パナソニック リビング扇 F-C339Bを検証レビュー！扇風機の選び方も紹介

パナソニックの「リビング扇 F-C339B」は、リビングやベッドサイドに設置して、しっかり涼みたい人におすすめです。扇風機から1m離れた地点で測定すると、最大風速は2.2m/sを記録。5m先までは強い風は届かなかったものの、近距離なら広範囲に風が届き、しっかり涼むことができました。実際に風に当たったモニターからも「窓から入ってくるようなまっすぐな風」と好評です。

静音性の高さも魅力。1m地点での稼動音は、弱モード23.4dB・強モード47.9dBと控えめでした。弱モードでは音はほとんど聞こえないので、ベッドのそばに置いても快適に過ごしやすいでしょう。風量が弱くなるおやすみモードもついています。

リモコンがあるのは便利ですが、風量調節は1つのボタンを連打して設定する必要があり操作性はいまひとつ。首振りは自動で左右に85度まで動き、首の長さはスライドで簡単に調節できるのは使いやすいといえます。

本体は3.7kgと平均的な重さですが、収納時のサイズは幅36×奥行36×高さ77cmと大きめ。冬の時期はクローゼットや物置を圧迫しそうです。パーツも細かいので、隙間や奥行きがありお手入れのしにくさも気になります。細やかな使い勝手を求める人には向かないでしょう。

1日あたりの電気代も13.4円とやや高め。とはいえ、静音性と風の強さは十分で、近距離で風を浴びたい人なら候補に入れてもいいでしょう。