天然木のおしゃれなデザインが人気の、福和楽のRAKU キャットタワー 木製タイプB。「部屋に馴染む大きさと色」「大型猫・多頭飼いでも使いやすい」と評判です。一方、「板がツルツルしてシニア猫は滑りやすい」「ぐらつきやすい」といった口コミもあり、購入するか迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに人気のMWPOをはじめとするキャットタワーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、キャットタワー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
RAKU キャットタワー 木製タイプBは、据え置き型を検討中の多頭飼いの人におすすめです。天然木を使用した本体は13.7kgと重量感のあるつくりが魅力。「ぐらつきやすい」という口コミに対し、壁につけない状態で揺らしてもしっかり安定していました。比較したほかの据え置き型には横転リスクのある商品もありましたが、本品は壁につけた状態であればさらに高い安定性が期待できます。
高さがある突っ張りタイプに比べ、据え置き型のこちらはパーツ19個とやや多いものの、力は必要なく簡単に組み立てられました。検証時点ではイラストのみの説明書だったため手順の分かりにくさが懸念でしたが、現在は日本語解説もあります。
身を隠せるハウスが2つ・高い位置で部屋を見渡せるベッドが2つと、猫がくつろぐには十分なスペースが確保できるのもよい点。毛玉のおもちゃや、爪とぎのポールも多いため喧嘩になりにくいでしょう。猫の毛やにおいがつきにくく、さっと拭いてお手入れしやすいですよ。高さは152cmと低く、災害時などいざというとき手が届きやすいでしょう。
しかし、総合的な猫の居心地のよさはいま一歩。ステップの間隔は最下段でも39cmと高めなため、短足種やシニア猫は昇り降りしにくい可能性があります。比較したなかでも上位かつ同じブランドの「RAKU 木製キャットタワー」のようにスロープがあるものと比べると、成猫向きといえます。また、口コミ同様に板がツルツルして滑りやすい点も懸念です。
安定性や猫の居場所が豊富なのは利点ですが、比較したなかには猫の動線がよい商品もありました。シニアや短足種の猫にも使いやすいものなら、上位商品も検討してみてくださいね。
実際にRAKU キャットタワー 木製タイプBと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイキャットタワーと、安定性・猫の居心地のよさ・組み立てやすさそれぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
RAKU キャットタワー 木製タイプBの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
そもそもキャットタワーの魅力は、室内で過ごす猫にとって運動不足やストレスの解消だけでなく、リラックスできる寝床としても使える点です。愛猫の快適で健康な生活のためにもぜひ用意しておきたいアイテムといえます。
RAKU キャットタワー 木製タイプBは、天然のオーク材を使用したぬくもりのある風合いが魅力の商品。強度や耐久性に優れた特徴があり、大型の猫が跳びはねて遊んでも揺れにくく、安定性が高いのが自慢です。
販売元の福和楽は、ペット・インテリア・スポーツ用品などの幅広い商品を開発し、国内外に卸売り・販売する企業。今回ご紹介する「RAKU」シリーズのキャットタワーもさまざまなサイズやデザインの商品を用意しています。
キャットタワーは、「据え置き」と「突っ張り」の2種類のタイプがあり、本品は床に置くだけの据え置きタイプ。組み立てに手間がかかる突っ張りタイプに比べ、1人でも組み立てやすく置き場所の自由度が高いのもメリットです。
本体は幅60×奥行40×高さ152cmと、脚立や踏み台を使わずとも一番上のステップに手が届きやすいサイズ。猫とコミュニケーションがとりやすく、災害発生時などいざというときに飼い主さんが手が届きやすいのも利点でしょう。なお、対象はすべてのライフステージの猫です。
パーツは大きめの隠れハウス2つ・縁つきの台座が2つ、上部には猫が大好きな毛玉が吊り下げられています。木材は接着剤の使用をできる限り減らし、においがしにくいよう配慮も。また、全ポール爪とぎが可能です。ECショップにによって爪とぎの素材は麻紐・綿紐と異なるため購入前に確認してくださいね。
布を使用していないため、猫の毛やホコリが溜まりづらく、お手入れの手間が少ないとアピールされています。汚れてもさっと拭きとれ、布のようににおいが染みつきにくいのが特徴です。夏場は涼しく、シートや毛布などを設置すると秋冬は暖かく過ごせるため、季節問わず使いやすいですよ。
猫と飼い主さんの快適さ・安全性にもこだわりが。広めの底板に直径6.5cmの支柱を4本組み合わせることで安定性の向上を図っています。木製ならではの上品な色合いが、どんなインテリアにも合わせやすいでしょう。
RAKUのキャットタワーはほかにも、肉球が見えるボウルつきの宇宙船タイプや、突っ張りタイプもラインナップ。お部屋の置き場所や愛猫の好みに合わせて選んでみてくださいね。
今回は、RAKU キャットタワー 木製タイプBを含むキャットタワー全20商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、安定性の検証です。動物福祉学と動物行動学の研究者であり、愛玩動物看護師の資格を持つ三井香奈さんに、専門家として協力を依頼。横転の心配がないか・猫が飛び乗っても気にならないくらいの揺れであるかの2つの観点から安定性をチェックしました。
口コミでは「ぐらつきやすい」という指摘がありましたが、壁につけない状態で揺らしてみたところ高い安定性を発揮。専門家の三井さんからは「安定感があり問題なく使える」とのコメントがありました。
本体は天然木を使用しており、13.7kg(実測)と重いつくりなのが魅力です。比較した同じ据え置き型には本体が軽すぎるものや、重心となるハウスがないためグラつきやすいものも。対してこちらはやんちゃな猫が飛び乗っても横転の心配は低く、運動しやすいといえます。
転倒防止用の安全紐はありませんが、壁側につけて設置すれば、さらに高い安定性が期待できるでしょう。
次は、猫の居心地のよさの検証です。猫が昇り降りしやすく、好む傾向があるキャットタワーの特徴を三井さんに伺い、テスターが構造をチェック。ハウスやくつろぎ場所の豊富さ・ステップの間隔・素材などに着目し加点評価しました。
総合的な居心地のよさは伸び悩む結果に。ステップの間隔は41.5cm・最下段でも39cmと高め。スロープもないためシニアや短足種の猫は、昇り降りしにくいでしょう。素材が木のため、「板がツルツルしてシニア猫は滑りやすい」という口コミの懸念点も気がかりです。
一方、身を隠せるハウスが2つ・高い位置で部屋を見渡せるベッドが2つと、スペースが豊富なのはよいポイント。比較したなかでもハウスがない商品と比べると、猫が落ち着けるパーソナルスペースが充実しています。毛玉のおもちゃがあり、ポールもすべて爪とぎできるため、多頭飼いでも喧嘩になりにくいでしょう。
とはいえ比較したなかでは、上位商品で突っ張りタイプの「MWPOのTX00086」や、同じブランドかつ据え置き型の「RAKUの木製キャットタワー」が、ステップの間隔が狭く動線がきれいに敷かれていました。子猫やシニア猫でも使いやすいものなら、こちらを検討するのも一手です。
最後は、組み立てやすさの検証です。接続パーツの量や付属品の多さ、ネジの差し込みやすさなどをテスターがチェックしました。
結果、力や高さを必要とする工程はなく、組み立てやすさは良好です。接続パーツは19か所とやや多いものの、付属の六角レンチで1人で簡単に組み立てられました。また比較したファー素材の商品と並べると、ネジの差しこみ先が見やすく、時間もそれほどかかりませんでした。
突っ張りタイプは高さがあり、設置に時間と手間がかかったことを思うと、据え置きタイプのこちらは一人暮らしの人でも組み立てやすいでしょう。天井の構造を選ばず、好きな場所に配置できるのもメリットです。
検証時点では説明書はイラストで図説があるものの、パーツ自体に番号が書かれておらず組み立ての順番がわかりませんでした。ただし執筆時点で確認したECサイトでは、日本語で組み立ての順番も記載されているため、スムーズに組み立てられるでしょう。
タイプ | 据え置きタイプ |
---|---|
幅 | 60.0cm |
奥行 | 40.0cm |
高さ | 152.0cm |
ステップの間隔 | 39〜41cm |
良い
気になる
重量 | 13.7kg |
---|---|
本体の耐荷重 | 不明 |
ハウス | 2つ |
ベッド | 2つ |
ハンモック | 不明 |
スロープ | 不明 |
おもちゃ | 1つ |
透明ボウル | 不明 |
ハウスサイズ | 上段:50×30×28cm/下段:30×30×28cm |
ベッドサイズ | 44×33cm |
ハンモックサイズ | 不明 |
スロープサイズ | 不明 |
透明ボウルサイズ | 不明 |
爪とぎ | 10か所 |
ステップの耐荷重 | 不明 |
支柱の太さ | 20.8cm |
付属品 | 取扱説明書、六角レンチ |
特徴 | 大型猫向け |
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RAKU キャットタワー 木製タイプBは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど大手ECショップで購入できます。ポイントや送料・割引率などチェックしてお得に購入してくださいね。
キャットタワーを設置するなら、日当たりがよい窓際か家族を見渡せるリビングがおすすめ。猫は窓の外や自分の縄張りを監視しやすい場所を好む傾向があるからです。
置く場所に余裕があれば、寝室など猫が気に入っている部屋にもう1台設置してあげると、よりくつろぎやすいでしょう。
ただし、窓際は温度変化が激しいため、暑い時期などは温度管理をして体調に気を配るようにしてくださいね。
最後に、ステップの間隔が狭く、昇り降りしやすい商品をご紹介します。
あらゆる猫が使いやすいものなら、MWPOのキャットタワー TX00086がおすすめ。突っ張りタイプで安定性が高く、1段目にもスロープがあるのでシニアや短足種の猫でも昇りやすいでしょう。素材はやわらかい布製で滑りにくく、くつろぐ場所も困ることはないほど豊富ですよ。
据え置き型でお探しの人は、高さ112cmタイプのRAKU 木製キャットタワーを要チェック。各ステップの間隔は1〜4段目まで20cmほどの狭い設計で、昇り降りの動線がきれいに敷かれています。肉球の見える透明のボウルやハウスもあり、愛猫が気分に合わせて寝床を変えられるのも魅力です。
タイプ | 突っ張りタイプ |
---|---|
幅 | 57cm |
奥行 | 57cm |
高さ | 235~260cm |
重量 | 19kg |
本体の耐荷重 | 約24kg |
表面素材 | 布 |
使用頭数(目安) | 2匹 |
ハウス | 2つ |
ベッド | 1つ |
ハンモック | 2つ |
スロープ | 1つ |
おもちゃ | 3つ |
透明ボウル | 不明 |
ハウスサイズ | 上段:40×40×30cm/下段:40×40×25cm |
ハウスの耐荷重 | 不明 |
ベッドサイズ | 29×29cm |
ベッドの耐荷重 | 不明 |
ハンモックサイズ | 30cm |
ハンモックの耐荷重 | 不明 |
スロープサイズ | 19×50cm |
透明ボウルサイズ | 不明 |
爪とぎ素材 | 麻紐 |
爪とぎ | 13か所 |
ステップ板サイズ | 不明 |
ステップの耐荷重 | 不明 |
ステップの間隔 | 34~55cm |
支柱の太さ | 23cm |
交換可能部品 | 不明 |
キャスター付き | |
付属品 | 取扱説明書、六角レンチ |
特徴 | おしゃれ |
素材 | 台座・ステップ台:MDF、ポリエステル、集成材に生地貼り/ポール:紙管に麻縄巻き/ハンモック:ポリエステル、スチール |
タイプ | 据え置きタイプ |
---|---|
幅 | 60.0cm |
奥行 | 40.0cm |
高さ | 112.0cm |
ステップの間隔 | 19~40cm |
良い
気になる
重量 | 12.7kg |
---|---|
本体の耐荷重 | 不明 |
ハウス | 1つ |
ベッド | 1つ |
ハンモック | 不明 |
スロープ | 不明 |
おもちゃ | 1つ |
透明ボウル | 1つ |
ハウスサイズ | 40×30×30cm |
ベッドサイズ | 36×22cm |
ハンモックサイズ | 不明 |
スロープサイズ | 不明 |
透明ボウルサイズ | 直径40cm |
爪とぎ | 10か所 |
ステップの耐荷重 | 不明 |
支柱の太さ | 20.0cm |
付属品 | 取扱説明書、六角レンチ |
特徴 | おしゃれ |
RAKU 木製キャットタワーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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