かわいらしい猫のデザインが目を惹く油性ボールペン、Bicジャパン クリックゴールド 0.5 猫キャッチ CLG05-CCWJ3P。インターネット上では高評価の口コミが多い一方で、「書き心地がいまひとつ」「滑って持ちにくい」という気になる評判もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、Bicジャパン クリックゴールド 0.5 猫キャッチ CLG05-CCWJ3Pを含む油性ボールペン全36商品を実際に使って、書き心地のよさ・インクの速乾性・かすれにくさ・ペンの持ちやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
Bicジャパン クリックゴールド 0.5 猫キャッチ CLG05-CCWJ3Pは、ノートをきれいにとりたい人や左利きの人に向いています。かわいらしい猫のデザインはもちろん、手が汚れにくいのが魅力。文字を書いた直後にこすってみると、比較した商品には5秒後もインクが乾かないものがあるなか、本品は2秒足らずで完全に乾きました。
一方で、実際に使ったモニターからは「軽すぎて安定しない」との声が。「滑って持ちにくい」という口コミどおり、持ち手にラバー加工がなくグリップ感がない点も気になります。ペンの太さはちょうどよく、「手によくフィットする」という意見も出たものの、書きやすいとは言い難い結果です。
文字や円を描いたときのペン先のブレや、紙に引っかかる感じも気になりました。軽いタッチで書き進められますが、やや安定感に欠ける使用感です。比較したほかの商品には水性ペンのようにサラサラ書けたものがあることを思うと、「書き心地がいまひとつ」との口コミにも頷けます。
書きはじめから文字がかすれやすいのも、惜しいポイントです。円や文字を続けて書くとかすれが気になり、曲線部分には色ムラもありました。猫好きの人は思わず手に取りたくなるかわいらしさですが、より文字をきれいに書きたいのであれば、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
実際にBicジャパン クリックゴールド 0.5 猫キャッチ CLG05-CCWJ3Pと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
Bicジャパン クリックゴールド 0.5 猫キャッチ CLG05-CCWJ3Pよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
三菱鉛筆
インクがかすれずにじまない!書くのが楽しくなる軽い書き心地
三菱鉛筆
ぬらりとした書き心地がくせになる。長時間の筆記に向く1本
クリックゴールド 0.5 猫キャッチ CLG05-CCWJ3Pとは、フランスの筆記具メーカーであるBicジャパンが製造する商品。「信頼できるボールペンを低価格で」をキャッチフレーズに、誰でも使いやすい高品質・低価格な商品づくりを目指しています。
そのなかでクリックゴールドは、高級感のあるゴールドグリップとリングが目印のノック式油性ボールペン。低粘度インクを採用し、なめらかな書き心地を実現したと謳っています。
今回ご紹介する猫柄シリーズは、フランスを象徴する「カフェ」と「猫」のモチーフをコラボレーションさせたかわいらしいデザインが特徴です。
カラーは白と黒の2種類。デザインは猫ちょこん・猫ふりふり・猫キャッチの3パターンが用意されていますよ。なお、今回の検証では猫キャッチを使用しています。
はじめに、書き心地のよさ・インクの速乾性・かすれにくさを検証しました。男女6人のモニターが文字や円を書き、紙への引っかかりの有無・インクの量・ペン先の動かしやすさなどを確認しています。
また、書いた文字を指でこすり、インクの速乾性もチェック。かすれにくさの検証では、5×15cmの範囲につなげて円を書いたものと、「あいうえお・かきくけこ」と書いたものを確認し、かすれた箇所をカウントしました。
軽いタッチでなめらかに書き進められたものの、モニターからは「ペン先が紙にひっかかる」「手元が軽すぎて、安定感がない」との声が。
比較したなかにはスピーディに書いても手元が安定していた商品があったのに対し、ペン先がブレやすく感じました。「書き心地がいまいち」との口コミどおり、使用感に満足したのは6人中4人にとどまっています。
一方、速乾性は申し分なし。比較した商品には5秒後もインクが乾かないものがありましたが、本品は2秒後にこすってもまったく汚れませんでした。メモやノートをとる際にインクが伸びる心配はなさそうです。
<書き心地のモニターコメント>
コメントは一部抜粋
かすれにくさは、いまひとつ。連続して円や文字を書くと、書きはじめからすぐに文字がかすれ、曲線の色ムラも気になりました。
比較した商品にはインクの量が一定だったものがあるなか、仕上がりがきれいとはいえません。お礼状や契約書を書く際など、改まった場面には向いていないでしょう。
続いて、ペンの持ちやすさの検証です。男女6人のモニターに協力を依頼。グリップの素材・重さ・凸凹の有無・ペンの長さをチェックしました。
実際に使用したモニターからは、ペンが手にフィットするとの声が聞かれました。ペン軸は全長135mm・最大軸径12mmと適度な太さ。一部、「手が大きい人には不向き」との声が出たものの、さほど不満に感じるほどではありません。
ペン先は0.5mmで、手帳などの小さいスペースの筆記にぴったりの太さです。重量も「軽い」とモニターから好評でしたが、なかには「軽すぎて重心が定まらない」という指摘もありました。
比較したほかの商品には、長時間持っても疲れないようにラバー加工が施されたものがあったのに対し、本品は特に加工がありません。プラスチックをそのまま握るので、口コミと同様「滑りやすくて持ちづらい」といった声も出ています。
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Bicジャパン クリックゴールド 0.5 猫キャッチ CLG05-CCWJ3Pは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで販売しています。
なかには3本セットで購入できるショップもあるので、ぜひリサーチしてみてください。
油性ボールペンのインクは洗濯洗剤で落とせません。衣類にインクが付いた場合、除光液(または消毒用エタノール)と不要な布を2枚用意し、以下の順序で落としましょう。
この工程を何回か繰り返し、インクが染み出さなくなったら通常どおり洗濯します。除光液を使う際は火気に十分注意し、換気しながら行ってくださいね。
最後に、よりかすれにくく文字をきれいに書ける油性ボールペンをご紹介します。
三菱鉛筆 ジェットストリーム スタンダードは、インクがかすれずにじまないのが特徴。どのような大きさの文字を書いても、かすれにくく非常になめらかな書き心地でした。さらに、グリップには波状のラバー加工が施されています。手元が滑りにくいので、長時間使っても疲れにくいでしょう。
事務作業や勉強に使うなら、三菱鉛筆 ジェットストリーム ラバーボディがおすすめ。ペン全体が弾力のあるラバー素材でできているので、長時間ペンを持つ人にぴったりの1本です。実際に使うと線が切れたりかすれたりせず、比較したなかではトップレベルのかすれにくさでした。
グリップ素材 | ラバー |
---|---|
ペン先の太さ | 0.5mm |
ペンの出し方 | ノック式 |
全長 | 139.6mm |
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最大軸径 | 11.3mm |
軸素材 | プラスチック(PC樹脂) |
芯の交換可能 | |
替え芯の型番 | SXR-5 |
芯径のラインナップ | 0.38mm、0.5mm、0.7mm、1.0mm |
ペン幅の調整可能 |
三菱鉛筆 ジェットストリーム スタンダード SXN-150-05をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
グリップ素材 | ラバー(エラストマー、ABS樹脂) |
---|---|
ペン先の太さ | 0.7mm |
ペンの出し方 | ノック式 |
全長 | 141.5mm |
---|---|
最大軸径 | 11.3mm |
軸素材 | ラバー(エラストマー、ABS樹脂) |
芯の交換可能 | |
替え芯の型番 | SXR-7 |
芯径のラインナップ | 0.7mm |
ペン幅の調整可能 |
三菱鉛筆 ジェットストリーム ラバーボディ 0.7mm SXN-250-07をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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