簡単に組み立てられ、気軽にキャンプを楽しめると評判の、TARAS BOULBA TB ワンポールティピー。しかしインターネット上では実際の口コミが少なく、「本当に組み立てやすいのか」「快適に過ごせるのか」と不安で、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、TARAS BOULBA TB ワンポールティピーを含むワンポールテント全11商品を実際に使ってみて、組み立てやすさ・居住性・機能性・収納のしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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目次
結論からいうとTARAS BOULBAのTB ワンポールティピーは、夏場のキャンプに使いたい人におすすめです。出入り口は2か所あるうえ、インナーテントの側面はメッシュ仕様になっています。ベンチレーターも搭載しており、虫の侵入を防ぎつつしっかりと風を取り込めました。
さらに出入り口は大きめなため、かがまなくとも通れた点も高評価です。風の侵入を防ぐスカートがついていないのは惜しいものの、ランタンフック・インナーポケットはついており、機能性は申し分ありません。
また組み立てに難しい工程はなく、初心者でも簡単に設営できました。ただし、重量は6kgとやや重め。比較したほかの商品には4kg台と軽いものがあったことをふまえると、持ち運び時などにかさばる可能性があります。収納スペースにおさまるか、あらかじめ確認しておきましょう。
公式サイトでの販売価格は税込39,900円(執筆時点)と、全体でも中間くらいの価格です。組み立てやすさ・通気性に優れているので、暑い季節でも過ごしやすいテントをお探しの人はぜひ検討してみてください。
そもそもTB ワンポールティピーは、1976年に創業した老舗のアウトドアブランドであるTARAS BOULBA(テラスブルバ)から販売されている、ワンポールテントです。
ワンポールテントとは、1本のポールを真ん中に立てて組み立てていく形式のもの。円錐形のかわいらしいデザインが特徴です。
フライシートの生地には、丈夫なリップストップポリエステルを採用。紫外線遮へい率90%以上を謳うUVカット加工を施しており、3,000mmの耐水圧を備えました。
またフロア部分はポリエステル製で、裏面には撥水・防水効果が期待できるポリウレタンコーティングを加工しています。耐水圧が3,000mmあるのも魅力です。
なお、そのほかのスペックは以下のとおり。
<スペック一覧>
・展開時のサイズ:幅335×奥行240×高さ205cm
・ポールの素材:アルミニウム合金
・付属品:ペグ17本/ロープ4本/収納ケース
TARAS BOULBAでは、インナーテントの下に敷く専用のグランドシートも別売りで販売されています。地面からくる湿気の軽減につながるので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
テントでの過ごしやすさにおいて重要になるのが、居住性です。さらに機能性も充実していると、より魅力的ですよね。
そこで実際にmybestのスタッフで使用してみたところ、テントの前後を開閉でき、快適に過ごせました。
フライシート・インナーテントともに、ベンチレーターを装備しています。とくに、インナーテントにある天井部のベンチレーターは開閉が可能。さらに側面の3か所もメッシュ仕様になっており、風通しのよさを感じました。
比較したほかの商品はメッシュ部分が小さく、テント内に熱がこもりやすいものもあったなか、通気性に優れています。
検証に参加したスタッフからは「暑い季節でも過ごしやすそう」との声も。さらにメッシュの網目も細かく、虫の侵入防止機能も期待できますよ。
またテント自体のサイズはコンパクトながら、出入り口は大きく開きます。出入り口を開閉するファスナーはやや小さめですが、そこまでかがまなくとも出入りできました。
機能面ではスカート・電源コード用のジッパーこそなかったものの、ランタンフックや小物を収納できるインナーポケットを搭載。ある程度の付加機能は備わっています。
なおフライシートだけでも自立するよう設計されているため、テントのほかシェルターとしても活用できますよ。
テントは、できるだけ短時間で組み立てられるものを選びたいですよね。
そこで実際にmybestの男女スタッフでテントの設営を行ったところ、力をほとんどいれなくとも完成できました。比較したほかの商品にはポールを指す位置に迷ってしまったものもあったなか、本品はわかりやすいよう設計されています。
加えて、センターポール内にショックコードが通っていた点も高評価です。フライシートとインナーテントを広げて四隅をペグで固定し、ポールを立てるだけで作業は完了します。
テントのサイズ感がコンパクトかつシンプルな構造により、スタッフからも「初心者でも組み立てやすい」と好評でした。天井も高すぎないため、フライシートの取りつけなど背の低い人でも作業しやすいでしょう。
なお、組み立てのおおまかな手順は以下のとおりです。
<組み立て方>
①インナーテントを広げて、四隅をペグで地面に固定する
②インナーテントの上からフライシートをかぶせる
③フライシートの真ん中にポールを立てる
④フライシートをペグで固定する
テントは車に積み込んで持ち運ぶほか、使わないときは自宅での保管が必要です。そこで各商品の重量・体積から、収納性を評価していきます。
実際に計測したところ、収納時のサイズは幅60×奥行20×高さ20cm・体積は約0.02㎥という結果に。さらに、重量は約6kgあります。4kg台と軽量であった上位商品に比べると、やや重さを感じました。
収納スペースにゆとりがないとかさばる可能性もあるため、車の荷室や自宅の保管場所に収納できるか、事前にスペースを確認しておくとよいでしょう。
なおテントの一般的な折りたたみ方は、以下のとおりです。ぜひ参考にしてみてください。
<折りたたみ手順>
①フライシートの天井部を寝かせた状態で広げ、縫い目に沿って三角形に折りたたむ
②三角形の状態から、天井部と端を内側に折りたたんで長方形に整える
※このとき、ポールの長さと長方形の短辺の長さを一致させるようにする
③センターポールを真ん中から順に折りたたんでいく
④フライシートの生地にインナーテントの生地をのせ、センターポールを中心に巻いてまとめる
空気を抜きながら巻いていくと、よりコンパクトにまとめられますよ。
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テントは、突然の雨や結露により濡れてしまう場面が多くあります。濡れたままの状態で保管すると、カビが発生してしまうことも。
そのため収納する前にテントを日光に当てて、しっかり乾燥させるのがおすすめです。天候の悪い日は、浴室乾燥機を使うなど家に持ち帰ってからきちんと乾かしてくださいね。
最後に、ほかの魅力をもった商品をご紹介します。
LOGOSのナバホ Tepee 300は、重さ約4.0kgと軽量なのが特徴です。さらに収納時のサイズも幅52×奥行18×高さ18cm・体積約0.02㎥と比較的コンパクト。車の荷室や自宅で保管する際にも、それほど収納スペースをとらずに置けます。付属のランタンフックは大型かつ可動するタイプなので、シーンにあわせて楽しめますよ。
コールマンのエクスカーションティピーII 325は、電源コンセントを通せるジッパーがついています。外部から電源を取れるため、夏場は扇風機・冬場は電気マットなどを使って、より快適に過ごせるでしょう。またテントの前後には大きな出入り口があり、風通しも良好です。出入りの際も大きくかがむ必要はありませんでした。
展開時サイズ | 幅300×奥行250×高さ180cm |
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収納時サイズ | 幅52×奥行18×高さ18cm |
出入口の数 | 1つ |
収納時体積 | 約0.02㎥ |
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インナーテントのベンチレーターあり | |
フライシートのベンチレーターあり | |
ランタンフックあり | |
インナーポケットあり | |
焚き火対応 | 不明 |
インナーテントのフロア面積. | 不明 |
前室面積. | 不明 |
キャノピーあり | |
設営方式 | 組み立て式 |
フライ耐水圧 | 約1,600mm |
フロア耐水圧 | 約3,000mm |
フライシート素材 | 難燃性ポリエステルタフタ(耐水圧1600mm、UV-CUT加工) |
インナーテント素材 | インナー:ポリエステルタフタ(ブリーザブル撥水加工)、フロア:ポリエステルタフタ(耐水圧3000mm) |
スカートあり | |
前室あり |
ロゴス ナバホ Tepee 300をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
展開時サイズ | 幅385×奥行325×高さ200cm |
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収納時サイズ | 直径19×幅60cm |
出入口の数 | 2つ |
収納時体積 | 約0.02㎥ |
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インナーテントのベンチレーターあり | |
フライシートのベンチレーターあり | |
ランタンフックあり | |
インナーポケットあり | |
焚き火対応 | 不明 |
インナーテントのフロア面積. | 不明 |
前室面積. | 不明 |
キャノピーあり | |
設営方式 | 組み立て式 |
フライ耐水圧 | 約1,500mm |
フロア耐水圧 | 約1,500mm |
フライシート素材 | 75Dポリエステルタフタ |
インナーテント素材 | インナー:68Dポリエステルタフタ、フロア:75Dポリエステルタフタ |
スカートあり | |
前室あり |
コールマン エクスカーションティピーII 325をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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