エアコンの下でながら運動! U2万円のフィットネスバイクでおうちダイエットに革命起きた【27台中1位】
今年は春からすでに平均気温が過去最高を更新し、夏直前の6月にいたっては史上2番目という暑さでした。
「夏までにやせる!」と豪語したものの暑くて外に出られずダイエットは停滞。それどころか、夏休みの旅行や帰省時においしいものをたらふく食べた結果、逆に太ってしまったという人も少なくないのでは。
そんな人に向けた今日のマストバイは、エアコンのきいた自宅で、好きなときにスマホやTVを見ながら全身運動ができるフィットネスバイク。
使ったことがない人は、ジムにある大型のものを想像するかもしれませんが、家庭用のフィットネスバイクはコンパクトで静か。しかも家に置くことで、さまざまなメリットがあるんです。
そこで今回は、『マイベスト』のフィットネスバイク27台比較で最高評価だった1台を、普段ほとんど運動しない筆者が体験。使用して感じた買うべき理由をお伝えします!
本コンテンツの情報は公開時点(2024年8月23日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
イメージより邪魔にならず静か! 運動不足だってちゃんと解消できます
手っ取り早く運動できそうなフィットネスジムですが、往復に時間がかかり、外に出る準備も必要なので行くのが億劫になりがち。かくいう筆者も、半年ほど前に自宅から1kmの24時間ジムに入会しましたが、月に1回行くか行かないかになっています……。
ましてや、外に出ただけで汗が噴出する夏は、さらに足が遠のいてしまいます。理想は、移動時間ゼロでエアコンの利いた部屋から一歩も出ず、運動不足を解消すること。そこで注目したのが、フィットネスバイクを使った自宅トレーニング(宅トレ)です。
ところで、皆さんはフィットネスバイクって、足だけを使う運動だと思っていませんか?
マイベストの検証担当&フィットネスの専門家である前野由衣さんに話を聞いてみると、実はしっかりと全身運動になるのだそう。有酸素運動としての効果も高く、ダイエットや体力づくりにピッタリなのだとか。
そのうえ、体が大きく揺れないので、テレビやタブレットで動画を観ながら楽しく運動できるのがポイント。これならトレーニング慣れしていない筆者でも、無理なく続けられそう!
また、家庭用のフィットネスバイクは、業務用のそれと比べてかなりコンパクト。リビングに置いてもそれほど邪魔になりません。ほかの宅トレ器具と比べて静かなのも魅力で、深夜や早朝でも周りを気にせず使えます。
価格もお小遣いで手が届く範囲で、安い商品なら1万円程度から購入可能。ジムの月会費数か月分で元が取れてしまいます。
このように、フィットネスバイクは手軽に始められる宅トレ器具としてかなり優秀。でも、実際に使ってみないとわからないこともありますよね。そこでさっそく、筆者宅にもフィットネスバイクを導入。使って感じたメリットやデメリットをご紹介します!

フィットネスバイクは運動習慣をつかみやすい器具の1つです。
初心者なら、まずは無理のない範囲で始めることが大切。例えば、朝起きぬけか夜のお風呂前に短時間から始めて、徐々に時間を増やしていくのがおすすめです。
また、継続することも大事。毎日少しずつ続けることで、確実に効果が表れますよ。
フィットネスバイクのマストバイ:ハイガー産業(HAIGE)「HG-QB-J917B」/ 約17,700円
- おすすめスコア:★4.70(1位 / 27商品中)
- 機能性:★4.63(10位)
- 漕ぎやすさ:★4.70(3位)
- 続けやすさ:★4.75(1位)
- 静音性:★4.86(4位)
ハイガー産業の「HG-QB-J917B」(販売価格:17,700円〜)は、コンパクトながら本格的なトレーニングができるフィットネスバイク。出荷台数10万台突破の人気モデルで、ダイエットから体力づくりまで幅広く活躍してくれます。
フィットネスバイク27商品の比較では、検証した機能性、漕ぎやすさ、続けやすさ、静音性のすべてで高いスコアを記録。総合評価でトップを獲得しました。
初心者やシニアにやさしいつくりも特徴です。クッション性の高い広めのサドルと安定感のある背もたれで、長時間の使用でも疲れにくく、ペダルには滑り止めの凹凸があるため安定して漕げます。
また、モニターには速度、消費カロリー、時間、心拍数、走行距離、運動量が表示され、効果的なトレーニングをサポート。タブレット台の角度も工夫されており、姿勢を崩すことなく動画を楽しみながら運動できます。
これらの機能が2万円以下で手に入るコスパの高さも、他商品と比べて優秀。「みんなで使えるよ!」といえば、家族の説得も難しくないかもしれません。

負荷調整や高さ調整が細かくできるので、自分のペースで少しずつレベルアップできるのが魅力ですね。
ちなみに効率的に脂肪を燃焼させるには、回転数100〜130(BPM120くらい)を目安に、30分程度継続して漕ぐのが理想的。心拍数は、モニターを見ながら(220 - 年齢)× 0.6〜0.8 の範囲を保ちましょう。
背筋を伸ばし、お腹に力を入れて姿勢を保ちつつ、ペダルをかかとで踏み込むようにすると、より効果的です。
26商品と比較&自宅使用してわかった!ハイガー産業(HAIGE)「HG-QB-J917B」がマストバイな3つの理由
ここからは、検証の結果に実際に使った筆者の実感を交えながら、おすすめの理由3つをピックアップし、深掘りしてご紹介します。
理由①:快適な座り心地で長時間漕いでも疲れにくいんです!
理由②:階下の住人や寝ている家族に迷惑をかけず、好きなときに使えます
理由③:“目につくけれど邪魔にならない”絶妙なサイズなんです
より詳しく検証方法や結果を知りたい人は、マイベストの「エアロバイク・フィットネスバイク」検証コンテンツもチェックしてみてください!
理由①:快適な座り心地で長時間漕いでも疲れにくいんです!
ハイガーのフィットネスバイクは、座り心地のよさと安定感の高さが秀逸。幅広でフラットなサドルのおかげで、腰を下ろしたときに骨盤が安定するほか、クッション性が高いのでお尻も痛くなりにくい設計です。このおかげで姿勢が崩れにくく、長時間漕いでも疲れにくい点が高評価のポイントでした。
実際に跨がってみると、お尻の坐骨の少し外側までカバーしてくれる感覚がありました。それがラクなのかどうかは普段からは乗っていないのでピンときませんでしたが、録画したテレビ番組を観ながら漕いでいたら、いつの間にか20分以上経過していました。さらに、足を止めたあとも疲労感がなく、「こういうことか!」と納得。ただし、2日後にはちゃんと(?)筋肉痛に見舞われ、効果も実感できました。
また、幅広の背もたれがついているので、疲れたときに寄りかかって、休みながらダラダラ漕げます。効果はともかく、これでもそこそこ汗をかきますし、運動した気に浸れるので気に入りました。
サドルの高さ調節は7段階で、身長155〜182cmまで対応。家族みんなで使えるのも魅力です。ちなみに、爪で引っかかれるのが怖かったのですぐ降ろしていますが、筆者が飼っているニャンコも幅広サドルが気に入った様子。目を離すと、すぐそこで寝ようとします。
ハイガーのココにも注目!
そのほかの部分では、ペダルに滑り止めの凹凸があり、スピードを上げても足が滑らなかったのも好印象。トリセツには「必ずスポーツシューズを履いてトレーニングを行ってください」とありますが、今回は靴下を履いて使用。自己責任にはなりますが、適性スピードで漕ぐ分には靴下でも問題なく漕げました。ただし、高速で漕ぐのはさすがにズレるおそれがあるので、避けるのが無難です。
付属のモニターは、速度、消費カロリー、時間、心拍数、走行距離、運動量の表示が可能。スマートバンドやスマートウォッチなどに慣れているとかなりシンプルに感じるかもしれませんが、トレーニング中に見たい情報としては必要十分です。そもそも、モニター手前の台にスマホやタブレットを載せて、動画を楽しみながらトレーニングするなら、モニターの情報なんて見ないですしね。
理由②:階下の住人や寝ている家族に迷惑をかけず、好きなときに使えます
ハイガーの大きな魅力が、静音性の高さです。検証では実測値で45dBを記録し、27商品中4位の成績。これはエアコンの静音モードでの動作音に匹敵し、図書館の館内よりわずかに大きい程度という静かさです。普通の会話(60dB)やランニングマシン(69.9〜80.3dB)と比べても、その静かさが際立ちます。
この静音設計により、早朝や深夜でも寝ている家族に気兼ねすることなく使用でき、集合住宅で階下に迷惑をかける心配もほとんどなさそう。
そこで、試しに寝室の隣のリビングで、深夜2時すぎにテレビを観ながら漕いでみたところ、テレビの音のほうが断然大きく、動作音はまったく聞こえず。テレビを消して漕ぎ続けてみても、家族が起きることはありませんでした。
ちなみに、生活が不規則な筆者は深夜の使用がメインになってしまいましたが、マイベストのフィットネス担当・前野さんによると使用するのに効果的なタイミングというのがあるそうなので、ご参考まで。

フィットネスバイクの効果的な使用タイミングは、朝起きぬけか夜のお風呂前。 有酸素運動は、朝なら1日のエネルギー消費量アップ、夜なら代謝アップ&ぐっすり睡眠に効果的です。
ただし、就寝直前の運動は体を興奮させてしまうため、就寝の3時間くらい前を目安に運動するとよいでしょう。
理由③:“目につくけれど邪魔にならない”絶妙なサイズなんです
本商品はサイズが幅90×奥行67×高さ114cmと、わずか0.2畳分のスペースで設置が可能。狭い部屋でも、わりと簡単に導入できます。
さらに、使わないときは折りたたんで収納できます。折りたたみ時のサイズは幅50×奥行53×高さ136cmと、さらにコンパクトになります。来客時や掃除のときも、さっと壁に立てかけておけば邪魔になりません。
ただ、実際にやってみると、金具が硬かったり約20kgある本体が重かったりで、“移動して”隠すのは意外と大変。来客等が頻繁にある家の場合は、少ない移動ですむ場所や、見られない部屋などに設置するのがいいかもしれません。
なお、省スペースな一方、高さは114cmとそれなりにあり、生活の動線付近に置いておけば、必ず目に入ります。筆者の場合、その存在感のおかげで「運動しなきゃ」「乗ろうかな」という気になり、継続的に使用できました。
また、ドアを開けたら興味なさそうにしていた家族が乗っていて、ほっこりする一幕も。話を聞いてみると「あるとつい乗りたくなるよね」とのこと。やはり、この存在感は意外と重要なようです。
まとめ:使ってみたら想像以上に便利で快適! ズボラ派の宅トレはフィットネスバイクがマストバイ
27商品中1位になった商品だけあって、ハイガーは、まさに家庭用フィットネスバイクの理想形だと感じました。
夜遅くに使っても家族に怒られませんし、普段運動をしない筆者でも、気づけば30分以上漕ぎ続けられます(1回の使用時間目安は30分です)。2万円を切る価格も、ジム通いと比べると長期的にはかなりお得。
何より、エアコンの利いた部屋で、好きな時間に、好きなコンテンツを楽しみながら運動できる贅沢が、この1台で実現できるのが最高すぎ!
まだ家にフィットネスバイクがない人は、ハイガーで夏の宅トレを始めると、生活に革命が起きるかもしれませんよ。
もっと機能が充実した商品を探したい、選び方を知って自分で探したいという人は、マイベストの「エアロバイク・フィットネスバイク」検証コンテンツも参考になります。
(執筆/マイべマガジン編集部・岡野 学)
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