片手で持ち歩けるコンパクトな高性能LEDランタンと謳う、KMコーポレーション LUMENA7(ルーメナー7) LEDランタン。「1つで十分な明るさ」「実用性が高い」など評判のよい口コミを見かけますが、実際のところどうなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、プリズム クレイモア ウルトラや三金商事などのLEDランタンとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、LEDランタン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
KMコーポレーション LUMENA7 LEDランタンは、携行性も明るさも譲れない人におすすめです。本体重量はたったの約220g。比較した全商品の平均が457.7g(※執筆時点)だったなか、トップクラスの軽さでした。サイズも幅9.2×高さ9.2×奥行2.8cmとコンパクトです。「片手で持ち歩ける」と謳っているように、カバンに入れてもかさばらないでしょう。
「1つで十分な明るさ」という口コミどおり、小さいながらも明るさは優秀。照度を計測した検証では、平均23ルクスと好成績を記録しました。比較したほかの商品にはキャンプに必要最低限の10ルクスに満たないものがあったなか、足元までしっかり照らせます。2ルームテントを使う場合にも重宝しますよ。
光色はやわらかな色からはっきりした色まで3パターンあり、作業時やリラックスタイムなどシーンに合わせて選択可能。光量の無段階調節機能はないものの、好みの明るさに調整できました。実際に使ったモニターからは「明るさを調整して自分好みのものを見つけられた」という声があがっています。
連続点灯時間は約9時間と、1泊にちょうどよい長さ。ただし、比較したなかでは乾電池式のほうが平均連続点灯時間が長く、本品は連泊するにはやや物足りないでしょう。操作は電源ボタン1つのみで簡単ですが、ボタンが本体と同じ色のため暗いなかでは見つけづらいのもネックです。
機能性はまずまず。「実用性が高い」との口コミのとおり、スマホを充電できるモバイルバッテリー機能がついていました。バッテリー残量の表示機能もあり、使いすぎないよう調整しやすいですよ。一方、防水・防塵機能がないのは惜しい点。雨・雪・強風の日は使用を避けたほうがよさそうです。
パネルタイプで照らしたい場所を狙って照らせ、コンパクトながらLEDランタンとして十分な明るさを発揮する本品。デザインもおしゃれで、お気に入りのキャンプギアのひとつになるでしょう。LEDランタン選びに迷った際は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
キャンプで使用するメインランタンは、LEDランタンとガスランタンの2つが主流です。どちらが明るいのか検証したところ、平均するとガスランタンのほうが明るい結果に。しかし、LEDランタンでもガスランタンより明るく照らせるものもあり、手軽に明るさを求める人におすすめです。
今回ご紹介するKMコーポレーション LUMENA7 LEDランタンは、コンパクトさと高性能を謳う商品。正方形でコロンとした形と、おしゃれなデザインが特徴的です。ハンドルを動かして立てかけるほか、吊るしても使えます。
充電式のため乾電池を用意する必要がないところもうれしいポイント。500回以上繰り返し充電が可能です。発光方向はパネルタイプで、狙った場所をしっかり明るく照らせる特徴がありますよ。
サイズは幅9.2×高さ9.2×奥行2.8cmで、本体重量は約220g。軽量かつコンパクトで、片手で持ち歩けると謳っています。
カラー展開は全3種類が用意されています。おしゃれなデザインとロゴで気分が上がり、キャンプがさらに楽しいものになるでしょう。
<カラーバリエーション>
同シリーズにはほかにも、3種類の商品を展開中。防水・防塵機能つきでコンパクトさを追求した「LUMENA2」、type-Cケーブルに対応している「LUMENA2X」、長方形で広範囲を照らせて明るさ・バッテリー容量ともにさらに大きい「LUMENAプラス」があります。
興味がある人は、あわせてチェックしてみてください。
まずは、明るさの検証です。
LEDランタンを高さ180cmのランタンスタンドに設置して、3m四方に区画したスペースの四隅の照度を照度計で計測し、平均値を算出。JISが定めているJIS Z9110:2011を参考に、キャンプに必要な最低限の明るさを10ルクスと定義して評価しました。
4つ角に設置した照度計の平均は23ルクスと非常に明るく、高評価を獲得。比較したほかの商品には基準とした10ルクスに満たないものもありましたが、人の顔や足元までしっかり照らせました。「1つで十分な明るさ」という口コミどおりの結果です。
明るさ(光の量)は最大1300ルーメンで、発光方向のタイプは広く照らせるパネルタイプ。比較した結果、1000ルーメンかつパネルタイプであれば、1つのランタンでタープ下などを照らす十分な明るさがありました。2ルームテントや複数のテントを使う場合にもおすすめです。
次に、光の心地よさの検証です。
1年以内にキャンプをしたアウトドア好きのモニター5名が実際に使用し、心地よい光色にできるか・好みの明るさにできるかをチェックしました。
光色は昼光色・昼白色・電球色の3種類です。電球色はやわらかな色味でリラックスタイムにおすすめ。昼光色はトゲトゲしさを感じないため、作業シーンにもぴったりです。比較したほかの商品には光色が1種類のみのものがあったのに対し、シーンや好みに合わせて選べますよ。
<心地のよい光色にできるかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
モニターからは、「暖色系も蛍光灯系のカラーも、明るさの強さを調整して自分好みのものを見つけられた」という声もあがっています。
<好みの明るさにできるかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に、連続点灯時間の検証です。最大光量で点灯させ続け、完全に消灯するまでの時間を測定しました。
1泊に必要な点灯時間を8時間と設定し評価したところ、8時間59分点灯し続け高評価を獲得。比較した全商品のなかでも、同じ充電式商品の連続点灯時間は平均8時間(※執筆時点)でした。
ただし比較した乾電池式の商品は、平均で162時間(※執筆時点)と大きく差が開く結果に。1泊の場合には問題ありませんが、2泊以上することが多い人は乾電池式のほうがよいでしょう。
次に、使いやすさの検証です。
1年以内にキャンプをしたアウトドア好きのモニター5名が実際に使用し、点灯・消灯のしやすさ・光量調整のしやすさ・照らせる範囲を評価しました。
操作ボタンは1つで簡単に扱えたものの、ボタンが本体と同じ色のため見つけづらさを感じる結果に。モニター5名中「点灯・消灯しやすい」と回答した人はいませんでした。
「ボタンが小さく場所もわかりづらい」「電源ボタンの場所がつるつるしていてわかりにくい」などの声があがり、暗い場所ではやや操作しづらい印象です。
比較したなかでもスイッチがダイヤル式のものは、ダイヤルが出っ張っており暗くても位置がわかりました。対してこちらはボタン式のため、場所や操作方法に慣れるまでは使いづらさを感じるかもしれません。
<点灯・消灯のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
光量については、モニター5名中3名が「調節しやすい」と回答しました。光量は電源ボタンを押す回数で調節可能。1つのボタンを押すだけというシンプルな操作なゆえ、初回はわかりづらさを感じたモニターもいましたが、「問題なく操作できた」という声が多数あがっています。
比較したほかの商品にはボタンの感度がよくないものもあったのに対し、ボタンの反応はとてもよくスムーズに操作できました。
<光量調節のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
照らさせる範囲に対しては、モニター5名中4名が「広範囲を照らせる」と回答。弱の光量でも十分な明るさがあり、広範囲を照らせました。
モニターからは、「広めのテントでも十分な範囲をカバーできそう」「かなりの光量で活動範囲内は問題なく照らせた」などの声が。比較したなかでもランタンタイプは真下に光が届きにくかったのに対し、本品のようなパネルタイプは照らしたい場所を狙えました。暗いなかでの作業や移動時にも活躍が期待できます。
<照らせる範囲についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に、便利機能の豊富さの検証です。キャンプで役立つ機能が多く、より快適に過ごせるか評価項目を設けチェックしました。
その結果、モバイルバッテリー機能がついており、「実用性が高い」という口コミどおりの結果です。比較したモバイルバッテリー非対応の商品と並ぶと、キャンプだけでなく災害時の使用を考えている人にもぴったりといえます。
バッテリー残量の表示機能もついていました。残量を見ながら調整して使えるため、バッテリーの使いすぎ防止につながります。しかし、防水・防塵機能がない点が惜しいところ。雨や風の強い日の使用には向いていないでしょう。
最後に、持ち運びやすさの検証です。本体の重量とサイズを計測し、重量は200g・体積は200cm3を上限に、ザックに入れてもかさばらず持ち運べるものを基準とし評価しました。
その結果、比較した全商品の平均が457.7g(※執筆時点)だったなか、約220gと非常に軽くコンパクト。比較したなかでも、本品のような充電式は乾電池式よりも軽量でコンパクトな傾向がありました。なかには1000g以上の商品があったのに対し、ザックに入れてもかさばらず持ち運びやすいでしょう。
KMコーポレーション LUMENA7 LEDランタンは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど大手ECサイトにて購入可能。サイトによっては送料がかかる場合があるので、確認してみだくさいね。
最後に、雨の日や風の強い日でも使用できる商品をご紹介します。
どんな人でも使いやすいランタンなら、三金商事の高性能LEDランタン PROがぴったり。操作は出っぱりのあるボタン1つのみで簡単にでき、子どもでも扱いやすいでしょう。明るさの検証では照度が44ルクスと非常に明るく、1つでしっかりと広範囲を照らせました。コンパクトで持ち運びやすいですよ。
明るさにこだわるなら、プリズムのクレイモア ウルトラがおすすめです。照度を計測したところ50ルクスと比較したなかでもトップクラスの明るさを見せました。大きなサイトにうってつけです。長方形のパネルタイプで作業時の手元や足元をしっかりと照らせます。
平均照度 | 88.2lx |
---|---|
連続点灯時間 | 36時間 |
電池のタイプ | 充電式 |
重量 | 580g |
良い
気になる
幅 | 12cm |
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奥行 | 12cm |
高さ | 5.2cm |
発光方向のタイプ | パネルタイプ |
対応乾電池 | |
必要な乾電池本数 | |
マグネット内蔵 | |
USB端子の種類 | USB Type-C |
カラビナ付き | |
吊り下げフック数 | 1個 |
無段階調節機能 | |
バッテリー残量表示 | |
明るさ表示 | |
懐中電灯機能 |
平均照度 | 39.04lx |
---|---|
連続点灯時間 | 103.95時間 |
電池のタイプ | 充電式 |
重量 | 425g |
良い
気になる
幅 | 16cm |
---|---|
奥行 | 9cm |
高さ | 3.4cm |
発光方向のタイプ | パネルタイプ |
対応乾電池 | |
必要な乾電池本数 | |
マグネット内蔵 | |
USB端子の種類 | USB Type-C |
カラビナ付き | |
吊り下げフック数 | 2個 |
無段階調節機能 | |
バッテリー残量表示 | |
明るさ表示 | |
懐中電灯機能 |
プリズム クレイモア ウルトラ CLC-1400BKをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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