ogawa ワークタフストーブ380アカネは、バイクに積んで薪ストーブを持ち運びたい人におすすめです。収納時サイズが幅25×奥行39.5×高さ34cmとコンパクトなうえ、収納袋もついているので、あまりスペースを取らずに持ち運べます。幅38.5×奥行63×高さ34cmのホンマ製作所のステンレス 時計1型薪ストーブセットのような圧迫感もありません。ストーブ内部の温度を効率よく上昇できるところも魅力。ダンパーが煙の流れを調節してくれるので、Gstove Heat Viewのようなダンパーがついていない商品に比べて熱気を逃さずあたたかさをキープできます。初心者でも扱いやすいので、薪ストーブを扱い慣れていない人にもぴったりです。加えて、ステンレス製なので蓄熱性にも優れ、比較したチタン製のストーブよりも高い暖房性を発揮しました。氷点下でもアウターなしで快適に過ごせるでしょう。煙突の長さも2.15mと十分なので、火の粉がテントに落ちる心配も少ないですよ。固定式なので、組み立ても簡単。脚部と連結式の煙突の準備だけですぐに使い始められます。灰が出る量も少なく、掃除もしやすいところもうれしいポイント。ステンレス製でサビにくいうえに、熱による変形がしにくいので、衝撃さえ与えなければ長く使い続けられます。一方で、重量が10.34kgとやや重い点がネック。煙突のパーツも7個と多く撤収に少し時間がかかってしまいそうですが、暖房性の高さとコンパクトさは、冬のキャンプやバイクで移動するバックパッカーにぜひ検討してほしい商品です。
ホンマ製作所 ステンレス 時計1型薪ストーブセット ASS-60は、長く使えて手間なく暖を取れるものがほしい人におすすめです。本体の素材には、錆に強く耐熱性に優れたステンレスを採用。連結部分が少ない固定式モデルで、比較した折りたたみ式や組み立て式より本体が曲がりにくい点もメリットです。形状は時計型で外部からの衝撃にも強く、長く使い続けられるでしょう。暖房性の高さも非常に優秀。本体の3辺の和は126.7cmと比較した商品のなかでもトップクラスの大きさです。サイズが大きいほど暖房性が高い傾向があり、本品も「とても暖かい」との口コミどおり真冬のキャンプにも活躍するでしょう。薪を入れる部分も76cmと大きく、フルサイズの40cm程度の薪をそのまま入れられます。準備・片づけの手間が少ないのもうれしい点です。本体の組み立てがほぼ不要な固定式で、4パーツを組み合わせるだけでスピーディに設置が完了。早く暖を取りたいシーンにも重宝します。ただし底網がないため、薪の燃え残りや灰が出やすい点は理解しておきましょう。安全面は高評価には届かず。煙突の長さは、比較した全商品の平均値2.06m(※執筆時点)に対して1.26mと短めです。火の粉を防ぐスパークアレスターはあるものの、高さ約1mの位置に煙突穴があるテントで使うと、火の粉が落ちるリスクがあるといえます。ロープをつけるガイロープリングもないため、強風時は使用を控えるのが無難でしょう。火力調整のしやすさもあと一歩。煙突と本体を遮断して本体温度の上昇を防ぐダンパーがなく、本体温度が上がり続けてしまう点がネックです。重さは実測値で6.46kgと軽量ですが、収納時のサイズは幅38.5×奥行63×高さ34cmと大きく、「持ち運びしにくい」との口コミも否定できません。携行性や収納性にこだわるなら、上位商品も検討してみてください。
Mt.SUMI Woodstove AURA ver.2は、家族や友人と快適に冬キャンプを楽しみたい人におすすめです。本体の3辺の和が104.2cmと発熱部が大きいので、暖房性の高さは比較したなかでもトップクラス。蓄熱性の高いスチール素材ということもあって、冬山でもテントではアウターを脱いで快適に過ごせます。メーカーがアピールする大きなガラス窓で、ダイナミックな炎の揺らぎを体感しながら、家族や仲間とゆったり暖を取れるでしょう。煙突と本体を遮断するダンパーが付属しており、温度調節も簡単です。温度が上昇したときにダンパーを閉めれば、快適な温度をキープできます。組み立てのいらない固定式なので、本体の隙間が少なく熱も逃げません。効率的に庫内の温度を上げられるので、薪の消費も抑えられますよ。安全面も高評価を獲得しました。煙突の長さが2.69mあり、火の粉の飛散を防ぐスパークアレスターも付属していて、テントに火の粉が落ちにくい設計です。人気のホンマ製作所「RS-41」は煙突が0.95mと短く、テント内に安全に設置するには延長用の煙突が必要でした。本商品はガイロープリングも付属しており、風にも耐えられるでしょう。脚部パーツを開くだけと本体の準備は簡単ですが、煙突の設置には時間がかかります。比較した約6割の商品は煙突のパーツ数が3~6個でしたが、本商品は8個と多めです。燃焼効率を上げる底網もないので燃え残りの炭が多く、片付けもやや手間でした。口コミどおり総重量は23.8kgと重く、1人では運べません。車のトランクも圧迫するでしょう。価格は、公式サイトによると税込66,000円(※執筆時点)。2万円以下で買える商品もあるなかで高価ではありますが、暖かさやデザイン性・安全性の高さは価格相応といえます。非常に重いので、家族や友人と複数人でキャンプに行くときに使うのがおすすめですよ。持ち運びにくさが気になる人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね!
TOMOUNT チタン薪ストーブは、コンパクトな折りたたみ式でツーリングキャンプにぴったりな1台です。発熱部は小さいものの、メーカーの謳い文句どおりたたむとノートパソコン程度のサイズになり、バイクの荷台にくくりつけられます。総重量は2.84kgと、比較したなかでもトップクラスの軽さです。同程度のサイズのSOOMLOOM「折りたたみ式薪ストーブ」は3.2kgだったのに対し、こちらは片手でも持ち運べるでしょう。コンパクトさゆえに、暖房性能はいまひとつ。比較した結果、発熱部3辺の和が90cm程度あれば冬山でも快適に過ごせる傾向がありましたが、本商品は3辺合計で66.1cmと小さめでした。アウターと併用して寒さを凌ぐ必要があるでしょう。薪が入る部分の大きさも39cmと小さく、口コミどおり市販の薪はそのままでは入らない場合がありそうです。折りたたみ式なので、準備・後片づけには手間がかかります。巻き式の煙突は、巻きグセがつくまでは1人で組み立てるのに苦労するでしょう。比較したホンマ製作所「RS-41」など固定式の商品は、準備が非常に楽でした。チタン製で錆には強いものの、折りたたみ式の商品は口コミで指摘されていたように熱で変形しやすく、耐久性も気になります。安全性は高い設計です。煙突の長さは2.31mと高めで、火の粉の飛散を防ぐスパークアレスターも付属していました。火の粉がテントに落ちて燃えるリスクは低いでしょう。ロープで煙突を補強するガイロープリングが付属しており、風に煽られにくいのもポイントです。ダンパーつきで温度調整もできるので、機能面は充実しているといえます。価格は執筆時点でECサイトにて4万円台です。比較したほかの商品の値段は1万〜7万円台と幅広く、こちらは中〜高価格帯の立ち位置といえます。バイクで持ち運べるほどコンパクトになる組み立て式商品は多くないので、ツーリングやソロキャンプなら有力候補となるでしょう。暖かさを重視するなら、ほかの商品も検討してみてくださいね。
ホンマ製作所 クッキングストーブ RS-41は、固定式で組み立てが非常に簡単なのでソロキャンパーにもおすすめです。比較したほかの固定式の商品は脚部パーツを取りつける必要がありましたが、こちらは脚を開く必要もなくそのまま使えます。煙突のパーツも3つと少なく、準備は非常に簡単。底網が付属しており、薪が燃え切りやすく灰が少ない点もメリットです。後片づけもしやすいでしょう。本体の発熱部が大きく、冬でもアウターを脱いで快適に過ごせます。発熱部の3辺の和は107.5cmあり、比較したSoomloom「折りたたみ式薪ストーブ」の73cmより大きめ。「市販の薪が入らない」という口コミもありますが、薪が入る部分の大きさは実測で62cmあり、一般的なサイズの薪なら切ったり割ったりせず追加できました。隙間が少ない構造で、庫内温度を上昇させやすいのもメリット。ただし温度調節が難しいので、テント内が暑くなりすぎないようにこまめに換気が必要です。サイズは大きく車の荷室を圧迫するものの、6kgと比較的軽め。同じサイズ感のMt.SUMI「Woodstove AURA ver.2」は23.8kgでしたが、本商品は1人でも動かしやすいでしょう。口コミで指摘があったように煙突は短く、排気するにはテントを低く張る必要があります。煙突の長さは0.95mと比較したなかでは最も短く(※執筆時点)、火の粉が飛ぶ以前に、そのままではテントから煙突がほぼ出ませんでした。テント内で使用する場合は、別売りの延長用の直筒を用意しましょう。価格は執筆時点で税込13,600円(公式サイト参照)。比較的手頃ですが、5万円以上の高級機にも劣らぬ暖房性能があり、まさに口コミどおりの高コスパ商品です。新潟市ふるさと納税の返礼品としても採用されているので、はじめての1台として挑戦しやすいでしょう。煙突の短さやサイズの大きさが気になる人は、ほかの商品も検討してみてくださいね!
カンセキ テンマクデザイン ストーブSは、ソロキャンプ用の薪ストーブをお探しの人におすすめです。収納時サイズは幅21.5×奥行36.5×高さ23cmとコンパクトなうえ、6.3kgと軽量なので、1人でも持ち運びやすいでしょう。収納サイズが大きいホンマ製作所 ステンレス 時計1型薪ストーブセット ASS-60のようにトランクを圧迫しません。頑丈さも魅力で、サビにくいステンレス製に加えて、衝撃に強い円形の燃焼部。熱による変形が少ない固定式であるところもポイントで、サビやすいスチール製のPetromax ポータブル薪ストーブ 13380よりも長期間使いやすいでしょう。煙の流れを変えるダンパーによって、ストーブ内部の温度をあげやすく、薪ストーブ初心者でも火力調整しやすいところもメリット。組み立てがほとんどいらない固定式で、ネジを必要とするSOOMLOOM 折りたたみ式薪ストーブのような手間が少ないですよ。灰の量も少ないので、使い慣れていない人でも掃除や準備がしやすいところも好印象です。ただし、コンパクトゆえに発熱部分も小さくあまり高い暖房性は期待できません。火の粉を抑えるスパークアレスタや煙突を固定するガイロープリングもないので、強風時や大きめのテントだと中で使いにくいところもネック。煙突パーツも7つと多いので、撤収には少し時間がかかるかもしれません。雪山でのアウトドアよりも、肌寒い程度の環境でのソロキャンプやバックパッカー向きの商品といえます。