クリニックで用いられるダイオードレーザー技術を採用したと謳う、トリア パーソナルレーザー脱毛器4X。「髭にも高い効果を期待できる」と評判ですが、「照射時に痛みがある」「照射面積が小さく、全身のケアには時間がかかる」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の脱毛器とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、脱毛器選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
脱毛・病院クリニック・サブスクリプション・レンタル・買取業者などのサービス分野において、幅広いジャンルのコンテンツ制作に5,000本以上携わる。自身のモットーとして「選ぶのが難しいジャンルだからこそ、実際の検証や調査でしかわからない情報を届けること」を心掛け、情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
医療機器として承認された商品でなければ脱毛効果は認められていません。本記事では、家庭での使用ができる光美容器もしくは医療機器として承認された脱毛器を、まとめて一般通称である脱毛器と表記しているのでご注意ください。
トリア パーソナルレーザー脱毛器4Xは、レーザー式で脱毛経験がなくても高い効果に期待したい人におすすめです。比較した商品のなかでレーザー式だったのはこの商品のみ。医療脱毛のクリニックでも使われるダイオードレーザー技術を使用しているため、薄く細い産毛に対応しています。医療脱毛になかなか通えない人にぴったりでしょう。とはいえ、クリニックで利用しているレーザーとは出力が異なり永久脱毛はできないので、その点は注意してくださいね。
減毛率もよく、効果も高めです。髭などの濃い毛を想定して脱毛経験のない男性10人に、週1回の照射を1か月続けたところ、32.46%という高い減毛率を発揮。30%以上の減毛率であれば十分効果が感じられたので、短期間でツルツルを目指せそうです。
操作ボタンが1つだけで、直感的に使えるところも魅力。「鳥の口ばしみたい」と評価するモニターも多かった小さめの照射面は、細かい部分にも当てやすいですよ。まっすぐな形状の商品よりも見えにくい部分に当てやすいガン型なので、照射時のストレスが少ないといえます。
一方で、使ったモニターからは「蜂に刺された感じ。照射範囲全体がとにかく痛い」という声も。冷却機能がついていないためか、冷却機能つきの商品に比べてかなり痛みを感じました。また、照射面の広さを調節できるアタッチメントや肌色によってパワー調節してくれる自動機能もないので、肌ケア機能には物足りなさを感じます。
加えて、本体重量は590gとずっしりとしており、1回あたりの照射間隔は約0.84秒と長め。全身に使うには手への負担や時間がかかってしまいそうです。スピードよりもパワー重視の人は検討してみてくださいね。
IPL式のような光脱毛とは異なるレーザー式である点が特徴の本商品。最大22J/cmのダイオードレーザーを採用した、特許取得技術を使用した商品です。
永久脱毛が期待できる医療脱毛もレーザー式ですが、本商品はあくまでも家庭用脱毛器なので、医療脱毛とは別物として考えましょう。
男女兼用の脱毛器なので、朝ヒゲを剃っても夕方には伸びて青くなってしまう人やヒゲ剃りによる肌荒れなどにお悩みの人も使えます。
万が一効果を感じられなかった場合には、30日間返金保証がついており、まずは試してみたいという人も使いやすいですよ。
購入時には2年のメーカー保証がついていますが、税込4,000円で購入可能な延長保証チケットを利用すれば、1年追加で保証サービスを受けられます。
脱毛器全18商品を比較したところ、トリア パーソナルレーザー脱毛器4Xは4つのよい点があることがわかりました。ぜひ購入時の参考にしてみてくださいね。
トリア パーソナルレーザー脱毛器4Xは、比較した商品のなかで唯一ダイオードレーザー式を採用しているところも特徴の1つです。
色が濃い部分に反応するため、黒く太い毛にも使用できますが、痛みを感じやすいため低出力から試すことをおすすめします。
VIOや脇などの濃い毛を想定して、脱毛経験のない10人の男性モニターを対象に1週間に1回照射した1か月間の毛の変化をチェック。照射後1か月で減毛率は32.46%という結果になりました。
検証では、30%以上の減毛率であれば1か月で十分な毛の減少が確認できたので、短期間でツルツルを目指す人も高い効果が期待できるでしょう。
「ボタンは1つだけで画面表示もあるので直感的にレベルの調整ができる」というモニターコメントもあり、操作ボタンが1つだけで直感的に使いやすいところも好印象です。
とくに「鳥の口ばしみたい」という声も見られた小さい照射面が特徴的で、円形でコンパクトな照射面が細かい部位への照射が可能。指などの面積が小さい部分も少ないストレスで照射できます。
ほどよい角度が効いたガン型なので、比較したストレートな形状の商品よりも見えにくい部分に当てやすいところも魅力といえるでしょう。
照射可能範囲の多さや効果の感じやすさが魅力の本商品ですが、以下のような気になった点もあったので、1つずつ見ていきましょう。
実際に10人のモニターに使用したときの痛みの強さについて評価してもらったところ、痛みの強さを指摘するモニターが多数。「かなり痛い。範囲が小さいから回数も多い」「蜂に刺された感じ。照射範囲全体がとにかく痛い」と強い痛みを感じたモニターが多く見られました。
「結構バチっと痛みがある」「多少我慢できるときもあるが、場所によっては声が出るほど痛い」という声も見られ、痛みに敏感な人には不向きかもしれません。
冷却機能がない点もネックで、比較した冷却機能つきの商品は痛みを軽減できる傾向にありました。痛みを抑えてムダ毛ケアを続けたい人は、冷却機能つきの商品を選んだほうがよいでしょう。
<痛みの感じにくさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
肌色に合わせたパワーの自動調節もできないので、自分で調整しながら使う必要があります。肌を労わりながら使いたい人には不向きかもしれません。
実際に使用したモニターからは握りやすさを高く評価された一方で、本体重量は590gと重く、持つと「かなりずっしりとした感覚を手元に感じる」というコメントが多くあがりました。
また、「頻繁には使いにくそう」との声もあり、長時間の使用には不向きでしょう。ヘッド部分の重さでバランスがとりにくいところも難点。比較した200g未満の商品に比べると、長時間使用すると手に負担を感じるかもしれません。
高い効果が期待できる代わりに、照射間隔がやや長い点がネックのトリア パーソナルレーザー脱毛器4X。デメリットが気になる人には、以下の商品もおすすめです。
冷却機能によって痛みが抑えられており、使用したモニターからは「痛みが気にならない」と好評でした。1回あたりの照射間隔は0.5秒と短いところも魅力で、スピーディに全身をケアしたい人にもおすすめです。
最安50,000円で購入できるので、税込49,800円のトリア パーソナルレーザー脱毛器4Xとほとんど価格差はありません。使いやすさや続けやすさ重視でお探しなら、ぜひ検討してみてくださいね。
トリア パーソナルレーザー脱毛器4Xを使うときは、ケアしたい部位を清潔にして、ムダ毛を処理したあとタオルで水分を拭きとっておきます。このとき、毛抜きやワックスによる脱毛や除毛クリームによる処理は行わず、シェーバーなどで毛を剃りましょう。
脱毛したい部位に照射面を当てて、「ピッ」「プッ」という音が鳴ったら移動させて照射を繰り返します。必ず低いレベルからはじめて、慣れてきて毛量が減ってきたらレベルを上げるようにしてください。
お手入れ後は専用ジェルによるケアも忘れずに。公式サイトにて税込2,200円で購入できるトリア・ボディ用ジェルがおすすめです。
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