リクルートが運営する国内大手ホテル予約サイト、じゃらんnet。レンタカー・いちご狩り体験などの予約にも対応しており「画面表示がわかりやすい」「遊び体験の予約も簡単」と評判です。一方で「クーポンやポイントが充実していない」という口コミもあり、利用を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の10個の観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、人気のホテル予約サイトとも比較。デイユースプランはあるか、北陸支援割をはじめとする旅行支援などのキャンペーンやクーポン情報などもこまかく調査しているので、ホテル予約サイト選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得し、マイベストでは予約サービス・クリーニング・クリニックなどの無形商材のサービスを担当。以前はローンやクレジットカードなど日常生活に身近なサービスを比較検証してきた。「生活を豊かにするサービスを提供すること」を心がけてコンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
じゃらんnetは、安いうえに安心感の高いサイトで予約したい人におすすめです。比較したなかにはポイント制度がないサイトも多い一方、最大3%のポイント還元に加えて毎月20〜29日には割引プランや最大1万円分のクーポンの配布を行っています。「クーポンやポイントが充実していない」という口コミに反し、ポイント還元と独自割引の組み合わせでお得に予約ができるのが魅力です。
キャンセル料が予約後のメールに明確に記載されており、信頼して利用しやすいのもメリットといえます。比較したなかには、マイページにログインしないとキャンセルポリシーを確認できないサイトもありました。その点、本サイトはメールを見るだけでわかるので便利。個人情報の保護やクレジットカードのセキュリティ対策についても明記されています。
メールだけでなく、電話でもサポートデスクに相談できるのも心強いポイントです。比較したなかには問い合わせ窓口の記載すらないサイトもあったのに対し、じゃらんnetのコールセンターは年中無休。出発当日に問い合わせをしたいシーンでも、あわてずにすみますね。
比較した国内サイトのなかでは、取り扱っているホテルの数も豊富です。テーマパーク周辺のホテルやビジネスホテルも数多く掲載しているため、目的に合ったホテルを見つけやすいでしょう。
ペット可・現地払い可といった一部の条件では絞り込めないものの、基本的な絞り込み条件は網羅。強いこだわりがなければ、とくに使いづらさを感じるほどではありません。大手ならではの信頼感のあるサイトでお得にホテルを予約したい人は、ぜひ利用を検討してみてください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にじゃらんnetと比較検証を行ったサービスの中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
じゃらんnetよりも高い評価を獲得したサービスも!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
じゃらんnetは、リクルートが管理・運営する総合旅行予約サイトです。1990年創刊の旅行情報誌「じゃらん」のインターネット版として、2000年に登場。以来、国内のホテル予約サイトとしては最大級の規模を誇っています。
サービス内容はホテルや旅館の予約だけにとどまりません。宿泊と交通(航空券・新幹線・特急)を自由に組み合わせられるじゃらんパックやレンタカー予約、いちご狩りをはじめとする遊び体験からスノースポーツまで幅広い取り扱いがあります。
また、無料の会員登録をしてホテルや旅館を予約するとポイントが貯まるのも特徴のひとつです。貯まったポイントは、次の旅行や普段の買い物で使えます。
今回は、じゃらんnetを含むホテル予約サイトを実際に調査して、比較検証レビューを行いました。
じゃらんnetを実際に調査した結果、5つものメリットがあるとわかりました。利用を考えている人はぜひ最後までチェックしてくださいね!
ポイント還元と独自割引を併用することで、かなり安く泊まることができます。通常(レギュラー)会員のポイント還元率は2%。会員ステータスが上がると最大3%還元されます。
じゃらんnetでは「じゃらんステージプログラム」という会員プログラムを採用。会員ステータスは利用状況に応じて決まり、ポイントアップや会員限定のお得なプラン特典が受けられる仕組みです。
<会員ステータスごとのポイント還元率>
さらに、毎月20〜29日の10日間は、最大1万円分のクーポンの配布やクーポンとの併用で最大15%OFFで予約できる割引プランを実施しています。一部のクーポンは15日から事前配布されるので、15日になったらサイトをチェックしてみてくださいね。
比較したなかにはポイント制度や独自割引がないサイトも多く、ポイント還元があっても通常会員は1%前後が多数派でした。対する本サイトは「クーポンやポイントが充実していない」という口コミに反し、ポイント還元率は高く独自割引も充実しています。
大手サイトだけあって、信頼して利用しやすいのがメリットです。実際に予約を取ってみた結果、サイトで検索したとおりの価格で予約することができました。
キャンセル料がいつから何円かかるのかも、公式サイトと予約完了メールの両方に明記されています。比較したなかには、キャンセルポリシーがメールに記載されていないサイトもありましたが、本サイトはマイページを確認する手間が省けるので便利です。
キャンセル完了時にはメールが届き、確実に手続きできたことが把握できました。個人情報の保護やクレジットカードのセキュリティ対策も問題ありません。クレジットカードのセキュリティ対策について記載がないサイトもあったなか、不安要素は少ないといえるでしょう。
困ったときには、コールセンターに相談できるので安心感が高めです。国内宿泊やホテル・じゃらんパック・レンタカーなど、サービスごとにサポートデスクを開設。電話に加え、メールでの問い合わせにも対応しています。
比較したサイトにはコールセンターのみや、そもそもコールセンターの記載自体が見当たらないものもありました。一方、じゃらんnetのサポートデスクは年中無休。土日祝日にも営業しているので、出発当日に急な相談をしたいシーンでも心強いでしょう。
<じゃらんnetサポートデスク>
予約後だけでなく、予約前の国内泊についての問い合わせも受けつけています。また、賠償基準がわかりやすいのもポイント。万が一トラブルでも、サービス側の責任であれば賠償されるため、サポート体制を重視する人にもおすすめです。
ホテルの掲載数も豊富です。人気の観光地もしっかりカバーしているため、目的地に合わせてホテルを選びやすいでしょう。
比較したなかでは国内サイトは海外サイトに比べ、取り扱いホテル数が少ない傾向がありました。しかし、じゃらんnetは、国内サイトのなかではホテルの掲載数がトップクラス。国内サイトで予約したい人にはうれしいポイントです。
出張からレジャーまで、幅広く活用できるのも魅力です。人気のビジネスホテルの掲載数を調べたところ、比較したなかでも数多く取り扱っていました。出張が多い人にとって使い勝手がよいホテル予約サイトといえます。
また、USJオフィシャルホテルやディズニー周辺ホテルのプランの掲載数も申し分ありません。比較したなかでも、とくに充実している傾向がありました。
1つのサイトでビジネスからレジャーまで宿泊先を見つけやすいため、ポイントを分散させずに貯めたい人にも向いています。
じゃらんnetには気になる点が1つありました。人によっては絞り込み検索機能が物足りない可能性もあるので、ゆずれない条件がある人は注意してくださいね。
ペット可・Wi-Fiの有無・現金払い可などの細かい条件で絞り込めないため、こだわりが強い人はホテルを探しにくいと感じる可能性があります。チェックした絞り機能の有無は以下のとおりです。
<絞り込み機能>
施設タイプ・部屋タイプ・禁煙ルームといった基本的な絞り込み機能は、比較したほとんどのサイトと同様に備わっていました。また、「駅から徒歩5分以内」をはじめ、ユニークな条件でも絞り込めるため、そこまで使いづらさを感じるほどではありません。
しかし、ペットと旅行したい人やリモートワークにWi-Fiが必須な人など、譲れない条件がある人はやや注意が必要です。比較したサイトはそれぞれ異なる絞り込み機能を持っていたので、希望の条件で絞り込みたい人はほかのサイトも検討してみましょう。
複数サイトの横断検索可能(メタサーチ) | |
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ホテル予約の独自割引(常時) | 最大25%OFF(毎月20日から!じゃらんのお得な10日間) |
良い
気になる
貯められるポイント | Pontaポイント、じゃらん限定ポイント、リクルートポイント、dポイント |
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予約できるサービス | 国内ホテル、ホテル+航空券、ホテル+新幹線・特急、国内外航空券、レンタカー、観光・アクティビティ |
カレンダー比較機能 | |
支払い方法 | クレジットカード、銀行振込、現地支払い、コンビニ決済 |
問い合わせ方法 | 電話、お問い合わせフォーム |
キャンセル方法 | インターネット、宿泊先へ電話 |
アプリ対応 | |
ホテルの特集あり | |
提携している主なクレジットカード | VISA、JCB、Mastercard、American Express、Diners Club |
マップ検索機能 | |
ホテルの口コミ掲載 | |
宿泊予算で絞り込み可能 | |
現地支払い可での絞り込み可能 | |
Wi-Fiありでの絞り込み可能 | |
禁煙ルームでの絞り込み可能 | |
空室表示あり | |
ホテル検索条件の保存可能 | |
コールセンターの対応時間 | 平日:9:00~21:00、土日祝:9:00~18:00(年末年始を除く) |
日本での旅行業登録あり |
こだわり条件が多い人には、ヤフートラベルがおすすめです。ペット可・現地支払い可・Wi-Fiあり・お風呂の種類など、詳細な条件で絞り込めます。ホテルタイプ別の人気ホテルの取り扱い数も豊富なので、希望どおりの宿が見つかりやすいでしょう。
また、オンラインカード決済を利用すれば、通常会員への2%のポイント還元に加えて+8%のPayPayポイントが付与されます。即時使用も可能なため、お得に予約できるのが魅力です。
ただし、コールセンターの設置がなく、問い合わせはメールのみ。すぐに相談したいときには、使いづらさを感じる可能性がある点には留意してくださいね。
じゃらんnetについて、よくある質問への回答をまとめました。利用を考えている人は事前にチェックしておきましょう。
じゃらんnetへはリクルートIDでログインできます。じゃらんnetの公式アプリ「じゃらんアプリ」も、同じIDとパスワードでログイン可能です。
会員登録をしなくても宿泊を予約をすることは可能ですが、ポイントは貯まりません。また、会員登録なしで国内宿泊を予約した場合、マイページ(管理画面)から予約の変更ができないので注意しましょう。新規登録の手順は以下のとおりです。
<会員登録の手順>
①メールアドレスの入力:「会員登録」をクリックし、登録したいメールアドレスを入力デフォルトの設定では、貯まる・使えるポイントはリクルートポイントになっています。Pontaポイントもしくはdポイントを希望する場合は、③の会員情報の登録の際に選択できますよ。
会員としてログインして予約した国内宿泊は、マイページから変更・キャンセルが可能です。ただし、変更の内容によってはキャンセルして取り直しが必要になるケースもあるので、慎重に予約しましょう。
<変更可能なケースの例>
<変更不可なケースの例>
じゃらんnetで貯まるポイント2%の内訳は、1%がじゃらん限定ポイント(じゃらんnetのみで利用可能)・もう1%はPontaポイント・dポイント・リクルートポイントのいずれかを選択できます。持っているポイント数は、マイページで確認できますよ。
Pontaカードとdポイントカードの両方を持っている場合は、両方とも連携することが可能です。どちらも連携していない場合は、リクルートポイントをメインのポイントとして貯められます。
じゃらんnetでのポイントの使い方は、以下にまとめました。なお、リクルートポイントはじゃらんnetを含むリクルートのサービス以外にもAmazon.co.jpでの支払いにも1ポイントから使用可能です。
<じゃらんnetでのポイント利用>
国内ツアー・国内航空券はポイント利用の対象外
じゃらんクーポンは、国内宿泊予約のみで利用できます。日帰り・デイユース・じゃらんパック・海外ホテル・遊び・体験などの予約には使えないので注意してくださいね。
クーポンの使い方は、以下の3ステップ。必ずじゃらんnetにログインしてから使っいましょう。
<クーポンの使い方>
①希望のクーポンを獲得
②クーポンの対象となる宿・対象のプランを検索
③予約画面でクーポンを選択し、予約を完了
じゃらんクーポンには「通常じゃらんクーポン」と「特別じゃらんクーポン」の2種類があり、1件の宿泊予約につき利用できるのはそれぞれ1枚まで。ただし、通常じゃらんクーポンと特別じゃらんクーポンを1枚ずつ併用することは可能です。
毎月20~29日の「じゃらんのお得な10日間」には、最大1万円オフになる以下のような通常じゃらんクーポンを配布しています。どれも先着順なので、早めに予約しましょう。
<じゃらんのお得な10日間のクーポン>
領収書の発行方法は、予約の決済方法によって異なります。なお、現地決済で予約した場合はじゃらんnetでは発行はできないため、宿泊先のフロントで直接依頼しましょう。
<領収書の発行方法>
マイページから領収書を発行する手順は以下のとおりです。
<マイページで領収書を表示する手順>
①マイページにログインし、「領収書データ表示」→「宿・ホテル予約」をクリック
②オンラインカード決済で予約した履歴一覧から、領収書データを表示したい予約の「領収書データを表示」もしくは「分割で領収書データを表示」を選択
③領収書の宛名を入力し、「入力内容の確認へ」をクリック
④領収書表示内容を確認し、「プライバシーポリシーに同意して領収書データ表示」をクリック
⑤表示された領収書データを保存する
じゃらんnetでは、日帰り・デイユースプランの予約も可能です。
温泉+部屋食やランチ+エステなどリフレッシュできるプランから、オフィス代わりやホテルの部屋でちょっと一息つけるプランまでさまざま。日帰り温泉宿特集・日帰りステイでデート特集といった特集ページもあるので、目的に合わせて検索しやすいですよ。
2023年1月に再開した全国旅行支援(県民割)は、2024年も一部の自治体では継続しています。お得に旅行をしたい人はぜひ活用しましょう。
例えば、能登半島地震で観光需要が打撃を受けた北陸地域4県で宿泊料が最大50%お得になる「北陸応援割」も、石川県が2024年7月31日まで第2弾を実施。ほかにも2024年から再開し、独自の割引を実施する自治体が複数あります。
じゃらんnetや楽天トラベルといった大手サイトでは北陸応援割を取り扱うこともあるため、随時チェックしてみてください。
ホテルの予約方法には、公式サイト・ホテル予約サイト・メタサーチ(まとめサイト)の3つの方法があります。それぞれに特徴があるため、目的や優先事項に合わせて賢く使い分けるのがおすすめです。
宿泊するホテルが決まっている場合は、公式サイトから直接予約するのがお得。予約サイトにホテルが手数料を支払わないぶん、宿泊料金が安く設定されているのが一般的です。また、同じプランでも、早めに予約したほうが安く予約できることが多いですよ。
一方、泊まりたいホテルが未定で安さを重視したい場合は、複数の予約サイトの料金を一度に比較できるメタサーチサービスをおすすめします。ホテルが見つかったら公式サイトから予約するのがお得。ただし、予約までに手間がかかるのがネックです。
その点、検索から予約まで一括で行えるホテル予約サイトは、ホテルの予約に時間をかけたくない人にはうってつけでしょう。ホテルが決まってる・決まっていない、安さと手軽さのどちらを優先するのか、自分に当てはまるパターンを確認してベストな方法を選びましょう。
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