シャープ オーブンレンジ PLAINLY RE-WF182をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

実際に調理すると、15分の加熱で味が染みた肉じゃがが完成。比較した商品には具材に硬さが残るものや、調理時間が60分もかかったものもあるなか、短時間でもしっかり火が通りました。

専門家は、「じゃがいもがほくほく、玉ねぎも甘みがでておいしい」と太鼓判。比較したなかではそのまま食卓に出せるほどおいしく仕上がったのは、シャープ製品だけでした。「自動あたため機能が便利」という口コミにも納得です。

作り方は、耐熱容器に食材を入れてラップをしたら、「らくチン！煮物メニュー」を選んでスタートするだけ。庫内のセンサーが蒸気を検知して、自動で加熱時間を調整します。

公式レシピがないため、ほかの商品と同じ条件でオーブンレンジ調理したところ、ローストビーフは生に近い状態に。比較した商品にはレア感を保ちつつ、しっかりと火が通っているものもありましたが、本商品はそのまま食べるには心配な仕上がりでした。

専門家も「調理時時間の調整が必要」とコメントしています。加熱時間を増やしたり、加熱出力を上げたりしてよく焼くとよいでしょう。

幕の内弁当をオートメニューで加熱したところ、お弁当全体があたたまって満足のいく仕上がりに。比較した商品には冷たいおかずと熱々のおかずが混在したものもあったなか、本商品は柔らかい食材が少し熱い程度でおいしく食べられました。

お弁当あたためのオートメニューを搭載しているので、細かい設定をしなくても、湿度センサーが食材の蒸気を検知して自動であたためます。オートメニューで調理する限りは、口コミのようなあたための弱さは気になりませんでした。

卵白を500Wのレンジで6分間加熱したところ、容器内の卵白は均一に固まりました。比較した商品には場所によって加熱が弱いものもありましたが、本商品はムラなく全体を強めに加熱できています。

比較したなかでは、本商品のように湿度センサーを搭載している商品は加熱ムラが少ない傾向がありました。湿度センサーがある商品は限られますが、ストレスなく一度であたためたいなら、チェックしておきたい機能です。

200℃に予熱したオーブンでホットケーキのタネを20分加熱したところ、奥側の一部分を除いてきれいに焼き色がつきました。比較したなかには、まったく焼き色がつかないものや、中心部が焦げやすいものもあるなか、おおむね満足できる仕上がりです。

奥側の熱が若干弱いため、完璧に仕上げたい人は様子を見て追加加熱したり、タイミングを見て向きを変えたりするとよいでしょう。

冷凍の豚薄切り肉をオートメニューで解凍したところ、ほぼ冷凍前の状態に戻すことができました。比較した商品のなかには、豚肉の重なっている部分が凍ったままのものもありましたが、1枚ずつきれいに剥がせて調理がしやすいですよ。

オートメニューには、「全解凍」「サックリ解凍」の2つのモードを搭載しています。全解凍ではすぐに調理できる状態まで解凍し、サックリ解凍では包丁が入る状態まで解凍します。料理によって解凍具合を調節できるのが便利ですね。

操作パネルは次に何を押せばいいのか予測がつきやすく、「説明書を見なくとも使える」とモニター5人全員から好評。比較した商品には、メニュー設定でボタンを連打する必要があるものもあったなか、ダイヤルでスムーズに操作できました。

オートメニューの設定も簡単です。本体にメニューが表示されているので、素早くダイヤルで設定できます。「使い方が難しい」という口コミに反し、40ものオートメニューを搭載した多機能モデルのわりに操作はシンプル。メーカーの謳い文句どおり、簡単に使いこなせるでしょう。

＜操作性についてのモニターコメント＞

1. 「時間設定をダイヤルで行えばいいので、非常にスムーズに操作することができる」
2. 「ボタンにアイコンや表示があったので、わかりやすかった」
3. 「直感的に操作しやすい」
4. 「オートメニューが勝手にレンジとオーブンで切り替わる」
5. 「本体にメニューが書いてあるので、説明書をみるまではいかない」

コメントは一部抜粋

一方で手入れに関しては、実際に掃除をしたモニターから「こびりついた汚れが落ちにくい」と不満の声が。「強く力を入れないと拭きとれない」「水吹きでも落とせない」という指摘がありました。

比較した商品には庫内表面に撥水・撥油加工が施されており、スッと汚れが落ちたものもあったなか、こまめな清掃が必要です。付着した油のニオイに関しては、油を焼き切るカラ焼き機能で対策できますよ。

＜お手入れのしやすさについてのモニターコメント＞

1. 「時間が経つとこびりついているものが、まったく取れなかった」
2. 「乾いたふきんでは全然汚れが落ちない」
3. 「こびりついて固まった汚れは水吹きでも落とせなかった」
4. 「濡れた手拭きなら、少しの力できれいに汚れを取れます」
5. 「水はけはよい」

コメントは一部抜粋