BiiTo2（ビート2）の口コミ・評判は？子どもも使える？実際に使用してよい点・気になる点を解説

濃い毛を減毛したい人には向いていません。光エネルギーは3.39J/cm2と高いほうではなく、効率よくムダ毛ケアができないからです。

実際に植毛シートへ2回照射した検証で、ダメージを与えられた毛の本数が28本中約2本。比較したなかには、20本以上にダメージを与えた脱毛器もありました。なお、本検証時に毛がダメージを受けることを減毛効果としています。

とくに剛毛や多毛の人は減毛するのに時間がかかるでしょう。効率よくムダ毛を目立ちにくくしたいなら、ほかの脱毛器を検討してくださいね。

痛みを抑えにくいこともデメリット。冷却機能がなく、実際に照射すると肌の表面温度が1.99℃上昇しました。「レベル3で使用しても途中で冷やさないと熱すぎて使えない」という口コミがあるのにも頷けますね。

痛みを減らしたい人は、冷却機能がある脱毛器を選びましょう。とくに痛みを感じやすい口周り・すね・指に照射したい人は、照射口の周りを冷やすアルミ窓タイプより、光が当たる部位を冷却できるサファイア冷却機能付きの脱毛器がおすすめです。

冷却機能はないものの、光出力を5段階で調整できるのはよい点。痛みが心配でも低レベルから照射に慣れていけます。肌色が濃い場合に照射をストップする「肌色感知ストッパー機能」もあるため、誤ってやけどする可能性は低いでしょう。

素早く全身ケアを終わらせたい人にも不向き。全身のムダ毛ケアにかかる時間を計算すると、約37分かかることがわかりました。なお、ケアにかかる時間は以下の方法で算出しています。

＜所要時間の算出方法＞

1.各商品の照射口面積と照射間隔を計測
2.必要な施術面積を腕・足・脇の体表面積から算出
3.施術面積を照射するのにかかる時間を1・2から試算

ボディ施術用モードの商品最大レベルで使用

比較したなかには、30分以内で全身をケアできる脱毛器も。就寝前やスキマ時間でお手入れするなら、短時間で広範囲をケアできる脱毛器を検討してはいかがでしょうか。

本体は小さめのガンタイプで、持ちやすいことはメリット。持ち手が狭く手が小さい人でも握りやすいため、全身をケアするときは使いやすいでしょう。

ただし、顔には照射しにくいといえます。照射口の位置が本体の端から7mmと中央寄りなので、感覚的に照射位置を把握しにくい構造。鼻下や口元などの細部に当てにくいのが難点です。

照射口の横幅が31mmと広めであり、フェイスラインなど凹凸のある部位にも当てにくい印象。また、I・Oラインには使用できません。VIOをケアしたい人は、ほかの脱毛器を検討してください。

＜顔・VIOへの照射しやすさ＞

1. 照射口から本体端までの長さ（実測値）：7mm
2. 照射口の横幅（実測値）：31mm
3. 持ち手の横幅（実測値）：4.5cm
4. 重量（実測値）：350g（ハンディ）
5. コードレス：×
6. 本体の形状：ガン型