快適な背負い心地と、使いやすいポケットレイアウトにこだわったランニング用バックパック、パーゴワークス ラッシュ7R。「フィット感が高い」「走りながら水分補給できる」と評判ですが、実際に口コミどおりなのかわからず、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のSALOMONやTHE NORTH FACEなどのランニング用バックパックとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ランニング用バックパック選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
パーゴワークス ラッシュ7Rは、さまざまな体型の人にフィットする使いやすいものがほしい人におすすめです。無段階に調節できる肩ベルトつきで、実際に着用した男女モニターからは「フィット感が高い」との口コミ同様満足の声が多数挙がりました。比較したほかの商品には一歩ごとに揺れを感じるものがあったのに対し、本品なら快適にランニングを楽しめるでしょう。
走っている際のストレスの少なさも、比較したなかでトップクラスの高評価です。狭い逆三角形型のデザインで、荷物が少ないときは仕切りを使って荷物を上側に収納できます。比較した下部に荷物がたまるものより重心を高い位置に固定でき、荷物の重さを感じにくく軽快に走れました。
走行中に荷物をさっと取り出せるのもうれしいポイント。メイン収納に加えてゴムで絞れる前ポケットがあり、スマホなどの小物も収納可能です。肩ベルトの左右両方にはソフトフラスク入れが備わり、水分補給もスムーズ。ハイドレーションパックもしまえるので、本格的なトレイルランにも重宝しますよ。
耐久性にも優れています。縫製をチェックしたアパレルの専門家は、「肩ベルトに2種類のメッシュが貼り合わされ、申し分ない強度」とコメント。ただひっかけには弱いため、木や岩と擦れるリスクがあるシーンには、比較した「SALOMON Active Skin 8」のような摩擦に強いナイロン素材を使用したモデルがよいでしょう。
洗濯後の乾きやすさも良好です。8時間の部屋干しでは完全に乾かなかったものの、湿り気は感じられませんでした。比較した湿り気が残った商品と並ぶと、毎日清潔に使いやすいといえます。全項目で高い評価を集めた本商品。これからランニングをはじめる人はぜひ検討してみてください。
実際にパーゴワークス ラッシュ7Rと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
パーゴワークス ラッシュ7Rよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
SALOMON
フィット感が高くハイスピードで走りやすい!速乾性も魅力
そもそもランニング用バックパックとは、ポーチに比べて容量が大きく、中長距離のランに適したアイテム。気軽な街中ランから本格的なトレイルラン大会まで汎用的に使用できます。
今回ご紹介するラッシュ7Rもそのひとつ。さまざまな体型のランナーに合うよう設計したレーシングベストです。無段階調整式のショルダーハーネスを採用し、フィット感の高さをアピールしています。
販売元のパーゴワークスは、2011年にスタートした日本のアウトドアブランド。フィールドテストやSNSでユーザー意見の収集などを積極的に行い、時間をかけて使いやすいギアを開発しています。
サイズは高さ390×幅250×奥行120mmで、容量は7.5L。重量は300gです。本体の素材には、主にストレッチメッシュを採用しています。
ハーネスにはポケットが12個あり、荷物のしまいやすさ・取り出しやすさにもこだわりが。伸縮性があるゴム紐のバンジーコードと、コードを固定するためのコードロックも付属しています。
カラーは、シャドウグレー・グレーシャーシルバー・アルパインブルーの3種類。好みやほかのアイテムに合わせてチョイスできるのがうれしいですね。
またラッシュシリーズには、さまざまな容量のモデルがラインナップ。旅先に持って行きやすいコンパクトな「ラッシュ 3 Air」や、容量の大きな「ラッシュ10」なども販売中です。トレイルランニングや日帰りハイクなどを行う人には、「ラッシュ20」「ラッシュ30」も選択肢になりますよ。
ランニング用バックパックは、荷物をしっかり収納できるので中長距離のランに適しています。近所をランニングするなら軽量で小型のポーチが便利ですが、水分を入れられるスペースがない場合も。こまめに水分補給を行いたい場合はバックパックタイプがおすすめです。
機能性が高いモデルであれば、体にしっかり密着して荷物の重さが分散されるので、軽快にランニングを楽しめます。走行距離が定まっていない人や、今後中長距離のランニングに挑戦したい人は、汎用的に使えるランニング用バックパックを選ぶとよいでしょう。
帰宅ランには、5〜8Lのモデルが適しています。水分補給用のボトル・タオル・スマホ・着替えなど、ランニングに必要なアイテムをすべて収納可能です。ランニング後に銭湯へ直行したい人にも向いていますよ。
3〜4Lの商品は軽量・コンパクトですが、必要最低限のアイテムしか収納できません。一方、9〜16L以上のモデルはパソコンやタブレットも収納できますが、フィット感が低く走りにくいことも。5〜8Lのモデルを目安に、持ち物量や走行距離などを考慮して適した容量をチョイスしましょう。
今回はパーゴワークス ラッシュ7Rを含む、人気のランニング用バックパックを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめは、フィット感の高さの検証です。これから運動習慣をつけようと考えている男性3名・女性3名のモニターが、各商品に荷物を入れて走り、バックパック自体や中身に揺れがないか、肩ベルト・腰ベルトのずれはないかなどをチェックしました。
続けて、ハイスピードでの走りやすさを検証。走ったときに「荷物の重さやバックパックの形状によるストレスをほとんど感じない商品」を高評価としました。
フィット感は高評価を獲得。「フィット感が高い」との口コミ同様、実際に使ったモニターからは、男女問わず「上下に揺れる感覚はない」「走行を邪魔しない」など満足の声が挙がりました。
検証した結果、本品のようなベストタイプはリュックタイプより体になじみやすい傾向が。比較したなかには揺れが気になる商品があったことを思うと、本品は軽快にランニングを楽しみたい人にぴったりです。
バックパック内の荷物の揺れも、ほとんど気になりません。荷物の重みを感じにくく、何も背負っていないような感覚で走れるのがうれしいポイントです。
<バックパック自体が揺れないかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
胸上・胸下にアジャスターがありますが、どちらも胴体から浮くようなつくりで、どれだけきつく締めても息苦しさはありません。比較した「SALOMON Active Skin 8」のようにゴム紐アジャスターのものを選ぶのもひとつの方法ですが、本品もフィット感と息のしやすさを両立しているといえます。
また、肩紐・腰紐のずれにくさも良好。20代女性のモニターは「クッション性があり、肩にぴったりとフィットする。大きく手を振ってもずれない」とコメントしました。比較したほかの商品には肩紐が薄くずれやすいものがあったなか、ストレスなく走りたいときにも重宝しますよ。
<胴体のアジャスターについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
走行中のストレスの少なさも、比較したなかでトップクラスの評価を獲得。逆三角形型のデザインで、重心が上にあり重さを感じにくいのが魅力です。調節紐が長く垂れて体に干渉したモデルと並ぶと、紐が垂れず邪魔になりません。ランニングに集中できますよ。
また、収納スペースを上下で分ける仕切りがあり、荷物が少ないときでも荷物を上側に収納可能。比較した「THE NORTH FACE TR 6」のように仕切れない商品があったのに対し、さまざまなシーンで荷物の重みを感じずにランニングを楽しめるでしょう。
次に、水分の補給しやすさを検証しました。ハイドレーション入れがあるかどうか、前ポケットのソフトフラスク入れの数の2点をチェック。「リュックを下ろさなくても走りながら水分補給できる商品」を満足の基準として評価しました。
その結果、両肩ベルトにゴム紐つきのソフトフラスク入れがあり、走りながらでもスムーズに水分補給が可能。ランナーの快適さを考えた設計が魅力です。ハイドレーションパック入れも備わり、トレイルランなどより過酷なランニングにチャレンジしたい人にも向いています。
比較した商品の多くがハイドレーションパック入れを備えていましたが、なかにはソフトフラスク入れがないものも。また、ソフトフラスク入れが浅く、フラスクが半分程度しか入らないものもありました。対して本品は、走行中のフラスクの落下の心配がなく、効率よく水分補給できるといえます。
次は、走行中の荷物の出しやすさの検証です。リュック部分以外の背面収納があるかどうか、前ポケットに荷物を入れられるかどうかなどを確認。「信号待ちの間やランニング中でもスマホや衣類をサッと取り出せる商品」を満足の基準として評価しました。
結果、ポケットが充実しており、優秀な評価を獲得。前面にはスマホやカギなどの小物を入れられるポケットが付属し、ゴムで絞れるので中身が飛び出す心配もありません。背面下部にはウインドシェルやグローブを収納できるポケットがあり、素早く体温調節しやすいのも魅力です。
比較した多くの商品が高評価を得ましたが、なかには背面ポケットや前ポケットがないものも。本品は、両脇にジッパーポケットやダストポケットを備えているなど細かな部分にもこだわりが見られました。ランニング中でも、直感的に荷物を出し入れできますよ。
次は、洗濯後の乾きやすさの検証です。洗濯した商品を30cmの間隔を空けて室温27℃の部屋で8時間部屋干し。8時間後のバックパックの重量を計測し、「8時間部屋干しすれば背負ったときに湿り気が気にならないほど水分量が減る商品」を高評価としました。
検証したところ、洗濯後の乾きやすさも上々。8時間後の水分残量は9gと、比較した全商品の平均値9.5g(※執筆時点)より少ない結果です。比較した結果、水分残量が10g以下の商品は湿り気を感じにくく快適に使用できました。毎日ランニングする人にも使いやすいでしょう。
比較したなかでも特に速乾性に優れていたのは、水分残量が0gで完全に乾いた「SALOMON Active Skin 8」。より清潔に毎日のランニングを楽しみたい人は、あわせてチェックしてみてください。
最後は、耐久性の高さの検証です。アパレル・服飾雑貨の専門家である深沢光さんにご協力いただき、肩ベルト・表面素材・チャックなど各部の縫製方法や素材をチェック。「何回洗濯しても耐久性が高く長い間使える商品」を満足の基準として評価しました。
チェックした結果、耐久性の評価も良好です。全面にストレッチメッシュを採用しており、専門家の深沢さんは、「肩ベルトには粗いメッシュと細かいメッシュが貼り合わされ、強度としては申し分ない」とコメント。比較したほかの商品には、補強がなく引き裂きに弱いものもありました。
チャックはまっすぐでカーブしておらず、破損する可能性も低め。アジャスターのバックルは1.5cmほどの大きさがあり、しっかりしています。比較したなかには「SALOMON Active Skin 8」のように摩擦に強いナイロン素材を使用したモデルもあったので、トレイルランなど擦れやすい環境で使う場合は要チェックです。
タイプ | ベストタイプ |
---|---|
ゴム紐付きのソフトフラスク入れあり | |
ゴム紐アジャスターあり | |
肩パッドあり | |
背面の形状が逆三角形 | |
短い調節紐 |
良い
気になる
重量 | 286g |
---|---|
バックパック幅 | 35cm |
バックパック高さ | 39cm |
背面のメッシュ加工 | |
肩ベルトの幅 | 6〜12.5cm |
リフレクター付き | |
緊急ホイッスル付き | |
素材 | ストレッチメッシュ |
ハイドレーション対応 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
17,820円
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販売価格:19,800円
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パーゴワークス ラッシュ7Rは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで購入可能。送料・レビューなどもチェックして購入店舗を決めてくださいね。
また、公式サイトでも販売中です。価格は執筆時点で税込18,700円(※公式サイト参照)。軽量なウォレットなども販売されているので、あわせてチェックするとよいでしょう。
最後に、耐久性が高くハードに使えるモデルをご紹介します。
毎日使いたい人には、SALOMON Active Skin 8がぴったり。8時間の部屋干しで完全に乾くので、ランニングを習慣化したい人にも適しています。摩擦に強いナイロン素材を採用し、トレイルランにもうってつけです。ゴムのアジャスターで息苦しさを感じず、快適に走れるでしょう。
収納にこだわる人は、THE NORTH FACE TR 6にも要注目。11個のポケットがあり、小物を分類するのに重宝します。肩ベルトがバッグと一体化して強度が高いのも見逃せないポイント。おしゃれなので、デザインが好みの人はぜひチェックしてくださいね。
タイプ | ベストタイプ |
---|---|
ゴム紐付きのソフトフラスク入れあり | |
ゴム紐アジャスターあり | |
肩パッドあり | |
背面の形状が逆三角形 | |
短い調節紐 |
良い
気になる
重量 | 220g |
---|---|
バックパック幅 | 37cm |
バックパック高さ | 43cm |
背面のメッシュ加工 | |
肩ベルトの幅 | 7.5〜18cm |
リフレクター付き | |
緊急ホイッスル付き | |
素材 | ナイロン、ポリウレタン、ポリエステル |
ハイドレーション対応 |
SALOMON ACTIVE SKIN 8をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | ベストタイプ |
---|---|
ゴム紐付きのソフトフラスク入れあり | |
ゴム紐アジャスターあり | |
肩パッドあり | |
背面の形状が逆三角形 | |
短い調節紐 |
良い
気になる
重量 | 298g |
---|---|
バックパック幅 | 38cm |
バックパック高さ | 42cm |
背面のメッシュ加工 | |
肩ベルトの幅 | 6.7〜10cm |
リフレクター付き | |
緊急ホイッスル付き | |
素材 | ナイロン、ストレッチファブリック |
ハイドレーション対応 |
THE NORTH FACE TR6をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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