【徹底比較】リモコン付き扇風機のおすすめ人気ランキング【2025年】

バルミューダの「BALMUDA The GreenFan」は、高級扇風機の先駆けともいえる商品。自然の風を目指し、独自の二重構造の羽を採用しています。

最大の特徴は、非常に強い風量。風速が高く、パワフルな送風力で部屋の広い範囲まで風を届けられます。加えて、自然な風に近いやさしい肌あたりで、長時間の使用でも不快感が少ない点も魅力です。静音性も優れており、弱モードでは30dBを下回り、ほとんど運転音を感じない静かさを実現しています。

一方で、風量の段階調節はボタンを連打する必要がありやや手間がかかる印象。また、1日あたりの電気代は8.9円と平均的な水準で、電気代の安さを重視する人にはやや注意が必要です。

風量や静音性を重視しながら、見た目にもこだわりたい人にとって非常に魅力的な1台といえます。

東芝ライフスタイルの「TOSHIBA DCリビング扇風機 TF-30DL28」は、DCモーターを採用した上位モデルに当たる商品。風量1〜3で緩やかに変化するモードと風量1〜7の間でダイナミックに変化する2種類のランダム風モードを搭載しています。

直接風を浴びたときの風の強さはパワフルで、しっかりと涼めるでしょう。遠距離での風量も高めで、部屋全体の温度を早く均一にしやすい水準です。風の当たり方もやわらかく快適で、肌への刺激が少ないという評価が多く見られました。

静音性は特に優れており、弱モードでは30dBを下回り、ほとんど運転音を感じない静かさが実現されています。就寝時や集中が必要な作業中でも快適に使える水準です。首振りは左右が自動・上下が手動で可能。高さはスライド式で調整でき、十分な使いやすさがあります。

1日あたりの電気代が7.4円と、十分に抑えられている水準です。コスト意識のあるユーザーでも納得できる結果でした。しかし、本体サイズはやや大きく重量もあるため、コンパクト性や軽さを重視する人には注意が必要です。

風量・静音性・省エネ性能のバランスに優れた1台で、機能面の尖りよりも総合的な使いやすさを重視する人におすすめです。

ニトリが展開する「DCタイプ 折りたためるコードレス扇風機 FD03NG-WH」は、持ち運びやすさと収納性を重視して設計されたモデル。シリーズ内でもコードレス対応という機能性が特徴で、限られたスペースでも使いやすい仕様です。

静音性と使いやすさのバランスが取れた商品。弱モードでは30dBを下回る静かさで運転音が気になりにくく、就寝時にも快適に使用できるレベルでした。使用シーンを選ばない利便性の高さが魅力的です。また、近距離ではもちろん5m先でも風量があり、サーキュレーターのように部屋全体の温度を素早く均一にしやすいでしょう。

風にムラがあり、当たりがやや硬く感じられたという声も一部で見られました。加えて、お手入れの面では羽こそ取り外せるものの、ガードの分解にはネジを外す必要がある構造で、掃除のしやすさにはやや難があるでしょう。

風量と静音性のバランスを重視しつつ、コードレスで手軽に使えるモデルを求める人におすすめです。

山善の「YAMAZEN 扇風機 YLXP-AJD30(W)」は、USB Type-C給電に対応した扇風機。モバイルバッテリーでも動作するため電源コンセントがない場所でも使用でき、室温に応じて自動でオン・オフする節電センサーも搭載しています。ワイヤレスフルリモコンが付属し、AC電源扇風機と同等の強い風量を9V・12V対応のモバイルバッテリー（20W以上）で実現します。

静音性や使いやすさのバランスが取れた1台です。弱モードでは30dBを下回り、ほとんど運転音を感じない静かさを実現。寝室や作業中の利用にも適しています。風量も十分で、部屋全体の温度を早く均一にしやすく、補助的な空気循環にも活用できます。

一方で、風の心地よさは全体としては満足度が高いものの、一部で風にムラを感じるという意見も。風の質感に強くこだわる人にはやや気になる可能性があります。そのまま使うと電気代は1日あたり11.9円と平均的。温度設定ができる節電センサーをうまく活用しましょう。

静音性と多機能性を備えたモデルを求めている人や、風量と操作性のバランスを重視したい人におすすめです。風質や電気代の安さを重視する場合には、使用環境や目的に応じて選ぶのがよいでしょう。

山善が展開する「YAMAZEN DCモーターリビング扇風機 RLX-CP030」は、同社が展開するUSB Type-C給電に対応したシリーズの商品。モバイルバッテリーをつなげばコードレスで使用可能です。節電センサーは搭載しておらず、シンプルな操作感が特徴といえます。

風の心地よさと静音性が優秀だった1台です。風当たりがやさしく、体全体を包むような自然な風が送られる点が好印象でした。長時間あたっても快適に過ごしやすく、9段階の細かな風量調節も可能です。また、弱モードでは30dBを下回り、ほとんど運転音を感じない静かさ。夜間や作業中の使用にも適しているといえます。段階調節は強弱のボタン操作式で、高さ調整や左右の首振り、リモコン操作にも対応しており、日常使いの利便性も十分です。

一方、扇風機としては十分な風の強さがあるものの、遠距離での空気の撹拌力は控えめ。広い部屋での温度を均一にするには時間がかかるでしょう。また、電気代は1日あたり11.9円と平均的で、ほかの商品と比較して特段の省エネ性は感じにくい結果でした。

風の心地よさや静かさを重視し、快適に長時間使用したい人にはおすすめできるモデルです。省エネ性や撹拌力よりも、操作性や風質の良さを優先したい人に向いています。

オランダ発の家電ブランドらしいシンプルかつ洗練されたデザインのduux「Whisper DXCF27JP(GY)」は、同社のラインナップのなかではスタンダードモデルにあたる商品。26段階の多段階風量調節やリモコン操作に対応しており、高い操作性を特徴としています。

風の心地よさは高評価で、自然風のようなやわらかい風は長時間でも心地よく、風量は26段階と細かく調整可能。上下左右の自動首振りやリモコン操作など、機能性も充実しています。静音性も高く、弱モードでは30dBを下回りほとんど運転音を感じない静かさでした。夜間や作業中の使用にも適しているといえます。

一方で、風量は中程度にとどまり、サーキュレーターとしては部屋全体の温度をある程度早く均一にしやすいものの、広い空間ではやや物足りなさが残る結果でした。また、羽根は取り外し可能であるもののガードの分解にプラスドライバーが必要な点はネックといえるでしょう。

扇風機としてはガードの取り外し以外に目立った弱点がなく、やわらかな風あたりと静音性、機能性を重視したい人にとっては十分に満足できるモデルです。おしゃれな海外メーカーの扇風機のなかでは比較的安価なので、人とは違う扇風機を気軽に試してみたい人にも向いていますよ。

duuxが展開する「Whisper Flex Touch 2 DXCF71JP(WT)」は、同社のなかでもハイスペックモデルにあたる商品。10〜28℃の室温センサーを搭載しているほか、別売りのバッテリーを購入すればコードレスでの使用も可能です。デザインはオランダ発ブランドらしくミニマルで高級感がありました。

風はふんわりと肌にあたり、長時間当たっていてもストレスが少ない自然な風あたりでした。風量は26段階で微調整が可能で、左右・上下の自動首振りやリモコン操作、コードレス対応など機能性も十分です。段階調節は強弱のボタン操作式で、細かな設定ができる点も便利でした。風の強さも日常使いで十分な風量を備えています。5m先での風量もあり、サーキュレーターとして使っても部屋全体の温度を早く均一にしやすいでしょう。

一方で、1日あたりの電気代は10.4円と平均的で、省エネ性を最優先する人にはやや物足りなさが残るかもしれません。さらに、ガードの取り外しにはプラスドライバーが必要で、お手入れにはやや手間がかかる仕様でした。

室温センサーやコードレス対応といった高機能を重視しつつ、おしゃれな扇風機がほしい人に向いています。電気代や掃除の手軽さを最優先にしたい場合は、ほかの商品と比較しながら選ぶのが良いでしょう。

日立グローバルライフソリューションズが展開する「HITACHI リビング扇 HEF-DL300G」は、DCモーターを搭載した扇風機。大きなボタンによる簡単操作を謳っています。

弱モードでは30dBを下回る静かさで、運転音が気になりにくく、強モードでも控えめな音に抑えられていました。また、風あたりもやわらかく、長時間あたっても不快感が少ない結果に。風量も日常使いには十分な強さがあり、部屋全体の温度もある程度早く均一にしやすい風量といえます。操作性では、段階調節がボタン式でリモコンも付属しており、高さ調節もスライド式で調整しやすい点が魅力的です。

1日あたりの電気代は11.9円で、日常使いには問題ない水準でしたが、省エネ性を重視する人にはやや気になる可能性があります。また、羽根は取り外せるものの、ガードはツメとクリップを順に外す仕様で、頻繁な掃除にはやや不便と感じられるかもしれません。

風の心地よさや静かさを重視する人、あるいは就寝時の使用が多い人には適した商品です。音に敏感な人や、リモコン操作・高さ調節といった基本機能を重視する人には十分に応えられる内容といえるでしょう。