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ニコン COOLPIX P1000をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

焦点距離3,000mmの超望遠で月や惑星の撮影もできるネオ一眼、ニコン COOLPIX P1000。「グリップが深くしっかり持てる」と評判です。しかし、「ピントが合わない」「暗所に弱い」などの気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?


そこで今回は、ニコン COOLPIX P1000を含むネオ一眼全9商品を実際に使ってみて、オートフォーカスの優秀さ・画質のよさ・使い勝手のよさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

2024年11月29日更新
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本コンテンツに記載の検証結果は2023年08月までの情報です

目次

はじめに結論!超高倍率で野鳥や天体の撮影にぴったり。迷わずフォーカスでき、解像感も十分

ニコン
COOLPIXCOOLPIX P1000P1000

2018/09/14 発売

148,000円

COOLPIX P1000
重量約1,415g
センサーサイズ1/2.3型
総画素数1,679万画素
光学ズーム倍率125倍
35mm判換算焦点距離24~3,000mm
ISO感度100~6,400

ニコン COOLPIX P1000は、望遠・超望遠で野鳥や天体写真を撮りたい人におすすめです。比較したなかで35mm判換算の焦点距離は1,000mm前後の商品が多いなか、3,000mmとトップクラス。光学125倍ズームも可能です。実際に望遠・超望遠域の撮影をしたところ、被写体の金属のキズなど細かい部分まで再現できるほどの高画質でした。


「ピントが合わない」という口コミがありましたが、合焦率は89%と高く、フォーカスが迷う場面もほぼありませんでした。比較したなかにはピントがなかなか合わない商品もあったのに対し、よほど動きが速い被写体でなければ困ることはないでしょう。


「暗所に弱い」との口コミどおり、暗い場所ではノイズが目立ちました。ディテールも大きく失われています。比較したなかでは、本商品と同じ1/2.3型センサー搭載モデルよりも1型センサー搭載の商品のほうが暗所撮影が得意な傾向がありました。明るい場所でも広角撮影時は画面端の解像感が控えめなので、遠くの被写体を撮りたい人向けといえます。


実際にカメラを握ったモニターからは、口コミどおりホールド感が好評でした。グリップが若干大きめで、モニターは「一般男性の手にほどよいサイズ」とコメントしています。ただし、比較した商品には500g以下と軽いものもあったのに対し、重量は約1,415gとかなり重めです。ズームレバーも指が届きにくい位置にあり、手が小さいと扱いにくいでしょう。


公式サイトでの価格は、執筆時点で税込149,600円です。「光学125倍の超望遠ズームでさらなる未体験の領域へ」という謳い文句どおり、惑星や野鳥の撮影にはぴったりですが、ボケ感や解像感は1型センサー搭載商品には及ばず。画質重視で選びたい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。

ニコン COOLPIX P1000とは?

ニコン COOLPIX P1000とは?

そもそもネオ一眼とは、一眼レフのような見た目をしたコンパクトデジタルカメラのことです。ズーム倍率が非常に高く、多くの機種がファインダーを搭載しています。晴天下での視認性に優れ、正しい姿勢を維持しながら撮影できるのがメリット。野鳥・飛行機の撮影や、スポーツ観戦・テーマパークのパレードでも活躍するでしょう。


ニコンは1917年創業の老舗光学機器メーカーです。カメラを主力商品とし、双眼鏡や望遠鏡なども販売しています。今回ご紹介するCOOLPIX P1000は、月や惑星までも撮影できるというネオ一眼です。35mm判換算3,000mmの光学125倍ズームという望遠鏡並みのスペックを誇り、国内外で大きな話題となりました。なお、最短焦点距離は1cmです。


光の取り込み量を示すF値はF2.8~F8とかなり広く、シーンに合わせて明るさを調整できます。動画撮影機能は4K30pとフルHD60pに対応。決定的なシーンを逃さないよう動画で撮影し、あとで好みの瞬間だけを写真として保存することもできます。

動きの速い被写体も捉えられるスペック。月・鳥の専用モードを搭載

動きの速い被写体も捉えられるスペック。月・鳥の専用モードを搭載

シャッタースピードは1/4,000~1秒で動きの素早い野鳥撮影にも対応できる性能です。野鳥の撮影時などにあえてブレさせて、躍動感のある写真も撮れますよ。画素数は1,605万画素で、撮影時のエフェクトや画像編集がしやすくなる機能も豊富です。


超望遠での撮影を気軽に楽しめるよう、月モード・鳥モードを搭載しているのも魅力。モードダイヤルを変更して撮影するだけで、ピント合わせが楽になります。鳥モードは最大画像サイズでの高画質連写にも対応しており、一瞬を逃しません。

本体サイズはかなり大きめ。Wi-FiやBluetoothでデータをシェアできる

本体サイズはかなり大きめ。Wi-FiやBluetoothでデータをシェアできる

本体サイズは幅146.3×奥行181.3×高さ118.8mmとかなり大きめ。操作性とホールド性を高めたデザインを採用しており、カメラを構えたまま片手で各種設定を変更できます。付属のACアダプターとUSBケーブルを直接カメラに接続して充電します。フル充電で撮影可能枚数は約250枚です。


データはSDカードに保存され、Wi-Fiを経由してスマホに転送できます。「SnapBridge」というアプリを使えば、スマホやタブレットとBluetooth接続できるのも便利です。SNSに写真をアップしたり、ほかの人とシェアしたりしたいという人にもおすすめ。なお、付属品は以下のとおりです。


付属品

  • ストラップ
  • レンズキャップ LC-77
  • Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL20a
  • 本体充電ACアダプター EH-73P
  • USBケーブル UC-E21
  • バヨネット式レンズフード HB-CP1

実際に使ってみてわかったニコン COOLPIX P1000の本当の実力!

今回は、ニコン COOLPIX P1000を含むネオ一眼全9商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。

具体的な検証内容は以下のとおりです。

  1. オートフォーカスの優秀さ
  2. 画質のよさ
  3. 使い勝手のよさ

フォーカスはほとんど迷わない。拡大時は少しピントがずれる

フォーカスはほとんど迷わない。拡大時は少しピントがずれる

まずは、オートフォーカスの優秀さの検証です。


外光を遮断した室内に、走行する電車のおもちゃを設置。コース上を走る車両を離れた場所から撮影し、合焦率とフォーカスが迷った回数からオートフォーカスの性能を評価しました。なお、条件は以下のとおり統一しています。


  • シャッタースピードは1/125秒・焦点距離は約400mm・連写モードはHとし、その他の設定はオートとする
  • フォーカスモードはコンティニュアスAF・フォーカスエリアは中央1点とし、列車模型の先頭車両前面・側面を狙う
  • 室内の光量は約800ルクスとする
  • 画面上で合焦マークが出た場合にシャッターを切る

走行するおもちゃの電車を撮影すると、迷わずフォーカスできました。「ピントが合わない」という口コミに反して合焦率は89%と高めです。


比較したなかにはフォーカスが合いにくく、撮影枚数自体が少なくなってしまった商品も。本商品は拡大するとピントが微妙にずれているショットがありましたが、よほど動きの速いものを撮影しない限り困ることはないでしょう。

望遠・超望遠域の画質は良好。暗所での撮影が苦手

望遠・超望遠域の画質は良好。暗所での撮影が苦手

次は、画質のよさの検証です。


外光を遮断した室内で被写体を撮影。解像感と暗所耐性の2点に着目して評価しました。なお、条件は以下のように統一しています。


  • 室内の光量は約750ルクスとする
  • 解像感・暗所耐性を判断する被写体として、刺し子糸などの細かい模様のあるものを用いる
  • 絞りは開放と開放から1段絞ったところ・常用ISO感度最低値・シャッタースピードはオート設定・ホワイトバランスはオート・画質はjpegとし、三脚を使用して撮影する
  • レンズは広角端・換算200mm・換算400mm・換算600mm(足りないものは望遠端)で撮影する

望遠・超望遠はともに解像感が高く、再現性は優秀です。金属のキズや糸の細部も、しっかり捉えられています。ただし、広角側の周辺部は解像感は失われており、解像度チャートでも同様の傾向が見受けられました。


「暗所に弱い」という口コミのとおり、暗いシーンでのノイズも目立ます。ディテールは大きく失われていました。


比較したなかで、暗所での撮影が得意だったのは光を大きく取り込める1型センサーを採用した商品。こちらは1/2.3型センサーを内蔵しているため、遠くのものを大きく撮影したいときに向いています。何を撮影したいかによって選びましょう。

重量級のカメラだが、しっかりとホールドできる

重量級のカメラだが、しっかりとホールドできる

最後に、使い勝手のよさを検証しました。


男女5人のモニターが実際にカメラを使用し、さまざまな被写体を遠距離から撮影。握りやすさ・ズーム時の使いやすさを評価しました。

実際にモニターが握って確認したところ、ホールド感は良好でした。口コミのとおりグリップが深く大きめですが、一般男性の手にちょうどよいサイズで指も掛かりやすいですよ。ズーム時は重心がレンズ側に傾きますが、両手でしっかり支えられるので使いにくいとは感じませんでした。


比較したなかでは、本商品のようにファインダーを搭載したカメラは安定感を保ちやすい傾向にありました。脇や肘がしまり、さらに両手と顔でカメラを支えられるので、ブレることなく撮影できるでしょう。


ただし、重量は約1,415gとかなり重め。比較したなかには500g以下のコンパクトモデルもあったのに対し、本商品はズームレバーにも指が届きにくく、手が小さい人には使いにくい可能性があります。


使い勝手についてのモニターコメント

  1. 「ホールド感は良好」
  2. 「指のかかりもよく、満足」
  3. 「手のサイズが一般成人男性程度である自分は、しっかり握れた」
  4. 「グリップが若干大きいからか、ズームレバーに指が届きにくい」
コメントは一部抜粋

ニコン COOLPIX P1000の詳細情報

ニコン
COOLPIXCOOLPIX P1000P1000

2018/09/14 発売

COOLPIX P1000 1
COOLPIX P1000 2
COOLPIX P1000 3
COOLPIX P1000 4
COOLPIX P1000 5
COOLPIX P1000 6
COOLPIX P1000 7
COOLPIX P1000 8
最安価格
Amazonで売れています!
148,000円
在庫わずか
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148,000円
在庫わずか
重量約1,415g
センサーサイズ1/2.3型
総画素数1,679万画素
光学ズーム倍率125倍
35mm判換算焦点距離24~3,000mm
ISO感度100~6,400
背面モニター
バリアングルモニター
Wi-Fi機能
Bluetooth機能
ファインダー搭載
約146.3mm
奥行約181.3mm
高さ約118.8mm
有効画素数1,605万画素
最短撮影距離不明
シャッタースピード1/4,000~1秒
連写速度約7コマ/秒
F値F2.8~8
マニュアルフォーカス対応
手ブレ補正機構静止画:レンズシフト方式、動画:レンズシフト方式と電子式の併用
ファインダー方式電子式
記録形式jpeg、RAW
記録メディアSDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード
内蔵メモリあり
液晶モニターサイズ3.2型
タッチパネル対応
動画撮影機能
動画撮影サイズフルHD、4K
動画記録方式MP4
動作環境0~40℃
GPS機能
防水性能
防塵性能
耐衝撃性能
マクロ機能
USB充電機能
顔検出機能
瞳検出機能
レンズ交換不要
高倍率レンズ付き
タッチシャッター機能
プログラムオート機能
耐低温設計
オートフォーカスの種類不明
付属品ストラップ、レンズキャップ LC-77、Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL20a、本体充電ACアダプター EH-73P、USBケーブル UC-E21、バヨネット式レンズフード HB-CP1
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ニコン COOLPIX P1000の価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

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最後に、ズームしても解像度が落ちない商品やオートフォーカスが優れていた商品をご紹介します。


ソニーのCyber-Shot RX10IVは、ズーム全域で高画質な写真が撮影できます。刺し子糸の細かな模様や時計の小さな傷など、細部もしっかりと再現できました。暗所ではノイズが現れるものの、不満を感じるほどではありません。オートフォーカスは動体にぴったりと合い、精度と追従性に優れています。


パナソニックのLUMIX FZ300は、正確かつ素早いオートフォーカスが魅力です。テンポよく確実にピントを合わせていき、迷うことがありませんでした。本体重量が238gと軽いうえにグリップ感もよく、使い勝手にも優れています。ズーム操作がしやすいのもポイントです。

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