定期預金のおすすめ人気ランキング【金利が高い銀行は？どこがいい？2025年5月徹底比較】

定期預金の金利について検証したところ、1年ものは0.600%・3年ものは0.700%・5年ものは0.750%と、とりわけ3年もの・5年もので高めの金利が適用されます。

1年ものは0.650%・3年ものは0.850%・5年ものは0.950%と全期間で金利が高く、特に3・5年ものの金利は検証した中で最も高い結果になりました。ただし、最低預入金額が50万円とやや高めなので、ある程度まとまったお金を預ける必要があります。

一方で、中途解約利率は全期間で10%台と、非常に低めの設定。検証した平均を大幅に下回り、満期前に解約すると高金利が大幅に下がるため注意が必要です。

WEBからの申し込みで口座開設が可能なため、店舗に行くことなく手続きができ利便性も十分。とにかく金利が高いので、「1番金利が高い定期預金はどれなんだろう」と気になっている人にはおすすめです。

オリックス銀行の「eダイレクト定期預金」は、金利の高さを追い求める人におすすめの定期預金です。

全国各地にあるローソンに設置されているATMで、簡単に手続きできるのが魅力。ちょっとした買い物ついでに入出金の手続きができるため、金利の細かい差よりも手続きの利便性のほうが大事な人には第1候補の銀行といえます。

金利は1年ものは0.500％・3年ものは0.550％、5年ものは0.600％と、いずれも検証した商品の平均を若干上回りました。加えて、10年もの定期預金の金利が0.700％と高く、長い間資金を預ける定期預金を探している人にもおすすめです。

中途解約利率も、すべての年数で検証平均を超えており高水準。満期前に解約することになっても受け取れる利息が大きく目減りせず、金利の恩恵を受けられます。

UI銀行の「スーパー定期預金」は、比較的短い期間利用する定期預金を検討している人にぴったりの商品です。

検証したところ、1年ものは1.000%・3年ものは0.500%・5年ものは0.550%と、全期間で平均を上回りました。特に1年ものの金利が今回検証したなかでトップクラスに高く、短い期間預ける定期預金を探している人におすすめです。

一方、中途解約利率は30％～40%と平均を下回る結果になっています。万が一満期の前に解約する場合は、受け取れる利息がある程度少なくなることに注意しましょう。

預入金額に応じた優遇特典があり、ATMの出金・他行への振込の手数料無料回数が最大月20回まで増えます。預金するだけで優遇を受けられるので、簡単に優遇を受けたい人にとっては魅力を感じられるでしょう。

金利を検証したところ、1年もの・3年ものが0.450%・5年ものは0.700%と、特に5年ものが検証した商品のなかで高めの金利でした。

中途解約利率は3年もので60％と、検証した商品の平均を上回る水準。預入期間が比較的短ければ、満期前に解約する事態になっても、受け取れる利率が大幅に下がるのを回避できます。ただし5年ものの中途解約利率は30%と低く、期日前の解約だと利益が目減りしやすい点に注意しましょう。

どのくらいの期間預けるかは決まっておらず、とりあえず定期預金を預ける場所を探している人には候補となる銀行となるでしょう。

尼崎信用金庫 ウル虎支店の「ウル虎支店専用定期預金」は、信用金庫のなかで高金利の定期預金を探している人におすすめです。

金利は1年ものが0.400%、3年ものが0.450%、5年ものが0.500%と全期間で平均を上回り、今回検証したほかの信用金庫のなかでは最も高めの金利設定でした。

中途解約利率は1年ものが50％・3年ものが60％・5年ものが70％と、3・5年もので検証した商品の平均より高めの水準。万が一満期前に解約しても、大幅に利息が減るのを防止できます。

ほかの金融機関と比較すると金利はやや高めで、「信用金庫で金利が高いところはどこ？」と気になっている人にはおすすめです。

1年ものの金利が0.450%、3年ものの金利が0.500%、5年ものの金利が0.500%と、すべての期間で検証した商品の平均を上回りました。ただし、すば抜けて金利が高い期間もなかったため、金利の高さを追求するのであればほかの銀行が選択肢になります。

中途解約利率は1年ものが10％・3年ものが20％・5年ものが20%と、検証した商品の平均を大きく下回る結果に。期日より前に解約する場合は、利益が大きく目減りする可能性が高い点には注意しましょう。

しずおか焼津信用金庫 しずしんインターネット支店の「定期預金」は、中途解約利率が高い定期預金を探している人におすすめです。

金利は1年ものが0.340%・3年ものが0.390%・5年ものが0.440%と、いずれも検証した商品の平均以下の数値。金利の高さを求める人にはあまりおすすめできません。

中途解約利率は1年ものが50％・3年ものが60％・5年ものが70%と、3・5年もので検証した商品の平均を上回っているので、万が一満期前に解約しても受け取れる利息はある程度確保可能です。

預けられる期間は最長で5年しかなく、「10年先を見据えて預けておきたい」というニーズに応えられない点はネック。とはいえ、中長期間の金利が高めなので、5年先を見据えて預入したい人は候補となります。