ムードのあるロマンチックな明かるさを謳うオイルランタン、キャナルシップ 中型オイルランプレトロ。「光に暖かみがある」「簡単に使える」と好評の一方、「思ったより暗い」など気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のオイルランタンとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、オイルランタン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
キャナルシップ 中型オイルランプレトロは、室内でもあたたかい光を楽しみたい人におすすめです。光が大きくやさしく広がるのが特徴で、モニターからは「キャンドルのようなあたたかみ」と好評でした。比較した商品には光量を変えづらいものもあったなか、こちらはハンドルで自由に調節できます。
明るさも、比較したなかではトップクラス。1m四方の平均照度は3.67ルクスと、隅までしっかり照らせました。「思ったより暗い」との口コミもありましたが、オイルランタンとしては明るく、手元での作業もしやすいでしょう。
使い勝手のよさもとくに問題ありません。点火は、上部のガラス部分を持ち上げるだけの簡単操作で、光量調節のハンドルも引っかかりなく回せます。注油口も大きく、オイルもスムーズに補充できました。比較した商品にはレバーが硬いものや注油口が小さいものもあったのに対し、はじめての人でも扱いやすいですよ。
一方、横に傾けると注油口からオイルが漏れるため、持ち運ぶ際は注意が必要。ガラス部分が細長いため、掃除の際に少々手間がかかるのも気になりました。とはいえ、シンプルな操作で明るさも十分。アンティーク調のデザインもおしゃれなので、室内でオイルランタンを使いたい人はぜひ検討してみてください。
キャナルシップ 中型オイルランプレトロは、名前のとおりレトロなデザインが魅力の商品。余計な装飾がないため光が広く広がり、暖かみのある雰囲気を演出できます。ヴィンテージ感のある見た目は使っていないときもインテリアとして活躍するでしょう。
販売元のキャナルシップは、オイルランタンをはじめとした輸入雑貨を扱うショップ。クラシックな見た目で高級感のある商品を数多く取り扱っています。
本商品はガラス製のテーブルランタンで、芯幅は主流の平芯(7分芯)。燃料は、灯油とパラフィンオイル(レインボーオイル)が使用できます。タンク容量は約300mLで、およそ15時間点灯するといわれていますよ。
別売りとして、吊りランプ用のカサとフレームが販売されています。組み合わせれば吊りランタンとしても使用可能です。
サイズは幅10.5×奥行10.5×高さ31.5cm、重量は約450g。ガラス製の本体に真鍮メッキが施されたバーナーが映える、おしゃれな雰囲気もポイントです。
公式サイトで販売されているレインボーオイルは、ピンクやブルーなど計11種類。そのほか香り付きオイルや天然ハーブを使用した防虫オイルなどもあるので、シーンに合わせて選んでくださいね。
今回はキャナルシップ 中型オイルランプレトロを含む、オイルランタン全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、使いやすさの検証です。アウトドア好き5人をモニターとして、点灯や光量調節の簡単さや準備・メンテナンスの手間を評価。また、傾けたり横にしたりしてもオイルが漏れないかどうかもチェックしました。
点灯のしやすさは、モニター5人中3人が満足と回答し高評価を獲得。本商品のグローブ(ガラス部分)は台座に乗っているだけなので、持ち上げて着火するだけで操作は完了します。比較したグローブが固定されているものと違い、「シンプルで扱いやすかった」との声が多くあがりました。
光量調節のしやすさも申し分ありません。ハンドルは引っかかりなく回せ、モニター全員が「簡単に光量調節できる」と回答しました。比較したなかにはハンドルの回転に引っ掛かりがあるものもありましたが、こちらはスムーズに回せます。
<点灯のしやすさ・光量調節のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
燃料補充も簡単です。比較したものには注油口が小さく入れにくいものもあったのに対し、こちらは広めの注油口を採用。モニター5人中3人から、「上から楽に補充できた」と好印象でした。フタに芯がついているため、机の上に置きにくいものの、とくに気になるほどではないでしょう。
構造がシンプルなため、メンテナンスも難しくありません。ただしグローブが細長く、「奥まで拭きにくい」と多くのモニターが指摘。内側をきれいに拭き取るには、道具が必要そうです。
なお、本商品は燃料として灯油とパラフィンオイルを使用できます。灯油よりもパラフィンオイルのほうがグローブに煤がつきにくいので、メンテナンスの手間を減らしたい人はパラフィンオイルを使いましょう。
<燃料補充のしやすさ・メンテナンスのしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
底面の継ぎ目やタンクからのオイルの染み込み・漏れはなかったものの、横に倒すと注油口の部分からオイルの漏れを確認。漏れ防止のゴムなどもなく、オイルの漏れにくさでは低評価となりました。
比較したなかではおよそ半数の商品で、横に倒したときの注油口からのオイル漏れが見られました。アウトドアなどで持ち運びの機会が多いなら、よりオイルが漏れにくく高評価を獲得した商品もチェックしてみてください。
続いて、光の心地よさの検証です。アウトドア好きのモニター5人が、実際にオイルランタンを使用。心地よい光色にできるか・好みの明るさにできるかなどを軸に、光の心地よさを評価しました。
好みの明るさにできるかでは、5人中3人のモニターが「満足」と回答。強めにすれば本を読んだり作業をしたりする明かりになり、弱めにすればロマンチックな空間を演出できます。
比較したなかには光量の変化を感じづらい商品もあったなか、こちらは明るさの変化を楽しみやすいでしょう。なお、「芯の調節が難しい」との声もあったため、扱いには慣れが必要かもしれません。
<好みの明るさにできるかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
光の広がり方も良好です。こちらはモニター5人全員から、「大きな光がやさしく周囲に広がる」という声があがりました。ランタンの光でくつろぎたい人にも満足できるでしょう。
比較したなかには「フレームの形状のせいか、変な模様に光が広がる」と評価されたものもあったなか、自然で暖かい明かりを楽しめます。室内の雰囲気づくりにもぴったりですよ。
<光の広がり方についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
最後に、明るさの検証です。1m四方の区画の中央に高さ30cmの土台を置き、その上にオイルランタンを置いて点灯。区画の四隅に照度計を設置し、明るさを測定しました。
四隅の明るさの平均値は3.67ルクスと、比較した商品としてはトップクラスの明るさ。検証の結果、3分芯以上の平芯は1m四方を照らせる傾向があり、平芯7分芯の本商品も隅までしっかり明るくなりました。「思ったより暗い」との口コミもありましたが、これなら手元での作業もしやすいといえます。
また、四隅それぞれの明るさのばらつきが、最大で0.74ルクスと小さいのも特徴。比較したなかには四隅で3ルクス以上明るさに差があったものもありましたが、こちらは均一に周囲を照らせます。
芯幅 | 平芯7分芯 |
---|---|
燃焼方式 | 非加圧式 |
本体素材 | ガラス |
---|---|
明るさ | -(白熱電球約15W弱程度) |
連続点灯時間 | 約15時間 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
3,879円
(最安)
販売価格:3,879円
ポイント:0円相当
送料別
4.85
(609件)
キャナルシップ 中型オイルランプレトロは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの購入が可能です。バーナー・交換用ホヤ・油壺・芯に加え、吊りランタンとして使うためのパーツも販売されているため、必要に応じて購入しておきましょう。
<使い方>
①バーナーを装着してグローブをセット。このときスムーズにはまり、外れない程度に手で調整する
②芯のほつれをハサミでカットし、両角を切り落とす
③底面にあるネジを左に回して、内部の口金の先から1~2mm程度まで芯を下げておく
④雑巾や新聞紙を敷いた上で、バーナー部分を外した状態の油壷に燃料を8分目まで入れる
⑤バーナーをセットして、燃料が芯に浸透するまで放置
⑥芯の先が濡れているくらいまで浸透したら、ライターで点火し、素早くグローブを被せる
⑦消すときは、火が消えるまでネジを左に回して芯を下ろす
燃料には必ず灯油またはパラフィンオイルを使用し、ガソリン・ホワイトガソリン・ベンジン・アルコール・食用オイルなどは使わないでください。また、芯は出し過ぎると煤が出て、異常燃焼してしまうので注意しましょう。
点灯させるときは周囲に燃えやすいものを置いたり吊るしたりせず、火がついている間はその場を離れないようにしてください。また、非常時にはすぐに火を消せる準備をしておきましょう。室内で使う場合は、適宜換気してください。
キャナルシップ 中型オイルランプレトロは、使っているうちに芯が焦げてうまく火がつかなくなります。焦げた部分をカットしましょう。また、バーナー周辺には煤がつき、異常燃焼の原因にもなるため、定期的にブラシなどで手入れしましょう。
芯を交換するときは、まず古い芯を取り外し、新しい芯を底面から入れます。ネジを右に回しながら芯を上に出したら、ほつれや両角をカットして形を整えてください。
最後に、アウトドア用などに使いやすい携帯性に優れたほかの商品を紹介します。
リーズナブルで使いやすいものがほしいなら、カワセのBUNDOK オイルランタン BD-277SLがおすすめ。注油口のキャップさえ閉めておけば、傾けても燃料は漏れません。平均照度2.66ルクスと明るく、光量調節やメンテナンスも簡単。優れた仕様ながら、2,000円前後と安価で使いやすい商品です。
明るさ重視で選ぶなら、ナトゥーラのブラック小型オイルランタン&マットブラックシェードをチェック。平均照度3.55ルクスと比較したなかでトップクラスの明るさで、好みの光量への調節も簡単でした。燃料漏れもなくコンパクトなので、ほかの荷物と一緒に持ち運びやすいでしょう。
芯幅 | 平芯3分芯 |
---|---|
燃焼方式 | 非加圧式 |
本体素材 | スチール(クロームメッキ) |
---|---|
明るさ | 不明 |
連続点灯時間 | 約14時間 |
BUNDOK オイル ランタン BD-277SLをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
芯幅 | 平芯3分芯 |
---|---|
燃焼方式 | 非加圧式 |
本体素材 | 不明 |
---|---|
明るさ | 不明 |
連続点灯時間 | 不明 |
NATURA ブラック小型オイルランタン&マットブラックシェードをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。