ダイヤコジャパン 家庭用リカンベントバイク SR145S-40をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

機能性は比較したなかでトップクラスに優秀。モニター機能が豊富で、心拍数・回転数・負荷・カロリー・時間のほか、速度や距離、体脂肪などまで表示されます。心拍計はイスの横のグリップに搭載されていて、心拍数を測りながら背筋を伸ばしやすいでしょう。

また、負荷は24段階で調整可能。今回比較した商品には負荷の調整が20段階以下のものが多く見られましたが、こちらなら自分にぴったりの使用感が得られそうです。今回の比較では、運動で効率よく脂肪燃焼するためには、心拍数の管理と疲労度に合わせた負荷調節が必要だとわかりましたが、どちらも簡単にできるこちらは機能性が高いといえるでしょう。

また、高さ調整もできるので家族でシェアが可能。そのうえ連続使用時間は60分と十分な長さがあります。今回の比較では本商品のようなリカンベントタイプはリハビリ向きの傾向があったので、ゆっくり足腰を鍛えたい人にはぴったりでしょう。

ストラップつきのペダルで、モニター6人中4人が踏み込みやすさを評価。やや寝るような体勢になるため違和感を覚える人はいたものの、慣れればそこまで気にならないでしょう。ただし、一部に「座席が揺れるためペダルが踏みづらい」という声も。気になる人は、今回の比較でどの商品もペダルの動きが滑らかだったXタイプを検討してみてください。

ペダルの滑りにくさは、モニター6人中5人が満足と回答。モニターからは「滑らずつま先にフィットする」「滑ることなくスムーズだった」といった声が寄せられました。今回の比較では、ペダルストラップがあると足が固定できスピードを出しても滑らない傾向があり、本商品も例外ではありません。

＜ペダルの踏みやすさについてのモニターコメント＞

1. 「少しガタガタしていたが、問題なく踏めた」
2. 「ペダルは安定感があり踏み込みやすかった」
3. 「踏み込みはしやすかった。ただ体勢がすこし寝るタイプなので、慣れない感じがあった」
4. 「全体的に揺れやミシミシ音がして気持ちよくこぐことができない印象」
5. 「座席が前後に揺れるため、ペダルが踏みづらい」
6. 「普段漕ぎ慣れない体勢なので少し違和感あり、慣れれば大丈夫」

コメントは一部抜粋

フラットサドルの座り心地は、モニター6人中3名が満足する結果に。柔らかめのサドルで、おおむね座りやすいといえます。ただし、一部に硬め・柔らかすぎると感じる人もいて、個人差がありそう。とはいえ今回の比較では、フラットサドルだと姿勢を安定させやすく長時間漕いでもお尻が痛くなりにくい傾向があったことから、座り心地に大きな問題はなさそうです。

一方、座席の安定感については、モニター6人中4人が不満と回答。スピードを出すと座席の揺れが目立ち、安定性に欠ける印象です。モニターからは「安定せず、力が入れづらい」「座席部分が大きく揺れる感じがあった」とのコメントが寄せられています。「ボルトをきつく締めてもガタつく」という口コミ同様の結果です。

今回の比較では、本商品のようなリカンベントタイプは、スピードを出すと前後にガタガタ揺れる傾向がありました。スピードを出せないと運動強度を上げにくいため、ダイエットには不向きといえます。ダイエット目的なら、人気のHAIGEのように、スピードを出しても安定しやすい傾向があったXタイプも検討してみましょう。

＜座りやすさに関するモニターコメント＞

1. 「サドルが柔らかいので座り心地がよかった」
2. 「サドルが大きくて安定感はあるが、もっと小さい方がより漕ぎやすい」
3. 「椅子は柔らかいので、座りごごちは悪くない」
4. 「座席は硬めだったが、痛みを感じることはない」
5. 「背もたれが後ろに倒れているので、リラックスして漕げない印象」
6. 「座席が柔らかすぎて運動時は逆に座りづらい」

コメントは一部抜粋

負荷調整のしやすさは、6人中4人が満足と回答。デジタル表示式で、大半のモニターが操作しやすいと感じています。一部のモニターからは「表示が少しわかりづらい」との意見も上がっていますが、使っていくうちに慣れるでしょう。

ただし、負荷調整を行うモニターがイスから遠く離れているのが難点。漕ぎながら操作すると姿勢が崩れるためモニターが膝に当たりやすく、運動がスムーズに続けられません。今回の比較では、負荷調節ダイヤルがモニターの真下にあると、姿勢を崩さずに負荷調節ができ漕ぐテンポも崩れないことがわかったため、人気のMERACHなどもチェックしてみましょう。

＜負荷調節のしやすさについてのモニターコメント＞

1. 「表示がわかりにくく、もう少し目立つ位置だとよい」
2. 「デジタルパネルで調整がしやすかった」
3. 「ボタン式なのでとても簡単で押しやすかったが、表示がわかりづらい」
4. 「ボタンでデジタル表示なので簡単にできる」
5. 「負荷調整は簡単で、特に問題ない」
6. 「調整しようとすると膝に当たるので一旦ストップしないといけない」

コメントは一部抜粋

また、スマホ・タブレット用の台がないのも惜しい点。メーカーは雑誌・タブレット端末を片手にながらトレーニングができると謳っていますが、片手がふさがり少々不便。動画を見ながら運動したい人には不向きといえるでしょう。