豊富なカラーバリエーションが人気の、ADATA Power Bank 10000。インターネット上の口コミでは高評価が多い一方、「持ち歩くには重たい」「充電速度が遅い」など気になる評判もあり、購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ADATA Power Bank 10000を含むモバイルバッテリー全31商品を実際に使ってみて、実容量・使いやすさ・持ち運びやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
今回検証したADATA Power Bank 10000は、端末を素早く充電したい人にはおすすめできません。
最大2.1Aまでの出力なので、充電速度は物足りない印象です。また、同容量クラスのものと比べて重量感があるため、持ち運びがしにくい点も評価を下げてしまいました。
一方、ポートを2つ搭載している点は魅力。2台のスマホを同時に充電できるので、複数の端末を持ち歩く人には向いているでしょう。実容量も記載容量に対して59%の5,895mAhを示し、普段使いであれば十分といえる容量を備えています。
しかし、コンパクトさ・充電時のスピードにこだわりたい人は、レビューを参考にほかの商品も検討してみてください。
台湾に本社を置き、SSDやメモリーカードを中心に取り扱うADATA (エイデータ)。ユーザーの日常生活に寄り添い、楽しさ・便利さにこだわった商品開発を行なっています。
今回ご紹介するのは、記載容量10,000mAhを搭載するモバイルバッテリーです。iPad Mini なら約1回、iPhoneなら約3.7回、フル充電できるよう作られています。
省エネ機能が充実しているのも魅力。端末の充電開始・完了に合わせて、自動で電源がオンオフに切り替わります。さらに、20秒間の無処理状態が続いた場合も、電源が自然にオフになる設計です。
本体を充電しながら、別端末の充電もできますよ。
バッテリー寿命にも考慮し、安定性に優れたリチウムイオン充電池を採用しています。
また、4つの照明モードを搭載。2秒のボタン長押しでLEDライトが点灯を開始します。ボタンを押すごとに点滅スピードの切り替えが可能。前回使用のライトモードが記憶されているので、再び点灯するときも便利です。
付属品はマイクロUSBケーブルと取り扱い説明書。サイズは奥行き140×幅63×高さ21.5mmです。
カラーバリエーションは白・黒・青・赤・グリーン・ティファニーブルーの6色。ベーシックな色からカラフルなものまでそろっているので、好きな色を選んでみてくださいね。
今回は、ADATA Power Bank 10000を含むモバイルバッテリー全31商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。各検証で1〜5点の評価をつけています。
検証①:実容量
検証②:使いやすさ
検証③:持ち運びやすさ
はじめに、実容量の検証です。
フル充電状態のバッテリーの実容量を、電流負荷装置と電流計測機を使用して空になるまで計測。パッケージ記載の容量に比べて、実際にどの程度使用できるかをチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
実容量の検証では3.7点と、まずまずの評価です。
パッケージ記載の10,000mAhに対して、59%の5,895mAhを計測。今回の検証では大半の商品が60%を記録したので、いま一歩およばない結果となりました。しかしスマホを約2回ほど充電できる容量をもつため、通常の使用であれば十分といえます。
次に、使いやすさの検証です。
各商品のポート数・付属品・急速充電対応の有無・インジケーターの見やすさをチェックして、使い心地を総合的に評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
使いやすさの評価は、3.5点と平均レベルです。
ポートが2つついているので、スマホを2台同時に充電できます。また、充電残量を4段階のLEDライトで確認できるのも好印象でした。
しかし、充電速度はいまひとつ。最大出力は2.1Aと低く、急速充電には対応していません。
手持ちの端末をなるべく早く充電したい人には、少々物足りなさを感じるでしょう。
最後に、持ち運びやすさの検証です。
各商品のサイズ・重さをチェックして、小さめのカバンに収納しやすいかを評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
持ち運びやすさは3.2点と、低めの評価となりました。
今回検証した同容量の商品と比べると、重量が285gと重いのがネック。大きさはそこまで気にならないものの、バックの中に入れるとかさばる印象です。持ち運びには適しているといえず、評価の足を引っ張りました。
ADATA Power Bank 10000は、充電速度にこだわりたい人にはおすすめできません。そこで最後に、ほかのおすすめ商品をご紹介します。
充電スピードを重視する人は、RAVPowerのRP-PB161がおすすめ。急速充電規格のQuick Chargeに対応しているため、ストレスなく端末を充電できます。加えて、PC充電ができるUSB PDにも対応。大きめの端末を持ち歩く人にもぴったりです。
同容量でよりコンパクトな商品をお探しの人は、シリコンパワーのCell C10QCをチェックしてみてください。名刺ほどの小型サイズなので、片手にすっぽりと収まります。USBポートが3つあるため、3台のスマホを同時に充電できますよ。家族や友達と一緒に使用したい人にもおすすめです。
形状 | 薄型 |
---|---|
天面部の面積 | 56.11cm2 |
バッテリー容量 | 10,000mAh |
充電可能回数の目安(※iPhone12の場合) | 約2回 |
実容量 | 6,838mAh |
消費電力 | 不明 |
実容量の割合 | 68.38% |
変換ロス率 | 31.62% |
入力端子 | USB Type-C×1、microUSB×1 |
出力端子 | USB Type-C×1、USB Type-A×2 |
フル充電までの時間 | 不明 |
同時充電可能台数 | 3台 |
最大入力 | 18W |
最大出力(公称値) | 18W |
最大出力(実測値) | 17.19W |
ワイヤレス時の最大出力(公称値) | |
ワイヤレス時の最大出力(実測値) | 不明 |
急速充電対応 | |
急速充電の規格 | Quick Charge |
残量表示方法 | インジケーター |
対応機種 | iPhone7、iPhone7 Plus、iPhone8、iPhone8 Plus、iPhoneX、iPhoneXS、iPhoneXS Max、iPhoneXR、iPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Max、iPhoneSE(第2世代)、iPhone12 mini、iPhone12、iPhone12 Pro、iPhone12 Pro Max、Galaxy S10、Galaxy S10+、Galaxy S9、Galaxy S9+、Google Pixel Pixel 5、Google Pixel 4、Google Pixel 4a (5G)、Google Pixel 4 XL、Google Pixel 3、Google Pixel 3 XL、Nexus 6P、Nexus 7、その他 |
生産国 | 中国 |
メーカー所在地 | 不明 |
充電方式 | 不明 |
付属品 | USB Type-C to Type-Cケーブル、USB Type-A toType-Cケーブル |
保証期間 | 13か月 |
特徴 | 小型 |
用途 | スマホ用 |
出力ポート数 | 3ポート |
安全基準 | PSEマーク、CEマーク |
Switch対応 | |
USB PD対応 | |
ケーブル内蔵 | |
ACプラグ内蔵 | |
ワイヤレス充電(Qi)対応 | |
MagSafe対応 | |
追っかけ充電機能 | |
スタンド付き | |
ライト付き | |
ソーラーパネル付き | |
幅 | 6.2cm |
奥行 | 9.05cm |
高さ | 2.22cm |
重量 | 約184g |
シリコンパワー Cell C10QCをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。