




業界最高峰レベル(※2023年12月 統計研究所調べ(最高出力レベルでの測定による))のハイパワーを謳う脱毛器、リファ エピダブル(ReFa EPI W)。インターネット上では「レベル1でもすごいパワー」「使いやすい」など評判のよい口コミを多く見かけますが、実際に減毛効果があるのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証しました。
さらに、主要な脱毛器とも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。使い方やお手入れできない部位なども調査したので、脱毛器選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得し、マイベストでは予約サービス・クリーニング・クリニックなどの無形商材のサービスを担当。以前はローンやクレジットカードなど日常生活に身近なサービスを比較検証してきた。「生活を豊かにするサービスを提供すること」を心がけてコンテンツ制作を行なっている。
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医療機器として承認された商品でなければ脱毛効果は認められていません。本記事では、家庭での使用ができる光美容器もしくは医療機器として承認された脱毛器を、まとめて一般通称である脱毛器と表記しているのでご注意ください。
リファ エピダブルは、リファの脱毛器のなかで減毛効果の高いモデルを探している人におすすめです。光エネルギーは4.89J/cm2と高め。実際に植毛シートに最大出力で2回照射したところ、28本中15本に根元からダメージを与えられました。同時に検証したリファの他モデル、エピの結果は約1本・エピ クールは約4本・エピ ダブルクールは約5本だったのに対し、謳い文句どおりのハイパワーを確認できました。
時短したい人にもうってつけです。ボディ用アタッチメントの照射口が広く、約16分で全身のケアが終わる計算に。比較した脱毛器には1時間以上かかるものもあるなか、1回のお手入れが短時間で済むので習慣化しやすいでしょう。なお、リファの脱毛器のなかでは、本モデルが最速でした。
ヒゲ・口元・VIOなど、細かい部位に使いやすい仕様もメリットです。ポイントケア用のアタッチメント(正方形)は照射口の位置が端よりかつ、横幅も短め。鼻下やVIOなどの細部に当てやすく、フェイスラインのように凹凸のある部位にもフィットしやすいでしょう。
一方で、冷却機能がない点は惜しいところです。実際にサーモカメラで測定したところ、照射後の肌の表面温度が4.68℃上昇していました。比較したサファイア冷却タイプの脱毛器の多くは肌の表面温度をしっかり下げていたことを思うと、照射の熱や痛みが気になる人には不向きといえます。
リファ エピダブルは、セルフケアで減毛効果を期待できる点が魅力です。しかし、比較したなかには、パナソニックのスムースエピシリーズのように減毛効果と痛み軽減を両立した脱毛器もありました。VIOをはじめ、特に痛みを感じやすい部位をメインでケアしたい人は、ほかの脱毛器も検討してくださいね。
<おすすめな人>
リファ エピダブルは、美容ブランド「ReFa(リファ)」が2024年3月21日に発売した家庭用脱毛器です。ハイパワーながらも、照射による刺激をマイルドにする独自の「Gentle IPL」テクノロジーを採用。光エネルギーが従来品の2倍にアップ、照射面積も従来品の2倍に拡大している点が特徴です。
操作性にもこだわり、従来品より25%軽量化。ハンドピースを手になじみやすいL型にすることで、二の腕や太ももの裏などにも照射しやすいよう設計されています。
なお、脱毛方式にはIPLを採用。使い続けることで、肌にうるおいを与える効果もあると謳っています。
マイベストでは「ムダ毛に自分の肌色に合った最大出力パワーを当てたとき、照射部全体に短期でしっかりと減毛効果を感じられる程度」のものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。なお、本検証時に毛がダメージを受けることを減毛効果としています。
マイベストでは「VIOなどの毛が濃い部位に自分の肌色に合った最大出力パワーを当てても、少し痛みを感じるが我慢できる程度」のものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの方法のスコアの平均でおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「減毛効果が高く期待できる商品最大出力レベルを使用したときに、体の広範囲(腕・足・ワキ)をスピーディに照射しやすい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「顔やVIOを含む全身に照射しやすい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの方法のスコアの平均でおすすめ度をスコア化しました。
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主要な脱毛器を比較検証したところ、リファ エピダブルには3つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてください。
使い続けることで、減毛・抑毛を期待できます。光エネルギーは4.89J/cm2と高めです。実際に体毛を再現した植毛シートに最大出力で2回照射したところ、28本中15本に根元からダメージを与えられました。
家庭用脱毛器にも、リファ エピダブルのようなIPL式とレーザー式があります。しかし、どちらも脱毛サロンやクリニックほど出力は高くありません。
同じリファの脱毛器の検証結果を見ると、リファ エピが約1本、エピ クールが約4本、エピ ダブルクールが約5本といまひとつ。一方で、エピダブルは謳い文句どおりのハイパワーを発揮しました。男性も含め、セルフケアでしっかりムダ毛を減らしたい人向きといえるでしょう。なお、本検証時に毛がダメージを受けることを減毛効果としています。
ボディ用アタッチメントの照射口が広く、効率よくケアできる点もメリットです。ボディ用アタッチメントで全身のムダ毛ケアにかかる時間を算出したところ、約16分で完了する計算に。1回のお手入れが短時間で済むため、忙しい人でも習慣化しやすいでしょう。
なお、所要時間の計算方法は以下のとおりです。
<所要時間の算出方法>
リファのほかの脱毛器の結果は、エピが26.70分・エピ クールが24.77分・エピ ダブルクールが28.41分でした。比較したなかには1時間以上かかる脱毛器もあることを思うと、いずれも十分なスピードといえます。そのなかでも、特に時短にこだわる人にはリファ エピダブルがおすすめです。
顔やVIOへも照射しやすいでしょう。ポイントケア用(正方形)アタッチメントをつけたときの照射口の位置は、本体の端から約4mmと端寄りです。さらに、横幅も約17mmと狭く、細部や凹凸のある部分に照射しやすい設計といえます。
<顔・VIOへの照射しやすさ>
照射口の位置が端から5mm以内だと、鼻下やVIOなどの細かい部分への当てやすさがアップ。フェイスラインやあごには、照射口の横幅が短め(20mm以内)だと凹凸にフィットしやすいのでおすすめです。
比較したなかには専用のアタッチメントが付属していても、照射口の位置が端から遠いものや横幅が広いものもありました。リファエピダブルのポイントケア用アタッチメントは(正方形)どちらの条件もクリアしているので、顔やVIOメインで使いたい人にもうってつけでしょう。
ちなみに、ポイントケア用アタッチメントは正方形・長方形の2種類が付属します。つけ替えるだけで自動的に低刺激モードに切り替わるので、部位ごとに使い分けられる点もメリットのひとつです。
リファエピダブルにはたくさんのよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
痛みが苦手な人は注意が必要です。出力調整は5段階。肌色の濃さを測定して誤照射を防ぐ肌色感知ストッパー機能がある点はよいものの、冷却機能は搭載していません。実際に、照射後の肌の表面温度をサーモカメラで測定したところ、4.68℃上昇していました。
リファのエピ クールとエピ ダブルクールを含め、比較した脱毛器のうち6割ほどが冷却機能を搭載。冷却方法は、アルミ窓タイプとサファイア冷却タイプの2種類に分かれます。アルミ窓タイプは照射口の周りを冷却、サファイア冷却タイプは光が当たる部分自体を冷却する仕組みです。
比較したなかでは、サファイア冷却タイプのほうが冷却機能が高い傾向がありました。リファ エピ クール・エピ ダブルクールも、サファイア冷却を採用。照射後の肌の表面温度はリファエピ クールが12.13℃、エピ ダブルクールは8.50℃下がっていました。
毛が濃く肌色が濃い人が多いVIOや、骨に近い口周り・すね・指は特に痛みを強く感じやすい部位です。リファ エピダブルをこれらの部位に使う際は、肌をクールダウンするために、冷たいタオルや保冷剤を用意しておくとよいでしょう。
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リファ エピダブルの基本的な使い方は以下のとおりです。
<使い方>
リファ エピダブルは防水仕様ではありません。水回り・浴室・湿度の高い場所で使用すると、感電・発火・故障・破損の原因になるので注意してくださいね。
リファ エピダブルが使えない部位は以下のとおりです。また、感電ややけどの危険があるため、濡れた肌への使用も避けてください。
<使用できない部位>
最後に、冷却機能が優れた脱毛器をご紹介します。
はじめて脱毛器を使う人には、パナソニック スムースエピ ES-WG0Aがおすすめです。光エネルギーは5.41J/cm2と高く、植毛シートに2回照射してダメージを受けた毛は28本中約21本と優秀。照射後の肌温度を12.86℃下げたサファイア冷却機能や、約21分で全身ケアが可能な照射スピードも魅力的です。
機能性を重視するなら、パナソニック スムースエピ パワー&クールもチェックしましょう。減毛効果と痛み軽減の両立に特化したモデルで、照射2回でダメージを与えた毛の本数は約22本と非常に多め。サファイア冷却の性能も比較したなかではトップクラスで、照射後の肌温度を15.54℃も下げました。
| ダメージを受けた毛の本数(実測値) | 20.7本 |
|---|---|
| 冷却タイプ | サファイア |
良い
気になる
| 光エネルギー | 5.41J/cm2 |
|---|---|
| 表面温度変化(実測値) | -12.86℃ |
| 肌色感知ストッパー機能 | |
| 重量(実測値) | 374g(ハンディ)/ 932g(コード込み) |
| 照射口から本体端までの長さ(実測値) | 8mm(I・Oゾーン用アタッチメント) |
| 照射口の横幅(実測値) | 26mm(I・Oゾーン用アタッチメント) |
| 本体の形状 | シャワーヘッド型 |
| 持ち手の横幅(実測値) | 4.8cm |
| コードレス | |
| 照射間隔(実測値) | 2.97秒 |
| 全身照射にかかる時間目安(実測値) | 20.73分 |
| 照射回数 | 約30万回 |
| 部位別のアタッチメント付き | |
| 美肌ケアあり | |
| 保証内容 | 1年間本体保証 |
| 保証期間 | 1年 |
パナソニック スムースエピ ES-WG0Aを検証レビュー!脱毛器の選び方も紹介
| ダメージを受けた毛の本数(実測値) | 21.7本 |
|---|---|
| 冷却タイプ | サファイア |
良い
気になる
| 光エネルギー | 5.72J/cm2 |
|---|---|
| 表面温度変化(実測値) | -15.54℃ |
| 肌色感知ストッパー機能 | |
| 重量(実測値) | 390g(ハンディ)/ 950g(コード込み) |
| 照射口から本体端までの長さ(実測値) | 7mm(フェイス&ボディ用、I・Oゾーン用アタッチメント) |
| 照射口の横幅(実測値) | 29mm(フェイス&ボディ用、I・Oゾーン用アタッチメント) |
| 本体の形状 | シャワーヘッド型 |
| 持ち手の横幅(実測値) | 4.8cm |
| コードレス | |
| 照射間隔(実測値) | 2.97秒 |
| 全身照射にかかる時間目安(実測値) | 20.73分 |
| 照射回数 | 約30万回 |
| 部位別のアタッチメント付き | |
| 美肌ケアあり | |
| 保証内容 | 1年間本体保証 |
| 保証期間 | 1年 |
Panasonic スムースエピ パワー&クール ES-WG0Bの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
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