軽いのによく吸うと話題のキャニスター掃除機、日立 かるパック CV-KP300K。インターネット上では「吸い込みが力強い」「LEDつきでゴミが見やすい」と評判です。しかし、「音が大きい」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のダイソンやパナソニックのキャニスター掃除機とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、キャニスター掃除機選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
日立 かるパック CV-KP300Kは、カーペットの細かいゴミを掃除したい人におすすめです。「吸い込みが力強い」という口コミどおり、吸引力が良好。カーペットで使用したところ、力強く吸着して、ゴミをしっかり吸い取りました。比較した商品にはゴミを通過してしまうものもあったなかで、少ない回数でもゴミをしっかり除去できます。
一方で、ヘッドの動きが鈍くて自走しにくい点は気になりました。ヘッド手前についているフェルトブラシの柔軟性が低いため、自走しにくく、カーペットに引っかかりやすいのがデメリット。比較した上位商品の三菱 Be-K TC-FXF7P-Tはほどよい吸着力でスムーズに掃除できたのに対し、力を入れて引っ張る必要があります。
使い勝手は優秀。「LEDつきでゴミが見やすい」という口コミどおり、ヘッドにLEDライトを搭載しているため、暗い場所でもゴミを照らし出せます。比較したなかではLEDライトがあるものはかなり少数でしたが、ホコリを見逃しにくいのが強みです。また、フィルター掃除が不要の紙パック式で、お手入れの手間を省けますよ。
メーカーでは軽量を謳っていますが、本体重量は重めです。比較した上位商品のパナソニックのMC-JP850K-Cは本体重量が2.07kgとかなり軽かったのに対し、3kg近い重量で広範囲を掃除する場合は疲れを感じる可能性もあります。また、「音が大きい」と口コミにあるように運転音は大きめで、掃除する時間帯は選びそうです。
ECサイトでの価格はだいたい28,000円前後で、比較したなかでは中価格帯の商品。「かるパック」という商品名に反して本体が重い点は気になりましたが、カーペットでの吸引力は高価格帯の商品にも引けを取りません。軽いかけ心地で疲れにくい掃除機がほしいなら、ほかの商品もチェックしてみてください。
実際に日立 かるパック CV-KP300Kと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイキャニスター掃除機と、吸引力の高さ(フローリング)・吸引力の高さ(カーペット)・疲れにくさ・使い勝手のよさ・お手入れのしやすさ・静かさそれぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
日立 かるパック CV-KP300Kのデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
日立グローバルライフソリューションズ
フローリングの掃除におすすめ。家具の下も掃除しやすい
日立 かるパック CV-KP300Kは、軽量・コンパクト構造で持ち運びが楽にできる設計のキャニスター掃除機。ファンモーターとヘッドから本体排気口までの空気流路をスムーズにすることで、小さいのに強烈パワーを発揮すると謳っています。毛が絡まりにくい設計のからまんブラシ搭載で、お手入れのしやすさにもこだわっていますよ。
日立は、ビルシステムから生活家電まで幅広い分野でテクノロジーを提供する日本の総合電機メーカーです。検証で使用したCV-KP300Kを含め紙パック式のキャニスター掃除機は、4種類の紙パックから選べるのが特徴。そのなかでもシールフタつきの紙パックは、取り外すときにフタをすることで交換時のゴミのふきこぼれを防ぐ仕様です。
ヘッドには、ゴミを明るく照らし出す白色LEDを搭載しています。ブラシは水洗いも可能。ヘッドのレバーを開くとブラシホルダーが外れて、回転ブラシを簡単に取り外すことができるワンタッチ仕様です。
本体のサイズは長さ351×幅236×高さ202mm、重量は2.9kg。コードの長さは5mです。気になるところの掃除に使えるパッとブラシと、狭い隙間の掃除で使えるすき間用吸口を付属しています。
今回は、日立 かるパック CV-KP300Kを含むキャニスター掃除機全22商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
最初は、吸引力の高さの検証(フローリング)(カーペット)です。
フローリングとカーペットのそれぞれに15cm×40cmの枠線を作成。枠内に青砂・髪の毛・お菓子のクズ・フェルトをまいてから商品の標準モードでヘッドを1往復させて、吸引力をチェックしました。
比較したなかでも同メーカーの日立 かるパック CV-KP900Kは、フェルトブラシがゴミをキャッチするときに役立ちました。それに比べてこちらは、ヘッドをうまく使いこなせないのがデメリットです。
一方でカーペットでも、やはりフェルトブラシの柔軟性の低さが気になります。ヘッドが自走しにくく、カーペットに引っかかってしまいました。比較した上位商品の三菱 Be-K TC-FXF7P-Tはほどよい吸着力でスムーズに掃除できたのに対し、力を入れて引っ張る必要があります。
続いて、疲れにくさ・使い勝手のよさの検証です。
本体重量・ヘッドが自走式か・持ち手の握りやすさ・パイプが伸縮するかをチェック。また、アタッチメントのつけ替えの手間が少なく、あらゆる場所を掃除しやすいかも検証しました。
比較した上位商品のパナソニックのMC-JP850K-Cは本体重量が2.07kgとかなり軽かったのに対し、軽さを重視する人には向いていません。
比較した商品ではLEDライトがあるものはかなり少数だったなかで、見づらいホコリも見逃すことなく確認できる点で評価を伸ばしました。
次に、お手入れのしやすさの検証です。
商品のダストカップやヘッドを確認し、ゴミが簡単に捨てられるか・ヘッドの着脱は簡単か・ブラシに髪の毛が絡まりにくいかをチェックしました。
比較したなかでも紙パック式の商品はお手入れが楽な傾向がありましたが、こちらもメンテナンスの手間を省きたい人におすすめですよ。
比較したなかには標準モードの運転音が70dBよりも小さい商品が多かったですが、こちらは使う時間帯を選ぶ必要があるでしょう。
総重量 | 4.44kg |
---|---|
集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約176〜880円 |
本体重量 | 2.92kg |
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.3L |
消費電力 | 約230~1180W |
吸込仕事率 | 約120~650W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 23.6cm |
本体奥行(公称値) | 35.1cm |
本体高さ(公称値) | 20.2cm |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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販売価格:32,470円
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日立 かるパック CV-KP300Kの取扱店舗は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトです。値段はショップによって異なりますが、だいたい28,000円前後で購入できます。それぞれのサイトを見比べてみてくださいね。
日立 かるパック CV-KP300Kを使うときのポイントは、床面に合わせて操作の仕方を変えること。じゅうたんに使用する場合は、前後に動かして掃除すると、引くときにゴミが取れる仕組みです。
フローリング・畳に使用する場合は、床面が傷つくのを防ぐために目に沿って動かします。ヘッドを手前に引いたときに床にゴミが残るときは、ヘッドを一度持ち上げてから吸い取るようにしましょう。
最後に、広い範囲の掃除でも疲れを感じにくいキャニスター掃除機をご紹介します。
三菱電機 Be-K TC-FM2C-Aは、軽さ・吸引力・お手入れのしやすさの3点にこだわった商品です。謳い文句どおり本体重量が2.46kgの軽量モデルで、スイスイ進む軽いかけ心地で高評価を獲得。壁際への吸着力がとても高い商品なので、手では届きにくい隅の掃除にもうってつけですよ。
日立 かるパック CV-KP900Kは、軽量ボディ&強力パワーがコンセプトのキャニスター掃除機。本体だけではなくヘッドも軽いのが特徴で、検証ではカーペットも引っかからずスムーズに掃除できる点が人気でした。床材を問わず使いやすい商品なので、部屋が多い家や一軒家にも向いています。
総重量 | 3.84kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約149〜248円 |
本体重量 | 2.46kg |
良い
気になる
コードの長さ | 5m |
---|---|
集じん容積 | 1.5L |
消費電力 | 300~1000W |
吸込仕事率 | 100~500W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 21cm |
本体奥行(公称値) | 32.3cm |
本体高さ(公称値) | 21cm |
三菱電機 紙パック式掃除機 TC-FM2C-Aをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 3.62kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約176〜880円 |
本体重量 | 2.37kg |
コードの長さ | 5m |
---|---|
集じん容積 | 1.3L |
消費電力 | 約180~840W |
吸込仕事率 | 約50~340W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 20.7cm |
本体奥行(公称値) | 33.9cm |
本体高さ(公称値) | 20.3cm |
日立 かるパック CV-KP900Kをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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