シャープ オーブンレンジ RE-WF181をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

ローストビーフは表面の焼きムラがなく、おいしく仕上がりました。専門家の風間さんからも「スチームオーブンレンジと遜色ないおいしさ」と好評です。若干レア感がありますが、調理直後の芯温は48.8℃と比較した商品のなかでは高め。火の通り具合はよいほうでしょう。

予熱時間は7分49秒と、比較した商品のなかでは長め。比較したなかには2分や3分で予熱が完了したものもありましたが、時間にそこまでこだわらない人であれば問題なく使えるでしょう。

卵白を500Wで6分間加熱して固まり具合を確認したところ、大きなあたためムラはほとんどありませんでした。一部、左上の隅に固まっていない箇所がありましたが、比較した商品のなかには全体的にまばらだったものもあったため、固まり具合は良好です。

表面の温度差は最大12.4℃。比較した商品のなかには20℃以上の差が生じたものもあったため、全体的にムラなく熱が行き届いているといえるでしょう。

幕の内弁当を自動メニューであたためたところ、全体的にしっかりあたたまりました。比較した商品のなかには中がぬるいものありましたが、厚みのあるおかずも中まで熱が入っています。

しかし、ハンバーグは適温だったものの、唐揚げは少々熱くなりすぎており、おかずによって若干熱ムラが起こりました。時間を設定せずに自動メニューを選択するだけでよいのは手軽ですが、食べる際にはやけどに十分気をつけましょう。

ホットケーキのタネを200℃に予熱したオーブンで加熱したところ、ところどころ焼きムラがありました。画像でみても焼き色が均一ではなく、表面もデコボコしているのがわかります。

比較した商品のなかには、全体的にうつくしい黄金色に焼き上がったものも。スポンジケーキなど、本格的なお菓子作りをしたい人にとってはやや不向きといえるでしょう。

冷凍の豚薄切り肉を全解凍したところ、火が通って黒くなっている部分と凍っている部分のムラが気になります。しかし、比較した商品のなかにはまったく解凍されなかったものもあったため、解凍できているという点ではまずまずの評価です。

比較した商品のなかで湿度センサーが搭載されたものは解凍ムラが少ない傾向です。本商品にも湿度センサーが搭載されているものの、十分に発揮できているとはいえないでしょう。

操作のしやすさはトップクラスの評価を獲得。メニュー番号と料理名が記載されているので、説明書を見なくても直感的に操作できます。比較した商品のなかには操作ボタンが多くて迷うものもありましたが、こちらはシンプルな配置ゆえ、メーカーの謳い文句どおりの使いやすさでした。

一方、モニター5名のうち1名から「電子レンジの音がうるさい」という意見も。音に敏感な人にとっては気になる場合があるかもしれません。

＜操作性についてのモニターコメント＞

1. 「操作はわかりやすいが、レンジの音がうるさい。掃除機みたい」
2. 「直感的に使いやすいシンプルな操作でいい感じ！」

コメントは一部抜粋

庫内はフラットでサラサラした素材のため、モニターからは「拭き取りしやすい」と好評です。比較したなかにはターンテーブルによって奥まで手が届かないものもありましたが、こちらは隅々まできれいに保てるでしょう。

オーブンレンジを安全に使用するためにはこまめな掃除が必須です。お手入れがしやすいのはうれしいポイントですね。

＜お手入れのしやすさについてのモニターコメント＞

1. 「ふき取りやすい」
2. 「拭き取りやすい材質でいい感じ」
3. 「サラサラした材質で庫内が拭き取りしやすい」

コメントは一部抜粋