遮光性・難燃性・耐久性に優れたT/C素材を使用している、クローバー ワンポールテントTC 400。「設置が簡単」「親子3人でものびのび過ごせる」と評判です。しかし、「きれいに巻いて収納しても、サイズが大きめで重い」「出入りがしにくい」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、クローバー ワンポールテントTC 400を含むワンポールテント全11商品を実際に使って、組み立てやすさ・居住性・収納のしやすさ・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
クローバー ワンポールテントTC 400は、テント内で快適に過ごしたい人におすすめです。比較したなかには、出入り口が1か所で熱がこもりやすいものもあったなか、前後に出入口があるので風通しは良好。実際に入ったモニターからは「天井が高いので広く感じた」と居住性は好評で、口コミどおり空間は広びろしています。
展開時のサイズは、縦400×横350cm×高さ215cm。室内に荷物などを入れることを考えると、口コミ同様大人3人ほどでの使用がおすすめです。テントのサイズに対して出入り口が小さめなため、入る際にややかがむ必要があります。一方メッシュの目の細かさはモニターからも好評で、防虫効果が期待できそうです。
センターポールには金属製のショックコードが通っています。インナーテント内の中心部にセンターポールのストッパーがついていたのも、組み立てやすいポイントです。比較したなかには設置に手間取るものもありましたが、こちらは口コミどおり初見でもスムーズに設営可能。テント高は215cmと高いので、フライシートの取りつけは2人で行うとよいでしょう。
インナーテント・フライシートのベンチレーターにより換気が可能で、寒い季節や雨の日に雨風をしのげるスカートがついています。一方、使用頻度の高いランタンフックがついていないのはネック。比較した約8割の商品に採用されているインナーポケットもありません。
ポリエステル糸とコットン糸を混紡したT/C素材を使用し、遮光性・難燃性・耐久性に優れる機能的な商品。ただし、口コミのとおり、収納時のサイズが大きく約7.4kgと重いのがネック。駐車場からテント設営場所まで距離があると、持ち運びも大変な可能性があります。コンパクトで軽量なテントを探している人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
そもそもワンポールテントとは、1本のポールをテントの中心に立てて組むタイプのテントで、円錐形をしています。モノポールテントやティピーテントとも呼ばれ、かわいい見た目が人気です。
今回ご紹介するクローバー ワンポールテントTC 400もそのひとつ。ポリエステル糸とコットン糸を混紡したT/C素材を使用しているのが特徴で、遮光性・難燃性・耐久性に優れているとされています。
販売元は、東京に本社をおくクローバーが手がける、アウトドアブランドのFIELDOOR(フィールドア)。思い立ったら気軽にアウトドアが楽しめるグッズを販売しています。
テントにはポリエステル糸65%・コットン糸35%を混紡したT/C素材を使用しており、難燃性に優れているので焚火の火の粉で穴が開きにくいとのこと。また、遮光性も兼ね備えている素材です。
さらに、撥水加工と防カビ加工もプラス。元々、水を通しにくく、吸湿性に優れた素材ですが、防カビ加工を施すことで耐久性アップに繋げています。耐水圧は428mmです。
荷物や靴を置くのに便利な前室つき。雨が降ってきた場合でも靴や小さな荷物を濡れないように移動させることが可能です。フライシートのみで設営できるので、コットを使ってのテント泊やリビングとしての利用もできますよ。
サイズ展開は2種類。それぞれの組み立て時のサイズは以下のとおりです。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめに、テントを選ぶときに重要な組み立てやすさの検証です。コンテンツ制作チームのメンバー5人が実際にテントを設営。ポールの立てやすさ・インナーテントの立てやすさ・インナーテントへのフライシートの取りつけやすさの3点をチェックしました。
実際にセンターポールを組み立ててみると、モニター5人全員が組み立てやすいと回答。ポール内部にワイヤー状のショックコードがあり、簡単に組み立てられました。
比較したなかには、ゴム紐のショックコードがついた商品もあるなかで、モニターからは「ワイヤータイプのショックコードで、非常に張り具合がよい」と、外れにくさも好印象です。
<ポールの組み立てやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
実際にインナーテントを立てたモニター5人全員が、組み立てやすいと回答しました。インナーテントの中心部にはポールを引っかけるためのポケットがついていて、「設置が簡単」と口コミどおりの結果です。
比較したなかにはテントの中心部がわかりにくい商品もありました。こちらはモニターからも、「土台を固定できるように床部分が切り抜かれてあるので場所もわかりやすいし、安定性を感じた」とスムーズに組み立てられます。
インナーテントへのフライシートの取りつけは、天井が高いためやや時間がかかるという結果に。設営時のテントの高さが215cmなため、「背が高い人がいないとなかなか厳しい」と感じたモニターも。シートの正面もややわかりづらかったので、2人で行うか、背の高い人がいると設営しやすいでしょう。
<インナーテントの立てやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に、居住性の検証です。コンテンツ制作チームのメンバー5人が、風通しのよさ・出入りのしやすさ・メッシュの取り扱いやすさについてチェック・評価しました。
実際にテントに出入りしてみたところ、入る際にややかがむ必要があり、テントのサイズに対して出入口は低めでした。比較したなかで200cm以上の高さがある商品には、広い出入口を設けているものも。本商品には出入口が2つついていますが、出入りしやすいと答えたモニターは5人中1人。口コミどおり出入りはしにくいという結果となりました。
展開時のサイズは、縦400×横350cm×高さ215cm。口コミどおり少人数はもちろんファミリーでも使えます。公式サイトには大人4人がゆったりできるサイズと掲載。室内に荷物などを入れることを考えると、大人3人もしくは大人2人・子ども2人ほどでの使用がおすすめですよ。
<出入りのしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
テント内で過ごしてみると、前後2か所に出入り口があり風通りは良好。モニターの5人全員が風通しがよいと回答しています。
比較したなかには、出入口が1か所のみで風通しが悪く、テント内に熱がこもってしまう商品もありました。一方、本商品は風通りはよいものの、テント上部のメッシュ部分から風が抜けにくいのが気になります。モニターには熱がこもりやすさを感じた人も。夏場には、テント内の温度変化に気を配るのが望ましいでしょう。
メッシュの目の細かさはモニターからも好評で、防虫効果が期待できそう。ただし、ファスナーは滑らかで使いやすいですが、「入り口が二重なので少し使いにくさは感じる」と回答したモニターもいました。
<風通しのよさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
そして、車に積みこんだり自宅で保管するときに気になる収納のしやすさの検証です。重量や体積をチェックし評価しました。
収納時体積は0.02m2で、一般的なサイズです。しかし、収納時サイズが幅24×奥行24×高さ62cmと、ほかの商品に比べてやや大きめでした。口コミどおりコンパクトとはいえないものの、車の荷台を圧迫するほどではありません。自宅での保管も可能でしょう。
比較したなかでは約4kgと軽い商品もあったのに対し、重量は約7.4kgと重め。インナーテントの素材はポリエステルで軽量ですが、フライシートはT/C素材(ポリエステルとコットン)を使用しているため重くなっています。遮光性・難燃性・耐久性に優れた素材といわれており、性能を重視する人にはおすすめといえます。
最後に、機能性の検証です。6つの機能の有無をチェックしたところ、3つを搭載しており、機能性はそこそこという結果に。なお、詳細は以下のとおりです。
インナーテント・フライシートともに換気ができるベンチレーターが搭載。フライシートにはスカートがついているため、風や虫の侵入を防ぐのに役立つでしょう。夏だけではなく、寒さが気になる季節にも使いやすいといえます。
一方、キャンプでもよく使うランタンフックや、インナーポケットがなかったのが惜しい点でした。インナーポケットは比較した約8割の商品に採用されていたため、少々物足りなさを感じます。
クローバー ワンポールテントTC 400は、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入ができます。ぜひチェックしてみてくださいね。
クローバー ワンポールテントTC 400の組み立て方をご紹介します。
2.付属のスチールテントポールを繋げます
3.ベルトを伸ばした状態でペグを打ち込み、床面のゆるみがないようにベルトを引っ張り調整します公式サイトに画像つきで記載してありますので、そちらも参考にしてくださいね。
最後に、機能性と収納のしやすさを重視する人におすすめの商品をご紹介します。
コールマンジャパンのエクスカーションティピーII 325は、機能性重視の人におすすめ。電源コード用のジッパーがつきで、オートキャンプでも活躍するでしょう。組み立てやすく、2つの出入口により風通りが非常によいのが特徴です。収納時もややサイズはありますが、自宅や車内に難なく収納できます。
ロゴスコーポレーションのナバホ Tepee 300は、機能性も収納のしやすさもほしい人におすすめ。収納時のサイズが小さく、約4kgと軽量なのが魅力です。ベンチレーター・可動性のランタンフック・インナーポケットがつき、多機能。組み立てやすく、初心者でも直感的に設営できますよ。
展開時サイズ | 幅385×奥行325×高さ200cm |
---|---|
収納時サイズ | 直径19×幅60cm |
出入口の数 | 2つ |
収納時体積 | 約0.02㎥ |
---|---|
インナーテントのベンチレーターあり | |
フライシートのベンチレーターあり | |
ランタンフックあり | |
インナーポケットあり | |
焚き火対応 | 不明 |
インナーテントのフロア面積. | 不明 |
前室面積. | 不明 |
キャノピーあり | |
設営方式 | 組み立て式 |
フライ耐水圧 | 約1,500mm |
フロア耐水圧 | 約1,500mm |
フライシート素材 | 75Dポリエステルタフタ |
インナーテント素材 | インナー:68Dポリエステルタフタ、フロア:75Dポリエステルタフタ |
スカートあり | |
前室あり |
コールマン エクスカーションティピーII 325をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
展開時サイズ | 幅300×奥行250×高さ180cm |
---|---|
収納時サイズ | 幅52×奥行18×高さ18cm |
出入口の数 | 1つ |
収納時体積 | 約0.02㎥ |
---|---|
インナーテントのベンチレーターあり | |
フライシートのベンチレーターあり | |
ランタンフックあり | |
インナーポケットあり | |
焚き火対応 | 不明 |
インナーテントのフロア面積. | 不明 |
前室面積. | 不明 |
キャノピーあり | |
設営方式 | 組み立て式 |
フライ耐水圧 | 約1,600mm |
フロア耐水圧 | 約3,000mm |
フライシート素材 | 難燃性ポリエステルタフタ(耐水圧1600mm、UV-CUT加工) |
インナーテント素材 | インナー:ポリエステルタフタ(ブリーザブル撥水加工)、フロア:ポリエステルタフタ(耐水圧3000mm) |
スカートあり | |
前室あり |
ロゴス ナバホ Tepee 300をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。