「測定の誤差が大きい」と気になる口コミもあるため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の2つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の非接触体温計とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、非接触体温計選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ビューティ系の編集・ライターとして編集プロダクションで7年間従事。マイベスト入社後は薬事法管理者の資格を活かし、医薬品や介護用品をはじめレディースインナーや寝具にいたるまで、1000商品以上に及ぶヘルスケア系の商材の検証に携わっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
タニタ 非接触体温計 BT-545は簡単に測定できるものの、測定数値のズレが気になりました。実際に5人のモニターがそれぞれ5回測定を行ったところ、アナログ体温計と平均0.51℃の誤差が出る結果に。比較した商品の最小値は0.17℃(※執筆時点)だったのに対し、人によっては1℃近い誤差が出ていて正確だとはいえません。
操作はシンプルで、モニターからは「一瞬で測定でき、操作も単純」と好評でした。比較した商品には操作方法がわかりにくいものもあったなか、額に向けてボタンを押すだけなので迷いません。「わずか1秒で測定できる」と謳うとおり測定も速く、寝ている赤ちゃんの検温にも使いやすいですよ。
体温だけでなく、ミルクやスープなどの表面温度を測れるモードがあるのも魅力的。熱いまま飲んでしまい、子どもがやけどするといった心配が減るでしょう。消音に切り替えもでき、様々なシチュエーションで使えますよ。
使い勝手は非常によく、画面も大きいのでバタつく朝もサッと検温を済ませられます。しかし、比較したなかでも誤差が出やすい傾向があった額式で、実際に使っても「測定の誤差が大きい」という口コミどおりでした。安定して測定できるものをお探しの人は、ほかの商品をチェックしてみてくださいね。
実際にタニタ 非接触体温計 BT-545と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイ非接触体温計と、正確性・使い勝手それぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
タニタ 非接触体温計 BT-545のデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
そもそも非接触体温計は、人の体から出ている赤外線を検知して体温を測定する体温計を指します。測定場所は大きく分けて2つあり、1つ目は耳の中にある鼓膜の温度を測定する耳式。2つ目は肌に触れずに体の表面の温度を測定する額・こめかみ式が挙げられます。
今回ご紹介するタニタ 非接触体温計 BT-545は、額・こめかみ式。額にセンサーを向け、ボタンを押すだけで約1秒で体温測定ができると謳っています。子どもが寝ているときや、動き回る赤ちゃんの体温を測るのに重宝するでしょう。
大きな画面にバックライトがあり、薄暗い部屋でも数値が見やすいのも魅力です。体温測定の結果が38℃以上になると、光と音でお知らせします。体調の変化を把握しやすいうえ、過去の測定結果を30件まで保存できて便利ですよ。
販売元は、「健康をつくる」をモットーに体重計や血圧計など健康を支援する商品を展開しているタニタです。
体温測定モードのほか、ミルクやスープなどの飲食物の表面温度を計るための温度測定モードも搭載されています。さらに測定音を消音できるサイレントモードも備えており、夜間でも音を気にせず測定が可能です。なお、測定できる温度の範囲は以下をご参照ください。
<測温範囲>
今回はタニタ 非接触体温計 BT-545を含む、非接触体温計全25商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめに、正確性の検証です。
モニター5人が非接触体温計で5回体温を測定。最大値と最小値を除いた平均値を算出し、アナログ体温計で測定した温度と比較しました。
<個人の結果>
比較したなかで本品のような額式体温計は数値が安定しない傾向があり、こちらも同様の結果に。とはいえ、なかには額式でも平均0.17℃と誤差がかなり少ない商品もありました。きっちり検温したい場合には、ほかの商品を選ぶのがよいでしょう。
続いてモニター5人が実際に使用し、スムーズに測定できるか・簡単に操作できるか・押しやすいボタンかをポイントに使い勝手を検証しました。
使いやすさは、モニター満場一致で高評価。「一瞬で測定出来て、スムーズ」「ボタンに説明書きがあり、迷わず押せる」とプラスコメントが集まりました。「わずか1秒で測定できる」という謳い文句にも頷けます。
比較した商品には測定するのにコツがいるものもありましたが、額に向けてボタンを押すだけと非常に簡単です。子どもの機嫌が悪い・寝ているときなど、サッと測定したいタイミングにうってつけですよ。
<使いやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
測定部位 | 額 |
---|---|
医療機器番号 | 301AFBZX00069000 |
良い
気になる
全長 | 13.2cm |
---|---|
ボタン位置 | 外側 |
温度計機能 | |
生産国 | 中国 |
重量 | 86.2g |
アプリ連動 | |
自動オフ機能 | |
付属収納ケースあり |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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Amazon・Yahoo!ショッピング・楽天市場などのECサイトにも取扱店舗がありました。貯めているポイントを利用したい人は要チェックです。値段や送料はサイトによって異なるので、購入前に比較しましょう。
最後に、アナログ体温計との誤差が少なかった商品をご紹介します。
Dr. EDISON KJH1004は、耳式でも額式でも検温が可能な商品です。実際に耳式で試すと、アナログ体温計との誤差は平均0.17℃とわずかでした。スムーズに測定でき、検証時にエラーが起きなかったのもポイント。検温に時間をとられたくない人は、まず検討したい商品です。
RAMEDICO 非接触体温計は、額で測定するタイプながら正確に測定できた商品です。脇で測った体温との差は平均0.17℃と、バラつきが少なく安定していました。数値が出るスピードも早いため、子どもの機嫌が悪い時でもサッと測定できるでしょう。物体表面温度を測定できるので、ミルクの温度も測れます。
測定部位 | 額、耳 |
---|---|
医療機器番号 | 302AFBZX00062000 |
良い
気になる
全長 | 9.6cm |
---|---|
ボタン位置 | 外側 |
温度計機能 | 不明 |
生産国 | 中国 |
重量 | 52g |
アプリ連動 | |
自動オフ機能 | |
付属収納ケースあり |
Dr.エジソン さっと測れる2Way体温計をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
測定部位 | 額 |
---|---|
医療機器番号 | 303AGBZX00039000 |
良い
気になる
全長 | 14.9cm |
---|---|
ボタン位置 | 内側 |
温度計機能 | |
生産国 | 不明 |
重量 | 138g |
アプリ連動 | |
自動オフ機能 | |
付属収納ケースあり |
KAEI RAMEDICO 非接触体温計 KA100をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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