100均で手軽に購入できるダイソー 自転車ライト5LED。低価格が魅力であるものの、口コミが少なく評判がわからないため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の自転車ライトとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、自転車ライト選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ダイソー 自転車ライト5LEDは最大の状態でも暗く、真っ暗な道はもちろん、街中でもこれ1つで夜道を走るのは難しいといえます。最大の明るさは16.3lmと、比較した上位商品の30分の1ほどしかありません。また、電池の消費に従ってドンドン暗くなるのも気になるところ。比較したなかには一定に明るさを保てた商品もあったなか、点灯終了20分前には半数以上の光が失われました。
また、ほとんどの比較した商品が搭載している防水性能がなく、雨の日は使用できません。点滅モードはあるものの、明るさの強さを調整するモードはなく、走るシーンに合わせて使い分けられないのもネックです。また、バッテリーLow通知機能も非搭載であるため、電池の交換のタイミングを自分で予測する必要があります。
着脱のしやすさでは、比較した多くの商品と同様に工具が必要ないものの、やや作業が複雑。マウントからライトを外す際は、スライド式でつまみを押しながら引くため片手では難しいでしょう。加えて、比較した商品の約8割が対応しているライトの左右角度調整ができない点は気になるところ。照らしたい場所にうまく当たらない恐れがあります。
一方、7時間以上の利用が可能で、バッテリーの持ちは優秀です。平日毎日30分利用しても電池の交換は月に2回以下で済むため、通勤や通学など使用頻度が高い人も手間なく利用できるでしょう。比較したなかには、3〜4時間ほどしかもたず、自転車に乗るたびに充電が必要なものもありました。
販売価格が税込110円(※執筆時点)と低価格な点は魅力。比較したほとんどの商品が1,000円以上で、5,000円を超えるものもありました。とはいえ、元々ライトが付いている自転車のサブライトとしてなら候補になりますが、メインライト用途では明るさが不十分。1つのライトで夜道を照らしたいなら、ほかの商品をチェックしてみてくださいね。
実際にダイソー 自転車ライト5LEDと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイ自転車ライトと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
ダイソー 自転車ライト5LEDのデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
自転車のライトには、充電池や乾電池で光る充電式と走行によって発電するダイナモ式の2種類があります。それぞれメリットがありますが、これから購入を考えているなら充電式がおすすめです。明るさが強いうえに、取り付けも簡単。ダイナモ式のように走りの抵抗にもなりません。
今回紹介するのは、充電式を採用しているダイソー 自転車ライト5LED。点灯と点滅スイッチで切り替えられ、光が横からも見える点が特徴です。進行先を照らすだけでなく、横に走っている車にも自分の存在をアピールできるでしょう。国内店舗数3,813店舗の身近なダイソーで購入できる点も魅力です。
販売元は、「世界中の人々の生活をワンプライスで豊かに変える」をコンセプトに100円均一というジャンルで店舗を作る大創産業。国内外あわせて5,200店舗を超える巨大チェーン、ダイソーを運営している日本の企業です。
充電方法は乾電池式を採用。単四電池を4本で約11時間連続使用できると謳っており、モードは点灯・点滅の2種類です。電源ボタンを押す回数でモードを切り替えられます。
自転車に取り付けるためのマウントは本体からの取り外しが可能。サイズが10×6.5×3.5cmと小型なので、手元用のライトとしても利用できますよ。
今回はダイソー 自転車ライト5LEDを含む、自転車ライト全17商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、明るさ・ 安定性の検証です。
外部専門機関に依頼し、最も明るいモードを計測。メーカーが謳っている明るさの値である、公称値と差がないかも評価しました。また、ライトを連続点灯させたときの明るさの変化を照度計で測定し、グラフ化。グラフの傾きが小さいほど高評価としています。
最大の明るさは、16.3lmとかなり暗め。比較した上位商品の30分の1ほどの明るさしかありません。街中を走るときに必要な明るさである150lmを大きく下回り、街灯の光に紛れる暗さです。河川敷や郊外などの真っ暗な道はもちろん、街中でも本商品1つで夜道を走ることは難しいでしょう。
明るさの安定性もいまひとつです。電池の消費が進むに従ってどんどん暗くなり、照度が67.34%も変化。比較した商品の平均値25%(※執筆時点)よりかなり大きくグラフが傾き、点灯終了20分前には半数以上の光が失われました。
対して、比較した商品の半数以上が平均値より明るさの低下が少ない結果に。なかには、0%を記録して最初から最後まで一定の明るさを維持できる商品もありました。必要な明るさを保ちたいならほかの商品をチェックするとよいでしょう。
次は、バッテリー持ちの検証です。最も長く点灯するモードを選択して、バッテリーが切れるまで点灯。7時間を上限とし、時間を測定しました。
結果、上限である7時間点灯し続け、バッテリー性能は優秀。今回の検証では7時間で切り上げましたが、メーカーでは約11時間持つと謳っているため、それ以上の性能が期待できるでしょう。平日毎日30分利用しても電池の交換は月に2回以下。通勤や通学など使用頻度が高い人も手間なく利用できますよ。
比較したうち、約7割の商品が同様に上限の7時間まで点灯し続けた結果に。しかし、なかには3〜4時間ほどしかもたず、自転車へ乗るたびに充電がしないと心配なものもありました。
次は、着脱のしやすさの検証です。
片手で着脱できるか・特別な工具が必要ないかなどに着目し、簡単に着脱できるか評価しました。
比較した多くの商品と同様に工具なしで自転車に着脱が可能です。マウントをハンドルに挟み、ネジを回すだけで固定ができます。
マウントからライトを外すときも工具は必要ありません。ただ、スライド式でつまみを押しながら引くため、作業がやや複雑。片手で取ることは難しく、コツを掴むまでは電池交換などで外すときに手間取ることもあるでしょう。
また、比較した商品の約8割が対応していたライトの左右角度調整ができないのが気になるところ。光の方向がハンドルの角度に左右されやすく、自転車によっては照らしたい場所にうまく光が当たらない恐れがあります。
最後は、使い勝手のよさの検証です。防水性能やモードの切り替え機能、重量などを確認し、幅広いシーンで利用しやすいかチェックしました。
本商品は比較したほとんどの商品が備えている防水性能がなく、機能性は低め。雨の日は使用ができず、外に置きっぱなしは不可。また、点滅モードはあるものの、光の強さを使い分けるモードは非搭載です。真っ暗な道から街中などシーンに合わせて明るさを調整できず、汎用性は低いといえます。
また、バッテリーが減少したことを知らせるバッテリーLow通知機能がないのもネック。電池の交換日を覚えてバッテリーが切れるタイミングを自分で予測する必要があります。夜に頻繁に使う場合は、もしものときに備えて替えの電池を常備するとよいでしょう。
ただ、本体とマウントをあわせた重量が94gと軽量なのはメリット。サイズも10×6.5×3.5cmと邪魔になりにくいサイズです。比較したなかには一般的なサイズより大きく、ハンドル周りのスペースが狭いロードバイクやクロスバイクなどには付けにくい商品がありました。
明るさと点灯時間 | 公称値なし(点灯):約11時間 |
---|---|
最大の明るさ | 16.3lm |
明るさの安定性 | 32.7% |
重量(実測値) | 94g(電池・マウント込み) |
電源方式 | 乾電池 |
良い
気になる
モード数 | 2種類 |
---|---|
重量(公称値) | 公称値なし |
自動点灯機能 | |
工具不要 | |
付属品 | なし |
ソーラーパネル付き |
ダイソー 自転車ライト5LEDは、ダイソーのオンラインショップで販売されています。販売価格は税込み110円(※公式サイト参照)です。公式オンラインショップでは、税込11,000円以上で送料無料。クレジット以外にもPayPayによる支払いも可能です。
ダイソーの実店舗でも販売されています。店舗によって在庫状況が異なるので、直接店舗に問い合わせましょう。また、DAISOアプリを利用すれば、スマホで検索するだけで在庫状況を確認できますよ。
最後に、真っ暗な道から街灯のある街中まで、シーンを問わず快適に利用できる商品をご紹介します。
トップクラスの明るさがほしいなら、SERFASのUSL-450。実測値はメーカーが謳う最大450lmを上回る537lmを記録し、比較したなかでも非常に明るい商品。河川敷や郊外などの街灯がない道でも心強く、100lmのミドルモードを使えば街中でも使いやすいでしょう。7時間以上連続点灯ができ、通勤や通学にもぴったりです。
明るさが異なる2つのモードを搭載し、汎用性が高い商品はキャットアイのAMPP300です。明るさの最大値はメーカーの名目どおりの約300lmを記録。街中でも眩しすぎない100lmモードも搭載し、通学や通勤、サイクリングなど多岐にわたって活躍するでしょう。バッテリーは7時間以上持ち、取り付けも片手で簡単に行えます。
明るさと点灯時間 | 50lm(Low):14.5時間/100lm(Mid):7時間/100lm(点滅):20時間/200lm(Hi):3.5時間/450lm(Over):2.5時間/450lm(日中点滅):25時間 |
---|---|
最大の明るさ | 537lm(実測) |
明るさの安定性 | 96.2% |
重量(実測値) | 152g(マウント込み) |
電源方式 | microUSB |
良い
気になる
モード数 | 6種類 |
---|---|
重量(公称値) | 162g |
自動点灯機能 | |
工具不要 | |
付属品 | ブラケット、USB充電ケーブル、日本語取扱説明書 |
ソーラーパネル付き |
SERFAS USL-450をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
明るさと点灯時間 | 300lm(ハイ):約3時間/100lm(ロー):約8時間/300lm/70lm(デイタイムハイパーコンスタント):約10時間/60lm(点滅):約100時間 |
---|---|
最大の明るさ | 298lm(実測) |
明るさの安定性 | 99.1% |
重量(実測値) | 120.4g(マウント込み) |
電源方式 | microUSB |
良い
気になる
モード数 | 4種類 |
---|---|
重量(公称値) | 117g |
自動点灯機能 | |
工具不要 | |
付属品 | microUSBケーブル、ブラケット |
ソーラーパネル付き |
キャットアイ AMPP300をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。