リッチェル キャンピングキャリーファイン ダブルドアをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

まずは、持ち運びやすさの検証です。

実際にモニター5人が各商品を使用し、持ち手のフィット感・滑りにくさ・長時間移動する際の持ち運びやすさの3点に着目して評価しました。

次は、使いやすさの検証です。せっかく猫用キャリーバッグを購入するなら、猫・飼い主ともに使いやすい工夫されているものを選びたいですよね。

そこで各商品を用意し、上部開閉式か・ドア部分を開けた状態で自立するか・開閉のしやすさ・バッグ内を見られる窓の有無・中敷を取り外せるかの5点をチェックしました。

次は、バッグ内の快適さの検証です。バッグ内の通気性・構造的な安全性・座面の素材的な安定性の3点に着目し、猫が快適に過ごせるかをチェックしました。

その結果、前後左右に風を通す穴が開いており、通気性は良好です。ハードタイプにより、実際に猫の平均体重である4kgのおもりを入れても、底面には安定感がありました。

ただしプラスチック製で硬く、通気口のフチが内側にやや出っ張っているのは懸念点。比較した柔らかい布製のソフトタイプとは異なり、猫が大きく暴れたときにはケガする恐れがあります。口コミどおり滑る心配もあるため、安全面にこだわる人には向かないでしょう。

続いて、脱走しにくさの検証です。実際に脱走を防ぐための対策がされているかを調べたところ、ドアのロック部分は猫が開けられない構造でした。

比較したほかの商品には、ロック部分が内側にむき出しになっているものもありましたが、本品はロックの内側がしっかり覆われ、外側からしか開けられません。猫がロックを解除して脱走する心配は少ないといえます。

ただ飛び出し防止リードはついていないため、やんちゃな猫はリードをつなぎ、バッグ内に入れたあとも手元に持っておくようにしましょう。

最後は、機能性の検証です。折りたたみ・解体できて収納しやすいか、外出時や災害時に重宝する拡張機能が付いているかをチェックしました。

その結果、ハードタイプながら分解できる点が高評価に。比較したほかのハードタイプの商品には、バッグそのままの状態で収納しなければならないものが多かったのに対し、側面の真ん中にある留め具を外すことで上下のパーツに分けられました。

内部の空間を広げる拡張機能はありませんが、収納しやすいハードタイプの猫用キャリーバッグがほしい人には向いています。