




走るスピードがアップすると話題の、Nike ズームフライ3。ネット上では高評価な口コミが多い一方、「足に負担がかかる」など気になる評判もあり、購入に踏み切れない人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、Nike ズームフライ3を含むメンズランニングシューズ15商品を実際に使ってみて、クッション性と反発性・安定性・走りやすさを比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

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すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2021年06月までの情報です
Nike ズームフライ3は、ランニング初心者には向きません。やわらかな素材をアッパーに使用しているうえ、ヒールカップも剛性に欠ける印象です。着地時に重心を外すと不安定になってしまいます。フォームが安定していないと走りづらく感じるでしょう。
一方、軽く蹴るだけで自然に足が出る推進力の高さは加点ポイント。反発性のあるカーボン素材とアウトソールの硬さの相性がよいです。軽快な走りが期待できます。
軽さを優先した作りなので、謳い文句どおりレース用に適した商品といえるでしょう。スピードを出して走りたい人・ランニングに慣れている人は試してみる価値ありです。
とはいえ、ランニングシューズはほかにもたくさん販売されています。安定感を重視するなら、レビューを参考にほかのものも検討してみてくださいね。
実際にNike ズームフライ3と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
Nike ズームフライ3よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
1968年にアメリカで誕生した世界的ブランド「Nike」。スニーカーやウェアなどをメインに展開し、スポーツに携わる多くの人をサポートしています。
今回ご紹介するのは、同ブランドのレーシングシューズ「ヴェイパーフライ」にヒントを得て作られたズームフライ3です。
この商品は、長距離ランナーに必要な快適性と耐久性を考えて作られました。
ソールには独自のNike Reactフォームを採用。内側にバネのように機能するカーボンファイバー製プレートを挟み込んでいます。繊維層の収縮・膨張を促し、後押しされる感覚を生み出すこだわりの仕様です。
直接地面に触れるアウトソールは、前足部とヒールにラバーが取り入れられている点が特徴。耐久性を向上させています。
また、フィット感への配慮もポイントです。履き口にインナースリーブを取り付け、アッパーにはVaporWeave素材を使用。アーチバンド編み構造がソックスのような履き心地を生み出します。ローカットで走りを邪魔しない点も魅力的です。
かかと部分が後ろに広がった形状にもご注目ください。
見た目のよさに加え、アキレス腱への圧迫軽減効果も期待できますよ。
ズームシリーズでは、ほかにも多数のモデルが展開されています。
レースを想定した「X ヴェイパーフライ ネクスト」や、どんな道でも快適な走りを期待できる「エア ズーム テラ カイガー 7」など、見た目も目的もさまざま。走りにこだわりたい人はチェックしてみてください。
今回はNike ズームフライ3を含むメンズランニングシューズ全15商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1〜5点の評価をつけています。
検証①:クッション・反発性
検証②:安定性
検証③:走りやすさ
まずは、クッション・反発性の検証です。
ランニングシューズアドバイザーの藤原岳久さんにご協力いただき、ミッドソールの構造・衝撃吸収性などをチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
クッション・反発性は、5.0点と満点評価を獲得。
衝撃吸収性の高いカーボン素材を使用しており、クッション性・反発性が感じやすい作りです。軽量なところもポイント。硬いアウトソールとの相性がよく、軽快な走りが期待できます。
カーボンの効果で足が固定されるため、謳い文句どおりレース用として適しています。
ワークアウト用として履くなら、底が薄いレーシングシューズを選んでみてくださいね。
次に、安定性を検証します。
引き続き藤原さんにご協力をいただき、かかとやアッパーの安定性・アウトソールのねじれ剛性などを確認しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
安定性の検証結果は3.0点。アッパーがやわらかくヒールカップも剛性に欠けるため、不安が残ります。
軽さを優先した作りなので、フォームが不安定な初心者には向いていません。
最後は、走りやすさの検証です。
3人の男性モニターに協力を依頼。実際に商品を履いて走ってもらい、推進力・クッション性・反発性・安定性のそれぞれに注目して評価を行いました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
走りやすさは、4.0点と高評価を得ました。軽く蹴るだけで足が前に出ると好評。推進力に優れた商品です。
ただし、反発性の高さに反してヒールカップの剛性が低いです。着地したときに重心がずれないよう気をつける必要があります。フォームが安定している経験者向きな印象です。
| アッパーの素材 | VaporWeave素材 |
|---|---|
| アウトソールの素材 | 不明 |
| ドロップ | 11mm |
| 重量(片足) | 不明 |
最後に、安定した走り心地が味わえるおすすめ商品をご紹介します。
まずは、HOKAONEONEのクリフトン7に注目してみましょう。型崩れしないヒールカップや、着地時に軸をぶれにくくする幅広のアウトソールが魅力。適度な硬さがありつつ足にフィットするアッパーも高評価を獲得しています。パワフルな推進力でランニングをサポートする優秀アイテムです。
多機能さで選ぶなら、ASICSのGEL KAYANO 27もあわせてご検討ください。ヒールカップが内側・外側の両方に搭載されており、走りが安定しやすい作りです。やわらかさと反発性のバランスもよく、重心移動がスムーズ。初心者のフォーム習得にも役立ちますよ。
| アッパーの素材 | オープンエンジニアードサンドイッチメッシュ |
|---|---|
| アウトソールの素材 | ラバー |
| ドロップ | 5mm |
| 重量(片足) | 不明 |
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| アッパーの素材 | 合成繊維 |
|---|---|
| アウトソールの素材 | ラバー |
| ドロップ | 10mm |
| 重量(片足) | 不明 |
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