寝心地のよさを考え、横になった際の軋み音を軽減しているつくりが魅力のBAKKNEL Outdoor Cot。インターネット上では口コミ・評判が少なく、「実際の寝心地はどうなのか」「持ち運びやすいか」と気になり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、BAKKNEL Outdoor Cotを含むハイコット全20商品を実際に使ってみて、寝心地・組み立てやすさ・持ち運びやすさ・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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目次
BAKKNEL Outdoor Cotは、持ち運びやすさを重視する人におすすめです。収納時のサイズは幅52×奥行12.5×高さ18cm・重量は2.7kgでした。比較したほかの商品には重さが7kg以上のものもありましたが、それに比べても非常に軽量かつコンパクトにまとめられます。バイクの荷台にも積み込みやすいでしょう。
小型ながら展開時サイズにはゆとりがあり、寝心地はモニター全員から好評でした。布地には適度な反発力があり、脚部も安定しています。耐荷重も150kgと十分にあるため、体格を問わず使えますよ。
組み立て時に便利な、フレーム同士を接続するワンタッチレバー付きなのも高評価です。作業にはやや力が必要ですが、シンプルな構造により大きな負担は感じません。また、ハイ・ローの2Wayで使い分けられます。小物の収納に便利なサイドポケットが備わっているのもうれしいですね。
公式サイトでの販売価格は税込21,780円(執筆時点)と、比較した全商品のなかでもやや高価な部類に入りますが、携行性・寝心地のよさは申し分ありません。荷物量を抑えたいソロキャンプをよくする人は、ぜひ検討してみてください。
そもそもOutdoor Cotは、「バクバク食って寝る」というコンセプトのもと、さまざまなアウトドアグッズを扱うメーカー・BAKKNELから販売されているコット(アウトドア用の簡易ベッド)です。アウトドアながらベッドのような寝心地が叶うと謳われています。
生地の表面には撥水加工が施されており、汚れの付着や急な天候の変化に対する工夫がみられる点もうれしいポイントです。
カラーは、ブラウンカーキ・オリーブグリーンの2種類を展開しています。どちらも落ち着いた色味なので、性別を問わず使いやすいでしょう。
まずはハイコットを選ぶうえで重要となる、寝心地の検証です。
実際にmybestスタッフが各商品に横になり、フィット感・横幅・寝返りの打ちやすさ・脚部の安定性・脚部の軋みや布地のこすれる音の5点をチェックしました。
実際に寝転がってみると、反発力がほどよく、しっかりと体勢を固定してくれる感覚がありました。
ベッドシートには、体をしっかりサポートできるよう、600デニールの厚みのあるポリエステル生地が採用されています。
布地のハリが強いためか、一部のモニターからは長時間寝るのは疲れそうとの指摘があったものの、「反発があり寝やすい」「かなり安定している」との意見が多く、体へのフィット感は良好でした。
フレームの素材には、軽量かつ強度のあるアルミニウム「超々ジュラルミン」を採用。比較したほかの商品には、動いた際にぐらついたものもあったなか、スリムな脚ながらも安定しています。寝返りもおおむね問題なく打てました。
展開時の全長190cmで、耐荷重は150kg。横幅は65cmと広めに設計されており、モニターのなかで窮屈さを感じた人はいませんでした。体型を問わず過ごしやすいでしょう。
<横幅についてのモニターコメント(一部抜粋)>
フレームを通すシートのスリーブ内は、軋み音を軽減するためメッシュ生地に。実際にコット上で過ごしてみても、脚部を含むフレームが軋む音がほとんどしなかった点は高評価です。
ただし脚部フレームの部品がしっかりはまっていないと、脚が浮いて不安定になる可能性も。組み立て時には念入りにチェックしてくださいね。
次は、組み立てやすさ・持ち運びやすさの検証です。
mybestスタッフが実際に各商品の組み立てを行い、作業の簡単さをチェックします。また各商品の重量・体積を確認し、携行性も確認しました。
実際に組み立ててみるとワンタッチレバーが搭載されており、メインフレームと脚部フレームを簡単に接続できました。
ただし組み立てにはやや力が必要なため、力が弱い人は時間がかかる可能性があります。またロースタイルからハイスタイルに変更する際には部品数が多いうえ、モニターからは「足が固定しづらい」との声も。
しかし構造は誰でも組み立てられるよう考えられており、負担は少ない印象です。片づけの際もコツをつかめば、スムーズに作業を進められるでしょう。
順番に開くだけで完成した折りたたみ式の商品に比べると組み立てやすさは一歩およびませんが、作業に大きな手間は感じにくい印象です。
収納時のサイズは、幅52×奥行12.5×高さ18cm、体積は0.0117㎥でした。さらに重量は2.7kgと軽量です。
比較したほかの商品には体積が0.04㎥・重さが7.0kgを超えるものもあったなか、本品はとくにコンパクトにまとめられました。
車の荷室に収納してもそれほどスペースを取らないため、ほかの荷物も一緒に置けます。バイクの荷台にも積み込みやすいでしょう。ファミリーキャンプ・ソロキャンプのどちらもでも活躍しますよ。
最後は、機能性を検証しました。ハイ・ローコットの2Way対応・リクライニング・サイドポケット・ループ・収納バッグの枕利用といった5つの機能があるかどうか確認し総合的に評価。
その結果、2way対応とサイドポケットを備えていることがわかりました。
地面からの高さはハイで38cm・ローで17cmです。アウトドア用のテーブルは一般的に70cm程度のものが多いため、ハイコットの状態にすればベンチとしても活用できますよ。
サイドポケットにはスマホや財布などを収納できるほか、ローコットの状態にしても地面に触れないよう、位置・デザインが工夫されています。
ループ・収納バッグの枕利用など、便利な機能を豊富に備えた上位商品に比べるとやや物足りないものの、実際に使用するうえで不便さはほとんど感じません。シンプルさを求める人には向いているでしょう。
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なお、詳しい組み立て手順は以下のとおり。公式サイトでは動画で手順の説明がされているので、あわせてチェックしてみてください。
<組み立て手順>
①サイドポール2本を組み立て、ベッドシートに差し込む
②ベッドシートのループがついている側から差し込み、シート内部へ完全に収める
③ベースフレームを3本組み立て、ベッドシート中央部から取りつける
④ハイコットにする場合は、脚部にレッグパーツを12本をセットする
最後に、また違った魅力をもったほかの商品をご紹介します。
多機能なものをお探しの人には、WHATNOTの2WAY TACTICAL COTがおすすめです。検証でチェックした項目のうち、2Way対応・サイドポケット・ループ・収納バッグの枕利用と4つの機能を搭載しています。さらに寝心地もよく、背中を包み込むようなフィット感がありました。寝返りにもストレスは感じません。
WAQのフォールディングコットは、簡単に組み立てられました。メインフレーム内部にはショックコードが入っており、スムーズにフレームを接続できます。コットレッグを12本取りつける必要はありますが、組み立てに力はそれほど必要ありません。重量も3.2kgと軽いので、持ち運びもしやすいですよ。
設営方法 | 組み立て式 |
---|---|
展開時幅 | 67cm |
生地の横幅 | 67cm |
耐荷重 | 150kg |
生地の素材 | ナイロン |
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2Way対応 | |
収納バッグの枕利用可能 | 不明 |
付属品 | 収納袋 |
WAQ 2WAY フォールディングコットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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