軽々使えると話題のキャニスター掃除機、日立 かるパック CV-KP900K。インターネット上では「音が静か」「軽くて扱いやすい」と評判です。しかし、「吸い込みが物足りない」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のダイソンや三菱のキャニスター掃除機とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、キャニスター掃除機選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
日立 かるパック CV-KP900Kは、広い範囲を毎日掃除する人におすすめです。「軽くて扱いやすい」という口コミどおり、比較したなかでも軽いのが特徴。比較した商品のダイソン DC48 Turbineheadは本体の重量が3kg以上あるのに対し、2.37kgの軽量ボディで長時間の掃除でも疲れは感じにくいでしょう。
使い勝手も優秀です。ヘッド部分に緑色のLEDがついていて、ホコリが浮かび上がるのが便利。比較したなかでも緑色のライトを搭載しているのは日立製のみで、見逃しやすい白いホコリも念入りに掃除ができます。フィルター掃除が不要の紙パック式で、お手入れに手間をかけたくない人にも向いていますよ。
口コミに「音が静か」とあるように、静かさは満足できる結果でした。人がいるリビングを標準モードで掃除したときの運転音は67.4dBで、環境省によると新幹線の車内程度の音。近くで使用しても、そこまで稼働音は気にならないでしょう。また、ヘッドのブラシが毛先がループ状になっていて、髪の毛が絡まりにくい点も強みです。
口コミに「吸い込みが物足りない」とあるように、吸引力は少し物足りません。ヘッドが軽いためか固形のゴミが散乱しやすく、奥にゴミが寄ってしまうとヘッドが邪魔して吸い取りにくい点が気になります。一方で、吸い口からゴミが漏れにくいつくりになっていて、比較した同メーカーの商品のなかでは吸引結果は良好でした。
ECサイトでの価格はだいたい30,000~40,000円程度で、比較したなかでは中価格帯の商品です。吸引力は高価格帯の商品に若干及ばないものの、家中も掃除しやすい軽さやお手入れのしやすさは魅力。どんなゴミでもしっかり吸い取れる吸引力にこだわるなら、ほかの商品もチェックしてみてください。
実際に日立 かるパック CV-KP900Kと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイキャニスター掃除機と、吸引力の高さ(フローリング)・吸引力の高さ(カーペット)・疲れにくさ・使い勝手のよさ・お手入れのしやすさ・静かさそれぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
日立 かるパック CV-KP900Kのデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
日立グローバルライフソリューションズ
フローリングの掃除におすすめ。家具の下も掃除しやすい
日立 かるパック CV-KP900Kは、強力パワー&軽量ボディがコンセプトの商品。高性能小型ファンモーターを使用することで、ゴミが溜まってきてもパワーが長持ちする仕様です。本体はもちろん、ホースとヘッドも軽いつくりで、移動も取り回しも楽にできると謳っています。
日立は、鉄道からデジタルシステムまで幅広い分野においてデータとテクノロジーを展開する日本の電機メーカーです。掃除機はサイクロン式からロボット式まで幅広く販売していますが、そのなかでも今回ご紹介する「かるパック」は人気が高いシリーズ。小型の紙パック式で、使いやすさや楽なお手入れにこだわっています。
独自の紙パックするりん構造で、紙パックがゴミで満杯に膨らんだ状態でも簡単に取り出せる仕組みです。ヘッド部分には、ごみくっきりライトを搭載。明るく感じやすい緑色のLEDライトを使うことで、見えにくいゴミもしっかり浮かび上がらせると謳っていますよ。
コードの長さは5m。付属品は、パッとブラシ・ ほうきブラシ・すき間用吸口・サッとハンドル・パックフィルターです。
今回は、日立 掃除機 CV-KP900Kを含むキャニスター掃除機全22商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
最初は、吸引力の高さの検証(フローリング)(カーペット)です。
フローリングとカーペットのそれぞれに15cm×40cmの枠線を作成。枠内に一定量のゴミをまいてから商品の標準モードでヘッドを1往復させて、吸引力をチェックしました。
比較したなかでも三菱のBe-K TC-FM2C-Aは、磁石のようにしっかり吸着してゴミを吸い取ることができました。それに比べてこちらは、吸引力が若干物足りません。
適度な吸着力を持ち合わせていて、カーペットに吸いつきすぎることなく軽やかに掃除できる点もメリット。ゴミを壁際に追いやらなければスムーズに掃除できるでしょう。
続いて、疲れにくさ・使い勝手のよさの検証です。
商品を確認し、重量・ヘッドが自走式か・持ち手の握りやすさ・パイプが伸縮するかをチェック。さらに、アタッチメントのつけ替えの手間が少なく、あらゆる場所を掃除しやすいかも検証しました。
さらに自走式なので、実際の使用感も軽いのが利点。部屋が多い家や一軒家など、広い範囲の掃除でも疲れは感じにくいでしょう。
また、ヘッドとパイプが床と平行になるため、ソファや棚の下の掃除もしやすいですよ。
次に、お手入れのしやすさの検証です。
商品のダストカップやヘッドを確認し、掃除の手間が少なく、清潔に使いやすいかをチェックしました。
お手入れのしやすさは高評価を獲得。パックにゴミが集まる紙パック式で、フィルターの掃除がいりません。
比較したなかでもサイクロン式は定期的なフィルター掃除が必要ですが、こちらはお手入れに手間をかけたくない人に向いています。
ブラシには毛先がループ状になった「からまんブラシ」を採用しているのが特徴。掃除後のブラシをチェックしたところ、絡みがちな髪の毛やホコリはほとんど見当たりませんでした。
こちらは環境省によると新幹線の車内程度の音で、比較した商品のなかでも運転音はかなり小さめ。会話している近くで使用しても、うるさくは感じないでしょう。
総重量 | 3.62kg |
---|---|
集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約176〜880円 |
本体重量 | 2.37kg |
コードの長さ | 5m |
---|---|
集じん容積 | 1.3L |
消費電力 | 約180~840W |
吸込仕事率 | 約50~340W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 20.7cm |
本体奥行(公称値) | 33.9cm |
本体高さ(公称値) | 20.3cm |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
39,800円
(最安)
販売価格:39,800円
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(721件)
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販売価格:51,875円
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販売価格:54,230円
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日立 かるパック CV-KP900Kの取扱店舗は、Amazon・Yahoo!ショッピング・楽天市場などのECサイトです。値段はショップによって異なりますが、だいたい30,000~40,000円程度で購入できます。それぞれのサイトをチェックしてみてくださいね。
日立 かるパック CV-KP900Kでをうまく使うコツは、床面に合わせてパワーヘッドの使い方を変えること。フローリングや畳に使うときは傷がつくのを防ぐために、床の目に沿って動かすのがポイント。ヘッドを手前に引いたときに床面にホコリが残る場合は、ヘッドを一度持ち上げて、ホコリの手前側から吸い取るようにしましょう。
カーペットに使う場合は、前後に動かして掃除するのがポイント。引くときにゴミがよく取れる仕組みです。
(参照:公式サイト)
最後に、フローリングでもしっかり吸引するキャニスター掃除機をご紹介します。
フローリングの掃除なら、三菱電機のBe-K TC-FM2C-Aがうってつけ。壁際に吸いつくような使い心地で、検証では奥に寄ったゴミもきちんと吸い取りました。扱いやすい軽量ホディや握りやすいグリップでも評価を伸ばし、掃除のしやすさと使い勝手の両方を重視する人におすすめです。
三菱電機のBe-K TC-FXF7P-Tは、型落ちモデルでありながら、いまだに人気を集めている商品。ゴミを吸い取るパワーに優れていて、フローリングでもカーペットでも高い吸引力を発揮しました。使い勝手はもう1歩ですが、吸引力とコスパのよさにこだわる人におすすめですよ。
総重量 | 3.84kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約149〜248円 |
本体重量 | 2.46kg |
良い
気になる
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.5L |
消費電力 | 300~1000W |
吸込仕事率 | 100~500W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 21cm |
本体奥行(公称値) | 32.3cm |
本体高さ(公称値) | 21cm |
三菱電機 紙パック式掃除機 TC-FM2C-Aをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 3.80kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約149〜248円 |
本体重量 | 2.46kg |
コードの長さ | 5m |
---|---|
集じん容積 | 1.5L |
消費電力 | 約300W〜1000W |
吸込仕事率 | 500~約100W(節電モード時) |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 21cm |
本体奥行(公称値) | 32.3cm |
本体高さ(公称値) | 21cm |
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