使いやすさと優れた装着感にこだわったランニング用バックパック、SALOMON ACTIVE SKIN 8 LC17579。「体にフィットして揺れにくい」「走るときに邪魔にならない」と高評価の口コミを多く見かけますが、実際のところ評判どおりなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のTHE NORTH FACEやモンベルなどのランニング用バックパックとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ランニング用バックパック選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
SALOMON ACTIVE SKIN 8は、ランニング用バックパックを探しているすべての人におすすめです。ベストタイプを採用しており、背中・腰・肩を包み込むように密着するのが特徴。比較した商品には上下に揺れて走りにくいものもあったなか、実際に試したモニターから「体のラインにフィットして走りに集中できる」と好評でした。「体にフィットして揺れにくい」という口コミにも頷けます。
胴体のアジャスターがゴム素材で、息苦しさを感じない点もメリット。「走っているときに圧迫感がなかった」という感想が多数寄せられました。背面の形状は重心が上にくる逆三角形で、荷物を入れても重さを感じにくいつくりです。調節紐も短く体に当たりにくいでしょう。「走るときに邪魔にならない」との口コミがあるように、ストレスなく使用できそうです。
手が届きやすい両肩ベルトに、ソフトフラスク入れが2つ備わっていているのも魅力。比較したなかにはモンベルの商品のようにフラスクを入れるポケットがないものもありましたが、こちらはリュックを下ろさず水分補給できますよ。チャックつきの前ポケットがあり、小物も収納可能です。探すのに手間取りがちな鍵やスマホなどもサッと取り出せます。
洗濯後の乾きやすさも良好。手洗いした商品を8時間部屋干しすると、湿り気が残らず完全に乾きました。人気アウトドアブランドのTHE NORTH FACE TR 6をはじめ、比較した商品には若干水分が残ったものも多くあったなか、こちらは洗った翌日も快適に使えそうです。
縫製方法や素材をチェックした専門家は「耐久性は申し分なし」と見解。 肩ベルトには破れにくい2種類のメッシュ素材を、ボディには摩擦に強いナイロン素材を使用していました。「長期間の使用に耐える」という謳い文句にも納得です。これといった欠点がなく、ランニング初心者から上級者までおすすめできる一品なので、ぜひこの機会に手に取ってみてくださいね。
そもそもランニング用バックパックとは、中長距離ランに必要な荷物を持ち運べるアイテムのこと。気軽なランニングはもちろん、本格的な大会などさまざまなシーンで活躍します。フィット感の高いものを選べば荷物の重さが分散されるため、軽快に走れるでしょう。
今回ご紹介するSALOMON ACTIVE SKIN 8は、ベストタイプのバックパック。柔らかく通気性のよい素材を使っており、体にぴったり密着するつくりです。必要なものにすぐ手が届くように、収納スペースも豊富に設けられています。
販売元のSALOMONは、1947年にフランスで創業したアウトドアブランドです。トレイルランニングやハイキング、スノーボードなどで活躍するアイテムを多数展開しています。
容量は8Lで、重量は220g。メンズ・レディースどちらも使えるユニセックス仕様です。
生地には通気性に優れた3Dメッシュを採用。ハイドレーションシステムを搭載しており、500mLのソフトフラスクが2つ付属しています。取り出しやすいよう胸の位置にソフトフラスク入れが2つあり、手軽に水分補給できるのもポイントです。
サイズはXSからXLまで5種類ラインナップされているので、胸囲を目安に選びましょう。
<胸囲によるサイズ目安>
なお、カラーバリエーションは検証で使用したBLACKを含む全5色です。好みやウェアの色に合わせて選べますよ。
<カラーバリエーション>
遠くまで走る場合は、ランニング用バックパックがおすすめです。タオルや上着などもしっかり入るうえ、こまめに水分補給しやすいので使い方の幅が広がります。一方で、ポーチはコンパクトで近所をランニングするのに丁度よいサイズ。ただし水分が入るスペースがないものが多いため、中長距離ランには向きません。
徐々に走る距離を伸ばしたい人やシーンを問わず使いやすいものがほしい人は、ポーチよりもバックパックを選ぶほうがよいでしょう。
仕事帰りにランニングする帰宅ランには、5〜8Lが適量サイズ。水分・タオル・スマホ・着替えなどもしっかり収納できるので、ランニング後に銭湯で汗を流したい人にもぴったりです。
3〜4Lの商品はコンパクトで軽量ですが、そのぶん最低限のものしか入りません。9〜16L以上の商品はパソコンやタブレットなどを持ち運びたい場合には便利でしょう。ただし、フィット感がやや落ちるため、ランニング中に重さが気になることもあります。パフォーマンスを下げずに着用したいなら、5〜8Lタイプが役立つでしょう。
今回はSALOMON ACTIVE SKIN 8を含む、人気のランニング用バックパックを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、フィット感の高さ・ハイスピードでの走りやすさの検証です。
男女3人ずつのモニターが各商品を装着します。荷物を入れた状態で実際にランニングし、フィット感のよさと走行中にストレスがかかりにくいかどうかをチェックしました。
フィット感は上々です。実際に装着した30代の男性モニターからは「走るときの体の動きや手の動きに合わせてフィットする」、20代の女性モニターからは「荷物が入っていることを忘れるくらい中身が揺れなかった」など男女問わず好意的なコメントが集まりました。
比較したなかでもベストタイプはフィット感が高い傾向がありましたが、同じくベストタイプのこちらも例外ではありません。背中・腰・肩を包み込むように密着し、揺れを気にせず走りに集中できるでしょう。「優れた装着感」という謳い文句や「体にフィットして揺れにくい」という口コミどおりでした。
<バッグパック自体が揺れないかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
胴体のアジャスターは伸縮性のある細いゴム製で、「走っているときに圧迫感がなかった」「食い込むことがなくてよい」とモニターに好評です。息苦しさや締めつけ感を気にせず着用できるでしょう。
比較したなかには上下に揺れて走りにくい商品もありました。対してこちらは肩ベルトや腰ベルトもしっかりと固定されており、安定感があるのがうれしいポイント。40代の男性をはじめ、ほとんどのモニターが「ズレている感覚がなく快適に使える」とコメントしています。
<胴体のアジャスターについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
走っているときにストレスを感じにくいところも魅力です。比較したほとんどの商品が満足できない評価だったのに対し、こちらはトップレベルの高評価を獲得。背面の形状は重心が上にくる逆三角形で、荷物を入れても重さを感じにくいつくりです。
調節紐が短いため、ランニング中に体に当たりにくいでしょう。「走るとき邪魔にならない」との口コミにも納得。仕事帰りにもストレスフリーでランニングを楽しめそうです。
次は、水分の補給しやすさの検証です。ハイドレーション入れがあるか・前ポケットのソフトフラスク入れがいくつあるかを確認。リュックを下ろさず、走りながら水分補給できる商品を高評価としています。
結果、両肩ベルトにゴムの固定ベルトがついたソフトフラスク入れが備わっていました。取り出しやすい位置にあるため、ランニングを中断することなく喉をうるおせますよ。
比較したなかにはモンベルのクロスランナーパック7のように前面にソフトフラスク入れがない商品や、ポケットが浅くフラスクが半分以上はみ出てしまう商品も。対してこちらは500mLのフラスク2つをすっきり収納可能です。飲み口をゴムで固定できるため、揺れや落下も気にせず走れるでしょう。
続いて、走行中の荷物の出しやすさの検証です。リュック部分以外の背面収納があるか・前ポケットに荷物を入れられるかどうかを調べました。
すると、上着をしまえる背面のゴム紐や、チャックつきの前ポケットなどの収納スペースが充実。比較したなかで肩ベルトに前ポケットがある商品は物を取り出しやすい傾向があり、こちらも同様です。
必要なタイミングでスムーズに手に取れるので、信号待ちでスマホを確認したいときや自宅前でカギを探す手間を省きたい人にもおすすめ。チャックつきで小物を落とすリスクを軽減できるのもメリットのひとつです。
次は、洗濯後の乾きやすさの検証です。洗濯洗剤で手洗いをしてから3分間脱水し、部屋干しします。8時間後のバックパックの重量が洗濯前に近いほどおすすめできるとして評価しました。
8時間部屋干ししたところ、湿り気が一切残らず重量の差は0gに!比較した商品の最大値は37g(※執筆時点)で、人気アウトドアブランドのTHE NORTH FACEのTR 6も9gと若干水分が残りました。対してこちらは完全に乾いたため、洗濯した次の日も湿り気を感じず快適に使えるでしょう。毎日ランニングをする人にもうってつけです。
最後に、耐久性の検証です。アパレル・服飾雑貨の専門家が商品の縫製方法や素材をチェック。洗濯を繰り返しても耐久性が高く、長い間使えるかどうかを評価しました。
その結果、確認した専門家は「耐久性は申し分ない」とコメント。肩ベルトには2種類のメッシュ素材・ボディには摩擦に強いナイロン素材を使用しており、引っ張っても破れにくく擦れにも強いとわかりました。さらにアジャスターにはかんぬき止めが施されているため、取れてしまう可能性も低いといえます。
比較したほとんど商品が丈夫なつくりでしたが、こちらも負けていません。「長期間の使用に耐える」という謳い文句どおりです。
タイプ | ベストタイプ |
---|---|
ゴム紐付きのソフトフラスク入れあり | |
ゴム紐アジャスターあり | |
肩パッドあり | |
背面の形状が逆三角形 | |
短い調節紐 |
良い
気になる
重量 | 220g |
---|---|
バックパック幅 | 37cm |
バックパック高さ | 43cm |
背面のメッシュ加工 | |
肩ベルトの幅 | 7.5〜18cm |
リフレクター付き | |
緊急ホイッスル付き | |
素材 | ナイロン、ポリウレタン、ポリエステル |
ハイドレーション対応 |
SALOMON ACTIVE SKIN 8は、公式オンラインショップで購入できます。定価は税込11,990円(※執筆時点・公式サイト参照)。15,000円以上で送料が無料になるので、ほかの商品とのまとめ買いがお得です。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも販売中。ショップによって値段が異なるのでしっかり検討しましょう。また実際にサイズ感を確認して購入したい人は、公式サイトで最寄りの直営店を探してみてくださいね。
最後に、本品と異なる魅力がある商品をご紹介します。
パーゴワークスのラッシュ7Rは、収納スペースを上下に分けられる仕切りつきです。荷物が少ないときも上のスペースだけ使用すれば、高い位置に重心を固定でき荷物の重さを感じにくいでしょう。密着感も高く、モニターにも「背負っている感覚がないくらい背中にフィットした」と好印象でした。
洋服に近い感覚で装着したいなら、THE NORTH FACE TR 6を要チェック!「ベストを着る感覚で体を包み込むようにフィットした」とモニターに評されました。いかにもバックを背負っているような見た目を避け、ファッションに合わせてスタイリッシュに着用したい人に向いています。
タイプ | ベストタイプ |
---|---|
ゴム紐付きのソフトフラスク入れあり | |
ゴム紐アジャスターあり | |
肩パッドあり | |
背面の形状が逆三角形 | |
短い調節紐 |
良い
気になる
重量 | 286g |
---|---|
バックパック幅 | 35cm |
バックパック高さ | 39cm |
背面のメッシュ加工 | |
肩ベルトの幅 | 6〜12.5cm |
リフレクター付き | |
緊急ホイッスル付き | |
素材 | ストレッチメッシュ |
ハイドレーション対応 |
パーゴワークス ラッシュ7Rをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | ベストタイプ |
---|---|
ゴム紐付きのソフトフラスク入れあり | |
ゴム紐アジャスターあり | |
肩パッドあり | |
背面の形状が逆三角形 | |
短い調節紐 |
良い
気になる
重量 | 298g |
---|---|
バックパック幅 | 38cm |
バックパック高さ | 42cm |
背面のメッシュ加工 | |
肩ベルトの幅 | 6.7〜10cm |
リフレクター付き | |
緊急ホイッスル付き | |
素材 | ナイロン、ストレッチファブリック |
ハイドレーション対応 |
THE NORTH FACE TR6をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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