無段階で負荷を調節できる、ALINCO スピンバイク BK1518。インターネット上では「動きが滑らかで使いやすい」と評判ですが、「走行音が気になる」「お尻が痛くなる」といった口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ALINCO スピンバイク BK1518を含むスピンバイク全5商品を実際に使ってみて、漕ぎ心地・走行音の静かさ・前傾姿勢のとりやすさ・運動強度の調節しやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ALINCO スピンバイク BK1518は、前傾姿勢を維持しやすく、長時間漕いでも疲れにくいスピンバイクを選びたい人におすすめです。サドルの上下調整は9段階と比較したなかでとくに多く、ハンドルの位置調整も可能と、正しいポジションを維持しやすい条件がそろっています。ほかの商品にはなかったハンドル部分のざらつきもあり、汗で滑りにくいのもメリットです。
漕ぎ心地も高評価を獲得。「ペダルの動きがスムーズで、ぐんぐん漕げる」など、実際に使ったモニター全員から好意的な意見があがりました。ペダルにトゥクリップがついているため、走行中につま先がズレることもほぼありません。サドルは骨盤が安定しやすいフラットサドル。比較したラウンドサドルよりバランスを取りやすく、モニターからも「硬さや大きさがちょうどよくて座りやすい」と好評でした。
走行音は52dBと静か。比較したマグネット負荷方式の商品ほどの静音性はありませんが、うるさく感じることはありません。とはいえ、摩擦スポンジが擦れるシャーシャーとした音が部屋に響くので、一人暮らしのほうが気兼ねなく使えるでしょう。
一方で、運動強度の調節しやすさはそこそこの評価です。モニターに心拍計が搭載されていないため、運動強度を正確に管理できないのが惜しいところ。負荷調節は無段階で、調節用のダイヤルはハンドルのすぐ下についています。比較したなかには姿勢を低く崩さないと操作できない商品もありましたが、本商品は座ったままでも楽に調節できました。
正しい姿勢を維持しやすく、漕ぎ心地・座り心地も優れているので、運動初心者にも使いやすい1台。スピンバイクの購入を検討中の人は、ぜひ候補に入れてみてくださいね。
実際にALINCO スピンバイク BK1518と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
ALINCO スピンバイク BK1518よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
STEADY
姿勢を保ちやすく漕ぎやすい。走行音が静かで夜間も使える
そもそもスピンバイクとは、自転車のような形状のフィットネスマシンのこと。前傾姿勢でのペダリングにより、体幹・下半身まわりの筋肉に刺激を与えながら有酸素運動ができるのが特徴です。
今回は、建設機材やフィットネスマシンの開発・製造・販売を行うALINCO(アルインコ)からスピンバイク BK1518をご紹介します。ホイールに摩擦を与えることで物理的に負荷をかける、摩擦負荷方式を採用。さらに13kgと重量のあるホイールを搭載することで、アスリートも使えるような大きな負荷が出せると謳われています。
負荷の大きさを無段階で調整できるため、初心者から上級者まで自分のペースに合わせて運動できるとアピールされていますよ。
緊急ブレーキを搭載し、安全性に配慮されているのも魅力。フロントレッグにキャスターがついているので、部屋間の移動もスムーズに行えます。
速度や消費カロリーを表示するモニターは、電池の消耗を防ぐオートパワーオフ機能つき。スマートフォンを置けるトレイも搭載しており、動画を見ながらのトレーニングも可能です。手軽に水分を摂れるようペットボトルホルダーも備えています。
本体サイズは幅53×奥行123×高さ121cmで、本体重量は約34kg。サドルは高さと前後を、ハンドルは高さを調整できるため、自分にぴったりのサイズに合わせられます。
適応身長は150〜180cm、耐荷重量は120kgです。なお、つま先で強く踏み込むスピンバイクは、サドルやペダルに体重以上の負担がかかります。本体を長持ちさせるためにも、耐荷重量は自分の体重+20kg以上ある商品かをチェックしてくださいね。
カラーはブルー・イエローの2種類。どちらもボディカラーは黒で、各カラーがアクセントになったスタイリッシュなデザインです。
スピンバイクと同じような形状のものにエアロバイクがあります。両者は漕ぎ姿勢が異なり、スピンバイクは前傾姿勢、エアロバイクは直立姿勢で漕ぐのが基本です。
前傾姿勢を保つには体幹まわりの筋肉を使うため、運動強度はスピンバイクのほうが高め。本格的なトレーニングをしたい人にはスピンバイク、テレビや動画を見ながらのんびり運動したい人にはエアロバイクがおすすめです。
前傾姿勢でペダリングをすることで、体幹や下半身まわりの筋肉に刺激が加わります。自宅にいながら本格的な有酸素運動ができるので、筋力アップやダイエット効果を期待できますよ。
体脂肪を効率よく燃焼させるためには、30分以上、最大心拍数の60〜80%の運動強度を保って漕ぎ続けなければなりません。目標とするべき心拍数は、以下の計算式で求められます。
目標の心拍数をキープするためには、常に一定のスピードで漕ぐ必要があります。ハイテンポな音楽を聴きながら漕ぐと、ハイスピードなペダリングペースを保ちやすいですよ。
スピンバイクを漕ぐときの前傾姿勢は、椅子に座る姿勢と比べて不安定です。以下の3つのポイントを意識して漕ぎましょう。
また、正しい姿勢で漕ぐためにはサドルの位置調節も重要。上の画像を参考に、正しい位置にセットしてくださいね。
今回はALINCO スピンバイク BK1518を含むスピンバイク全5商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
運動効率を上げるには、長時間快適に漕ぎ続けられるどうかが重要。まずは、漕ぎ心地の検証です。
運動習慣のある30〜40歳の男女6名に協力してもらい、ペダルの踏み込みやすさ・座り心地・安定性・負荷調節のしやすさをチェックしました。
漕ぎ心地は、比較したなかでもかなり優秀です。とくにペダルの踏み込みやすさについては、モニターから「ぐんぐんと前に漕げる」「ペダルの滑りがよく、回転数をキープできた」といった声があがり、全員から好評でした。口コミのとおり、滑らかな漕ぎやすさを実現しているといえます。
負荷方式は摩擦負荷方式で、ホイールに摩擦パッドを押し当てることで、物理的に負荷をかけます。ペダルにはトゥクリップがついており、重心を前にかけてもつま先がズレにくい設計です。モニターからも「トゥクリップの固定がしっかりしていて安心できる」と高評価でした。
本体の安定感も上々。モニターからは「全力で漕いでもほとんど揺れない」という声があがり、気になるようなガタつきはありませんでした。比較したなかにはスピードを上げるとガタガタと揺れてしまった商品もありましたが、本商品は安定した漕ぎ心地です。
<ペダルの踏み込みやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
座り心地も優秀で、モニター5名全員が満足と回答。「サドルの硬さがちょうどよい」「大きめのサドルで座りやすい」といった声があがっています。「お尻が痛くなる」という口コミもありましたが、実際にはとても快適な座り心地です。
サドルは、座面が平らなフラットサドルです。比較したなかには座面に丸みのあるラウンドサドルを採用した商品もありましたが、フラットサドルのほうが骨盤が安定して疲れにくい傾向がありました。運動上級者以外は、フラットサドルの商品を選んだほうがよいでしょう。
負荷を調節するときは、ハンドルの少し下にあるテンションダイヤルを回します。比較したなかには姿勢を低く崩さないと操作できない商品もありましたが、本商品は「手を自然と下ろした先にあるので調節しやすい」と好評でした。
<座り心地についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
自宅で使用するからには、走行音も気になりますよね。モニターにハイスピードで漕いでもらい、ホイールから30cm離れたところに騒音計を配置して走行音の静かさをチェックしました。
その結果、走行音は52dBと静かでした。比較した全商品の平均(執筆時点)である約48.1dBよりは大きめですが、日常会話レベルの騒音値です。とはいえ、摩擦負荷方式特有のシャーシャーという摩擦音が室内に響くので、なかには口コミのように「走行音が気になる」という人もいるでしょう。同居人がいる人は、夜間・早朝は使用しないほうがベターです。
今回調査したところ、マグネット負荷方式のほうが走行音が静かな傾向がありました。時間帯を気にせずトレーニングしたい人には、マグネット負荷方式の商品をおすすめします。
続いては、前傾姿勢のとりやすさを検証しました。サドルの位置調節段階数・ハンドルの滑りにくさなどを見て、正しいポジションに設定しやすいかどうかチェックしています。
結果として、前傾姿勢のとりやすさは比較したなかでもトップクラス。今回用意したチェック項目すべてをクリアしており、姿勢を維持しやすい条件が揃っています。
ハンドルにザラつきがあるので、手汗をかいても滑りにくいのが魅力。比較したなかでもハンドルにザラつきのある商品は少なかったので、大きなアドバンテージといえます。サドルの高さ調節も9段階と多いので、自分にぴったりの位置に設定しやすいでしょう。
最後に、運動強度の調節しやすさを検証。モニターの表示内容や負荷調節の段階数を見て、常に適切な負荷をかけられるかどうかチェックしました。
調査の結果、運動強度の調節しやすさはそこそこの評価に。負荷は無段階で調節できるうえ、時間・速度・走行距離・消費カロリーなどを表示するモニターも搭載。モニターの位置が高く、目線を落とさずに運動量をチェックできます。連続使用時間も60分と、ちょうどよい長さです。
しかし、心拍計が搭載されていない点は惜しいところ。比較したモニターつきの商品は心拍数まで表示できるものが多かったので、物足りなさを感じます。正確に運動強度を管理するには、スマートウォッチを併用しましょう。
サドル形状 | フラットサドル |
---|---|
ペダルの種類 | トゥクリップ付きペダル |
ハンドルにザラつきあり | |
耐荷重量. | 120kg |
負荷方式 | 摩擦負荷方式 |
走行音 | 52dB |
良い
気になる
サドルの前後調節段階数 | 無段階 |
---|---|
ハンドル位置調整可能 | |
ホイール重量. | 13kg |
モニター表示機能 | 時間、走行距離、消費カロリー、速度 |
本体重量 | 34kg |
本体幅 | 123cm |
本体奥行 | 53cm |
本体高さ | 121cm |
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ALINCO スピンバイク BK1518は、公式オンラインストアで購入可能。執筆時点の販売価格は税込21,800円です。床を保護するフロアマットや専用のサドルカバーもあり、同時購入するとお得な割引が適用されますよ。
このほか、Amazon・楽天市場・YahooショッピングなどのECサイトでも取り扱いがあります。ポイントを貯めているサイトを利用するとお得です。
ALINCOは、マグネット負荷方式の「スピンバイク1621」も販売しています。こちらも検証しているので、気になる人はチェックしてくださいね。
自宅でのトレーニングだからといって、裸足や靴下のままスピンバイクを漕ぐのはNG。足が滑ったり、ペダルの隙間につま先が引っかかったりと、ケガのリスクが高まるためです。
スピンバイクを漕ぐときは、トレーニングシューズを履くのがおすすめ。足の力をペダルに伝えやすく、スピードアップもしやすいでしょう。以下のコンテンツではトレーニングシューズの選び方をご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
最後に、走行音が非常に静かなスピンバイクをご紹介します。
STEADYのスピンバイク 非接触式airホイール®は、走行音が44dBとほぼ無音。スッと軽い力でペダルを踏み込めるうえ、スピードを上げてもガタつきません。サドルのクッション性も高く、お尻が痛くなりにくい設計です。運動強度の把握に欠かせない心拍計も搭載していますよ。
ALINCOのスピンバイク1621も、マグネット負荷方式で走行音が45dBと非常に静か。ペダルの滑らかさや本体の安定性も申し分なく、モニターには心拍数も表示されます。骨盤を安定させにくいラウンドサドルを採用しているため、トレーニング上級者向けの商品といえるでしょう。
サドル形状 | フラットサドル |
---|---|
ペダルの種類 | トゥクリップ付きペダル |
ハンドルにザラつきあり | |
耐荷重量. | 120kg |
負荷方式 | マグネット負荷方式 |
走行音 | 44dB |
良い
気になる
サドルの前後調節段階数 | 5段階 |
---|---|
ハンドル位置調整可能 | |
ホイール重量. | |
モニター表示機能 | 心拍数、消費カロリー、走行距離、速度、時間 |
本体重量 | 25kg |
本体幅 | 110cm |
本体奥行 | 52cm |
本体高さ | 115cm |
STEADY スピンバイク 非接触式airホイール®をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
サドル形状 | ラウンドサドル |
---|---|
ペダルの種類 | トゥクリップ付きペダル |
ハンドルにザラつきあり | |
耐荷重量. | 120kg |
負荷方式 | マグネット負荷方式 |
走行音 | 45dB |
良い
気になる
サドルの前後調節段階数 | 無段階 |
---|---|
ハンドル位置調整可能 | |
ホイール重量. | |
モニター表示機能 | 心拍数、消費カロリー、速度、走行距離、時間 |
本体重量 | 31.5kg |
本体幅 | 117cm |
本体奥行 | 52cm |
本体高さ | 107cm |
ALINCO スピンバイク1621をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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