SARLISI 脱毛器 SAJM01WHを検証レビュー！脱毛器の選び方も紹介

VIOなどの太く濃い毛への照射で痛みが不安な人は、サファイア冷却機能付きの家庭用脱毛器がおすすめ。家庭用脱毛器には2つの冷却方法があり、アルミ窓タイプは照射口の周りを冷やすため、光が当たる部分は冷却できないのがデメリット。一方、サファイア冷却タイプは光が当たる部分そのものを冷却して痛みを軽減しやすいのがうれしいポイントです。

表面温度の検証で最大出力で照射を行ったところ、冷却機能なしの場合は肌表面が37～39℃まで上昇し、痛みを感じやすい結果に。逆に、照射後に表面温度が下がった家庭用脱毛器の多くがサファイア冷却タイプで、熱刺激を軽減しやすいことが確認できました。

さらに、肌色感知ストッパー機能がついているかどうかも重要なチェックポイント。肌色の濃さを測定して濃い場合は自動で照射をストップしたり、警告表示で知らせたりするため、やけどを防ぎやすい設計です。特に肌色が濃く自分では見えにくいVIOに使用するなら、肌色感知ストッパー機能があるかチェックしてくださいね。

VIOや顔などのデリケートな部位に家庭用脱毛器を使いたい人は、まずは照射可能な部位をチェック。今回検証した脱毛器のうち、VIOや顔に使用できない商品もあったので注意してください。そのうえで照射しやすさにこだわるなら、照射口の位置やサイズ、本体の形状までチェックしましょう。

特にVIOや口元などの細い部位にしっかり当てたいなら、VIO用や顔用のアタッチメントが付いていて、照射口が本体の端に近い家庭用脱毛器がおすすめ。専用アタッチメントは照射口が本体からやや飛び出したような構造のものが多く、照射位置が感覚的にわかりやすいのもメリットです。脱毛器をスライドさせながら照射するときもどこまでずらせばよいかわかりやすいでしょう。

顔に使いたい場合は、照射口の横幅も重要。フェイスラインやあごなど凹凸がある場所には、横幅が短めの照射口がフィットしやすく、光が漏れずにしっかり照射できます。アタッチメントが付属していても横幅が大きめの脱毛器もあったため、アタッチメントの有無だけで判断して選ぶのは避けたほうがよいでしょう。

VIOに使うなら、本体の形状もチェック。持ち手が真っすぐでヘッドに角度があるシャワーヘッド型なら握りやすく、VIOなどの奥まった部位にも照射しやすいでしょう。ケア時に人に見られたくない人は、コードレスでも使えるタイプなら場所を選ばず使えますよ。さらに、持ち手の横幅が大きく重めの脱毛器は手や腕が疲れやすいため、手が小さめの人はランキングで「持ち手の横幅」「重量」もチェックして選んでくださいね。

ムダ毛ケア効果をしっかりキープしながらも、できるだけ短時間でケアしたい人は、最大出力でも照射間隔が短い家庭用脱毛器がおすすめ。自動で連続照射するスピードモードは出力が低下しやすいため、あくまで最大出力での照射時間を確認するのがポイントです。最大出力でもスピーディに照射できるタイプなら、効果を落とさず面倒に感じやすいセルフケアを続けやすくなりますよ。

検証では、最大出力でも腕・足・ワキなどの面積が広いパーツへの照射を約10分で完了できる脱毛器もありました。スピーディに照射できる脱毛器を基準に選ぶと、毎回のケアが楽になりますよ。

一方で、今回検証した脱毛器のなかには最大出力での照射に1時間以上かかるものも。短時間でしっかりケアしたいなら、照射時間と出力レベルのバランスがとれているかを確認しておくとよいでしょう。照射間隔が短くて効果がしっかり期待できる脱毛器なら、忙しい日でもムリなく続けられますよ。