芯が折れずに最後まで使えると人気の、プラチナ万年筆 オ・レーヌ プラス。インターネット上には高評価の口コミが多い一方、「芯が短くなると書き心地が落ちる」「ペン軸が長くて持ちにくい」といったネガティブな評判もあり、購入を迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、プラチナ万年筆 オ・レーヌ プラスを含むシャーペン35商品を実際に使ってみて、握ったときのフィット感・書き心地・芯の折れにくさを比較してレビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
プラチナ万年筆のオ・レーヌプラスは、長時間書き続けたい方にはあまりおすすめできません。軸が細く手が疲れやすいので、長い時間使いたいなら太軸タイプを選ぶのがよいでしょう。
またラバーグリップには窓が付いており、人によっては握ったときに違和感を覚えることも。ボディが長いため、芯を出すときに持ち替えるのもやや手間と感じます。
一方、芯の折れにくいシャーペンを探している方にはピッタリです。書くときはもちろん、持ち運ぶときの揺れや落下も考慮した芯折れ防止機能がついています。筆圧が強い方でも快適に使えるでしょう。
またペン先のガタつきもほとんどなく、スムーズに書き進めることができました。芯折れ対策されたシャーペンのなかではトップクラスの使いやすさです。書く力が強い方や芯を長めに出して書くのが好みなら検討してもよいでしょう。
100年以上の歴史を誇る筆記具メーカーの、プラチナ万年筆。主力商品である万年筆のほか、ボールペン・シャープペンシル・マーカーなどさまざまな商品を展開しています。
今回ご紹介するオ・レーヌ プラスは、芯の折れにくさを謳って2009年に発売されたオ・レーヌシリーズの最新モデル。芯折れのストレス軽減にとことんこだわっていると話題です。
落としたときの芯の中折れを防げるよう、衝撃を吸収する芯タンクガードを搭載。さらにノック時にも芯を守る、ガード機能もついています。
筆記時や持ち運びの際など、あらゆるシーンで芯折れを気にすることなく使えるのは嬉しいポイントです。
筆圧をかけてもボディが曲がらないよう、ペン先カバーが2重構造になっているのも魅力のひとつ。
外側のカバーがペン先との一体感を強化し、内側のカバーがペン先をしっかりと包み込みます。
カラーは全部で5種類。ホワイト・チェリーピンク・ライムグリーン・セルリアンブルー・ガンメタルが販売されています。
オ・レーヌシリーズには、このほか超耐芯構造のオレーヌシールドや、芯を無駄なく使いきれるエコタイプもあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
今回は、プラチナ万年筆 オ・レーヌ プラスを含むシャーペン全35商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1~5点の評価をつけています。
検証①:握ったときのフィット感
検証②:書き心地
検証③:芯の折れにくさ
はじめに、シャーペンの使い心地を左右する、握ったときのフィット感を検証します。
文房具の専門家に協力を依頼し、グリップの素材・重心・軸の太さなどを確認して評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
握ったときのフィット感は、3.0点と平均レベル。太さ・重さのバランスがよく、ほどよい握り心地でした。軸が細いので、力を入れやすいのもメリットです。
ただしラバーグリップには内部が見える窓が付いており、その部分だけさわり心地が固くなっています。人によっては痛くなったり、握り心地に違和感を覚えたりすることもあるでしょう。
次は、書き心地の検証です。
シャーペンの機能・芯の出方・ペン先を思いどおりに動かせるかなどに着目して点数化しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
書き心地は3.2点と、平均をやや上回る結果に。ペン先のブレはほとんどなく、スムーズに書けました。
先端のへこみが気にならず、センターラインがずれないのも良い点です。芯折れ防止機能がついている商品のなかでは、トップレベルの使いやすさでした。
一方、ボディが長く、ノック時に手を移動させるのが少し手間です。ペン先や筆記面がやや見にくいのも気になりました。
また、軸が細いぶん長時間書くと疲れやすいので、手帳やメモ用として使うのがよいでしょう。
最後に、芯の折れにくさを検証します。
専用機器の上にノート紙を置き、どれくらいの筆圧で芯が折れるかをチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
芯の折れにくさは5.0点。今回検証した他商品と比較しても、文句なしの高評価です。強い力を加えてもペン先のクッションが衝撃を吸収して、芯が折れることはありませんでした。
上方向からの力に強く、しっかり芯を守ってくれます。芯折れに悩んでいる方にはピッタリな1本と言えるでしょう。
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プラチナ万年筆のオ・レーヌプラスは、長時間書くと疲れやすく握り心地も気になりました。最後に、ほかのおすすめ商品もご紹介したいと思います。
機能性と握り心地の両方を重視するなら、ぺんてるのオレンズネロがおすすめ。12角形のグリップが手にフィットして握りやすく、重量感も絶妙です。芯折れ防止機能付きですが、書き心地もなめらか。ノック時に手間がかからない自動芯繰り出し機能も便利ですよ。
ドクターグリップのGスペック ソフトグリップは、長い間書き続けても疲れにくいのが魅力。人間工学に基づいて設計された太軸には安定感があり、ソフトグリップが手に張りつくようにフィットします。動かしやすいよう重心も工夫されており、重さを感じることなくなめらかに書き進められますよ。
グリップの素材 | ナイロン、鉄 |
---|---|
重量 | 18g |
書き心地 | スルスル |
全長 | 143mm |
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グリップの硬さ | ハード |
最大径 | 10mm |
軸の素材 | プラスチック軸 |
検証で使用した芯の太さ | 0.5mm |
芯径のラインナップ | 0.2mm、0.3mm、0.5mm |
芯の出し方 | 自動芯出し式、ノック式 |
特徴 | シンプル、かっこいい |
消しゴム付き | |
クリップ付き |
ぺんてる オレンズネロ PP3005-Aをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
グリップの硬さ | ソフト |
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最大径 | 14.2mm |
軸の素材 | プラスチック軸 |
芯径のラインナップ | 0.5mm |
芯の出し方 | ノック式、振り子式 |
自動芯回転機能 | |
芯折れ防止機能 | |
クリップ付き |
パイロット ドクターグリップ ソフトをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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