




人間工学にもとづいたデザインが特徴の完全ワイヤレスイヤホン、Huawei FreeClip。インターネット上では、「マイク性能が高い」と評判です。しかし、「低音が弱い」「イヤホン操作で音量を変更できない」などの口コミもあるため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。

オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2025年09月までの情報です
Huawei FreeClipは、長時間のながら聴きにぴったりなイヤカフ型を探している人におすすめです。比較した耳穴を塞ぐカナル型と異なり、本品はイヤーフックを耳に掛けて装着するイヤカフ型のオープンタイプ。耳への圧迫感が少なく、長時間使用しても疲れにくいのがメリットです。落ちにくい設計かつ外音も取り込みやすいため、ランニングや仕事中にも使いやすいですよ。
連続再生は、イヤホン単体で8時間・ケース込みで36時間。ケースを充電しておけば、丸1日以上使用可能です。汗や小雨などを気にせず普段使いできる防塵・防水性能IP54も備えています。「マイク性能が高い」との口コミどおり、マイク性能・ノイズリダクション性能も優秀でした。ハキハキとした音声がノイズに負けずに聴き取れたため、Web会議にも役立つでしょう。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
音波を逆音波で打ち消して音漏れを抑える、逆音波システムも導入。さらにデュアルマイクと骨伝導VPUセンサーを搭載したマイクを採用し、屋外でもクリアな音声通話が期待できます。カラーはベージュ・パープル・ブラックの3種類から選択可能。そのほか、詳細なスペックは以下のとおりです。
販売元のHuawei(ファーウェイ)は、2005年に設立した情報通信事業を行うメーカーです。最先端の技術を世界中の人へ届けるべく、スマートフォンやパソコン、デバイスクラウドサービスなどのデジタルサービスを幅広く提供しています。
今回はHuawei FreeClipを含む、人気の完全ワイヤレスイヤホンを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気の完全ワイヤレスイヤホンを比較検証したところ、Huawei FreeClipには3つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
実際に楽曲を再生してみると、中音に厚みのある自然なバランスのサウンドを楽しめました。中音域の音の輪郭がしっかりしていて、声の抑揚や息遣いもハキハキとクリアに聴こえるのが魅力。多少高音に埋もれるところはあるものの、細かな音も十分に拾えており、ポップス・アコースティックをながら聴きするにはぴったりです。
イヤカフ型で開放感のある形状のためか、音の立体感や広がりを感じられるのも利点。個々の音が分離して聴こえ、強弱までしっかり伝わりました。比較した商品には音がのっぺりと平坦に聴こえたものもあったなか、ボーカル重視のサウンドをダイナミックに楽しめるでしょう。
連続再生時間はイヤホン単体で8時間・ケース込みで36時間と長めです。比較したなかにはケース込みでも20時間程度しか持たないものもあったのに対し、ケースを充電しておけば丸1日使用できるので、休憩時間にも音楽を楽しめますよ。10分で約3時間再生できる急速充電にも対応しているのもポイントです。
防塵・防水性能はIP54と普段使いには十分なスペックを備えています。汗や多少の水濡れによる故障のリスクを回避できるでしょう。外出先でも、雨や充電切れを気にせず長時間使用しやすいのはメリットです。
マイク性能も優秀です。「マイク性能が高い」との口コミどおり、検証で男女の音声を流してマイクを経由した音声を測定したところ、男声・女声ともに安定して聴こえました。比較したほかの商品には男女ともに声がぼやけた印象のものもあったなか、ハキハキした音声で通話が楽しめますよ。
マイクに音が入るときに周囲の雑音を相殺するノイズリダクション性能も高く、ノイズを流すと-29.84dBも軽減しました。ノイズを流したうえで男声は16.81dB・女声は21.10dB強調され、話している最中にノイズを拾いにくいのも利点です。話し声がノイズに負けずに聴き取れるため、Web会議の際にも役立つでしょう。
Huawei FreeClipにはメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
低音はボリューム不足で、高音は音数が増えるとつぶれて聴こえたのが惜しいところです。
低音は厚みに欠け、楽曲の迫力やライブ感を味わいにくい印象でした。比較したなかには全体的に音が太く、体に響くような音を楽しめるものもあったなか、「低音が弱い」との口コミを払拭できず。他帯域に干渉しないバランスのよさはあるものの、ボリュームを上げていくと低音が埋もれてしまうのがネックです。
高音も伸びやかさや響きはしっかり再現できていますが、音数が増えるとしゃりしゃり感が増したのが気になります。コーラス・パーカッション・メインボーカル・シンセサイザーが同時に鳴り響く場面では、細かな音を再現しきれずつぶれて聴こえました。楽曲を構成する音を細部まで聴き取りたい人には物足りなく感じる可能性があります。
使い勝手のよさの評価は伸び悩みました。イヤーフックを耳に掛けて装着するイヤカフ型なので、ノイキャン・外音取り込み機能の切り替えは不可。比較したカナル型の商品のように、耳を密閉して楽曲に没頭したい人には向いていません。スペックの詳細は以下のとおりです。
耳に装着するだけで音楽が自動的に再生される着脱検知や、PC・スマホなど2台のデバイスと同時に繋げられるマルチポイントなどの実用的な機能はそろっています。「HUAWEI AI Life」アプリを利用すれば、低遅延モードや紛失したイヤホンを見つけられる「探す」機能も使用可能です。
なお、「イヤホン操作で音量を変更できない」との口コミどおり、従来は本体での音量調節ができませんでした。しかし、2024年から本体とアプリを最新バージョンにアップデートすればイヤホン単体での音量調節も利用可能に。スマホを取り出さずによりスムーズな操作ができるようになりました。
4つのプリセット選択のみと音質カスタマイズの幅は狭く、自分好みの音に近づけたい人にも物足りません。
比較したほかの商品にあったようなパーソナライズ機能や空間オーディオ機能などは非搭載。理想の音に近づけやすい性能を求める人はほかの商品も検討してみましょう。
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最後に、Huawei FreeClipではいまひとつだった利便性やカスタマイズ性をカバーする商品をご紹介します。
オープンイヤー型で探すなら、Nothing Ear(open)がおすすめです。耳に負担を感じにくくスポーツ中でもズレにくいつけ心地が魅力。紛失時に探す機能・ペアリングアシスト・マルチポイントも搭載しており、装着感のよさと使い勝手のよさを兼ね備えた1台です。音質はクリアで、ギターやピアノの繊細な表現が印象的でした。
ソニーのWF-1000XM5は、ノイキャン性能に優れたカナル型のイヤホン。耳にしっかりフィットする形状で、遮音性が高いためクリアで厚みのある音を楽しめます。空間オーディオやイコライザー調節にも対応しており、音のカスタマイズ性も優秀。外音取り込みやノイキャンを自動で切り替える機能もあり、幅広いシーンで柔軟に活躍するでしょう。
| おすすめのジャンル | ポップス、アコースティック |
|---|---|
| 連続再生時間 (イヤホンのみ) | 8時間 |
| 連続再生時間 (充電ケース込み) | 30時間 |
| ノイズキャンセリングの強弱調節 | |
| 着脱検知機能 | |
| 連続再生時間(ノイズキャンセリングなし) | 不明 |
| ワイヤレス充電対応 | |
| 連続再生時間(ノイズキャンセリングあり) | 不明 |
| タイプ | 耳かけ |
| アダプティブノイズキャンセリング機能 | |
| 接続タイプ | ワイヤレス |
| 音の傾向 | クリアな音質、自然なバランス、サラウンド |
| 最大入力 | 不明 |
| ペアリングアシスト機能 | Google Fast Pair、Microsoft Swift Pair |
| イヤホン形状 | 耳掛け型 |
| おすすめの音楽ジャンル | アニソン、ライブ音源 |
| Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
| Bluetoothクラス | 不明 |
| 対応コーデック | SBC、AAC |
| Bluetoothのプロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、RFCOMM、SPP、AVDTP、AVCTP |
| ドライバー構成 | ダイナミック型 |
| ドライバーサイズ | 14.2mm |
| プラグ形状 | |
| インピーダンス | 不明 |
| 再生周波数帯域 | 不明 |
| 音圧感度 | 不明 |
| 連続再生時間 | 不明 |
| 充電時間 | 不明 |
| 充電端子 | USB Type-C |
| 防水性能 | IP54 |
| ケーブルの長さ | 不明 |
| 重量 | 8.1g(片耳) |
| 幅 | 5.13cm |
| 操作方法 | 感圧式のタッチ操作 |
| 奥行 | 1.43cm |
| 高さ | 4.14cm |
| MFi認証モデル | |
| マイク付き | |
| リモコン付き | 不明 |
| ノイズキャンセリング機能 | |
| ノイズリダクション機能 | |
| 空間オーディオ機能 | |
| 外音取り込み機能 | |
| 自動パーソナライズ機能 | |
| 選択式パーソナライズ機能 | 不明 |
| 選択式イコライザー機能 | |
| 自由調整式イコライザー機能 | |
| 着脱検知機能 | |
| 内蔵メモリ | |
| 急速充電 | |
| 接続安定性機能 | |
| 急速充電対応 | |
| 自動電源ON機能 | |
| 自動電源OFF機能 | |
| マルチペアリング対応 | |
| マルチポイント対応 | |
| AIアシスタント | |
| アプリ対応 | |
| 紛失防止機能 | |
| リケーブル対応 | |
| ハンズフリー通話対応 | |
| ハイレゾ対応 | |
| 再生/停止操作可能 | |
| 曲のスキップ操作可能 | |
| 音量調整操作可能 | |
| 音漏れ抑制機能 | |
| 片耳タイプ | 不明 |
| 電車の騒音のカット率 | 不明 |
| 電車の走行音の低減dB数 | |
| 立ち上がりの速いノイズの低減dB数 | |
| 製造国 | 不明 |
| 特徴 | 耳を塞がない |
Nothing Ear(open)を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
| 連続再生時間 (イヤホンのみ) | 12時間 |
|---|---|
| 連続再生時間 (充電ケース込み) | 36時間 |
| イヤホン形状 | カナル型 |
| おすすめの音楽ジャンル | クラシック、ジャズ、アニソン、ダンスミュージック、K-POP、ロック、J-POP |
良い
気になる
| ワイヤレス充電対応 | |
|---|---|
| Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
| 対応コーデック | SBC、AAC、 LDAC、 LC3 |
| ドライバー構成 | ダイナミック型 |
| 充電端子 | USB Type-C |
| 操作方法 | タッチ式 |
| 空間オーディオ機能 | |
| 外音取り込み機能 | |
| 選択式イコライザー機能 | |
| 自由調整式イコライザー機能 | |
| 再生/停止操作可能 | |
| 曲のスキップ操作可能 | |
| 音量調整操作可能 |
SONY WF-1000XM5を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
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