Panasonic MC-PK21Gをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
軽量コンパクトながら、パワフルな吸引力が評判のPanasonicのMC-PK21G。ECサイトでも高評価の口コミが多い一方で、「音が大きい」「ヘッド部分が重たい」といった意見もあり、購入を迷っている方も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、PanasonicのMC-PK21Gを含むキャニスター掃除機21商品を実際に使ってみて、吸引力・操作性・ゴミ捨ての楽さ・静音性を比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね！
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
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【総評】購入は要検討。操作性がよく簡単にゴミを捨てられるが、稼働音が大きい
PanasonicのMC-PK21Gは、ゴミ捨てが簡単な掃除機を探している方におすすめ。紙パックをスッと取り外すことができ、ゴミ捨てに手間がかかりません。
ヘッドの可動域が広く、家具の下などを掃除しやすい点も魅力です。キャニスターが付いてくるので、床面もスムーズに掃除ができます。
一方、吸引力は惜しいところ。検証した3種類の床材すべてで、少しずつ吸い逃しがありました。ヘッドが重たく、階段掃除が大変なのも残念ポイントです。
また、稼働音の大きさも気になりました。騒音計の数値は平均を上回る結果となり、静音性に優れているとはいえません。使いやすい点もありますが、他商品をチェックしてから検討してみてください。
Panasonic MC-PK21Gとは
MC-PK21Gは、Panasonicが展開するPK21シリーズにおいて最も吸引仕事率が高いモデル。吸引仕事率600Wというハイパワーで、ゴミを強力に吸い上げます。
稼働時間を気にする必要がないコード式で、本体質量2.7kgと軽量化しているのも魅力。軽さと吸引力を兼ね備えた紙パック式の掃除機です。
狭い部屋でもスムーズに動かせるよう、モーター搭載の小型軽量パワーノズルを採用。V字型のブラシで、吸引力の高いヘッド中央へゴミを集めて吸い上げます。
親子ノズル搭載モデルとなっており、ペダルを踏むと親ノズルが外れる仕組み。ヘッドを付け替えなくても、子ノズルで高所やすき間掃除ができるのがポイントです。
さらに、フローリングをツルツルに仕上げる「ふき掃除」機能を搭載。マイナスイオンの効果で静電気を抑え、フローリングのゴミやホコリをキャッチします。
省エネ機能も備えており、ノズルが床面から離れると自動で運転がストップ。無駄な電力消費を抑えられますよ。
クリーンな排気にもこだわり、カビ菌の繁殖やアレル物質の活動を抑制する高機能フィルターを採用しています。
カラーは、落ち着きのあるシャンパンゴールド。本体とハンドルが一体型のスマートなデザインに仕上げています。
実際に使ってみてわかったPanasonic MC-PK21Gの本当の実力！
今回はPanasonicのMC-PK21Gを含むキャニスター掃除機全21商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①：吸引力
検証②：操作性
検証③：ゴミ捨ての楽さ
検証④：静音性
検証① 吸引力
まずは、吸引力の検証です。
マット・フローリング・畳の3種類の床にゴミを撒き、ゴミの吸引具合をチェックしました。なお、各商品の吸引力が最も高いモードを使用しています。
ほとんどのゴミは吸い込むが、小さなゴミが残ってしまう
フローリングには、わずかに粉状のゴミが残りました。小麦粉や砂などのよく見ないとわからない程度のゴミですが、中央にも角にも吸い逃しがあります。
カーペットは、お菓子の破片のみが残りました。フローリングのように粉状のゴミは残りませんが、完全には吸いきれていません。
畳もお菓子の破片のみ吸いきれず。一見するときれいですが、壁際にゴミが残りました。
3種類の床材ともに相性の悪さは感じませんが、いずれも少しずつ吸い逃しがあるのが残念です。
検証② 操作性
次は、操作性を検証します。
ソファの下・イスの下・床・階段4つの場所で商品を使用し、操作しやすいかどうかをチェックしました。
小回りは利くが、ヘッドが重たくて階段の掃除が大変
ヘッドの可動域が広く、家具の下をスムーズに掃除できました。ある程度横にも動く多め、操作性には問題ありません。
自走式ではありませんが、床掃除にも不便は感じませんでした。キャニスターが動きに追従し、小回りが利きます。
ハンドル部分は少し重たいと感じたものの、持ち手は手にフィットしました。
一方、階段の掃除はヘッドの重さがネックになりました。ヘッド単体での重さは480g、ノズルを合わせると1.14kgになります。
片手で持ち上げるにはズシッとくる重さなので、やや掃除しにくい印象です。
検証③ ゴミ捨ての楽さ
次は、ゴミ捨ての楽さの検証です。
ゴミ捨てに手間がかからず、手入れがしやすいものを高く評価しました。
紙パック式で、手入れもゴミ捨ても楽々
楽にゴミが捨てられて、手入れも簡単です。ワンタッチで紙パックが外れ、捨てる際に粉じんが舞うこともありませんでした。
サイクロン式のようにダストカップの洗浄は不要。フィルター部分を水洗いをするだけで手入れは完了です。
検証④ 静音性
最後は、静音性を検証します。
吸引力が最も高いモードで稼働させ、1m離れた場所から騒音計で稼働音を測定しました。
稼働音は大きめ。集合住宅での使用には注意が必要
残念ながら、稼働音はかなり大きめです。
騒音計の数値は、強で93.1・標準で88.1・弱で87.2dBでした。音がうるさいので、隣室や階下への影響が気になります。使用する時間帯には注意しましょう。
Panasonic MC-PK21Gの価格比較
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吸引力で選ぶなら、こちらがおすすめ
PanasonicのMC-PK21Gは吸引力が惜しかったので、ここでは他のおすすめ商品を紹介します。
吸引力と操作性で選ぶなら、三菱電機のTC-FM2Xがおすすめ。検証では、フローリング・マットのゴミをすべて吸引しました。自走式ブラシでヘッドが楽に動き、キャニスターの追従性もよい商品です。グリップの握りやすさや操作性も良好なので、ストレスなく使えますよ。
畳みとの相性で選ぶなら、東芝のVC-PH9がぴったり！マットのゴミも比較的吸い上げますが、フローリング・畳と相性がよいのが特徴です。水平になるノズルで、家具の下のすき間掃除もスムーズ。手で直接ゴミを触らず、紙パックを捨てるだけなのもポイントです。
| カラー | ダークシルバー |
|---|---|
| タイプ | キャニスター |
| 電源コード | |
| コードレス対応 | |
| 総重量 | 3.8kg |
| 集じん方式 | 紙パック式 |
| 紙パック1枚あたりの価格（目安） | |
| 操作方法 | ボタン |
| 標準モードの連続使用時間（公称値） | |
| ヘッド種類 | 自走式パワーヘッド |
| 充電時間（公称値） | |
| 騒音値（公称値） | 58～64dB |
| 騒音値（実測値） | 88.5dB |
| 標準モードの運転音 | 不明 |
| 最強モードの運転音 | 不明 |
| コードの長さ | 5m |
| 集じん容積 | 1.5L |
| 消費電力 | 300～1000W |
| 吸込仕事率 | 100～500W |
| ダストステーション付き | |
| 充電スタンド付き | |
| HEPAフィルター付き | |
| ダストケース丸洗い可能 | |
| フィルター丸洗い可能 | |
| ヘッドライト付き | |
| 水拭き対応 | |
| ゴミセンサー付き | |
| 静音モード搭載 | |
| 節電モード搭載 | |
| 10cmの隙間に差し込める | 不明 |
| 付属品 | サッシノズル、紙パック |
| 本体重量 | 2.4kg |
| 本体幅（公称値） | 21cm |
| 本体奥行（公称値） | 32.3cm |
| 本体高さ（公称値） | 21cm |
東芝ライフスタイルTOSHIBA ｜ 紙パック式クリーナー ｜ VC-PH9
| カラー | グランレッド |
|---|---|
| タイプ | キャニスター |
| 弱モード搭載 | 不明 |
| 電源コード | |
| コードレス対応 | |
| 総重量 | 3.7kg |
| 集じん方式 | 紙パック式 |
| 紙パック1枚あたりの価格（目安） | |
| 操作方法 | ボタン |
| 標準モードの連続使用時間（公称値） | 不明 |
| 連続使用時間（実測値） | |
| 標準モードの連続使用時間（実測値） | |
| 強モードの連続使用時間（実測値） | |
| ヘッド種類 | 自走式パワーヘッド |
| 充電時間（公称値） | 不明 |
| 充電時間（実測値） | |
| 騒音値（公称値） | 61～65dB |
| 騒音値（実測値） | |
| 標準モードの運転音 | 不明 |
| 最強モードの運転音 | 不明 |
| コードの長さ | 5m |
| 集じん容積 | 1.20L |
| 集じん容積（実測値） | |
| 消費電力 | 約120～880W |
| 吸込仕事率 | 約20～350W |
| ダストステーション付き | |
| 充電スタンド付き | |
| HEPAフィルター付き | |
| ダストケース丸洗い可能 | |
| フィルター丸洗い可能 | |
| ヘッドライト付き | |
| 水拭き対応 | |
| ゴミセンサー付き | |
| 静音モード搭載 | |
| 節電モード搭載 | |
| 10cmの隙間に差し込める | |
| 本体だけで自立可能 | 不明 |
| 付属品 | すき間ノズル、シール弁付トリプル紙パック（VPF-5）1枚 |
| 本体重量 | 2.3kg |
| 本体幅（公称値） | 21cm |
| 本体奥行（公称値） | 32.3cm |
| 本体高さ（公称値） | 19.4cm |
| 本体幅（実測値） | |
| 本体奥行（実測値） | |
| 本体高さ（実測値） | |
| スタンドの幅（実測値） | |
| スタンドの奥行（実測値） | |
| スタンドの高さ（実測値） |
東芝 紙パック式クリーナーVC-PH9をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
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