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  • GMOクリック証券を検証レビュー!NISA口座の選び方も紹介 1

GMOクリック証券を検証レビュー!NISA口座の選び方も紹介

国内株式手数料の安さや国内株式の取扱市場の多さ、米国株式手数料の安さが気になるGMOクリック証券。実際に利用しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?


そこで今回は、実際にGMOクリック証券を徹底検証しました。NISA口座14サービスの中で比較してわかったGMOクリック証券の実力をレビューしていきます。NISA口座の選び方も紹介しているので、検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

2025年09月09日更新
大島凱斗
ガイド
元銀行員/マイベスト クレジットカード・ローン・証券・保険担当
大島凱斗

大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。

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目次

結論!投資信託の銘柄数はやや少なめ。国内株の手数料が無料

国内株式手数料の安さ No.1

GMOクリック証券
GMOクリック証券

GMOクリック証券

おすすめスコア

3.59
13位 / 14商品中
  • 国内株式手数料の安さ

    5.00
  • |
  • 国内株式の取扱市場の多さ

    3.00
  • |
  • 米国株式手数料の安さ

    3.00
  • |
  • 外国株式の取扱市場の多さ

    3.00
  • |
  • 人気がある投資信託の取扱数の多さ

    3.36
  • |
  • 投資信託の銘柄数の多さ

    3.16
  • |
  • クレカ積立可能

    3.00
  • |
  • IPOの件数の多さ

    3.00
成長投資枠用の投資信託本数120本
米国株式の取引手数料
国内株式取引手数料0円

良い

    • NISAでの国内株取引手数料が無料

気になる

    • 投資信託の取扱数がやや少なめ
    • クレカ積立に非対応
    • 国内の取扱市場が東証のみ

GMOクリック証券は、投資信託のラインナップの少なさが欠点という結果になりました。


NISA口座での取引であれば、金額によらず国内株の取引手数料が無料。少額投資する人から大口投資を考えている人まで、個別株投資をする人であれば誰でもお得な手数料体系です。


一方、外国株式市場についてはいまひとつの評価に。外国株の現物取引はできないため、有名どころの米国企業に投資したいと考えている人は避けるのが無難です。


デメリットは、投資信託の取扱数がやや少なめである点。GMOクリック証券は検証した14社の平均を割る111本の取扱のみのため、ラインナップの少なさに不満を感じる可能性もあります。人気の投資信託についても20本中3本の取り扱いと検証した14社の平均を大きく割り、世間で話題の銘柄に投資できない可能性もある点には注意しましょう。


国内の取扱市場は東証のみでした。有名企業には投資できますが、一部の地方企業には投資できない可能性がある点には留意しておきましょう。また、クレカ積立には非対応である点もネック。クレカ積立でポイントを貯めながらNISAで積立投資したい人にはGMOクリック証券は不向きです。

マイベストが選ぶおすすめはこちら!各検証No.1のNISA口座をご紹介

実際にGMOクリック証券と比較検証を行ったサービスのなかで、総合評価1位を獲得したベストなNISA口座と、各検証でNo.1を獲得したサービスをピックアップしました!


GMOクリック証券のデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!

ベストNISA口座
国内株式手数料の安さ No.1

SBI証券

SBI証券
4.92
(1/14商品)
SBI証券

株式手数料無料など全条件で隙がない。銘柄数も充実

国内株式手数料の安さ No.1
米国株式手数料の安さ No.1

楽天証券

楽天証券
4.82
(2/14商品)
楽天証券

投資信託の銘柄数は申し分なし。個別株取引も無料でできる

国内株式手数料の安さ No.1
国内株式の取扱市場の多さ No.1

マネックス証券

マネックス証券
4.81
(3/14商品)
マネックス証券

NISAでの国内・米国株取引は無料。投資信託の銘柄数も多い

マイベスト会員なら20,000円分もらえる!
国内株式手数料の安さ No.1
国内株式の取扱市場の多さ No.1

三菱UFJ eスマート証券

三菱UFJ eスマート証券
4.79
(4/14商品)
三菱UFJ eスマート証券

充実した投資信託の取扱がある。国内株・米国株取引も無料

国内株式手数料の安さ No.1
国内株式の取扱市場の多さ No.1

松井証券

松井証券
4.67
(5/14商品)
松井証券

投資信託の銘柄数の多さが魅力。国内株・米国株の手数料も無料

GMOクリック証券は他のNISA口座とどう違うの?

GMOクリック証券は他のNISA口座とどう違うの?

マイベストが検証してわかったGMOクリック証券の特徴は、ひとことでまとめると「投資信託の銘柄数はやや少なめ。国内株の手数料が無料」です。


実際、たくさんあるNISA口座の中で、国内株式手数料の安さや国内株式の取扱市場の多さ、米国株式手数料の安さはサービスによってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、GMOクリック証券を含むNISA口座の検証方法や、自分に合ったNISA口座を選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得したサービスを紹介していきます。

GMOクリック証券の評価方法は?人気のNISA口座14サービスを徹底比較検証

GMOクリック証券の評価方法は?人気のNISA口座14サービスを徹底比較検証

今回は、GMOクリック証券を含むNISA口座14サービスを実際に利用して、比較検証を行いました。


以下のコンテンツで行われた具体的な比較検証のポイントはこちらです。


検証①:国内株式手数料の安さ

検証②:国内株式の取扱市場の多さ

検証③:米国株式手数料の安さ

検証④:外国株式の取扱市場の多さ

検証⑤:人気がある投資信託の取扱数の多さ

検証⑥:投資信託の銘柄数の多さ

検証⑦:クレカ積立可能

検証⑧:IPOの件数の多さ

検証① 国内株式手数料の安さ

検証① 国内株式手数料の安さ

国内株式手数料の安さが十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「検証した証券会社のなかで、国内株式の取引手数料が最も安い証券会社」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

スコアリング方法

NISA口座の利用者が国内株式を1日合計60万円取引(1約定30万円の取引を2回)すると仮定し、公式サイトで各社の国内株式の取引手数料を集計。集計した取引手数料が安いほど高評価として点数づけを行いました。なお、手数料コースが複数存在する場合は、取引する金額において手数料が最も安くなるコースの取引手数料を評価しています。

検証② 国内株式の取扱市場の多さ

検証② 国内株式の取扱市場の多さ

国内株式の取扱市場の多さが十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「すべての国内株式市場で取引できる証券会社」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

スコアリング方法

各証券会社で取引できる国内株式市場を検証条件に記載した市場と定義し、公式サイトで各市場を取り扱っているかを調査。取り扱っている市場の合計点が高いほど高評価として点数づけを行いました。

検証条件

定義した国内株式市場

  • 東証プライム:40点
  • 東証スタンダード:30点
  • 東証グロース:30点
  • 札証アンビシャス:10点
  • 名証プレミア:5点
  • 名証メイン:5点
  • 名証ネクスト:5点
  • 福岡Q-Board:10点

検証③ 米国株式手数料の安さ

検証③ 米国株式手数料の安さ
米国株式の手数料の安さが十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「検証した証券会社のなかで取引手数料と為替手数料の合計金額が最も安いネット証券」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

スコアリング方法

NISA口座の利用者が米国株を1日合計100万円買付すると仮定し、公式サイトで各社の米国株の取引手数料と為替手数料を集計。集計した取引手数料と為替手数料の合計金額が安いほど高評価として点数づけを行いました。

検証④ 外国株式の取扱市場の多さ

検証④ 外国株式の取扱市場の多さ
外国株式の取扱市場の多さが十分な証券会社として、ユーザーがとても満足できる基準を「市場規模の大きい主要市場にすべて対応しており、検証したなかで最も取り扱い市場の多い証券会社」とし、各証券会社の検証を行いました。

スコアリング方法

証券会社で取引できる外国株式市場を検証条件に記載した市場と定義し、公式サイトで各市場を取り扱っているかを調査。取り扱っている市場の合計点が高いほど高評価として点数づけを行いました。

検証条件

定義した外国株式市場

  • ニューヨーク市場:50点
  • ナスダック市場:50点
  • ロンドン市場:5点
  • NYSEユーロネクスト(欧州):5点
  • 香港市場:5点
  • 上海市場:5点
  • トロント市場:5点
  • ドイツ市場:5点
  • オーストラリア市場:5点
  • それ以外の市場:1点

検証⑤ 人気がある投資信託の取扱数の多さ

検証⑤ 人気がある投資信託の取扱数の多さ
人気がある投資信託の取扱が十分な証券会社として、ユーザーがとても満足できる基準を「検証したなかで、人気の投資信託の取扱数が最も多い証券会社」とし、以下の方法で各証券会社の検証を行いました。

スコアリング方法

検証条件に記載している「人気がある投資信託」の取扱状況を各証券会社の公式サイトで調査。取扱数が多いほど高評価として点数付けを行いました。

検証条件

  • 一般社団法人 投資信託協会の投信総合検索ライブラリー内における、2025年2月を対象とした「純資金流入出額」上位20銘柄を「人気がある投資信託」と定義し、以下の20銘柄の取扱状況を調査
    • eMAXIS Slim米国株式(S&P500)|三菱UFJアセットマネジメント
    • eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)|三菱UFJアセットマネジメント
    • アライアンス・バーンスタイン米国成長株投信D毎月決算型(F)予想分配金提示型| アライアンス・バーンスタイン
    • 野村マッコーリー・プライベート・インフラF| 野村アセットマネジメント
    • インベスコ世界厳選株式オープンF(毎月決算型)《世界のベスト》|インベスコ・アセット・マネジメント
    • フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンドDコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)|フィデリティ投信
    • 日経225ノーロードオープン|アセットマネジメントOne
    • iFreeNEXT FANG+インデックス|大和アセットマネジメント
    • アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)| アライアンス・バーンスタイン
    • 楽天・プラス・S&P500インデックスF《楽天・プラス・S&P500》|楽天投信投資顧問
    • ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)|ピクテ・ジャパン
    • 東京海上・宇宙関連株式F(為替ヘッジなし)|東京海上アセットマネジメント
    • SBI・V・S&P500インデックスF《SBI・V・S&P500》|SBIアセットマネジメント
    • 楽天日本株4.3倍ブル|楽天投信投資顧問
    • フィデリティ・グロース・オポチュニティF BコースF|フィデリティ投信
    • 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド|楽天投信投資顧問
    • One/フィデリティ・ブルーチップ・グロース株式F成長型アセットマネジメントOne
    • 三菱UFJ純金F《ファインゴールド》三菱UFJアセットマネジメント
    • iFree S&P500インデックス大和アセットマネジメント
    • フィデリティ・米国株式F Dコース(分配重視型・為替ヘッジなし)フィデリティ投信

(出所URL:一般社団法人 投資信託協会の投信総合検索ライブラリー

検証⑥ 投資信託の銘柄数の多さ

検証⑥ 投資信託の銘柄数の多さ
投資信託の銘柄数の多さが十分な証券会社として、ユーザーがとても満足できる基準を「検証したなかで投資信託の取扱銘柄が最も多い証券会社」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

スコアリング方法

公式サイトを使って各証券会社における成長投資枠で投資できる投資信託の銘柄数の多さを調査。取り扱っている投資信託の銘柄数が多いほど高評価として点数づけを行いました。

検証⑦ クレカ積立可能

検証⑦ クレカ積立可能
ユーザーがとても満足できる基準を「クレカ積立が可能な証券会社」とし、以下の方法で各証券会社の検証を行いました。

スコアリング方法

公式サイトを使って各証券会社がクレカ積立が可能かどうかを調査。クレカ積立が可能であれば高評価として点数づけを行いました。

検証⑧ IPOの件数の多さ

検証⑧ IPOの件数の多さ

IPOの件数の多さが十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「各年に募集のあったIPOをすべて引き受けている証券会社」とし、以下の方法で各商品を検証しました。

スコアリング方法

公式サイトを使って2024年・2023年に各社が引き受けたIPOの幹事数を調査。調査したIPOの幹事件数が多いほど高評価として点数づけを行いました。

GMOクリック証券の詳細情報

国内株式手数料の安さ No.1

GMOクリック証券
GMOクリック証券

おすすめスコア
3.59
NISA口座13位/14商品
国内株式手数料の安さ
5.00
国内株式の取扱市場の多さ
3.00
米国株式手数料の安さ
3.00
外国株式の取扱市場の多さ
3.00
人気がある投資信託の取扱数の多さ
3.36
投資信託の銘柄数の多さ
3.16
クレカ積立可能
3.00
IPOの件数の多さ
3.00
GMOクリック証券 1
成長投資枠用の投資信託本数120本
米国株式の取引手数料
国内株式取引手数料0円
人気がある投資信託の取扱本数
4本/20本
IPO銘柄の引受数
2024年:0件、2023年:0件
投資できる国内株式市場
東証プライム、東証スタンダード、東証グロース
クレカ積立の取扱あり

良い

    • NISAでの国内株取引手数料が無料

気になる

    • 投資信託の取扱数がやや少なめ
    • クレカ積立に非対応
    • 国内の取扱市場が東証のみ
IPO銘柄の取扱
投資できる外国株式市場
証券会社のタイプネット証券
連携ポイント
国内株式現物取引によるポイント還元
投資信託取引によるポイント還元
ポイントで投資できる商品
サポート体制コールセンター、メール
コールセンターの受付時間8:00〜17:00(平日※年末年始・祝祭日を除く)
店頭投資相談可能
入金手数料無料
出金手数料無料
即時入金サービス
即時入金サービス利用銀行口座あおぞらネット銀行、住信SBIネット銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、楽天銀行、PayPay銀行、ゆうちょ銀行、セブン銀行、スルガ銀行
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そもそもどう選べばいい?NISA口座の選び方

NISA口座を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」を以下のコンテンツから抜粋してご紹介します。

① NISA口座は投資信託銘柄数が多い金融機関で開設するのがおすすめ!国内株の取引もお得にできる

NISA口座を開設するに際し、手数料や投資信託の銘柄数など、何を基準に証券会社を選べばよいのか分からない人も多いのではないでしょうか。ここでは、NISA口座でコストをかけずに取引をするためにどのような比較軸で証券会社を選べばいいのかを解説します。

NISA口座は、投資信託の銘柄が1,000本以上ある金融機関で開設しよう

NISA口座は、投資信託の銘柄が1,000本以上ある金融機関で開設しよう

NISA口座を開設するなら、投資信託の銘柄数が1,000本以上ある金融機関を選ぶのがおすすめです


投資信託の銘柄数が多い証券会社でNISA口座を開設すれば、多くの銘柄を比較でき手数料が低い銘柄を見つけやすいです。ほかにも、後々投資したい銘柄が見つかった際に、投資信託の銘柄数が多い証券会社であれば取扱がある可能性が高いというメリットもあります。


今回マイベストが独自に14社を検証したところ、投資信託の銘柄数が1,000本を超えていた証券会社はSBI証券・楽天証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券・松井証券の5社でした。14社の投資信託の銘柄数の平均が675本だったことを踏まえると、1,000本以上の投資信託の銘柄数は充実のラインナップといえます。この5社を選べば、各銘柄の手数料をよく比較したうえで投資する銘柄を選べます


検証した証券会社のなかには、投資信託の銘柄数が100本未満のところも。手数料の低さで納得のいく銘柄が見つからず、割高な銘柄を買わざるを得ない可能性もあるので、ラインナップの少ない証券会社は避けるようにしましょう。

NISA口座を銘柄数が多い金融機関で開設すれば、人気銘柄の数も多い

NISA口座を銘柄数が多い金融機関で開設すれば、人気銘柄の数も多い

世間で話題の人気銘柄に投資したい場合も、投資信託の銘柄数が多い証券会社でNISA口座を開設するのがおすすめです。


今回マイベストでは、投資信託協会の資金流出入ランキングをもとに、購入金額の多い人気銘柄の取扱状況を調査。「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」など、人気上位20銘柄を対象に、各金融機関の取扱状況をリサーチしました。


検証の結果、投資信託の銘柄数が多い5社はいずれも人気銘柄の取扱数が平均以上という結果に。なかでも楽天証券の取扱数は頭一つ抜けていました。


投資信託の銘柄数の多い証券会社でNISA口座を開設すれば手数料の低い銘柄が見つかりやすいだけでなく、多くの人が投資している人気の銘柄にも投資できるのがメリットです。

NISA口座を銘柄数の多い5社から選べば、国内株も取引手数料0円で投資できる

NISA口座を銘柄数の多い5社から選べば、国内株も取引手数料0円で投資できる

投資信託の銘柄数が多い証券会社を選べば、NISA口座における国内株式の取引手数料も0円なのでおすすめです。


今回検証した14社のうち、検証条件である「1日合計60万円の取引(1約定30万円の取引を2回)」でNISA口座における国内株式の取引手数料が無料となったのは11社。投資信託の銘柄数が1,000を超えていた5社はいずれも無料でした。


さらに、SBI証券・楽天証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券・松井証券の5社の強みは、国内株式の取引手数料が取引金額にかかわらず無料である点。100万円より多い金額の国内株式取引では手数料がかかる証券会社があったことも踏まえると、投資信託の銘柄数の多い5社ならNISA口座で金額の大きい取引を行う人でもお得に国内株を買えますよ。

② NISA口座を銘柄数が多い金融機関で申し込めば、米国株の手数料もお得。ただし取扱市場に差はある

② NISA口座を銘柄数が多い金融機関で申し込めば、米国株の手数料もお得。ただし取扱市場に差はある

NISA口座での米国株式手数料を抑えるためにも、投資信託の銘柄数の多い5社を選ぶのがおすすめです。


投資信託の銘柄数が多いSBI証券・楽天証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券・松井証券の5社は、いずれもNISA口座での米国株式取引が無料でした。検証した14社のなかにはそもそも米国株を取り扱っていないところや手数料が有料のところもあったので、AppleやNVIDIAといったアメリカの大企業に投資したい場合は投資信託の銘柄数が多い5社を選ぶようにしましょう。


一方、投資信託の銘柄数の多い5社の間でも、海外の取扱市場に差はありました。投資信託の銘柄数の多い5社はいずれもニューヨーク証券取引所やナスダックの取引に対応していましたが、なかでもSBI証券や楽天証券は香港・上海・シンガポールといった、他の地域にある証券取引所もカバーしていました。一方三菱UFJ eスマート証券や松井証券は、アメリカ以外の取引所には非対応の場合が多かったです。


米国株式取引と関連して、他の外国企業へ投資する可能性を考えると、SBI証券もしくは楽天証券を選ぶのがおすすめといえるでしょう。

③ 国内の地方企業への投資を考えているなら国内取扱市場をチェック。東証はどこも対応している

③ 国内の地方企業への投資を考えているなら国内取扱市場をチェック。東証はどこも対応している

地方企業への投資にも興味がある人は、各証券会社における地方市場の取扱状況に注目しましょう。


前提として、「有名企業に投資できれば大丈夫」という人にとっては、地方市場の取扱はあまり気にする必要はありません。理由は、東証(東京証券取引所)で国内のほとんどの有名企業の個別株取引に対応しているため。東証には約4,000もの企業が上場しており、誰もが知る企業に投資したいなら東証での取引で十分です(参照:日本取引所グループ)。


投資信託の銘柄数が多い5社は地方市場での取引にも対応していました。ただし、楽天証券は札証(札幌証券取引所)・福証(福岡証券取引所)での取引には非対応のため、札証や福証に上場している企業に投資したい人は注意しましょう。

④ NISA口座で積立投資を考えている人は、クレカ積立の有無を見て

④ NISA口座で積立投資を考えている人は、クレカ積立の有無を見て
NISA口座で投資信託の積立投資を考えている場合は、クレカ積立に対応した証券会社でNISA口座を開設するのをおすすめします

クレカ積立とは、NISA口座での積立をクレジットカードで支払う仕組みのこと。毎月の積立を行う度にポイントが貯まるお得なサービスです。


マネックス証券でdカードを使い毎月50,000円クレカ積立すると、1年で6,600ポイントも貯められます。クレカ積立は一度設定さえすればあとは操作の手間がかからず、少ない労力でNISA口座での投資をもっとお得にできますよ。


今回検証した14の証券会社のうち、SBI証券・楽天証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券の4社のみがクレカ積立に対応していました。クレカ積立に対応した4社でNISA口座を開設すれば投資信託の銘柄数も多く、銘柄選びで選択肢に困ることはないでしょう。

⑤ IPO投資が気になる人は過去のIPOの幹事数が多い証券会社を選ぼう

⑤ IPO投資が気になる人は過去のIPOの幹事数が多い証券会社を選ぼう

NISA口座でのIPO投資を考えているなら、SBI証券で口座開設するのがおすすめです。


理由は、検証した14社のうち、SBI証券がIPOの幹事数でダントツのNo.1だったため。2024年には76件、2023年には91件のIPO幹事数を記録しており、その年に実施されたIPOの9割近くをカバーしていました。


SBI証券を選べば、「NISA口座であの企業のIPO投資に申し込みたいのに、対応していない…」ということは起きにくいといえます。理由は、IPOの幹事数が多いほど、IPO投資の抽選に申し込める回数が多くなるため。急成長中の新興企業にNISA口座で投資したい人には、SBI証券でNISA口座を開設するのがおすすめです。

マイベストおすすめ!NISA口座の検証評価上位のサービスも紹介

NISA口座の検証で上位を獲得したサービスをご紹介します。GMOクリック証券以外にも、ぜひ以下のおすすめサービスも検討してみてくださいね。

ベストNISA口座
国内株式手数料の安さ No.1
国内株式の取扱市場の多さ No.1
米国株式手数料の安さ No.1
投資信託の銘柄数の多さ No.1
クレカ積立可能 No.1
IPOの件数の多さ No.1

SBI証券
SBI証券

おすすめスコア
4.92
国内株式手数料の安さ
5.00
国内株式の取扱市場の多さ
5.00
米国株式手数料の安さ
5.00
外国株式の取扱市場の多さ
4.46
人気がある投資信託の取扱数の多さ
4.74
投資信託の銘柄数の多さ
5.00
クレカ積立可能
5.00
IPOの件数の多さ
5.00
成長投資枠用の投資信託本数1425本
米国株式の取引手数料0円
国内株式取引手数料0円
人気がある投資信託の取扱本数
13本/20本
IPO銘柄の引受数
2024年:76件、2023年:91件
投資できる国内株式市場
東証プライム、東証スタンダード、東証グロース、札証アンビシャス、名証プレミア、名証メイン、名証ネクスト、福岡Q-Board
クレカ積立の取扱あり

良い

    • NISAでの国内株・米国株取引手数料が無料
    • 投資信託の銘柄数が1,000以上と多い
    • 人気がある投資信託の取扱本数も充実している

気になる

    • なし
IPO銘柄の取扱
投資できる外国株式市場ニューヨーク市場、ナスダック市場、香港市場、韓国市場、ジャカルタ市場、シンガポール市場、タイ市場、クアラルンプール市場、ベトナム市場、フィリピン市場、サンパウロ市場、ロシア市場、ボンベイ市場、パリ市場
証券会社のタイプネット証券
連携ポイントVポイント、Pontaポイント、dポイント
国内株式現物取引によるポイント還元1.1%(スタンダードプランの場合)
投資信託取引によるポイント還元年率最大0.25%
ポイントで投資できる商品株式、投資信託
サポート体制コールセンター、ロボアドバイザー、AIチャット、画面共有サービス
コールセンターの受付時間8:00〜17:00(平日)、9:00〜17:00(土日)
店頭投資相談可能
入金手数料無料
出金手数料無料
即時入金サービス
即時入金サービス利用銀行口座住信SBIネット銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、楽天銀行、PayPay銀行、ゆうちょ銀行、セブン銀行、スルガ銀行、イオン銀行
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国内株式手数料の安さ No.1
米国株式手数料の安さ No.1
人気がある投資信託の取扱数の多さ No.1
クレカ積立可能 No.1

楽天証券
楽天証券

おすすめスコア
4.82
国内株式手数料の安さ
5.00
国内株式の取扱市場の多さ
3.86
米国株式手数料の安さ
5.00
外国株式の取扱市場の多さ
4.53
人気がある投資信託の取扱数の多さ
5.00
投資信託の銘柄数の多さ
4.93
クレカ積立可能
5.00
IPOの件数の多さ
4.50
成長投資枠用の投資信託本数1378本
米国株式の取引手数料0円
国内株式取引手数料0円
人気がある投資信託の取扱本数
14本/20本
IPO銘柄の引受数
2024年:55件、2023年:70件
投資できる国内株式市場
東証プライム、東証スタンダード、東証グロース、名証プレミア、名証メイン、名証ネクスト
クレカ積立の取扱あり

良い

    • 検証したなかで人気銘柄の取扱数が最多
    • クレカ積立にも対応している
    • NISAでの国内・米国株手数料が無料

気になる

    • 国内株式市場では札証と福証に非対応
IPO銘柄の取扱
投資できる外国株式市場ニューヨーク市場、ナスダック市場、ロンドン市場、パリ市場、ドイツ市場、ロシア市場、サンパウロ市場、ボンベイ市場、香港市場、上海市場、シンガポール市場、タイ市場、クアラルンプール市場、ジャカルタ市場、トロント市場、オーストラリア市場
証券会社のタイプネット証券
連携ポイント楽天ポイント
国内株式現物取引によるポイント還元1.00%
投資信託取引によるポイント還元月末時点の残高が、はじめて10万円に到達した場合:10ポイント、月末時点の残高が、はじめて30万円に到達した場合:30ポイント、月末時点の残高が、はじめて50万円に到達した場合:50ポイント、月末時点の残高が、はじめて100万円に到達した場合:100ポイント、月末時点の残高が、はじめて200万円に到達した場合:100ポイント、月末時点の残高が、はじめて300万円に到達した場合:100ポイント、月末時点の残高が、はじめて400万円に到達した場合:100ポイント、月末時点の残高が、はじめて500万円に到達した場合:100ポイント、月末時点の残高が、はじめて1,000万円に到達した場合:500ポイント、月末時点の残高が、はじめて1,500万円に到達した場合:500ポイント、月末時点の残高が、はじめて2,000万円に到達した場合:500ポイント
ポイントで投資できる商品株式、投資信託
サポート体制コールセンター、ロボアドバイザー、AIチャット、画面共有サービス
コールセンターの受付時間8:30〜17:00(平日)、9:00〜17:00(土日)
店頭投資相談可能
入金手数料無料
出金手数料無料
即時入金サービス
即時入金サービス利用銀行口座楽天銀行、みずほ銀行
全部見る
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