Bestore マイナスイオンヘアドライヤー KNS-115をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

比較したところ風が強い商品は絡まりやすい傾向がありましたが、本商品はパワフルながらも一定方向に風が出るため、髪が暴れることはありませんでした。

＜髪の絡みにくさについてのモニターコメント＞

1. 「風量が直線的で髪は絡みにくい印象」
2. 「風が一定方向に吹きつける感じなので絡まりにくい。でもとくにまとまりやすくなることもない」
3. 「風が強いぶん多少広がる感じがある。まとまりにくいけど絡むということはなさそう」
4. 「風があまり強すぎないというのもあって絡まる感じはなかった。広範囲に風があたる」

コメントは一部抜粋

指通りは良好ながら、仕上がりはいまひとつ。髪はサラッとまっすぐになりましたが、毛先のパサつきが気になります。全体を見ると、ボサッとした広がりを感じました。

比較した結果、本商品同様にリーズナブルな商品は、比較した25,000円を超える高級機より髪が広がりやすい傾向がありました。毛先のパサつきが気になる人は、ヘアオイルやミルクなどを併用するとよいでしょう。

マネキンの髪が乾くまでにかかった時間は6分17秒。高評価の基準とした5分45秒にはあと一歩届きませんでしたが、パワフルな風で比較的速く乾かせました。メーカーの「速乾」という謳い文句にも頷けます。

比較した同価格帯の小泉成器の「ヴィダルサスーン モイストラップドライヤー VSD-1250」は乾くまでに12分以上かかりましたが、こちらは半分ほどの時間で済みました。低価格帯の商品としては、十分な速乾性でしょう。

サーモグラフィカメラで確認すると、高温を示す赤色の部分が広範囲に広がっていました。約57℃をキープする恒温機能を搭載していると謳われていますが、実際は髪の表面が高温になっていることがわかります。

温冷自動切換え機能つきのMTG（リファ）「RE-AN-02A」などの商品は、髪へのダメージが少ない60℃以下を維持できる設計なのに対し、本商品は熱による髪へのダメージが気になる結果に。髪を乾かすときは、冷風と交互に使用するように意識してみてください。

モニター5人が実際に使ったところ、風の熱さを感じやすい結果に。比較したなかでは25,000円を超える高級機は熱さを感じにくい傾向がありましたが、こちらは「同じ部分に連続してあて続けられない」という声が寄せられました。

風の温度が高いため、できるだけドライヤーと髪を近づけすぎないようにしましょう。

＜風の熱さについてのモニターコメント＞

1. 「結構熱くて、ずっと同じ部位にあてていられない」
2. 「地肌に近づけると熱すぎる。同じ部分に連続してあて続けられない」
3. 「普通に乾かしていれば気になるほどではないが結構熱め」
4. 「長時間乾かしたり、近くで乾かしたりすると熱く感じる。普通に乾かすときはあまり気にならない」

コメントは一部抜粋

やや特殊な形状ながら、折りたためるのも魅力です。コンパクトに収納できるので、旅行などへの持ち運びもしやすいでしょう。

ただし、稼動音は82.9dBと静かとはいえません。比較した大半の商品が80dBを超えたため、ドライヤーとしては標準的な音量ですが、使う時間帯は選ぶでしょう。

なお、詳細は以下のとおりです。

1. 重さ｜約445g
2. 折りたたみの有無｜◯
3. 音量｜82.9dB