軽量&コードレスで家中どこでも使えると謳う、AND・DECO 2WAY STICK CLEANER aza01。ネット上では「軽くて使いやすい」と評判です。その一方、「吸引力はやや弱い」と気になる口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、ダイソンやアイリスオーヤマなどの人気スティッククリーナーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、スティッククリーナー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
AND・DECO 2WAY STICK CLEANER aza01は、フローリングをしっかり掃除できる格安機を探している人におすすめです。「吸引力が弱い」という口コミがありましたが、実際にフローリングにゴミを撒いて掃除したところ、1往復でほぼすべてのゴミを吸い取りました。カーペットには苦戦したものの、フローリングでの吸引力の高さは、比較したダイソンのような5万円台の高級機にも引けを取りません。
本体の軽さと、小回りの利くヘッドも魅力です。実測値で1.12kgと非常に軽く、バネ入りのヘッドはテレビ台やソファの下にもスルスルと入り込めました。運転モードの切り替えや電源もワンタッチ。アイリスオーヤマ・マキタといった格安メーカーの商品の多くは充電スタンドが付属しませんが、本商品は付属のスタンドですっきり収納できますよ。
ヘッドはローラーのない床ブラシなので、お手入れも楽ちんです。パワーブラシ形状のものより、髪の毛やホコリが絡みません。集じん方式はダストカップタイプ。カップの構造がシンプルで、水洗いできるので清潔な状態を保ちやすいでしょう。付属のお手入れブラシは、ゴミ捨て時に気になったホコリをサッと落とせて便利でした。
静音性が高く、夜間でも掃除しやすいのも一人暮らしにうれしいポイントです。標準モードの稼働音は59.6dBを記録。パワフルな海外メーカーの商品は70dBを超えていたのに対し、稼働音はそれほど気になりませんでした。連続使用時間は最長35分あるので、2LDK程度の広さであれば充電せず一気に掃除できるでしょう。
価格は執筆時点で税込9,998円(※公式サイト参照)です。比較したなかでも1万円を切るモデルは数えるほどしかなく、トップクラスの安さでした。6色から選べるくすみ系のカラーとデザイン性の高さは、一人暮らしの気分を上げてくれるでしょう。フローリングの掃除が得意な商品なので、家にカーペットを敷いている人はほかの商品もチェックしてみてくださいね。
実際にAND・DECO 2WAY STICK CLEANER aza01と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイスティッククリーナーと、吸引力の高さ(フローリング)・吸引力の高さ(カーペット)・疲れにくさ・使い勝手の良さ・お手入れのしやすさ・バッテリー持続時間の長さ・静かさそれぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
AND・DECO 2WAY STICK CLEANER aza01よりももっといい商品を選びたい人は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
SharkNinja
使いやすくパワフル!妥協をしたくない人におすすめ
東芝ライフスタイル
進化した吸引力と細やかな機能性。お手入れを楽にしたい人に
今回ご紹介するAND・DECO 2WAY STICK CLEANER aza01は、その名のとおりハンディクリーナーとしても使える2WAY仕様の商品。窓のサッシや車内の掃除など、細かい場所の掃除にも活躍する自由度の高さが自慢です。
注目すべきは標準モード6,500Paのパワフルな清掃能力。最大吸引力15,000Paのパワフルモードも搭載しており、細かなチリやホコリを逃さずに吸い集めると謳っています。
販売元は、広島に本社を置くインテリアメーカーであるモダンデコの子会社、MDM株式会社です。スティッククリーナー以外にも、サーキュレーターや加湿器などのデザイン家電を展開しています。
集じん方式は、遠心力でゴミと空気を分離するサイクロン式です。空気の通り道を塞がず、強力吸引を維持できるとしています。洗えるダストカップに直接ゴミを集めるため、紙パックは購入不要。ランニングコストがかからないのは魅力ですね。
清潔な空気を排出するために、Wフィルター構造を採用しているのもポイントです。穴径約0.25mmのステンレス製フィルターで微細なチリまで捕集。高性能HEPAフィルターは、花粉やPM2.5などの粒子をキャッチする効果が期待できますよ。
お手入れの面にも工夫が見られます。半透明のダストカップは、ゴミ捨てのタイミングがわかりやすいのが特徴。分解してパーツごとにお手入れができ、ダストカップやフィルターは水洗いできます。クリーニングブラシも付属しており、凹凸の多いフィルターを掃除する際に役立ちますよ。
<スペックの詳細>
サイズは幅23.0×奥行11.0×高さ97.0cm、本体のみの重量は約1.15kgです。比較した商品の約8割は本商品よりも重さがありました。階段や高いところの掃除も楽に行えるでしょう。なお、本体カラーは以下の6色です。
掃除機にしては珍しくカラーが豊富で、部屋のインテリアや好みに合わせて選べます。充電スタンドが付属しており、すっきり収納できるのも魅力。付属品は以下のとおりです。
<付属品>
今回はAND・DECO 2WAY STICK CLEANER aza01を含む、スティッククリーナー全65商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、吸引力の高さの検証です。
フローリングとカーペットに一定量のゴミをまいてから、各製品の自動モードまたは標準モードに該当する強さでヘッドを1往復。ゴミを残さず、吸いきれたものほど高評価としています。
「吸引力はやや弱い」という口コミがありましたが、実際にフローリングを掃除したところ、1往復でほぼすべてのゴミを吸い取りました。フローリングでの吸引力は、比較した5万円台のダイソンやシャークといった高級機にも引けを取りません。
バネ入りヘッドで小回りが利くのも本商品の強みです。吸引しながら隅や隙間にもスルスルと入り込んでいきました。フローリングメインで掃除するなら、十分な性能です。
一方、カーペットでは、多くのゴミを吸い残す結果に。目に見える大きなゴミや細かなお菓子のクズなど、さまざまなゴミを残しています。同価格帯のアイリスオーヤマ・マキタなどの格安メーカー商品と同様に、カーペットでの清掃に苦戦しました。
苦戦の原因のひとつがフロアヘッド。パワフルな反面、カーペットごと吸い込んでしまい、うまくゴミを吸引できなかったと考えられます。比較したなかでは、ローラーつきのパワーブラシを採用した商品のほうがカーペットでもなめらかに動く傾向がありました。
次に、疲れにくさと使い勝手の良さの検証です。
疲れにくさの検証では、使用できる状態まで組み立てたスティッククリーナーの重量と、実際に使用するときの手元の重さを計測。同時に、ヘッドは自走するか・電源方式はボタン式かなど疲れにくさにかかわる観点もチェックしました。
使い勝手の良さの検証では、ヘッドの小回りは利くか・電源残量はわかりやすいか・充電スタンドは付属しているかなど、使い勝手にかかわる機能・特徴が多いほど高評価としています。
本体の重量は実測値で1.12kg・手元の重さは0.55kgと、比較したなかでもトップクラスの軽さです。ヘッドは自走式ではありませんが、軽いので力を入れずに掃除できます。
比較したなかにも本商品と同じくらい軽いものはありましたが、ヘッドが浮いて使いづらさを感じる傾向がありました。その点、本商品は軽くてもヘッドの小回りが利くぶん、扱いづらさは感じにくいでしょう。
操作性も良好で、電源のオン/オフ・運転モードの切り替えがワンタッチと簡単でした。比較したなかには、トリガー式で吸引中は電源ボタンをずっと押さえていないといけない商品も。ある程度まとまった時間使用するなら、操作性もチェックしましょう。
ヘッドは前後90度・左右60度に無段階で角度調節できるため、テレビ台・ソファの下などの掃除がスムーズです。ぐにゃぐにゃと隅や隙間に入り込んで、ゴミを逃さずに吸引できました。
充電スタンドが付属しているのも便利なポイントです。充電時にノズルやヘッドを取り外す必要があるものの、見た目はすっきりと収納できます。なお、比較したアイリスオーヤマ・マキタなどの低価格モデルの多くは、充電スタンドが付属していませんでした。
一方、電池残量がわからないのはネックです。電池残量を知らせるランプが本体にありませんでした。短時間の掃除なら問題ありませんが、長時間掃除するときは途中でふいに電源が切れてイライラすることもありそうです。
比較したダイソンやシャープの商品のなかには、残り稼働時間が分・秒までわかるモデルもありました。
続いて、お手入れのしやすさの検証です。
ダストカップは水洗いできるか・ヘッドブラシはお手入れしやすいかなどをチェックしました。
画像のとおりヘッドが床ブラシ(フロアヘッド)形状なので、髪の毛やホコリが絡みません。起伏があるパワーブラシの商品は、ゴミが絡みつきがちでした。ヘッドのお手入れの手間は、ほとんどかからないでしょう。
集じん方式はダストカップタイプです。溜まったゴミをこまめに捨てる必要はあるものの、カップごと水洗いできるので清潔な状態を保てます。ダストカップの構造もシンプルなので、お手入れしやすいでしょう。紙パックを購入するランニングコストを節約したい人にもおすすめです。
付属のお手入れブラシは、ダストカップ・フィルター掃除に役立ちました。ゴミ捨てのタイミングで、気になったホコリをサッと落とせますよ。
なお、高級機のようなゴミ自動吸引ステーション・モップの自動洗浄・乾燥機能は搭載していません。比較した約9割の商品もこれらの機能は非搭載だったので、こだわりのある人以外は気にしなくてよいでしょう。
<検証結果>
最後に、バッテリー持続時間の長さと、静かさの検証です。
バッテリー持続時間の長さの検証では、各メーカーの取扱説明書を参照して連続使用時間を調査。稼働時間が長いものほど高評価としました。
静かさの検証では、スティッククリーナーから1.5m離れた位置に騒音計を設置。標準モードと強モード、それぞれの稼働音を計測しました。静かなものほど高評価としています。
持続時間は最長で約35分。2LDK程度の広さであれば、途中で充電せずに掃除できるでしょう。比較した約6割の商品も稼働時間が30~40分だったことをふまえると、バッテリー持ちは良好といえます。
また、比較した同価格帯の格安商品は稼働時間が20分程度のものが多かったので、低価格モデルのなかでは稼働時間が長め。まとめて一気に掃除するタイプの人は要チェックですよ。
2020/12 発売
標準モードの連続使用時間(公称値) | 標準:約35分/強:約15分 |
---|---|
ヘッド種類 | フロアヘッド |
充電時間(公称値) | 約3時間30分 |
本体重量 | 1.12kg |
良い
気になる
集じん容積 | 約0.40L |
---|---|
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
付属品 | 充電台、ACアダプター、ブラシノズル、ヘッド(小)、クリーニング用ブラシ |
本体幅(公称値) | 23cm |
本体奥行(公称値) | 11cm |
本体高さ(公称値) | 97cm |
本体幅(実測値) | 23.0cm |
本体奥行(実測値) | 14.5cm |
本体高さ(実測値) | 83.3cm |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
9,998円
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AND・DECO 2WAY STICK CLEANER aza01は、公式オンラインストアから購入できます。値段は執筆時点で税込9,998円(公式サイト参照)です。
そのほかの取扱店舗は、楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonなどの大手ECサイト。値段はサイトによって異なるので、購入の際はそれぞれ比較してみてくださいね!
最後に、カーペットでも吸引力が高かった商品をご紹介します。
Shark LC351Jは、スティッククリーナーを探しているすべての人におすすめです。吸引力が高く、フローリング・カーペットのゴミを逃しません。毛が絡みにくいフィン型のヘッドを搭載し、ゴミを自動吸引するダストステーションも付属しており、お手入れも簡単です。
海外メーカーのコストが気になるなら、TWINBIRDのTC-E264Bも要チェック。執筆時点で2万円以下と手頃ですが、吸引力・軽さ・静音性のバランスに優れた1台です。フローリングはもちろん、カーペットでも高い吸引力を発揮。1.47kgと軽く、自走ヘッドは可動域が広いので快適に掃除できますよ。
標準モードの連続使用時間(公称値) | ブーストモード:約15分/iQモード:約15~50分/エコモード:約50分 |
---|---|
ヘッド種類 | パワーヘッド |
充電時間(公称値) | 約3時間30分 |
本体重量 | 約1.7kg |
良い
気になる
集じん容積 | 不明 |
---|---|
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
付属品 | すき間ノズル、収納スタンド |
本体幅(公称値) | スティック時:22.8cm/ハンディ時:9.1cm |
本体奥行(公称値) | スティック時:16cm/ハンディ時:7.1cm |
本体高さ(公称値) | スティック時:104cm/ハンディ時:51cm |
本体幅(実測値) | 不明 |
本体奥行(実測値) | 不明 |
本体高さ(実測値) | 不明 |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 強モード:約7分/自動モード:約30分 |
---|---|
ヘッド種類 | 自走式パワーヘッド |
充電時間(公称値) | 約2時間30分 |
本体重量 | 1.47kg |
良い
気になる
集じん容積 | 約0.25L |
---|---|
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | 不明 |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
付属品 | すき間ノズル、充電コード、収納スタンド |
本体幅(公称値) | 23.5cm |
本体奥行(公称値) | 13.5cm |
本体高さ(公称値) | 105cm |
本体幅(実測値) | 23.6cm |
本体奥行(実測値) | 14.5cm |
本体高さ(実測値) | 103.8cm |
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