高い吸引力でしっかりゴミを吸い取れると人気の、ダイソン(dyson) V7Trigger。インターネット上の口コミでも高い評価が見られる一方、「重くて疲れる」などの気になる評判もあり、購入をためらっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ダイソン V7Triggerを含むハンディ掃除機19商品を実際に使ってみて、吸引力・操作性・ゴミ捨ての楽さ・静音性を比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
今回検証したダイソン V7Triggerは、吸引力を重視する方におすすめです。
検証ではフローリング・畳がほぼきれいになりました。細いサッシなどは掃除しにくいものの、アタッチメントの多さも魅力です。
一方、重い本体とスイッチを押した状態でしか動かない点が不評。ゴミ捨ての際も、慣れるまではゴミの飛び散りに気を付けなくてはなりません。
稼働音もやや大きめなので、吸引力以外におすすめできる点は少ないといえるでしょう。より使い勝手のよい、他の商品も検討してみてくださいね。
有名なサイクロン式掃除機をはじめ、空調家電やヘアケア製品なども取り扱うダイソン。発明と改善を信念に、さまざまな新しい商品を生み出しています。
今回検証するダイソン V7Triggerも、独自技術を活かしたサイクロン式のハンディ掃除機です。
特徴は拳銃のような掃除機の形と、独自のサイクロンテクノロジーを搭載していること。
これによって細かいゴミがダストケースに溜まり、きれいな空気が排出されます。
本体サイズは144・206・404mm、重さは1.76kg。付属品はミニモーターヘッド・コンビネーションノズル・隙間ノズルの3点です。
また、連続使用可能時間は最長で約30分となっています。
今回はダイソン V7Triggerを含むハンディ掃除機全19商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:吸引力
検証②:操作性
検証③:ゴミ捨ての楽さ
検証④:静音性
まずは、吸引力を検証します。
マット・フローリング・畳の3種類の床に、小麦粉・砂・髪の毛・お菓子のクズ・埃に見立て短く切った毛糸のゴミを一定量ばら撒きます。そして吸引力を最高モードにし、ブラシを1往復させてゴミの吸引状況をチェックしました。
吸引力は、今回検証した中でもトップクラスの高評価です。
特に畳では小麦粉のような微細なゴミまでしっかり吸引できました。端までほとんどゴミが見られません。
フローリングに関しても、壁の端にあったお菓子のクズがほんの少し残った程度です。
ただし、マットでは少量のお菓子クズ・髪の毛の吸引漏れがありました。小麦粉のような微細なゴミも、吸い込みきれていない印象です。
次に、操作性を検証します。
ソファの隙間・机の上・窓のサッシ・棚の上の4箇所で掃除機を使用し、操作がしやすいかを調べました。
本体が1.76kgと重く、やや扱いにくいという結果に。
掃除機の先が横に平らなため、窓のサッシのような細い箇所は吸引しづらいです。電源スイッチから手を離すと止まってしまう点も残念。棚の上の場合、ボタンを押しながら動かすのは大変でした。
一方で、アタッチメントが替えられるためソファの隙間は掃除しやすいといえます。机の上でもヘッドが水平に密着する点は好評でした。
しかし、やはり重さが気がかり。使用する度にストレスを感じてしまいます。本体の重さが評価を下げる原因になってしまいました。
続いて、ゴミ捨ての楽さを検証します。
実際にゴミを捨ててチェックしました。簡単に捨てられて、手入れがしやすいものを高評価としています。
ダストケースがワンタッチ開閉なのはうれしいポイント。しかし蓋が勢いよく開くため、ゴミが飛び散りやすい点が気になります。
部品を上に引っ張らなくては捨てられず、ある程度の力が必要になります。また、ダストボックスの取り外しができない点も残念です。手入れしやすいとはいえません。
最後に、静音性の検証です。
吸引力を最大にした状態でスイッチを入れます。そして、1m離した騒音計で測定された稼働音をもとに評価しました。
静音性は、水準をやや下回る評価に。
最大数値は81.5dBで、普通の会話と同じ大きさである60dBを超える騒音です。ただし、他の掃除機の稼働音もストレスを感じやすいとされる70dB以上が大半でした。ハンディ掃除機としては特に問題のないレベルと言えるでしょう。
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ダイソン V7Triggerは、重さが気になる方にはおすすめできません。そこで、他のおすすめ商品を最後にご紹介したいと思います。
moosoo コードレス掃除機は、軽いうえに吸引力も文句なし。マットでは少しゴミの吸引漏れがありましたが、フローリング・畳ではきれいに吸引できました。また、0.5kgと軽量で持ちやすい形です。ダストケースが小さめで洗いにくいものの、ゴミに触らず捨てられる点も好評でした。
EVOPOWER W20も、抜群の吸引力と軽さを両立。0.6kgの本体はスリムで軽く、ストレスなく使用できます。フローリング・畳での吸引力は問題なく、マットでわずかにゴミが残る程度でした。さらに、ワンタッチでゴミ捨てが可能。ただし、ゴミが飛び散りやすいので注意しましょう。
電源コードあり | |
---|---|
タイプ | ハンディ |
コードレス対応 | |
集じん方式 | サイクロン式 |
標準モードの連続使用時間(公称値) | 21分 |
ヘッド種類 | すき間ノズル、ブラシノズル |
充電時間(公称値) | 5.5時間 |
騒音値(実測値) | 83.5dB |
コードの長さ | 不明 |
集じん容積 | 不明 |
消費電力 | 120W |
吸込仕事率 | 不明 |
HEPAフィルター付き | 不明 |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | 不明 |
付属品 | 充電スタンド、カーチャージャー、隙間ノズル、専用充電器 |
本体重量 | 0.50kg |
本体幅(公称値) | 130mm |
本体奥行(公称値) | 420mm |
本体高さ(公称値) | 190mm |
MooSoo K12をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
電源コードあり | |
---|---|
タイプ | ハンディ |
コードレス対応 | |
総重量 | 0.66kg |
集じん方式 | サイクロン式 |
ヘッドノズルの幅 | 不明 |
操作方法 | ボタン |
ゴミを吸うときのヘッド角度 | 不明 |
標準モードの連続使用時間(公称値) | 12分 |
ゴミを吸うときのヘッド角度. | 不明 |
持ち手あり | |
ヘッド種類 | 不明 |
充電時間(公称値) | 150分 |
騒音値(公称値) | 不明 |
騒音値(実測値) | 84.1dB |
標準モードの運転音 | 不明 |
最強モードの運転音 | 不明 |
コードの長さ | |
集じん容積 | 不明 |
消費電力 | 不明 |
吸込仕事率 | 不明 |
ダストステーション付き | |
充電スタンド付き | |
HEPAフィルター付き | 不明 |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ヘッドライト付き | |
水拭き対応 | |
ゴミセンサー付き | |
静音モード搭載 | |
節電モード搭載 | |
10cmの隙間に差し込める | 不明 |
付属品 | リチウムイオンバッテリー、充電ドックすき間用ノズル、マルチノズル、ふとん用ノズル |
本体重量 | 0.66kg |
本体幅(公称値) | 5.35cm |
本体奥行(公称値) | 6.096cm |
本体高さ(公称値) | 41.91cm |
シャーク EVOPOWER W20をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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