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Shokz Openfitをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

安全性と快適性を兼ね備えると謳うランニング・スポーツ向きイヤホン、Shokz Openfit。「耳につけていることを忘れる」など高評価の口コミが見られますが、「バッテリー持ちがいまひとつ」など気になる評判もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。


  • つけ心地のよさ
  • 走っているときのずれにくさ
  • 外音の聞きやすさ
  • 音質のよさ
  • ランニング中の使いやすさ
  • 防水性能の高さ
  • 連続再生時間の長さ

さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のランニング・スポーツ向きイヤホンとも比較検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ランニング・スポーツ向きイヤホン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2025年10月10日更新
原豪士(Goshi Hara)
ガイド
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当
原豪士(Goshi Hara)

オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。

原豪士(Goshi Hara)のプロフィール
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自社施設
本コンテンツに記載の検証結果は2025年10月までの情報です

目次

はじめに結論!軽い運動にぴったり。外音も音楽も聞き取りやすく、違和感のない快適なつけ心地

Shokz Japan
完全ワイヤレスイヤホンOpenfit

11,680円

完全ワイヤレスイヤホン

Shokz Openfitは、軽い運動のときに使うなら候補になります。本体はやわらかいリキッドシリコン素材で、違和感のないつけ心地でした。着用したモニターからは「軽いつけ心地」「肌あたりがよい」と好印象です。一方で、実際に装着して走ったモニターからは「速いペースで走ると、体や頭が大きく揺れるとズレる」という指摘も。左右分離型のためか、左右一体型かつ耳にかける仕様の上位商品に比べると、安定感がやや物足りないかもしれません。とはいえ、軽い運動であれば落ちることもほぼないでしょう。


外音は聞きやすく、モニターから「車の流れる方向がわかる」「自転車のブレーキ音も聞こえる」との声がありました。騒音の中でもボーカルの声や、ベースの刻みは打ち消されません。ラジオは男性の声や低音が聞こえづらくなったものの、ながら聞きであれば十分でしょう。


サウンドは、ボーカルの繊細さが際立ちます。比較したAirPodsのようなカナル型ほど低音に深みやキレはないものの、音数は多く表現力は豊かでした。一方で、イヤホン本体での音量調整ができないのは不便な点。比較した大半の商品が本体で音量を変えられたのに対し、いちいちスマホを取り出さないとなりません。


バッテリー持ちは良好です。イヤホン単体で7時間・充電ケース含め最長28時間も持ちます。比較したなかにはケース込みで95時間とより長く持つものもありましたが、「バッテリー持ちがいまひとつ」との口コミに反し、1日中使いたい人も困らないでしょう。防水性能はIP54で、水飛沫程度なら故障リスクを抑えられますよ。


値段は執筆時点で税込24,880円(公式サイト参照)と、比較したなかでは中価格帯。長時間快適につけられて、ながら聞きにはもってこいの商品です。運動時の使いやすさで選びたい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。

Shokz Openfitとは?

Shokz Openfitとは?

そもそもランニング・スポーツ向きイヤホンとは、運動中の使用に適した機能を備えた商品。身動きのとりやすいワイヤレスであることや、周囲の音が聞こえやすいこと、防水対応であることの3つが絶対条件といえます。


今回紹介するShokz Openfitは、アメリカの音響ブランドShokzの完全ワイヤレスイヤホン。Shokzはワイヤレスオープンイヤーイヤホンで知られ、耳を塞がずに周囲に対してオープンであることをコンセプトにしています。


本商品は、これまで一体型のスポーツ用イヤホンに特化していた同社が、2023年に初めて完全ワイヤレスステレオイヤホン市場に参入した商品。クラウドファンディングでは2億円以上の支援総額を達成しています。

2023年7月発売。オープンイヤーのパイオニアが手掛ける完全ワイヤレスイヤホン

2023年7月発売。オープンイヤーのパイオニアが手掛ける完全ワイヤレスイヤホン
出典:jp.shokz.com
本商品はオープンイヤー型を採用。Openfitのために新しく作られたのが、DirectPitchテクノロジーです。これによりイヤホンを耳に入れずに音を聞くことができ、音漏れも減らせるとしています。


Shokzアプリを使用すれば、マルチポイント接続やイコライザモード、ボタンのカスタマイズ機能の設定なども可能に。イヤホン本体にはボタンがありませんが、内蔵されたタッチパッドに触れることでオーディオ再生や通話のコントロールができます。


スペックは以下のとおりです。


スペック詳細

  1. 価格|税込24,880円(※公式サイト参照・執筆時点)
  2. 発売日|2023年7月
  3. イヤホンの種類|オープンイヤー型
  4. 防水性能|IPX4
  5. 対応コーデック|SBC・AAC
  6. Bluetoothバージョン|Bluetooth 5.2
  7. 充電時間|イヤホン:1時間/チャージングケース:2時間
  8. 充電端子|USB Type-C
  9. ノイズキャンセリング機能|‐
  10. マイク付き|〇

長時間の装着・メガネとの併用も快適なつくりに。カラーは2色を用意

長時間の装着・メガネとの併用も快適なつくりに。カラーは2色を用意
出典:jp.shokz.com
Shoksが追及しているオープンイヤーのコンセプトを継承し、耳の周りに装着する設計。イヤークッションコアには2層構造のリキッドシリコンを採用し、長時間装着しても不快に感じないとしています。

イヤーフックには0.7mmの超極細形状記憶素材を内蔵し、耳の形にやさしくフィット。メガネと併用しても快適と謳われています。


片耳はわずか8.3g、チャージングケースは57gと軽くコンパクト。付属品としてUSB Type-Cの充電用ケーブルも同梱されています。カラーはブラックとベージュの2種類です。

実際に使ってみてわかったShokz Openfitの本当の実力!

今回はShokz Openfitを含む、ランニング・スポーツ向きイヤホン全10商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。

具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. つけ心地のよさ
  2. 走っているときのずれにくさ
  3. 外音の聞きやすさ
  4. 音質のよさ
  5. ランニング中の使いやすさ
  6. 防水性能の高さ
  7. 連続再生時間の長さ

違和感のない快適なつけ心地。動きによってはズレる可能性がある

違和感のない快適なつけ心地。動きによってはズレる可能性がある

まずは、つけ心地のよさ・走っているときのずれにくさの検証です。


モニターとして、週に1回以上ランニングをしている30代までの男女10人が参加。実際に装着した際に圧迫感や痛みを感じるかをチェックしました。さらに、装着した状態で時速7kmに統一したランニングマシンで走り、ずれにくさや落ちにくさも評価しています。

大きな動きがあるとずれやすい。軽い運動なら快適に使える

大きな動きがあるとずれやすい。軽い運動なら快適に使える
実際に走ったところ、モニターによって評価が分かれる結果に。「ズレはほとんど感じなかった」という意見もあれば、「速いペースで体や頭が大きく揺れるとどうしてもズレてしまう」と答えた人もいました。

軽い運動であれば快適に使えるものの、耳にぶら下がる形状ゆえにやや安定感に欠けます。比較したところ、左右一体型の商品はずれにくく、本商品のような左右分離型はずれやすい傾向がありました。


走りに集中したい人や激しい運動にも使いたい人は、左右一体型の商品を選びましょう。


走っている時にずれないかについてのモニターコメント
  1. 「しばらく走ってみたものの、ズレて落ちそうになることはなく快適に走れた」(30代・男性)
  2. 「ゆっくり走る場合には問題ないが、速いペースで体や頭が大きく揺れるとどうしてもズレてしまい、耳から落ちそうな状態になってしまった」(30代・女性)
  3. 「耳裏への密着度の高さゆえに、首を左右に振ると干渉してずれてしまう。外れるような不安感はないのでそこまで気にならない」(20代・男性)
  4. 「走行中にズレはほとんど感じなかった。安定感があり手直しする必要もなくて安心。耳栓タイプに比べたら安心感は劣る」(30代・女性)
  5. 「イヤホンのスピーカー部分が自分の耳には大きめでフィット感がなかった。走っていてズレたり落としたりということはなかったが、ずっと耳の中でイヤホンがカタカタ揺れていて、ズレるかもとストレスを感じて走りに集中できなかった」(20代・女性)
コメントは一部抜粋

シリコン素材の肌触りが良好。痛みや圧迫感なくつけられる

シリコン素材の肌触りが良好。痛みや圧迫感なくつけられる
つけ心地のよさは、比較したなかでもトップクラスです。「耳につけていることを忘れる」という口コミのとおり、違和感のないつけ心地でモニター全員が痛みを感じにくいと回答しました。やわらかいシリコン素材のため、「肌触りがよく痛みがほとんどない」という意見も挙がっています。

比較した大半の商品で快適な装着感が得られたものの、とくに好評だったのは本商品のようなオープンイヤー型や骨伝導タイプ。耳を塞がないため、閉塞感がなくモニターの満足度は高めでした。


装着時に痛みを感じにくいかについてのモニターコメント

  1. 「取りつけにはコツ不要。素材がソフトなおかげで痛みなく装着できる」(30代・男性)
  2. 「耳に掛ける部分がシリコン製で広げることができるので、容易に装着できる。痛みもない」(20代・男性)
  3. 「軽くてきれいに耳の形にフィットしたので、まったく痛くなかった」20代・女性)
  4. 「とても軽いつけ心地で、どの部分も圧迫感を感じず痛みもない。耳掛け部分はやわらかいゴム製で長時間つけていても痛くならなそう」(20代・女性)
  5. 「イヤホン全体がやわらかいシリコン素材で包まれていて、肌あたりがよい。つけていることを忘れるほど刺激や摩擦感がない」(20代・女性)
コメントは一部抜粋

装着時に圧迫感があるかについてのモニターコメント

  1. 「耳輪(じりん)の部分に装着している感はあるものの、気になるほどの圧迫感はない。つけ心地に不満はなかった」(30代・男性)
  2. 「やわらかくフィットして圧迫感がなく、重さもほとんど気にならずつけやすかった」(20代・男性)
  3. 「形状記憶で元の形に戻ろうとする力なのか、耳の裏への圧迫感はそこそこ感じる。不快感を得るほどではない」(20代・男性)
  4. 「ゴム素材が滑り止めになっており、緩めの締めつけでもフィットして圧迫感も少ない」(20代・男性)
  5. 「非常に軽くただ引っかけているだけに感じられて、もみあげやこめかみにパーツが当たらず、ギューッと押されている感じがないのもよい」(30代・女性)
  6. 「装着時の圧迫感はまったくない。耳かけ部分も細めだが、耳の裏側のカーブにフィットするので痛みがない」(20代・女性)
  7. 「耳に掛けるフック部分がよくしなり、耳の形状に合わせて曲がるので圧は一切感じなかった」(20代・女性)
コメントは一部抜粋

車の流れがわかるほど、外音が聞き取りやすい。ボーカルもクリアで音楽を楽しめる

車の流れがわかるほど、外音が聞き取りやすい。ボーカルもクリアで音楽を楽しめる

次に、外音の聞きやすさを検証しました。


引き続きモニターに参加してもらい、車道近くで録音したノイズをスピーカーから流している部屋のなかでイヤホンを装着。音楽やラジオの検証サンプルを聞き、外音がはっきり聞こえるか、音楽やラジオがはっきり聞こえるかを評価しました。

小さな自転車のブレーキ音にも気づきやすい

外音の聞き取りやすさも、比較したなかでトップレベルの高評価を獲得。モニターからは、「車の流れる方向がわかる」「小さめの自転車のブレーキ音も聞き取れる」などの声が聞かれました。外でも周囲の音に気づきやすいでしょう。

比較したところ、本商品のようなオープンイヤーや骨伝導型は耳を塞がないため、周囲の音が聞き取りやすい傾向がありました。ただし、音量を上げすぎると自転車のブレーキ音が聞き取りづらくなることもあります。交通量の多い場所では音量を調整してくださいね。


外音がはっきりと聞こえるかについてのモニターコメント

  1. 「音楽・ラジオの音を聞き取れるぐらいの音量でも、自動車が接近したときや、自転車のブレーキ音も問題なく聞き取れた」(30代・男性)
  2. 「外音がかなりはっきり聞こえた。わりと小さめの自転車のブレーキ音も問題なく聞き取れた」(30代・女性)
  3. 「騒音の種類を認識できるレベルで外音の聞き取りもできる。自転車のブレーキ音も連続的に聞こえているので高評価」(20代・男性)
  4. 「騒がしいと感じるほど、外音が聞き取りやすい。交通量が少ないときでも自動車の流れる方向がわかるので、外でも安心して使える。ただ非常に小さい外音は音楽にかき消されてしまう」(30代・女性)
  5. 「音楽を大きめに調整しても、外の車の通貨音や自転車のブレーキ音などしっかり聞こえる。小さめの雨のような音は聞こえにくいが、車の走行や方向はわかりやすい」(20代・女性)
コメントは一部抜粋

ボーカルの歌声は歌詞まで鮮明。ラジオの会話は聞き取りにくい

ボーカルの歌声は歌詞まで鮮明。ラジオの会話は聞き取りにくい

外音がある状態でもボーカルは聞きやすく、10人のモニター全員が満足と回答しました。「歌詞も鮮明に聞き取れた」という意見が多く、交通量が多い場所でも楽しめるでしょう。「曲を楽しんでいるのを邪魔される感覚はまったくない」と好評です。


一方で、ラジオの聞こえ方については不満の声が多めでした。交通量の多い場所では、男性の声が聞き取りにくい傾向があります。比較したなかでラジオの会話も聞き取りやすかったのは、AirPodsのようなカナル型。耳穴を塞いで音を届けるため、会話の内容がきちんと理解できました。


ボーカルの聞きやすさについてのモニターコメント
  1. 「音に厚みがあって聞いていて楽しい。ボーカルの声が外音に邪魔されることなく聞き取れるので不満がない」(30代・男性)
  2. 「外音が極端に大きくない場面では、歌詞まではっきりと聞き取れる印象だった」(20代・男性)
  3. 「激しい騒音のタイミングでメロディが聞き取りにくくなることもあるが、終始ボーカルの声は問題なく聞こえる」(20代・男性)
  4. 「外の音もしっかり聞こえるが、外が騒がしくてもボーカルの声もしっかり聞こえた」(20代・男性)
  5. 「騒音の中でもクリアに歌声が聞こえる。歌声が小さいときだけ大きな騒音がかぶると歌詞がわからないところがあったが、そこまで気にならない程度」(20代・女性)
  6. 「外音の大きい小さいにかかわらず、一貫してボーカルが鮮明に聞き取れる。曲を楽しんでいるのを邪魔される感覚はまったくない」(20代・女性)
コメントは一部抜粋

外音があるなかでの低音の聞こえ方は、やや意見が分かれました。カナル型と異なりスピーカーが耳に密着していないためか、「低音が聞き取りづらい」「外音と同化して聞き取りづらくなる」という声が聞かれています。しかし、ドラムやベースの刻みは打ち消されなかったので、ビートは感じられるでしょう。


低音の聞きやすさについてのモニターコメント

  1. 「ベースラインを明確に聞き取ることができた。音の違いまで聞き分けるまではいかないが、十分低音を感じられる」(20代・男性)
  2. 「ベースなどの低音は注意して聞いて聞こえるくらい。ただまったく聞こえないわけではない」(20代・男性)
  3. 「車の大きな音がしていても、低音がはっきり聞き取れる」(20代・女性)
  4. 「問題なく聞こえるが、外音が大きいときは同化して聞き取りづらくなる」(20代・男性)
  5. 「スピーカーが耳穴に密着していないせいか、低音が聞き取りづらい。外音が大きいとほとんど感じられない。交通量が落ち着けば遠くのほうで聞こえる」(30代・女性)
  6. 「ベースラインは少し聞こえるが、車が近くを通過したときはかき消されて聞こえなくなってしまう。ドラムの音はずしんとくる感じで心地よい」(20代・女性)
コメントは一部抜粋

聞こえる音数が多く、ボーカルの繊細さが際立つ。運動中のBGMとしては十分

聞こえる音数が多く、ボーカルの繊細さが際立つ。運動中のBGMとしては十分

続いて、音質のよさを検証しました。


引き続きモニターが実際に楽曲を聴き、低温の迫力やバランスのよさ、中音の歌声や音の厚みなどを評価しました。なお、再生機器はイヤホンが最上コーデックで再生されるAndroid端末を使用しています。

全体的に音はこもりがち。歌声を楽しむのにはよいサウンド

音質は、とくに中音域でのボーカルの繊細さが多くのモニターから好評でした。全体的に音がこもっているように感じられるものの、「繊細な表現も再現されている」などと支持されています。低音は迫力に物足りなさを感じる人が多い一方で、ほどよい音圧が心地よいという意見もありました。


音質を比較したところ、耳穴を塞ぐ完全ワイヤレスが最も高く、次いでオープンイヤー・骨伝導の順によい傾向が。本商品はオープンイヤー型で完全ワイヤレスほどの没入感は得られなかったものの、聞こえる音数は多く繊細な表現が得意です。運動中に音楽を楽しむのには十分な音質でしょう。


低音についてのモニターコメント
  1. 「音の厚み、表現力、クラップ時の重低音の表現も申し分ない。あと少し臨場感が再現できればとても満足」(30代・男性)
  2. 「ベースの強弱や細かいサウンドの違いまでよく表現できており、迫力も十分」(20代・男性)
  3. 「迫力があまり感じられず、少しこもって聞こえた。全体のバランスはそんなに良くないと感じた」(20代・男性)
  4. 「音ははっきり聞こえて質がよい感じがする。小さくなっている感じで迫力がなく、たまに埋もれそうになるのが気になる」(20代・女性)
  5. 「体に響くような重低音は感じにくい。ほかの帯域の邪魔はしないが、音が小さくバランスはよくない」(30代・女性)
  6. 「強すぎず弱すぎず、ちょうどほしいくらいの音圧で心地よい」(20代・女性)
  7. 「バスドラムにしっかりと響きや余韻があったり、ベースの音に奥行きがあったりと聞きごたえがある」(20代・女性)
コメントは一部抜粋

中音についてのモニターコメント

  1. 「ボーカルの少しかすれる場所や震えなど、細かい部分の表現が素晴らしい。ボーカル重視の印象だが、全体的なバランスは良好」(20代・男性)
  2. 「ギターやトランペット、ボーカルなどの中音域もきれいだが、低音が強すぎて負けてしまっている」(30代・女性)
  3. 「歌は比較的音の鮮明さを感じるが、トランペットの音の軽さが目立った」(20代・男性)
  4. 「男性の歌声は聞きやすい感じがした。歌声にもう少し存在感が欲しい気がする」(20代・女性)
  5. 「伴奏がボーカルを邪魔しなくてよい。声帯で声を響かせているような表現もよかった。楽器が多くてもどの音も漏れずに再現されていてバランスがよく聞こえた。厚みを感じる」(30代・女性)
  6. 「楽器の音とボーカルが調和しており、バランスがよい。ボーカルのよさをしっかり感じられるクオリティ」(20代・女性)
コメントは一部抜粋

イヤホン本体で再生・停止や曲のスキップはできる。音量調整はスマホのみ

イヤホン本体で再生・停止や曲のスキップはできる。音量調整はスマホのみ

次は、ランニング中の使いやすさの検証です。


イヤホン本体で基本的な操作ができるか、通話機能や内蔵メモリの有無などをチェックしました。

イヤホン本体での音量調整ができず、ランニング中に使いやすいとはいえません。ハンズフリー通話や再生・停止、スキップはイヤホンで行えるものの、音量を変えたいときはスマホなどの再生機器を取り出して操作する必要があります。


比較したほとんどの商品が、再生/停止・音量調整・曲のスキップなどの基本的な操作に対応していました。さらに使いやすいと高評価を得ていたのは、同社OpenRun Proのように首に掛けられる商品。イヤホンを外してひと休みしたいときにも、紛失のリスクが減らせますよ。


  1. イヤホン本体のボタンで再生・停止|◯
  2. イヤホン本体のボタンで音量調整|✕
  3. イヤホン本体のボタンで曲のスキップ操作|◯
  4. 音声アシスタント対応|✕(記載なし)
  5. 耳を塞がない|◯
  6. ハンズフリー通話|◯
  7. 内蔵メモリ|✕
  8. 首に掛けられるか|✕

IPX4の防水性能。汗や少量の雨がかかっても故障のリスクが少ない

IPX4の防水性能。汗や少量の雨がかかっても故障のリスクが少ない

次に、防水性能の高さを検証しました。


メーカーが公表している防水性能を確認し、IPX8を上限として高いものほど高評価としています。

運動時には十分な防水性能

防水性能はIP54。運動中の汗や突然の雨など、水飛沫程度なら故障のリスクが少ないレベルです。評価には含めてはいませんが、防塵機能もあるので運動に適した性能といえるでしょう。

なお、比較した商品は本商品と同様にIPX4がほとんど。流水にも耐えられるIPX5以上が少ないなか、水中で使えるレベルのIPX8を誇るJabraのElite 8 Activeのような商品もありました。運動後の汚れを洗って清潔に保ちたいなら、IPX5以上の防水性能にも注目してみてくださいね。

充電ケース込みで最長28時間再生可能。運動時以外にも日常的に使いやすい

充電ケース込みで最長28時間再生可能。運動時以外にも日常的に使いやすい

最後は、連続再生時間の長さの検証です。


メーカー公表の連続再生時間の長さを確認し、充電ケース込みのものはその最大連続再生時間をチェック。バッテリーの持ちが長いものほど高評価としました。

イヤホン単体で7時間使える。長時間音楽を聞きたい人にぴったり

バッテリー持ちは良好。イヤホン単体では7時間、充電ケースを含めると最長28時間の連続再生が可能です。2日に一度1時間のランニングで使うなら、1か月以上は持つでしょう。「バッテリー持ちがいまひとつ」という口コミに反し、運動以外で日常的に長時間装着したい人もぴったりですよ。

比較したところ、本商品のような充電ケースつきは20時間以上使えるものが多い一方、骨伝導・一体型のオープンイヤーは長くても15時間程度でした。なかには6時間ほどしか持たない商品もあったので、目的に応じて充電切れの心配のないものを選ぶようにしてくださいね。

Shokz Openfitの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    11,680円

    (最安)

    販売価格:11,680円

    ポイント:0円相当

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    販売一丁目
    4.52

    (778件)

  2. 2

    11,891円

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    販売価格:12,000円

    ポイント:109円相当

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    11,950円

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    販売価格:11,950円

    ポイント:0円相当

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  4. 4

    11,980円

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    販売価格:11,980円

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    ヤマダデンキ Yahoo!店
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  5. 4

    11,980円

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    販売価格:11,980円

    ポイント:0円相当

    送料別

Shokz Openfitはどこで売っている?

Shokz Openfitはどこで売っている?
出典:jp.shokz.com
Shokz Openfitは、公式サイトで税込24,880円(※執筆時点)で販売されています。公式サイトから購入すると全国送料無料で、2~3日以内に発送。30日間なら返品可能で、24か月保証も受けられますよ。

そのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも購入できます。取扱店舗によって値段が異なるので、お得に買えるところを探してみてください。

Shokzのスポーツ用モデルの特徴を紹介!

完全ワイヤレスイヤホンのOpenfitのほかにも、Shokzではスポーツ骨伝導イヤホンを複数展開。ランニング・スポーツで利用しやすい、オープンイヤー型の4つの商品の特徴をご紹介します。


スポーツ骨伝導イヤホンのハイエンドモデルであるOPENRUN PROは、迫力の低音と10時間の連続再生が可能と謳う商品。音質もバッテリーの持続時間も重視する人におすすめです。


OPENRUNは、大ヒットモデルであったAeropexに急速充電機能を搭載したスタンダードモデル。連続再生8時間ながら、10分の急速充電で最大1.5時間の再生が可能です。また、水泳には利用できないもののIP67の高い防塵・防水機能を搭載しています。


普段使いには、エントリーモデルのOPENMOVEがぴったり。小雨に耐えられる防水性能を搭載しており、バッテリー持続時間は6時間です。水泳用に設計されたOPENSWIMなら、水深2mまでの完全な水没に耐えられますよ。8時間のバッテリーと最大1,200曲を収録可能な4GBのMP3ストレージを搭載。水中だけでなく陸上競技でも使用できます。

安定感のあるつけ心地で、ランニングにぴったりの商品はこちら!

最後に、ランニング中にずれにくい商品をご紹介します。


SONYのFloat Runは、左右一体型のオープンイヤー型でランニング中もずれません本体での再生/停止・音量調整・スキップの操作が可能で、スマホを取り出す手間なく使えるのも利点。臨場感のある音質が楽しめ、外音も聞こえやすいですよ。環境問わず使いやすい一品です。


ShokzのOpenRun Proは、水洗いも可能なIP55の防水性能を備えた商品。音質は全体的に軽いものの、スポーツ中のBGMとしては十分なクオリティでした。つけ心地の快適さと安定感を両立しており、ランニング中もずれは気にならないでしょう。使わないときに首に掛けられるのも便利です。

ソニー
Float Run WI-OE610

おすすめスコア
4.21
Float Run 1
Float Run 2
Float Run 3
Float Run 4
Float Run 5
Float Run 6
最安価格
16,693円
最安価格
16,693円
おすすめのジャンルロック、ジャズ、クラシック、クラシック、ジャズ、アニソン、EDM、ロック
連続再生時間 (イヤホンのみ)10時間
連続再生時間 (充電ケース込み)
ノイズキャンセリングの強弱調節
着脱検知機能
連続再生時間(ノイズキャンセリングなし)不明
ワイヤレス充電対応
連続再生時間(ノイズキャンセリングあり)不明
タイプ耳かけ(ネックバンドタイプ)
アダプティブノイズキャンセリング機能
接続タイプワイヤレス
音の傾向自然なバランス
最大入力不明
ペアリングアシスト機能不明
イヤホン形状耳掛け型
おすすめの音楽ジャンル不明
BluetoothバージョンBluetooth 5.0
BluetoothクラスClass1
対応コーデックSBC、AAC
BluetoothのプロファイルA2DP、AVRCP、HFP、HSP
ドライバー構成ダイナミック型
ドライバーサイズ16mm
プラグ形状不明
インピーダンス不明
再生周波数帯域不明
音圧感度不明
連続再生時間最大10時間
充電時間3時間
充電端子USB Type-C
防水性能IPX4
防塵性能IP4X
ケーブルの長さ不明
重量33g(左右一体)
不明
操作方法ボタン操作
奥行不明
高さ不明
MFi認証モデル
マイク付き
リモコン付き
ノイズキャンセリング機能
ノイズリダクション機能
ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能
空間オーディオ機能
外音取り込み機能
自動パーソナライズ機能
選択式パーソナライズ機能
選択式イコライザー機能
自由調整式イコライザー機能
着脱検知機能
内蔵メモリ
MP3プレイヤー内蔵
急速充電
接続安定性機能
急速充電対応
自動電源ON機能
自動電源OFF機能
マルチペアリング対応
マルチポイント対応
AIアシスタント
アプリ対応
紛失防止機能
リケーブル対応
ハンズフリー通話対応
ハイレゾ対応
再生/停止操作可能
曲のスキップ操作可能
音量調整操作可能
音漏れ抑制機能
音量制限機能不明
片耳タイプ
電車の騒音のカット率不明
電車の走行音の低減dB数不明
音質の特徴バランス型
立ち上がりの速いノイズの低減dB数不明
最小音量不明
いびきの遮音量不明
イヤーフィン型
カラーブラック
デザイン
製造国中国
特徴耳を塞がない
全部見る
Float Run

SONY Float Run WI-OE610を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?

Shokz
OpenRun ProS810

おすすめスコア
4.55
OpenRun Pro 1
OpenRun Pro 2
OpenRun Pro 3
OpenRun Pro 4
OpenRun Pro 5
OpenRun Pro 6
OpenRun Pro 7
OpenRun Pro 8
参考価格
23,880円
ブラック
ピンク
ブルー
ベージュ
全部見る
ブラック
ピンク
ブルー
ベージュ
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参考価格
23,880円
ブラック
ピンク
ブルー
ベージュ
全部見る
ブラック
ピンク
ブルー
ベージュ
全部見る
装着方法ネックバンドタイプ
音漏れdB数4.5dB
用途リスニング向け
連続再生時間 (イヤホンのみ)10時間
連続再生時間 (充電ケース込み)
連続再生時間(ノイズキャンセリングなし)不明
連続再生時間(ノイズキャンセリングあり)不明
タイプイヤホン
接続タイプワイヤレス
最大入力不明
イヤホン形状耳掛け型、オープンイヤー型
Bluetooth接続可能
BluetoothバージョンBluetooth 5.1
Bluetoothクラス不明
対応コーデックSBC
BluetoothのプロファイルA2DP、AVRCP、HSP、HFP
ドライバー構成骨伝導型
ドライバーサイズ不明
プラグ形状
インピーダンス不明
再生周波数帯域20Hz~20kHz
音圧感度105±3dB
連続再生時間10時間
充電時間1時間
充電端子マグネット式
防水性能IPX5
防塵性能IP5X
ケーブルの長さ
重量29g
不明
操作方法ボタン操作
奥行不明
高さ不明
MFi認証モデル不明
マイク付き
リモコン付き
ノイズキャンセリング機能
ノイズリダクション機能不明
ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能不明
空間オーディオ機能不明
外音取り込み機能不明
自動パーソナライズ機能不明
選択式パーソナライズ機能
選択式イコライザー機能
自由調整式イコライザー機能不明
着脱検知機能不明
内蔵メモリ不明
MP3プレイヤー内蔵不明
急速充電
接続安定性機能不明
急速充電対応
自動電源ON機能不明
自動電源OFF機能不明
同時翻訳機能不明
ヘルスケア機能不明
マルチペアリング対応
マルチポイント対応
AIアシスタント不明
アプリ対応
紛失防止機能不明
リケーブル対応
ハンズフリー通話対応
ハイレゾ対応不明
再生/停止操作可能
曲のスキップ操作可能
音量調整操作可能
音漏れ抑制機能不明
音量制限機能不明
片耳タイプ不明
電車の騒音のカット率不明
電車の走行音の低減dB数不明
音質の特徴不明
立ち上がりの速いノイズの低減dB数不明
最小音量不明
いびきの遮音量不明
イヤーフィン型
付属品マグネット充電ケーブル、キャリングケース、オリジナルポストカード(全3種からランダム1枚)、ユーザガイド(日本語を含む12言語対応)、保証書(2年保証)
カラーキプチョゲ限定エディション、ブラック、ブルー、ベージュ、ピンク
デザイン不明
製造国不明
特徴耳を塞がない
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