ANKER Soundcore AeroFit Proは、長時間使いやすい商品がほしい人におすすめです。連続再生時間は、本体のみで14時間・ケース込みでは46時間。比較したなかではトップクラスのバッテリー持ちです。低価格帯の「AeroFit」でも11時間と十分でしたが、さらに長時間の稼動を実現しています。こまめな充電の手間を省けるため、ヘビーユーザーにぴったりですよ。音質は中低音が中心です。音楽を試聴したマイベスト オーディオ担当者は、「楽曲全体が太く強く、低音がしっかり鳴っている」とコメント。「低音の質がいい」との口コミもあるように音に厚みを感じられました。しかし、音同士の距離感が近いため、音に包まれるような立体感は味わえません。口コミでは「音漏れがすごい」と指摘されていましたが、比較した多くの商品と同様に音漏れはほとんど認識できませんでした。耳へのフィット感もおおむね良好です。実際に装着して走ったモニターからは、「ずれにくい」「外れる心配はなさそう」と好意的な意見が寄せられました。付属の着脱式バンドを使えば、好みでフィット感の調整も可能です。「耳が痛くなる」との口コミに反し、装着時の圧迫感も少なく、長時間の使用にも向いていますよ。マイク性能も十分です。騒がしい環境下では雑音が気になる可能性がありますが、ノイズがある環境でもある程度声を拾えていたので、静かな環境なら通話はしやすいでしょう。比較した低価格帯の「AeroFit」はタッチ式だったのに対し、ボタン操作ができる点もメリットです。運動中でも誤操作しにくいでしょう。イコライザーは選択型・自由調整型があり、音質をカスタマイズできます。防塵・防水規格はIP55に準拠し、強い雨や汗をかくような運動時にも使用できる性能でした。多機能で長時間使用しやすい点は魅力ですが、マイク性能や音質に優れた商品がほしい人は、ほかのアイテムも検討してください。<おすすめの人>長い時間使いやすいものをお探しの人電車やバスでの通勤・通学時に使いたい人長い時間使用することが多い人<おすすめできない人>音質にこだわる人外出先で通話しやすいものをお探しの人
ANKER Soundcore AeroFitは、手軽にオープンイヤーイヤホンを試したい人におすすめです。12,990円(※2025年5月時点・公式サイト参照)と低価格ながら、日常でもスポーツでも使いやすい点が魅力。実際に1分間走ったモニターからは、「常に耳にフィットしていた」と好評でした。本商品より4,000円高い後継モデル「AeroFit 2」は運動するとずれやすかったのに対し、こちらは「フィット感がまったくない」との口コミを覆す装着感です。「AeroFit 2」にはおよびませんが、音質のバランスも良好でした。実際に音楽を試聴したマイベスト オーディオ担当者は、「音のバランスがよいので、価格を加味して選ぶならよい」とコメント。「モヤッと霧がかかったようなこもった音」との口コミもあるように、細部の再現性には欠けるものの、中音は太くしっかりしています。高音も輪郭に丸みがあり、聴きやすい音質でした。本体はタッチ操作に対応しており、イヤホンのみで曲の再生や停止・スキップなどの基本操作が行えます。イコライザーは選択型と自由調節型のどちらも搭載されているので、手軽に音質の調整が可能です。着脱検知機能はありませんが、2台の機器を同時に接続できるマルチポイントにも対応。ながら聴きしやすい機能がそろっていました。「音漏れは少ない」との口コミどおり、静かな環境下で使いやすい点も魅力です。マイクの性能もおおむねよく、雑音がなければ男女問わず声が聴こえやすいでしょう。防水防塵性能はIP57に準拠しているので、雨や汗で濡れても故障リスクは少なめです。バッテリー性能も高く、本体のみで11時間・ケース込みで42時間も連続再生が可能。比較した同シリーズの「AeroFit Pro」は14時間とさらに長めですが、本商品でも1日中使用できますよ。便利な機能が充実しており、コスパのよさが光る商品です。しかし、迫力や臨場感に欠ける音質や、騒音下では声が聴き取りにくい点はネック。音質やマイク性能に優れた商品がほしい人は、ほかも検討してはいかがでしょうか。<おすすめの人>運動時用のサブイヤホンをお探しの人長い時間装着することが多い人オープンイヤーイヤホンを試したい人<おすすめできない人>音質にこだわる人外出先で通話することが多い人
SONY Float Run WI-OE610は、ランニング中でも落下・紛失しづらいものがほしい人におすすめ。比較した商品のほとんどがシンプルなイヤーカフ型・耳かけ型だったのに対し、本商品はネックバンドで左右がつながっている耳掛け型です。実際にモニターが装着して走ると、「耳の裏にフィットするような形状」「落ちる心配が少ない」と支持されました。重みや違和感を抱いたモニターもいたものの、おおむね好評です。30分間装着した際に圧迫感や痛みを感じたモニターも少なかったので、長時間快適に使えるでしょう。肝心の音質も良好で、中音メインの自然なサウンドでした。低音・高音はそれほど前に出ておらず、音の広がりは物足りない印象でしたが、J-POPのような楽曲のボーカルを楽しみたい人には向いていますよ。音漏れを10cm離れたところから計測すると、平均6.27dBでした。比較した全体平均の4.32dB(※2025年4月時点)を少し超えたものの、ほとんど気になりません。音量に気をつければ、外出中でも周囲の人の迷惑にはなりにくいでしょう。防水性能はIPX4を備えているため、少量の雨・汗もあまり気にせず使えます。曲の再生停止・スキップなどの基本操作は本体のみで完結するので、ながら聴きするときに便利です。比較した商品の多くがタッチ式でしたが、こちらはボタン式なので誤操作しにくいでしょう。音質をカスタマイズするイコライザー機能はないものの、2台の機器と同時に接続するマルチポイントには対応しています。連続再生時間はイヤホン単体で10時間なので1日中つけっぱなしで使えることも魅力。しかし、充電ケースはありません。また、「通話品質はいまひとつ」との口コミどおり、通話中のノイズをほぼ低減できなかったので、騒がしい環境での通話には不向きです。左右一体型にこだわりがないなら、ほかの商品も検討してみてください。<おすすめな人>激しく動いても紛失しにくいオープンイヤーイヤホンがほしい人つけ心地の圧迫感を気にせず快適に音楽を視聴したい人音漏れが気になりにくいものがほしい人<おすすめできない人>通話する機会が多い人充電せずに長時間使えるものがほしい人
Nothing Ear(open)は、高音質でつけ心地も快適なオープンイヤーイヤホンがほしい人におすすめです。実際に音楽を視聴したところ、低音から高音までバランスよく、自然かつクリアでした。低音には迫力があり、中高音も負けずにハリと厚みがあります。比較した一部商品は音の定位感が曖昧だったのに対して、オープンイヤーイヤホンとは思えないほどクオリティの高いサウンドでした。ながら聴きに便利な機能が充実していることも強みです。イヤホン本体は感圧式のタッチ操作に対応し、基本的な操作はスマホを取り出さずに行えます。ペアリングアシスト・マルチポイント機能があり、機器との接続もスムーズです。また、音のカスタマイズ性も高く、低音から高音まで8バンドの強弱を調節できます。装着時の耳への圧迫感はほとんどありません。モニター10人が30分装着し続けたところ、全員が痛みを感じませんでした。比較したなかにはモニターの半数が痛みを訴えた商品もあったなか、フィット感に優れています。装着感の緩さは若干あるものの、走っているときに耳から落ちることはなく、運動中にも使いやすい印象です。IP54の生活防水に対応しているので、小雨や汗も気にせず使えます。イヤホン単体の連続再生時間は8時間と、比較した一部商品は5.5時間だったなか長持ちでした。シーンを問わず、長時間つけっぱなしでいられるでしょう。口コミに反して音漏れはほとんど気にならないレベルだったので、静かな場所でも活躍しそうです。マイク性能は高く、男女の声を約13dB強調しつつ、周囲の騒音は37.6dB低減しました。通話相手が声を聞き取りにくく感じる可能性は低く、スムーズに通話できるでしょう。価格は24,800円(※2025年4月時点・公式サイト参照)です。ながら聴きするうえで重要な要素をすべて抑えていたので、ぜひチェックしてみてくださいね!<おすすめな人>低音から高音までバランスよく自然に聴こえるイヤホンがほしい人つけ心地の快適さにこだわりたい人長時間つけっぱなしで使いたい人<おすすめできない人>とくになし
JBL SoundGear Senseは、低音重視でコスパのよいモデルを探している人におすすめです。実際に10種類の楽曲を聴いたところ、低音がウーファーのように力強くパワフルなサウンドを楽しめました。高音はやや埋もれ気味ですが、中音は太くボリューミーで温かみのある鳴り方。比較したほかの商品には音の広がりが物足りないものがあったに対し、包み込まれるようなライブ感も味わえます。ながら聴きに便利な機能も豊富。曲の再生・停止といった基本的な操作は、本体をタッチすることで行えます。一部の商品にはなかった選択型・自由調節型のイコライザー機能も搭載し、理想の音へと近づけやすいでしょう。音漏れもほとんど気にならなかったので、電車やバスの中でも使いやすいといえます。形状は耳掛けタイプで、実際に使った男女モニター10人からはつけ心地も好評です。30分を目安に装着すると、約半数の人は「圧迫感はない」「痛みは気にならない」と回答しました。耳に合わせて角度調整できる設計でフィットさせやすいうえ、ランニングマシンで走っても大きくはずれにくく安定感があります。防塵・防水機能もIP54相当と良好で、小雨や少しの砂ぼこり程度では故障しにくいレベル。マイクのノイズ除去性能も、比較した商品内ではトップクラスでした。ただ声自体のボリュームは小さく、周囲の環境によっては自分の声が相手にクリアに伝わらない可能性が。静かな場所で通話するのがよいでしょう。高音質・高機能ながら、価格は1万円台(※2025年4月時点・ECサイト参照)と手頃なのも利点です。一方で連続再生時間は、イヤホン単体で6時間・ケース込みで24時間と短め。パワフルな音質重視かつコスパが高いものがほしい人には候補に入りますが、電池切れを気にせず丸1日ながら聴きを楽しみたい人は、ほかの商品も検討してください。<おすすめな人>パワフルな低音にこだわる人好みのサウンドへ細かく調整したい人予算が1万円台前半の人<おすすめできない人>イヤホン単体で長時間使いたい人
SONY ワイヤレスステレオヘッドセット WI-C100は、心地よく装着できる手頃なスポーツ向けイヤホンがほしい人におすすめです。値段は5,000円以下と安いうえ、実際に使ったモニターからは違和感のない快適なつけ心地が好評。比較した一部の商品は耳に当たる部分が痛くなったのに対し、本品は柔らかかなシリコン製で耳にやさしくフィットしました。長時間でも使いやすいでしょう。耳穴に差し込む形状のおかげか、ランニング中にずれにくいのもよい点。上下に激しく動くと落ちる可能性があるものの、軽いジョギング程度ならずれは気になりません。なかには装着感がゆるく頻繁に外れそうになる商品もありました。連続再生時間も最大25時間と長めで、「バッテリーがかなり長く持つ」との口コミにも頷けます。防水性能はIPX4相当を備え、小雨や汗に触れても故障するリスクは低めです。曲の再生・スキップなどの基本的な操作はイヤホンで行えるうえ、ハンズフリー通話機能も搭載。専用アプリを使えば、音のカスタマイズも可能です。また、騒音のなかで音楽やラジオの声が聞き取りやすい点も目を惹きました。一方で、耳を塞ぐカナル型かつ外音取り込み機能がなく、周囲の音を拾いにくいのはネック。音楽を聞きながら車や自転車の音が聞こえた上位商品とは異なり、安全性を重視したい人には向かないでしょう。モニターからは「聞こえはするが距離感が掴めない」との意見もあり、屋外ではなく室内での運動に向いているといえます。全体的にスカスカしたサウンドで、音質もいまひとつです。「低音が弱い」との口コミどおり低音は厚みや迫力が控えめで、中音はぼやけた印象でクリアさが物足りません。価格の安さ・電池持ち・つけ心地を重視する人にはよいですが、高音質で周囲の状況を把握しやすいものをお探しならほかの商品も検討しましょう。<おすすめな人>購入コストを抑えたい人つけ心地がよいカナル型のイヤホンがほしい人バッテリー持ちを重視したい人<おすすめできない人>車や自転車の走行音をしっかり拾えるものがほしい人音質にもこだわりたい人