しっかりしたつくりで安定感があると評判の、アクセス GIMMICK COT。インターネット上では、軋む音がしないなど高評価の口コミが多くみられる一方で、「組み立てにかなり力が必要」「布地が沈み込みすぎる」といった声もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、アクセス GIMMICK COTを含むローコット全22商品を実際に使ってみて、寝心地・持ち運びやすさ・組み立てやすさ・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
結論からいうとアクセスのGIMMICK COTは、ゆったり横になりたい人におすすめです。シートのサイズは全長190×横幅65cmと広く、耐荷重は150kgあります。実際に寝転がってみると、手を軽く広げられるほどゆったり過ごせました。
比較したほかの商品には動くとぐらついたものもあったなか、脚部が安定している点も魅力的。布地の張りは強めではあるものの、寝返りもスムーズに打てました。ゆとりのあるシートと脚部の安定性により、大柄の人でも寝やすいですよ。
組み立て時は、脚部フレームにワンタッチレバーがついていますが、接続に力が必要です。しかし工数は少ないため、慣れてしまえば短時間で組み立てられます。さらに重量は2.79kgと重すぎず、バイクや車の荷台にも積み込めるでしょう。
ハイ・ローコット2通りの使い方が可能なうえ、小物を収納できるサイドポケットも備わっています。ソロキャンプはもちろん、BBQなどのアウトドアにも活用できるので、ぜひ検討してみてください。
そもそもGIMMICK COTは、ワクワクするような仕掛けをもつアイテム作りをブランドコンセプトとするメーカー・アクセスのローコットです。
ローコットとは、バイクや自転車などでのキャンプツーリング向きの簡易ベッドのこと。寝床が地面から離れたつくりのため、地表からの冷気・熱の影響を受けにくいという特徴があります。
シートのハリ感にこだわり、600デニールのポリエステル生地をパブリック仕様にしているのが魅力です。表面には撥水加工も施しています。
カラーはカーキ・ブラック・ベージュに、新色のサンドカモフラージュを加えた全部で4色。シートにロゴをあしらったシンプルなデザインなので、好みにあわせて選んでみてください。
まずはローコットを選ぶうえで重要な、寝心地を検証します。
mybestのスタッフが実際に各商品で横になり、フィット感・寝返りの打ちやすさ・脚部の安定性・脚部の軋みや布地がこすれる音はしないかの5点を評価しました。
展開時の全長は190cm。横幅は65cmとゆとりがあります。耐荷重も150kgと十分です。実際に使用したモニターからは「ちょうどよい大きさでリラックスできる」「大柄な人でもゆったりと寝ることができそう」という声が見受けられました。
脚部の素材は、耐久性のあるアルミ合金「超々ジュラルミン」です。フレーム同士がしっかり固定されており、ぐらつきはみられません。
比較したほかの商品には、動くと倒れてしまいそうな不安を感じたものもあったなか、片側に体重をかけても安定していました。寝返りもおおむね問題なく打てます。
ただし布地の張りが強く、モニターからは寝心地の反発感を指摘する声も。「仰向けはよいが、横向きだと寝づらい」との意見もみられました。
脚部の軋み音はしませんが、布地がこすれる音はやや気になります。アウトドア用のウェアを着るとさらに音が響きやすくなる可能性があるため、音に敏感な人は注意が必要です。
とはいえ、大柄な人でもゆっくり寝られるうえに、脚部のつくりも頑丈なので、安定した寝心地を求める人には適しているといえます。
ローコットは、ザックに入れたり、自転車やバイクの荷台に積んで持ち運ぶことが多いもの。そこで次は、持ち運びやすさ・組み立てやすさを検証しました。
まず各商品を収納した状態での体積・重量を計測し、携行性を評価。またmybestのスタッフが実際にローコットの組み立てを行い、短時間で楽に組み立てられたかをチェックしました。
収納時のサイズは幅16×奥行52×高さ13cm・体積は約0.011㎥と、やや大きめでした。体積が0.01㎥以下とコンパクトであった上位商品に比べると、ザックに取りつけて持ち運ぶのは難しい傾向にあります。
しかし重量は2.79kgと、比較した商品のなかでも重すぎません。バイクの荷台や車に積み込んでの移動であれば、不便さは感じないでしょう。
また、実際に組み立ててみるとやや力が必要だった点も気になるところ。
脚部フレームにはワンタッチでつなげられるレバーがついていますが、やや硬いため接続のしづらさを感じます。力の弱い人の場合、1人で組み立てるのは難しい印象です。
さらに今回の検証では、メインフレーム内にショックコードのあるものほど組み立てやすい傾向にありましたが、本品には備わっていませんでした。
シートのスリーブにメインフレームをとおす際に使うループが、片側にしかない点も気になります。
しかし工数自体は少ないため、作業に大きな手間は感じません。力の入れ具合や手順に慣れてしまえば、短時間で完成できるでしょう。
最後は、機能性の検証です。各商品ごとに、2Way対応・リクライニング・サイドポケット・カラビナループ・収納カバーの枕利用の有無の5つの機能があるかチェックし総合的に評価します。
その結果、2Way対応・サイドポケットを搭載していることがわかりました。ハイコット・ローコットと2通りの使い方ができ、高さはそれぞれ38cm・17.5cmに調節が可能です。
さらにサイドポケットには、350mLのペットボトルやスマホを入れられるほどの大きさがあります。
カラビナループ・収納バッグの枕利用といった機能まで備えていた上位商品にはおよびませんが、通常の使用であれば問題はないでしょう。
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GIMMICK COTのセット内容と、詳しい組み立て方をご紹介します。公式サイトでは、組み立ての手順を説明した動画と説明書も公開されているので、あわせてチェックしてみてください。
<セット内容>
・ベッドシート(1枚)
・サイドフレーム(2本)
・ベースフレーム(3本)
・脚フレーム(12本)
<組み立て方>
①ベースフレーム(脚部分)を向きに注意しながら組み立てる
②サイドフレームを組み立てる④スリーブ上のループを引っ張り、フレームをしっかり中に収める
⑤シートを傾け、ベースフレームを中央部からセット。レバーを握って体重をかけ、しっかりとサイドフレームへ固定させましょう。ハイコットにする場合は、コットを横にして脚フレーム12本をカチッと音が鳴るまで差し込めば完成です。
最後に、ほかの魅力的な商品をご紹介します。
組み立ての簡単さを重視する人には、ハイランダーの軽量アルミローコットがおすすめです。脚部のフレームにはワンタッチレバー・メインフレームにはショックコードが備わっています。フレーム同士の取り付けなど、力を入れなくとも組み立てられました。収納時はコンパクトにまとまるため、ザックにつけて持ち運びもできますよ。
Moon Lenceのキャンプコットは、背中全体を包み込むようなフィット感が高評価でした。横幅は70cmと広く、寝返りも簡単に打てます。さらにサイドポケット付きに加えて、収納カバーを枕として使えるのも利点です。コンパクトに収納できるかつ、重量は2.19kgと軽いため、バイクでの移動や夏フェスにも活躍します。
タイプ | 不明 |
---|---|
設営方法 | 不明 |
重量 | 2kg |
展開時幅 | 68cm |
展開時高さ | 16cm |
---|---|
収納時幅 | 55cm |
収納時高さ | 14cm |
耐荷重 | 80kg |
生地の素材 | ポリエステル |
付属品 | 収納袋 |
ハイランダー 軽量アルミローコット HCA0195をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | 不明 |
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設営方法 | 不明 |
重量 | 2.2kg |
展開時幅 | 70cm |
展開時高さ | 17cm |
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収納時幅 | 38cm |
収納時高さ | 16cm |
耐荷重 | 160kg |
生地の素材 | ポリエステル |
付属品 | 収納袋 |
Moon Lence キャンプコットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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