フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
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エアロバイクはコナミスポーツ株式会社の登録商標です。ただし、より知名度の高い一般的な名称で表現するために、本記事ではフィットネスバイクのことを一部「エアロバイク」と表記しています。
目次
ハイガー フィットネスバイク HG-QB-J917Bは、運動に慣れていない初心者にぴったりな1台です。実際に使ったモニターからは「スムーズに漕げる」と好評で、座面のクッション性が高く座り心地も優秀。背もたれがあり、疲れたら体を預けて休めます。比較した商品内でもサドルが丸みを帯びたものはバランスを取りにくい傾向があったなか、本品はフラットで姿勢を保ちやすいのも利点です。
スマホ・タブレット台が備わり、音楽や動画を楽しみながら運動できるのも魅力。モニターの角度も、見やすいとされる45度以上ありました。ただ、スマホを置くとモニターが隠れる点は覚えておきましょう。また、約半数の商品は折りたたみに非対応でしたが、本品は「コンパクトで場所を取らない」との口コミどおり奥行67cmまで小さくたためますよ。
機能性も申し分なく、モニターには速度・消費カロリー・時間・心拍数・走行距離・運動量を表示。負荷は10段階・座高は7段階に調節可能で、レベルや身長に合わせてカスタマイズできます。連続使用時間は30分と比較した商品内ではやや短いので、短時間汗を流したい人に向いているでしょう。
「高い静音性」と謳うとおり音も静かです。漕いでいるときの動作音を測定すると、室内エアコンの騒音値に匹敵する45dBでした。比較したなかには60dBを超える商品があった点を考慮すると、周囲を気にせず使いやすいといえます。
すべての項目で高評価を獲得し、大きな欠点がない本商品。「漕ぐときの安定性はいまひとつ」との口コミがありましたが、安定感があってガタつきにくく快適に漕ぎやすいでしょう。ダイエット中の人や、体力づくりをしたい人にもうってつけです。ぜひ購入を検討してみてくださいね。
そもそもエアロバイク・フィットネスバイクとは、天候問わず汗をかきたい人や、TV・スマホを楽しみながら運動したい人に向くアイテム。姿勢を安定させやすい商品が多く、運動に不慣れな人でも使いやすいのが特徴です。なお同じような形状のスピンバイクは、バランス感覚や基礎体力が必要でハードなトレーニングを求める人向きですよ。
今回ご紹介するHG-QB-J917Bは、産業機械・ガーデニング用品を中心にスピンバイク・ダンベルなども販売しているハイガーのフィットネスバイク。「ちょうど良いフィットネス体験」と謳う商品で、出荷台数は10万台を突破した(※執筆時点・公式サイト参照)と公表しています。
エアロバイクの形状にはX・アップライトなど数種類があり、本品は手頃かつコンパクトで手軽に使いやすいXタイプに該当。鍛えたい部位に合わせた2種類のスタイルに対応し、全身運動にはアップライトスタイル、下半身の集中トレーニングにはリクライニングスタイルと使い分けが可能です。
10段階の負荷調整機能が備わっているのもうれしいポイント。健康維持・ダイエット・トレーニングなど、目的に合わせて変えられます。調整方法もダイヤルを回すだけと簡単ですよ。
モニターはボタンを押すだけで準備が完了し、速度や心拍などを表示します。漕ぐのをやめると、4分後に自動で電源がOFFになる仕様です。
カラーは検証で使用したライムグリーン以外に、ホワイト・オアシスブルーも展開しています。好みや部屋の雰囲気に合わせて選べるのがうれしいですね。本体重量は20kgで、耐荷重量は120kg。折りたたみ可能で、省スペースで収納しやすい構造です。サイズは以下を参考にしてください。
<サイズ>
<組み立て方法>
①土台の取りつけ
②サドルユニットの組み立て
③サドルユニットの取りつけ
④ハンドルの取りつけ
⑤ペダルの取りつけ
同メーカーから販売されている「フィットネスバイク HG-919X」との違いが気になっている人も多いのではないでしょうか。
HG-919Xとの大きな違いは、メーカーの推奨身長の幅です。HG-QB-J917Bは推奨身長が155~182cmであるのに対し、HG-919Xは150~195cmと幅が広め。家族など複数人で使いたい人は、HG-919Xのほうが身長差を気にせずに使いやすいといえます。ただ展開時のサイズはHG-919Xのほうが大きいので、設置面積は広めに必要でしょう。
サドルの形状と負荷調整段階も異なります。HG-QB-J917Bは座面が平らなフラットサドルで負荷は10段階、一方HG-919Xは丸みを帯びたラウンドサドルで負荷は12段階に調節可能。またHG-919Xは、スマホ・タブレット台に物を置いてもメーター表示が隠れない構造です。
カラーバリエーションも異なり、HG-919Xはアイボリー・マットブラック・シルバーとベーシックな色合いですよ。それぞれ特徴が異なるので、自分に合ったものを選んでみてください。
今回はハイガー フィットネスバイク HG-QB-J917Bを含む、エアロバイク・フィットネスバイクを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気のエアロバイク・フィットネスバイクを比較検証したところ、ハイガー フィットネスバイク HG-QB-J917Bには4つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
総合的な漕ぎやすさの評価は、比較した商品内でもトップクラスです。実際に本品を使用した30~40代の男女モニター6人からは、「スムーズに漕げる」といったプラスの声が相次ぎました。
ペダルがギザギザしていているうえ、ストラップで足をしっかり固定でき、滑りにくい点も好評。比較した一部の商品にはペダルが途中で止まりやすいものもありましたが、本品はなめらかにペダルを漕ぎ続けられました。長時間でも快適に使えるでしょう。
<ペダルの漕ぎやすさ・踏みやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
<座り心地・ガタつきにくさ・負荷調節のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
機能性も申し分ありません。負荷調整は10段階・座高は7段階と細かく設定が可能。身長や疲れ具合に合わせてカスタマイズしやすいのがメリットです。家族で共有したい人にもよいでしょう。
モニターには、速度・消費カロリー・時間・心拍数・走行距離・運動量が表示されます。心拍測定機能がなかった商品と並ぶと、スマートウォッチなどをつける必要がないのが利点。ダイエット中の人にも重宝しそうです。
ただ、連続使用時間は30分と比較した商品内では短めでした。短時間で毎日続けたい人に向いています。
継続のしやすさも高評価を獲得。モニターにはスマホ・タブレット台が備わり、音楽や動画を楽しみながら運動できて飽きずに続けやすいといえます。モニター角度は、見やすいとされる45度以上ありました。
しかし、スマホ・タブレットを置くとモニター画面が隠れるのは惜しいポイント。アプリとの連携機能もありませんが、シンプルに使いたい人にはよいでしょう。
比較した約半数の商品が折りたたみに非対応だったなか、本品は奥行67cmまで折りたたみ可能。キャスターつきなので、デッドスペースにも収納できます。「コンパクトで場所を取らない」との口コミどおり、設置スペースに余裕がなくても置きやすいですよ。
「高い静音性」とメーカーが謳うとおり、静音性の評価も非常に優秀です。漕いでいるときの音を騒音計で測定すると、周囲を気にせず運動できるほど静かでした。
比較したほかの商品には騒音値が60dBを超えるものもありましたが、本品は室内のエアコン動作音に匹敵する45dB。比較した全商品の平均値約50dB(※執筆時点)も下回る結果です。早朝や夜間など、時間を問わず使いやすいでしょう。
デメリットがないか確認したところ、大きく気になる点はありませんでした。マイベストが自信を持っておすすめできるエアロバイク・フィットネスバイクなので、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ここでは、ハイガー フィットネスバイク HG-QB-J917Bのほかに魅力的な商品を2つご紹介します。
STEADYのフィットネスバイクは、長時間トレーニングしたい人におすすめです。連続使用時間が60分と長いので、集中して漕ぎ続けられますよ。
スピードを出しても安定性が高く、フラットサドルで疲れにくい点も魅力。コンパクト設計で収納しやすく、スペースに余裕がなくても設置しやすいでしょう。動作音は45dBと静かなので、時間帯を気にせず運動できるのもメリットです。
同じハイガー フィットネスバイク HG-919Xも、安定感がありパワフルに漕げた1台です。ペダルが幅広で、実際に使った人からは「スピードを出しても踏み外すことがなかった」など満足の声があがりました。
モニター表示も、心拍数・速度・カロリーなどをしっかり網羅しています。スピードを出しても音が44dBと静かで周囲を気にせず使いやすいですよ。サドルが硬めな点は好みが分かれますが、トレーニングを続けやすい商品といえます。
ハイガー フィットネスバイク HG-QB-J917Bは、ハイガーの公式オンラインショップのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも販売されていました。取扱店舗によって値段が異なるので、比較してお得に手に入れてくださいね。
値段は参考価格で税込18,900円(※執筆時点・公式オンラインショップ参照)。なお、公式オンラインショップで購入すると以下の特典がついてきます。
<特典>
ハンドル・メーターや、ナット・ボルトといった各種パーツが個別で販売されているのもうれしい点。劣化した部分だけを買い直せば、長く使い続けられます。アフターパーツの詳細はこちらでご確認ください。
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