持ち運びやすいコンパクトさと軽量さを謳う薪ストーブ、カンセキ テンマクデザイン ストーブS。フタを外せばキャンプ料理の直火調理に使えるところも魅力です。「コンパクトに持ち運べる」と評判ですが、「煙突の長さが足りない」「暖房性に欠ける」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のキャプテンスタッグやペトロマックスなどの薪ストーブとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、薪ストーブ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
カンセキ テンマクデザイン ストーブSは、ソロキャンプ用の薪ストーブをお探しの人におすすめです。収納時サイズは幅21.5×奥行36.5×高さ23cmとコンパクトなうえ、6.3kgと軽量なので、1人でも持ち運びやすいでしょう。収納サイズが大きいホンマ製作所 ステンレス 時計1型薪ストーブセット ASS-60のようにトランクを圧迫しません。
頑丈さも魅力で、サビにくいステンレス製に加えて、衝撃に強い円形の燃焼部。熱による変形が少ない固定式であるところもポイントで、サビやすいスチール製のPetromax ポータブル薪ストーブ 13380よりも長期間使いやすいでしょう。
煙の流れを変えるダンパーによって、ストーブ内部の温度をあげやすく、薪ストーブ初心者でも火力調整しやすいところもメリット。組み立てがほとんどいらない固定式で、ネジを必要とするSOOMLOOM 折りたたみ式薪ストーブのような手間が少ないですよ。灰の量も少ないので、使い慣れていない人でも掃除や準備がしやすいところも好印象です。
ただし、コンパクトゆえに発熱部分も小さくあまり高い暖房性は期待できません。火の粉を抑えるスパークアレスタや煙突を固定するガイロープリングもないので、強風時や大きめのテントだと中で使いにくいところもネック。煙突パーツも7つと多いので、撤収には少し時間がかかるかもしれません。雪山でのアウトドアよりも、肌寒い程度の環境でのソロキャンプやバックパッカー向きの商品といえます。
実際にカンセキ テンマクデザイン ストーブSと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
カンセキ テンマクデザイン ストーブSよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
そもそも薪ストーブとは、薪を燃料とした煙突つきのストーブのことをいいます。薪で火を起こして発生する放射熱であたためるので、長時間あたたかさをキープできるところが魅力。また、煙突で排気ができ、テント内で使えるところもメリットです。
カンセキ テンマクデザイン ストーブSは、フタを外せば直火調理が可能な薪ストーブ。キャンプやアウトドアシーンで手軽に本格的なキャンプ料理を楽しみたい人にぴったりです。特筆すべきは、そのコンパクトなサイズで、誰でも手軽に持ち運べるうえ、片づけの手間も少ないので、ソロキャンプや荷物を最小限に抑えたい人にうってつけといえるでしょう。
ステンレス304を使うことで、高い強度と耐久性を生み出し、長期間に渡り愛用しやすい薪ストーブを謳っています。
今回はカンセキ テンマクデザイン ストーブSを含む、薪ストーブ全11商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
ほかの薪ストーブと持ち運びやすさなどを比較したところ、カンセキ テンマクデザイン ストーブSには、以下4つのメリットがありました。一つひとつ紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
収納時のサイズは幅21.5×奥行36.5×高さ23cmとコンパクト。車に積んでもスペースを圧迫せず、ほかの荷物を置く場所を占領する心配が少ないでしょう。
さらに、本体はステンレス製でサビにくく、雨の日などでも使いやすいところも好印象。円形になった燃焼部は衝撃による破損の心配が少ないですよ。
薪ストーブの扱いがはじめてという人でも使いやすく、ダンパーの存在により熱気が煙突から逃げにくいので、テント内を素早くあたためてくれます。隙間のない設計で、庫内温度をキープし、テントのなかであたたく快適に過ごせるでしょう。
とくに薪ストーブの組み立てに慣れていない人でも、組み立てがほとんど不要な固定式なので煙突と脚部の準備だけですぐに使えます。また、煙突が接続するだけで完成する連結式となっているところもうれしいポイントです。
火力調整のしやすさや持ち運びやすさがメリットの本商品ですが、3つほどデメリットもあるので見ていきましょう。
本体の3辺の和は64.4cm、薪が入る部分は39cmと発熱部分が小さく、冬のキャンプでの長時間の使用などには向いていないかもしれません。
対して本商品で氷点下環境のアウトドアは厳しいので、持っていくとしたらそこまで厳しい冷え込みにならない長野・山梨などの中部地方がおすすめです。
火の粉を抑えるスパークアレスタがついていないところも評価が伸び悩んだ要因の一つ。テントに火の粉が飛ぶ危険性があるので、注意が必要です。
本商品は煙突の収納に手間がかかる点がネック。煙突パーツが全部で7個と多いので、本体の中にこれらをしまう作業に手間を感じます。撤収をスピーディに行いたい人にとっては、使いにくいかもしれません。
素材 | ステンレス |
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本体の設営方式 | 固定式 |
総重量(実測値) | 6.3kg |
煙突の高さ(実測値) | 1.89m |
ダンパー付き | |
本体のサイズ | スモールサイズ |
煙突のタイプ | 連結型 |
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本体の形状 | 丸型 |
ガラス窓付き | |
収納袋付き | |
サイドシェルフ付き | |
吸気レバー付き | |
スパークアレスター付き | |
ガイロープリング付き | |
調理用の穴付き |
バイクでも持ち運べそうなほどの軽さやコンパクトさが魅力のカンセキ テンマクデザイン ストーブSですが、やや暖房性に欠けるので、気になる人は以下のような商品も検討してみてください。
また、薪を入れるスペースが57㎝と広くたくさんの薪を追加できるうえスチール製で蓄熱性に優れているので、冬の山でもテント内であたたかく過ごせます。暖房性が高く、氷点下でもアウターなしで快適に過ごせるでしょう。
テントに火花が落ちる心配が少なく、風の影響を受けにくいので、風の強い日でも使いやすいでしょう。
薪ストーブの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。テンマクデザインのウッドストーブ以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
収納時の幅 | 26cm |
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収納時の奥行 | 40cm |
収納時の高さ | 30cm |
収納時の幅(実測値) | 25cm |
収納時の奥行(実測値) | 39.5cm |
収納時の高さ(実測値) | 34cm |
使用時の幅 | 40cm |
使用時の奥行 | 44.5cm |
使用時の高さ | 21.6cm |
最大薪長さ | 不明 |
素材 | ステンレス |
煙突のタイプ | 連結型 |
本体の形状 | ボックス型 |
本体の設営方式 | 固定式 |
重量 | 8.5kg |
総重量(実測値) | 10.3kg |
本体の表面積(実測値) | 不明 |
本体奥行の内寸(実測値) | 不明 |
煙突付き | |
煙突の高さ | 不明 |
煙突の高さ(実測値) | 2.15m |
付属品 | 煙突、ダンパー付き煙突、煙突蓋、灰落とし用スクレーパー、火格子、シェルフ、収納バッグ、ハンドル |
煙突径 | 76.2mm |
ガラス窓付き | |
取っ手付き | 不明 |
二次燃焼機能 | |
収納袋付き | |
サイドシェルフ付き | |
ダンパー付き | |
吸気口の開閉 | |
吸気レバー付き | |
スパークアレスター付き | |
ガイロープリング付き | |
調理用の穴付き | |
最大熱出力 | 不明 |
暖房面積 | 不明 |
脚の高さ調節 | 不明 |
焼き網付き | 不明 |
本体の幅(実測値) | 25.3cm |
本体の奥行(実測値) | 40.2cm |
本体の高さ(実測値) | 25.3cm |
本体のサイズ | ミドルサイズ |
素材 | スチール |
---|---|
本体の設営方式 | 固定式 |
総重量(実測値) | 11.9kg |
煙突の高さ(実測値) | 2.41m |
ダンパー付き | |
本体のサイズ | ミドルサイズ |
煙突のタイプ | 連結型 |
---|---|
本体の形状 | 丸型 |
ガラス窓付き | |
収納袋付き | |
サイドシェルフ付き | |
吸気レバー付き | |
スパークアレスター付き | |
ガイロープリング付き | |
調理用の穴付き |
ペトロマックス 薪ストーブ ロキ2の口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
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