簡単かつ瞬時に測定できると評判の非接触体温計、ちゃいなび デジタル体温計。「子どもの測定に便利」と高く評価される一方で、口コミのなかには「誤差が出る」「エラーが多い」といった気になる声もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の2つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のDr.EDISONやKAEIなどの非接触体温計とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、非接触体温計選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ビューティ系の編集・ライターとして編集プロダクションで7年間従事。マイベスト入社後は薬事法管理者の資格を活かし、医薬品や介護用品をはじめレディースインナーや寝具にいたるまで、1000商品以上に及ぶヘルスケア系の商材の検証に携わっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
2,958円
おすすめスコア
正確性
使い勝手
測定部位 | 額、耳 |
---|---|
医療機器番号 | 302AFBZX00009000 |
良い
気になる
ちゃいなび デジタル体温計は、家族みんなで使える正確かつ高機能なものがほしい人におすすめです。測定部位は耳・額の2パターンあるうえ、12歳未満の子どもに適した「子供モード」も搭載。温度計としても使用でき、赤ちゃんのミルク作りなどにも役立ちます。
実際に耳式で体温を測定したところ、アナログ式との誤差は平均0.19℃とわずかでした。「誤差が出る」との口コミがありましたが、比較した全商品の平均誤差である0.37℃(※執筆時点)より低く、脇で測るのと同じくらいの精度を発揮しています。
便利な機能も多く、測定結果を20回分まで記録できるメモリー機能や、電池残量表示機能を搭載。音を消せるミュート機能やバックライトも備え、子どもが寝ているときや夜間でもスムーズに測定できるでしょう。
耳式での使い方は、電源を入れて耳にセットしボタンを押すだけの3ステップ。ボタンは1つしかないので、はじめて使う人でも操作方法に迷いません。口コミには「エラーが多い」との指摘もみられましたが、目立ったトラブルはなく、実際に使ったモニター5人中4人が「操作しやすい」と回答しました。
ただし一部のモニターからは、「耳への当て方によって測定数値にばらつきが出た」との指摘も。耳式で測定する場合は、奥までしっかり差し込むようにしましょう。精度が高く多機能で、子どもから大人まで使えるため、この機会にぜひ購入を検討してみてくださいね。
そもそも非接触体温計(皮膚赤外線体温計)とは、皮膚から離した状態ですばやく体温を測定できるアイテム。脇や口で測る接触体温計に比べて測定時間が短いため、じっとしていられない子どもの体温測定にも役立ちます。
今回ご紹介するちゃいなび デジタル体温計は、耳・額での測定に加え、物体表面温度計としても使える3way仕様なのが特徴です。約1秒で測定可能と謳っており、忙しい朝や動きまわる子どもの体温測定をスムーズに済ませられる設計。販売元は、マタニティ・ベビー用品を取り扱うちゃいなびです。
測定結果は、ランプと音でお知らせ。体温が35.0〜37.5℃の正常範囲内であれば、緑色のランプと長めのビープ音、35.0℃より低い・37.5℃より高い場合は赤色のランプと短めのビープ音が3回なります。測定完了がわかりやすいのがうれしいですね。
12歳未満の子どもに適した「子供モード」を搭載しているのも魅力です。正確な測定結果が出やすいよう工夫がされています。なお、耳式は生後3か月未満の赤ちゃんには使えないので覚えておきましょう。
メモリー機能も備わっており、最大20回分まで自動保存が可能。測定時のビープ音を消すミュート機能・バックライトもついているため、夜間でも使いやすいでしょう。
電源には、単4形アルカリ乾電池を2本使用。サイズは長さ155×厚さ49×幅40mmで、乾電池を含む重量は約101gです。自動電源オフ機能つきにより、消し忘れも防げますよ。
付属品としてプローブカバー・携帯用ポーチ・お試し用の単4形アルカリ乾電池2本がセットになっており、購入後すぐに使えます。カラーはグリーン・ピンクの2色から選んでください。
非接触体温計は、皮膚から出ている目に見えない赤外線放射量を額・こめかみ・耳から検出し、体表面温度を測定する仕組みです。
額・こめかみ式は、肌に触れることなく体温測定ができるため、使用後に消毒をする手間がかかりません。大人数の体温測定をするときにも便利です。また鼓膜の温度を測定する耳式は、外気温の影響を受けにくいため、額・こめかみ式よりも正確な数値が出やすいですよ。
非接触体温計は、測定環境によって数値にズレが生じやすい傾向があります。実際に検証したところ脇にはさむ接触体温計に比べて、1℃以上も誤差が出た商品もみられました。非接触体温計の数値は、あくまで参考程度にするとよいでしょう。
とくに運動後や入浴後など測定箇所が熱をもっていると数値が安定しないため、体を室温に30分ほどなじませてから測るのがおすすめです。体温計は測定箇所に対して垂直に保ち、距離が離れすぎないようにしてください。
今回は、ちゃいなび デジタル体温計を含む非接触体温計全25商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
はじめは、正確性の検証です。
まずモニター5人がアナログ体温計を脇にはさみ、体温を測定します。その後、各商品を使用して5回測定を行い、最大値と最小値を除いた平均値を算出。アナログ体温計との誤差が少ないものほど高評価としました。
なお耳式の商品は耳で測定し、そのほかのものはメーカー指定の部位にて測定しています。
使用したアナログ体温計:オンスクエア「水銀フリー体温計 IX-101L」
耳で測定したところ、アナログ体温計との誤差はわずか平均0.19℃。比較した全商品の平均誤差0.37℃(※執筆時点)を大きく下回り、高評価を獲得しました。
比較したなかでも耳式の商品は正確性に優れる傾向が。本品も同様に、接触体温計と精度に大きな違いはみられません。「誤差が出る」との口コミに反し、正確さを重視したい人にもおすすめです。
<個人の測定結果>
次は、使い勝手の検証です。実際に使用したところ口コミに反してエラーは見られず、モニター5人中4人が「測定しやすい」と回答。使い方は、電源を入れて耳に挿入し、ボタンを押すだけの3ステップと簡単です。
比較したほかの商品には、測定にコツがいるものもありましたが、本品はボタン1つで操作するのみとわかりやすく、初心者でも迷いません。最大20回分まで自動記録できるメモリー機能や、ミュート機能・電池残量表示機能が備わっているのもメリットです。
ただしモニターのなかには、「耳への当て方によって結果にばらつきが出た」と答えた人も。耳で測定する場合は、奥までしっかり差し込むようにしましょう。
コメントは一部抜粋
測定部位 | 額、耳 |
---|---|
医療機器番号 | 302AFBZX00009000 |
良い
気になる
全長 | 15.5cm |
---|---|
ボタン位置 | 外側 |
重量 | 102.3g |
温度計機能 | |
生産国 | 中国 |
アプリ連動 | |
自動オフ機能 | |
付属収納ケースあり |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ちゃいなび デジタル体温計は、公式オンラインショップのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。なお、執筆時点における公式サイトでの販売価格は税込3,480円です。
公式オンラインショップでの購入に限り、商品レビューを記入すると保証期間が通常の6か月から2倍の1年間になるキャンペーンを実施しています(※執筆時点)。検証結果を参考にぜひ検討してみてくださいね。
最後に、ほかの魅力的な商品をご紹介します。
Dr.EDISONのさっと測れる2Way体温計は、正確性・使い勝手のよさを兼ね備えたアイテム。測定部位は耳・額に対応しており、ボタンも押しやすい位置につけられています。実際に耳式で測った結果は平均0.17℃しか誤差が生じず、脇での測定とほぼ同じでした。手間なく体温測定を行えます。
額式がほしい人には、KAEIのRAMEDICO 非接触体温計がおすすめです。外気の影響を受けやすい額式ながら、検証での誤差はわずか平均0.17℃に。結果にばらつきが出にくく、正確性は申し分ありません。銃型で手への収まりがよく、ボタンも1つと操作は簡単です。忙しい朝でも使いやすいですよ。
測定部位 | 額、耳 |
---|---|
医療機器番号 | 302AFBZX00062000 |
良い
気になる
全長 | 9.6cm |
---|---|
ボタン位置 | 外側 |
重量 | 52g |
温度計機能 | 不明 |
生産国 | 中国 |
アプリ連動 | |
自動オフ機能 | |
付属収納ケースあり |
Dr.エジソン さっと測れる2Way体温計をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
測定部位 | 額 |
---|---|
医療機器番号 | 303AGBZX00039000 |
良い
気になる
全長 | 14.9cm |
---|---|
ボタン位置 | 内側 |
重量 | 138g |
温度計機能 | |
生産国 | 不明 |
アプリ連動 | |
自動オフ機能 | |
付属収納ケースあり |
KAEI RAMEDICO 非接触体温計 KA100をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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