全方向からの水しぶきに耐える防水性能を謳う、コールマン バッテリーガードLEDランタン/1000。ユーザーからは「あたたかみのある光」と評判ですが、「重たい」「暗い」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のLUMENA LEDランタンや三金商事のLEDランタンとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、LEDランタン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
6,300円
コールマン バッテリーガードLEDランタン/1000は、やさしい光でリラックスタイムを演出したい人におすすめです。実際に使うと「あたたかみのある光」との評判どおり、穏やかな暖色の光に包まれました。モニターからも「やわらかな印象」「目がチカチカしない」と好評です。比較した白い光色の商品に比べて、キャンプの夜にぴったりな雰囲気を作れますよ。
乾電池式で、連続点灯時間が168時間とかなり長いのも利点。比較した全商品の平均が約81.3時間(※執筆時点)だったことを考えると、停電した際にも活躍するでしょう。スイッチがダイヤル式で、暗闇で見つけやすい点もメリット。360度照らせるため、テーブルに置けばやわらかい光が全体に広がります。
一方で、作業用として使うには明るさが足りません。180cmの高さから照らしたところ、比較したほかの商品には照度が40ルクスを記録するものがあるなか、本品は平均8.14ルクスでした。メインランタンとしては明るさがいまひとつで、「暗い」という口コミどおりといえます。
機能性もいま一歩な結果です。「全方向からの水しぶきに耐える防水性能」という謳い文句ではあるものの、防水機能はIPX4と生活防水レベル。懐中電灯やモバイルバッテリーとして使うこともできず、災害時に役立つ機能は少なめでした。
「重い」との口コミどおり、重量も570gとずっしりめ。比較した全商品の平均457.7g(※執筆時点)を上回っている点が気になります。体積も小さくはないため、ザックに入れて持ち運びする際は収納スペースを確保しておきましょう。携行性も重視したいなら、ほかの商品も検討してみてください。
キャンプで使う灯りとしての定番は、LEDランタンかガスランタン。平均するとガスランタンのほうが明るいですが、LEDランタンのなかにはガスランタンより明るく照らせるものも。明るさがあるLEDランタンなら、広範囲を十分に照らせます。
アウトドアメーカーとして長い歴史を持つコールマンが販売しているLEDランタンが、今回ご紹介するバッテリーガードLEDランタン/1000。電池を長持ちさせるバッテリーガードつきの商品です。
カラー展開は、レッド・グリーン・ブラック・ベージュの4種類。手持ちのキャンプギアに合わせて選んでみてくださいね。
バッテリーガードLEDランタンシリーズには、今回ご紹介する1000ルーメンのほか、600ルーメン・200ルーメンの製品も販売しています。数値が小さくなるほど暗くなるので、メイン使いには1000ルーメンタイプ、サブには1000以下と使いと分けるとよいでしょう。
<明るさの調整範囲>
今回はコールマン バッテリーガードLEDランタン/1000を含む、LEDランタン全18商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、明るさの検証です。
タープサイズを想定した3m四方のスペースの中心にランタンスタンドを設置。床から180cmの高さに各商品を吊るし、スペースの四隅の照度を照度計で計測しました。平均値が15ルクス以上の商品ほど高評価としています。
メーカーが謳う明るさは最大1000ルーメンと申し分ありませんが、ランタンの真下まで光が届きにくい360度発光タイプ。比較した商品のなかでも、パネルタイプは照らしたい範囲に光を届けられていたのに対し、本商品は足元がやや暗く感じました。
「暗い」という口コミどおりのため、料理や作業時などのメイン使いよりも、夜にまったりした時間を楽しむサブ使いがおすすめです。
続いて、光の心地よさの検証です。
コンテンツ制作チームのキャンプ経験者男女5人に各商品を使用してもらい、心地よい光色にできるか・好みの明るさにできるかを基準に評価しました。
比較した商品のなかには、明るさには優れていた反面白色の光色がキャンプの雰囲気に合わないものも。対して本商品は、キャンプの夜にぴったりなリラックスタイムを演出できました。
<光色についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
なお、比較したなかでは明るさを無段階で調節できる商品が使いやすいと人気を集めました。本商品には無段階調節機能はついていませんが、「好みの明るさを見つけやすい」「どれを使ってもよさそう」と印象は悪くありません。
<好みの明るさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に、連続点灯時間の検証です。各商品を最大光量にして点灯させ続け、完全に消灯するまでの時間を計測。キャンプで2泊しても使い続けられる16時間以上点灯したものほど高評価としました。
結果、持続時間は168時間とトップクラスの性能を発揮。比較した全商品の平均点灯時間である、81.3時間を大幅に上回りました。
比較した商品のなかには乾電池を3本使うタイプと4本使うタイプがありましたが、本商品のように4本使うものは1週間点灯し続けました。災害時はもちろん、連日のキャンプでも活躍するでしょう。
続いて、使いやすさの検証です。
アウトドア好きのモニター5人が、各商品の点灯うや消灯のしやすさ・光量調節のしやすさ・照らせる範囲をチェック。暗くても点灯と消灯・調節が簡単で、メイン・サブのどちらでも使いやすいものほど高評価としました。
比較したほかのダイヤル式の商品も、本体から出っ張っており手の感覚だけで操作ができました。わかりやすい位置にダイヤルのつまみが設置されているので、暗闇での扱いにも困らないでしょう。
<点灯・消灯のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
表記もシンプルなので、操作方法を直感的に理解できます。4段階の点灯パターンのうち1つはSOSモードですが、緊急時でも使いやすいでしょう。比較したボタン式商品には、手で探れる突起がなく暗い場所では使いにくいものがありましたが、夜中でも快適に操作できますよ。
<光量調節のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
なお、比較したパネルタイプの商品はまっすぐ照射され、照らしたい範囲をしっかり照らせました。本商品は真下には光が届きにくいため、夜の作業には不向きかもしれません。テーブル上のサブライトとして使うなら、全体をしっかり照らせますよ。
<照らせる範囲についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に、便利機能の豊富さの検証です。各商品の防水機能の有無・防じん機能の有無などを確認し、キャンプや災害時に役立つ機能が多いものを高評価としました。
リサーチしたところ、防水機能がある点がメリット。ただモバイルバッテリーや懐中電灯などの災害時に役立つ機能はなく、評価はいまひとつでした。詳細は下記のとおりです。
防水機能のIP(防水・防じんの等級を表す数値)は、IPX4と生活防水レベル。「全方向からの水しぶきに耐えられる」と謳われていますが、雨や風が強い日の使用は避けたほうがよいでしょう。
比較したなかには、ほこりにも対応したIP54以上の商品も。災害用としても併用したいなら、IPの数値にも注目してみてください。
最後は、持ち運びやすさの検証です。各商品の重量を測定し、本体の体積を算出。小さくて持ち運びやすいものほど高評価としました。
重量は570gと、比較した商品全体の平均重量457.7g(※執筆時点)よりも重め。「重たい」との口コミどおり、軽々持てるとはいえません。乾電池式なので、電池を入れた場合はさらに重くなるでしょう。
体積は2042.18cm3。比較した商品のなかには300cm3の商品があったことを考えると、コンパクトさもいまひとつです。ザックの中でスペースをとることを頭に入れておきましょう。
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コールマン バッテリーガードLEDランタン/1000は、公式サイトやAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの購入が可能です。
デザイン性重視でランタンを選ぶなら、メタリックランタン/600もおすすめ。重厚感のあるメタリックボディは、インテリアとして置いていてもおしゃれですよ。価格は以下のとおりです。
<税込価格>
価格は執筆時点・公式サイト参照
最後に、夜でも手元を明るく照らせるほかの商品をご紹介します。
三金商事 高性能LEDランタン PRO ML31-WHは、平均照度が40ルクスという明るさ。人の顔やテーブルの上もはっきり照らし、手元の作業もしやすいでしょう。350gと軽量かつコンパクトなので、持ち歩きにも苦労しません。ファミリーキャンプなどの広いサイトで使いたい人におすすめです。
KMコーポレーション LUMENA LEDランタンは、重量がたった220gとかなり軽量かつコンパクト。小さくても十分な明るさで、平均照度は23ルクスでした。本商品にはなかった、モバイルバッテリー機能がついているところ高ポイント。災害時用のライトとしてもぴったりです。
平均照度 | 88.2lx |
---|---|
連続点灯時間 | 36時間 |
電池のタイプ | 充電式 |
重量 | 580g |
良い
気になる
幅 | 12cm |
---|---|
奥行 | 12cm |
高さ | 5.2cm |
発光方向のタイプ | パネルタイプ |
対応乾電池 | |
必要な乾電池本数 | |
マグネット内蔵 | |
USB端子の種類 | USB Type-C |
カラビナ付き | |
吊り下げフック数 | 1個 |
無段階調節機能 | |
バッテリー残量表示 | |
明るさ表示 | |
懐中電灯機能 |
燃料 | LED |
---|---|
平均照度 | 23ルクス(実測値) |
明るさ | 最大1300ルーメン |
連続点灯時間 | 8時間59分(実測値) |
バッテリー容量(充電式) | 10000mAh |
光源色 | 昼白色、昼光色、電球色 |
電池のタイプ | 充電式 |
設置タイプ | 吊り下げ |
光色 | 昼光色、昼白色、電球色 |
光量調節機能 | |
防塵・防水等級 | 不明 |
ケース付き | |
重量 | 約220g(本体のみ) |
幅 | 9.2cm |
奥行 | 2.8cm |
高さ | 9.2cm |
用途 | メインランタン |
発光方向のタイプ | パネルタイプ |
対応乾電池 | |
デザイン | |
必要な乾電池本数 | |
特徴 | |
防水加工 | 不明 |
防塵加工 | 不明 |
モバイルバッテリー機能 | |
マグネット内蔵 | 不明 |
ソーラー充電対応 | |
カラビナ付き | |
Bluetoothスピーカー機能 | 不明 |
吊り下げフック数 | 2個 |
滑り止め加工 | 不明 |
本体の使用できるタイプ | 吊り下げ型・置き型・ハンディ型 |
無段階調節機能 | 不明 |
バッテリー残量表示 | |
光量調節機能 | 不明 |
明るさ表示 | 不明 |
懐中電灯機能 | |
収納ケース付き | |
USB充電対応 | |
特徴 |
KMコーポレーション LUMENA7 LEDランタンをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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