



乗るだけでアプリにデータを反映できると評判の、Withings Body+。ネット上の口コミでは高評価が多い一方、「計測した数値にバラつきがある」「体脂肪率の数値がおかしい」という気になる評判も存在し、購入を躊躇っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、Withings Body+を含む体組成計14商品を実際に使ってみて、体重の計測精度・体脂肪率の計測精度・計測可能な項目数・計測速度・画面の見やすさを比較してレビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!

大手製薬メーカーにて8年間、衛生用品の研究開発職とマーケティング職に従事。なかでも人のヘルスケアをサポートする新商品開発を専門とし、日本と海外を合わせて10製品以上の新製品発売に携わる。 マイベスト入社後はこれまでの開発経験や商品知識を活かし、ヘルスケア商品全般の比較検証を担当。「ユーザーが知りたいことを適切な検証に基づきわかりやすく提供する」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2021年02月までの情報です
今回検証したWithings Body+は、体脂肪率を正確に計測したい方や、あらゆる項目を計測したい方にはおすすめできません。
体脂肪率の検証では、基準値との誤差が8.8%も出てしまい、正確に測ることはできませんでした。また、筋肉量・推定骨量・体水分率の計測は可能ですが、基礎項目であるBMI値・内臓脂肪レベルを測定することができないのは惜しいポイントです。
一方、体重などの必要最低限の数値を、毎日手軽に記録したい方にはおすすめ。体重測定の精度は極めて高く、医療用の体組成計の測定値と誤差はほとんど見られませんでした。加えて、わずか4秒というスピードで計測できるうえに、暗闇でも見やすい画面表示も魅力。
場所を選ばずストレスフリーで使用できそうですが、あらゆる項目を測定したい方や、体脂肪率を正確に測りたい方は他の商品もチェックしてみてくださいね。
スマートウォッチ・スマート睡眠パッド・体組成計など、健康管理に役立つさまざまな製品を取り扱うWithings。今回ご紹介するのは、体重や体脂肪などのデータを測定できるスマート体重計です。
スマホの専用アプリに自動でデータを同期できるので、手軽に健康管理ができます。睡眠時間や体重などを計測・記録しながら、身体の状態をチェックすることができますよ。
身体の位置を把握し、正確な計測へと導くPOSITION CONTROL技術や、重力による測定値への影響を最小限にする重力補正機能など、さまざまな機能が搭載されています。
また、最大で8人までのデータを管理できるのもポイント。使用者を自動で判別して一人一人のデータを記録できるので、家族全員の健康管理が可能です。
市販の単4電池4本で、最長18ヶ月間も使い続けることができます。頻繁に電池を交換する必要がないのも嬉しいですよね。
カラーバリエーションは、ブラック・ホワイトの2色。お部屋の雰囲気やお好みに合わせて選びましょう。
今回は、Withings Body+を含む体組成計全14商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
検証②:体脂肪率の計測精度
検証③:計測可能な項目数
検証④:計測速度
検証⑤:画面の見やすさ
はじめに、体重の計測精度の検証です。
計測精度の非常に高い医療用の体組成計Inbody270と、今回検証する商品の両方で体重を5回計測。それぞれの平均値を算出して比較し、どの程度のギャップがあるかを確認しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
体重の計測精度をチェックすると、基準値との誤差はわずか60gで、5.0点の満点評価を獲得。Withingsの技術力が光る結果となりました。
家庭用として使用するなら、体重の計測精度に不安を覚える必要はまったくないと言えるでしょう。
次に、体脂肪率の計測精度の検証です。
体重の計測精度の検証と同様に、Inbody270と、検証を行う商品で体脂肪率を5回計測。各々の平均値を算出して比較し、誤差がどの程度出ているかをチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
体脂肪率の計測精度は非常に悪く、1.0点と低評価です。基準値との誤差が8.8%も生じてしまいました。
誤差がわずか1.8%程度であった商品と比べると、精度の低さに不安が残ります。体脂肪率を正確に測りたい方にはおすすめできません。
続いて、計測可能な項目数の検証です。
主要な計測項目を抜き出して、各々の優先度に応じた点数を設定。Withings Body+がどれだけの項目を計測できるかをチェックし、加点方式で評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
計測可能な項目数は5項目とあまり多いとは言えず、3.2点と微妙な評価に。基礎項目に関しては体重・体脂肪率のみ測定可能で、BMI値・内臓脂肪レベルを計測することができないのが残念です。
基礎項目以外では、筋肉量・推定骨量・体水分率の計測が可能。7項目以上の計測ができる商品と比べるとやや少ないですが、必要最低限の測定ができればよいという人に向いているでしょう。
次に、計測速度の検証です。
実際に体組成計を使って5回計測。1回あたりの計測に要した時間の平均値を算出することで、計測速度の評価を行いました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
計測が完了するまでの速度を計ってみた結果、たった4秒で計測が完了し、満点の5.0点を獲得しました。1回の計測に10秒以上かかる商品もあるなか、非常に優秀です。
たった数秒立ち止まるだけで測定可能なので、忙しい毎日を送る人もストレスなく使用できるでしょう。
最後に、画面の見やすさの検証です。
照明下の明るい場所・暗い場所の2パターンの状況で計測を行い、商品の画面の見やすさを総合的に評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
画面の見やすさを検証すると、暗がりでもかなり見やすく、4.5点と高い評価を獲得しました。
液晶画面が明るいため、暗い場所で見ても文字がはっきり見えます。家のどこに置いても問題なく数値を確認することができるでしょう。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
Withings Body+は、計測可能な項目数・体脂肪率の計測精度を重視される方にはおすすめできません。他のおすすめ商品を最後にご紹介したいと思います。
さまざまな項目をチェックしたい方は、タニタのデュアルタイプ体組成計がおすすめです。基礎項目以外にも、筋肉量・基礎代謝量・体内年齢などの複数の項目を計測することが可能。加えて、体重や体脂肪率の計測精度も優秀です。自分の身体を多種多様な観点から管理したい方にピッタリですよ。
ドリテックの体重体組成計なら、体脂肪率をほぼ正確に測定できます。体脂肪率の検証では基準値からたったの1.1%しかズレがなく、ほぼ満点の4.9点を獲得。計測可能な項目数も、筋肉量・基礎代謝量・推定骨量・体水分率と豊富です。優れた性能を持ちながらも、低価格で購入できるのが嬉しいですね。
| 表示様式 | デジタル |
|---|---|
| 目的 | トレーニング向け |
| 測定項目 | 体重、体脂肪率、内臓脂肪レベル、筋肉量、基礎代謝量、体内年齢、筋質点数、BMI、推定骨量、体水分率 |
| 登録可能人数 | 4人 |
| Bluetooth接続可能 | |
| Wi-Fi接続可能 | |
| データ自動転送機能 | |
| 測定方式 | 両足 |
| アスリートモード | |
| ユーザー自動認識機能 | |
| 部位別測定機能 | |
| メモリー機能 | |
| 最小計量 | 100g |
| 最大計量 | 180kg |
| 電池残量警告機能 | |
| オートパワーオン機能 | |
| 電池の種類 | 単3電池 4本 |
| バックライト機能 | |
| おサイフケータイ・FeliCa対応 | |
| 重量. | 2100g |
| 電池寿命 | 約1年(1日4回測定の場合) |
| 特徴 |
タニタ インナースキャンデュアル RD-906をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
| 本体重量 | |
|---|---|
| 測定速度 | |
| 専用アプリ連動機能 | |
| データ自動転送機能 |
| 表示様式 | 不明 |
|---|---|
| 登録可能人数 | 5人 |
| 外部アプリ連携 | |
| Bluetooth接続可能 | |
| Wi-Fi接続可能 | |
| 測定方式 | 両足 |
| アスリートモードの基準 | |
| ユーザー自動認識機能 | |
| メモリー機能 | |
| 最小計量 | 50g |
| 最大計量 | 150kg |
| 電池の種類 | 単4電池 3本 |
| ボタンタイプ |
ドリテック ピエトラプラスをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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