"重課金"しなくてもいい!U1万円でも満足できる「ドライヤー」の正しい選び方、教えます【65台比較】
毎日のヘアケアに欠かせないドライヤー。生活にマストなアイテムだからこそ、買い替えのたびに頭を悩ませるものでもあります。
「髪はキレイに保ちたい、でも忙しくて丁寧にケアする時間はない……!」「高級機のほうが髪にいいって聞くけど、本当……?」
と決めかねている人、多いのではないでしょうか?
そこで今回はマイベストで65台のドライヤーを使い比べて見つけた、今買うべきおすすめのアイテムを紹介!あわせて、ドライヤー選びに欠かせないポイントも紹介していきます。
本コンテンツの情報は公開時点(2025年3月4日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
超優秀No.1ドライヤーが実際に試せる!池袋で体験型イベント、やってます【3月1日(土) 〜31日(月) 限定】
結局のところドライヤーって、実際に試してみないと分からなくないですか?
もちろんマイベストでもきちんと比較してますが、「自分の髪質に合う?」「本当にそんなにまとまる?」「高いのが結局いいんでしょ?」など、体験してみないと実感がわきにくいですよね。
……ということで今回マイベストでは「Yodobloom池袋店」にて、髪質や悩みにあわせておすすめのドライヤーを使い比べられるリアルマイベスト体験「マイベストラボ #超ドライヤー体験!」を展開中!
実際にプロのスタイリストにシャンプーしてもらったあとに、濡れた髪でドライヤーの使い比べができちゃいます!その場で買ってもよし、とりあえず体験してもよし。簡単予約&30分で体験できるのでぜひ参加してみてください。
なお、3/22(土)はマイベスト会員限定のスペシャルデー。イベント当日には特別なプレゼントもあるので、気になる人は事前の予約をお忘れなく!
ちなみに、本コンテンツではイベントで体験可能なドライヤーのなかでもとくにおすすめの商品を紹介します。気になったらぜひ使ってみてほしいです!
65台比較してわかった!ドライヤーは“課金が正義“じゃなかったんです!
ドライヤー選びで気になるのは、「ドライヤーには絶対課金すべき!」説が本当なのか?という点ではないでしょうか。
今回マイベストでは、高級ラインから手頃な商品まで65商品を集めて使い比べ。「速乾性」から「熱ダメージの受けにくさ」や「摩擦ダメージの起きにくさ」、「髪のまとまりやすさ」まで全9項目を比較検証しました。
そこでわかったのは、実は「高いドライヤーばかりがいいわけじゃない」ということ。たしかに、高いドライヤーには価格相応の機能が付いていますが、「早くキレイに乾かす」という基本的な性能ならお手頃価格のドライヤーでも十分にクリアしていたんです!
"早くキレイに乾かす"だけなら低価格帯で十分だった!+αを求めるなら高級機も視野に
実際に使い比べてみると、「速乾性」や「熱ダメージの受けにくさ」といったドライヤーに絶対備わっていてほしい基本機能は、価格帯と性能が比例しない結果に!1万円ほどの手頃な商品でも、ちゃんと選べばダメージを抑えつつスピーディにドライできたんです!
むしろ「速乾性」に限っては、1万円ほどの商品のほうがスコアが高いという意外な結果になりました。
一方で差が出たのは、ドライした後の「指通りのよさ」。高価格帯のドライヤーには基本的な「少ないダメージで早く乾かす」という機能だけでなく「髪をいたわるプラスαの機能」が多いんです。
つまり「美髪のためにできることは全部やりたい!」という人なら高級ドライヤーがおすすめですが、「早くキレイに乾かすという基本を押さえていればOK」という人は低価格帯のドライヤーでも十分だったんです!
検証してわかった!ドライヤー選びに欠かせないポイント3つ
ここからは、検証でわかった傾向をもとに「とくに押さえておきたい3つのポイント」を深掘りしてお伝えしていきます。
【ポイント①:速乾性】No.1商品なら、下位と2倍以上の差がついた!早く乾けば、美髪にもつながります
まず、何よりもおさえておきたいのが「速乾性」。忙しくて時間がなくてもやらなくてはいけないドライヤーは、やっぱり時短が正義です。
検証では、濡らした毛束にドライヤーを当てて、「一定の秒数で何gの水分が飛んだか」をチェック。その結果、No.1商品と下位の商品では2倍近い差が出ました!
水のグラム数でいわれるとピンと来ないかもしれませんが、半分の時間で乾くと聞いたら「絶対そっちのほうがいい!」と思いませんか?
しかも、速乾性が高いドライヤーのメリットは、タイムロスが少ないことだけではありません。実は、ドライヤーを使っている時間=髪が熱に晒されている時間。つまり、乾かしている時間が短くなれば、受ける熱ダメージが減って美髪にもつながるんです!
【ポイント②:熱ダメージの受けにくさ】蓄積する熱ダメージに要注意!MAXでも「60℃」が安心ラインです
ドライヤーをかけているとき、髪は「熱」と「摩擦」という2つのダメージを受けていますが、とくに熱ダメージが蓄積すると回復は難しいので要注意!
というのも、髪のたんぱく質は60℃で変性が始まり、そのまま高温の状態が続くと、切れ毛や傷みの原因になってしまうから。ダメージをできる限り抑えるには、ドライヤーを当てている間ずっと、なるべく低い温度に保たれるものを選ぶのがカギです。
なお検証では、乾かし終えたときの髪の表面温度を測ったところ、60℃を超えてしまったドライヤーは65商品中3商品のみ。多くのドライヤーが、ボーダーラインはクリアできていました。
一方で摩擦によるダメージは「マイナスイオンによりキューティクルを保護して摩擦を減らす」という方法で軽減可能。ですが、マイナスイオンが出るとしている商品のなかでも摩擦ダメージの検証結果には大きな差があり、効果が感じられるほどの商品は少数でした。
そのため、ドライヤー選びでは大きなダメージにつながる「熱ダメージ」対策をおさえたうえで、さらにダメージ軽減にこだわりたい人はプラスα的に「摩擦ダメージの起きにくさ」も加味するのがベターです。
【ポイント③:仕上がり】自然乾燥よりも、30%ボリュームダウンした!下位商品は逆に広がるものも……
3つ目のポイントは「仕上がり」。爆速で乾くけれど仕上がりがバサバサ……では意味がないですよね。また、乾きあがりに「ダメージなく乾かせてるかも」と感じられるのも、髪が広がらずにサラッとまとまっているときではないでしょうか?
実際に「髪のまとまりやすさ」の検証では、毛束を濡らして、各商品で乾き切るまで風を当てたあとに、自然乾燥した毛束と比較して幅がどれくらいボリュームダウンしているかチェック。
その結果、上位になった商品は、自然乾燥した毛束に比べてボリュームが30%ほどダウン!たとえば、No.1商品である「Panasonic Beauty イオニティ EH-NE7L-P」も★5.00と高スコアでした。
一方で下位商品のなかには、なんと自然乾燥するよりも膨らんでしまうものも……。自然乾燥のほうが圧倒的にダメそうなイメージですが、意外にも「髪のまとまりやすさ」は見逃せないポイントだったんです!
また、スッとまとまるだけでなく「なめらかでサラサラな指通りまでゲットしたい!」という人は、「指通りのよさ」が高スコアの傾向にあった高価格帯の商品も視野に入れるのがベターです。
- おすすめスコア ★4.65(1位 /65商品中)
- 速乾性 ★5.00(1位)
- 熱ダメージの受けにくさ ★5.00(1位)
- 摩擦ダメージの起きにくさ ★4.36(24位)
- 髪のまとまりやすさ ★5.00(1位)
- 髪の指通りのよさ ★4.29(38位)
- 静音性 ★4.56(17位)
- 機能の豊富さ ★3.22(62位)
- 収納のしやすさ ★4.50(20位)
- 操作のしやすさ ★4.22(31位)
ドライヤーのなかでも複数のラインを展開している「パナソニック」。なかでも今回ベストドライヤーになったのは、低価格ラインの「イオニティ EH-NE7L-P」でした!
1万円以下と手に取りやすい価格ながら速乾性が高く、熱ダメージも受けにくいのが特徴。自然乾燥と比較した場合の「髪のまとまりやすさ」も65商品中1位でした。
なお、イオニティには新モデルもありますが、最新の検証で新モデルと比較しても、優秀なのは変わらず「EH-NE7L-P」でした。
速乾性については、120秒で約4.8gの水分を飛ばせる風速14.73m/sのパワフルさで★5.0を獲得!ロングヘアの担当者が実際に使用してみたところ、7分程度で乾くというスピード感でした。これなら、ロングヘアや毛量が多い人でもストレスなく使えるはず。
さらに、乾かした後の毛束の表面温度は平均40℃以下と低めで、「熱ダメージの受けにくさ」も★5.00。自然乾燥と比べて毛先の広がりを約30%抑え、まとまりのある仕上がりになりました。
ちなみに、シンプルな使い勝手も魅力のひとつ。本体は527gと重すぎず、使っているあいだも腕の疲れは気にならないでしょう。また、折りたたみ可能で収納がしやすいのもありがたい点です。
基本的な性能が高く、大きな欠点がないので、どんな人にもおすすめできる一台。ドライヤー選びに迷ったら、まずはコレを検討してみてほしいです!

髪へのダメージを抑えるには、「熱」よりも「風」で乾かすドライヤーがおすすめ。「イオニティ EH-NE7L-P」は、実際に使ってみても風が当たる感覚をはっきり感じられました。
「こだわりは少ないけど、お手頃価格で速乾・低ダメージ・仕上がりのよさをすべてカバーしたい!」を求める人にぜひ試してほしいドライヤーです!
【お悩み別】おすすめドライヤー2選
ここからは、「ロングヘアでドライヤーが疲れる人」「ダメージヘアだからなるべく髪を労わりたい人」、それぞれにおすすめのドライヤーを紹介していきます!
【ロング向けNo.1】MTG「ReFa ビューテック リセッター RE-BI-02A」(約38,500円)
- おすすめスコア ★4.27(13位 /65商品中)
- 速乾性 ★5.00(1位)
- 熱ダメージの受けにくさ ★5.00(1位)
- 摩擦ダメージの起きにくさ ★3.76(47位)
- 髪のまとまりやすさ ★3.00(47位)
- 髪の指通りのよさ ★3.88(53位)
- 静音性 ★3.51(63位)
- 機能の豊富さ ★4.38(20位)
- 収納のしやすさ ★3.92(32位)
- 操作のしやすさ ★4.85(2位)
MTGの美容ブランドReFaは、コンパクトなS+・海外でも使えるスマートW・美髪ケアにこだわったBXなどのドライヤーを展開。なかでも「ビューテック リセッター RE-BI-02A」はとにかく速乾性を求める人におすすめです!
風速は7.07m/sと控えめで、使用後の髪の表面温度も35.97℃と低いのですが、意外にも120秒で毛束の水分をしっかり飛ばして速乾性&熱ダメージの受けにくさともに★5.0と高スコア!
さらに髪が長い人には、「長時間使っても疲れにくいか」も大切なポイント。本商品なら、本体が436gと軽量でヘッドもコンパクトなので、髪に当てやすく疲れにくいんです!
3種類のアタッチメント付きで、ドライ・ボリュームアップ・カールと幅広く活躍できるのも特徴。価格は高めですが、目的に合わせてドライヤーを複数持つことを考えればコスパは悪くないでしょう。
また、仕上がりに関しては髪のまとまりやすさ&髪の指通りのよさはイマイチという結果に。髪の質感にこだわりたいなら、アタッチメントを付け替えてみるのがおすすめです。
ドライにかかる時間も短く使いやすいので、「髪が長いから、乾かすのが毎日めんどう……」という人はぜひ試してみてほしい一台です!

「ビューテック リセッター RE-BI-02A」は速乾性だけでなく、スティック型で「操作のしやすさ」も高評価な商品。約40cmという長さが気になる人もいるかもしれませんが、この長さにより肘を下げたままドライができて疲れにくいんです!
もし毛先の広がりや指通りが気になる人は、ヘアミルクやヘアオイルで髪をケアしながら使うのがおすすめですよ。
【ダメージヘア向けNo.1】小泉成器「MONSTER ダブルファンドライヤー KHD-W915」(約14,630円)
- おすすめスコア ★4.11(27位 /65商品中)
- 速乾性 ★3.77(33位)
- 熱ダメージの受けにくさ ★4.86(20位)
- 摩擦ダメージの起きにくさ ★5.00(1位)
- 髪のまとまりやすさ ★5.00(1位)
- 髪の指通りのよさ ★4.43(32位)
- 静音性 ★3.65(59位)
- 機能の豊富さ ★4.84(3位)
- 収納のしやすさ ★4.00(27位)
- 操作のしやすさ ★3.20(60位)
「MONSTER ダブルファンドライヤー KHD-W915」は、ドライには時間がかかってもいいからケアに全力投球したい!という人におすすめのドライヤー。
「熱ダメージの受けにくさ」と「摩擦ダメージの起きにくさ」をどちらも両立した稀有な一台です!
摩擦ダメージをチェックする検証では、ドライ後の毛束の静電気量を測ることで髪に付着したマイナスイオンの多さ=摩擦の起きにくさを比較。結果、摩擦ダメージの起きにくさ★5.0と65商品中1位の高スコアとなりました。
さらに、ドライ後は自然乾燥時と比べて約77.98%のまとまりを実現。手ぐしでもほとんど引っかからず、スムーズな指通りでした。とくに髪が広がりやすい人や、ブリーチ毛やダメージヘアの人に使ってほしいドライヤーです!
ただし、ドライ完了までには時間がかかるので要注意。髪質や環境次第では、ミディアムヘアでも乾くのが遅いと感じるかもしれません。

このドライヤーは、時短よりも「丁寧なケア」に向いた商品。通常のドライが髪に優しいだけでなく、温冷自動切り替えやスカルプモードなど、ケアに特化した機能がいろいろ搭載されているのがうれしいですね。
ドライに時間がかかることよりも髪そのものに悩みがある場合や「髪のためにできることは時間がかかってもしっかりやりたい!」という人はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
まとめ
ドライヤーは商品数がかなり多く「こういう効果を謳っているけれど、実際どうなの?」と気になることも多いでしょう。マイベストの検証では、1万円前後でもしっかり選べば「速乾×美髪」を叶えるドライヤーに出会えることがわかりました!
また、商品によって“何に特化しているか”はそれぞれなので、同じ価格帯でも「ドライヤーにどんな効果を期待するか」を意識して選ぶことで、より満足度の高い買い物ができるはずです。
今回ピックアップした商品はもちろん、検証コンテンツのランキングも参考にしながら、自分の理想のドライヤーを探してみてくださいね!
(執筆/マイべマガジン編集部・都丸晴菜)
【関連キーワード】
#ドライヤー #Panasonic #パナソニック #イオニティ #レビュー #おすすめ
このよさ、実感してほしい!ドライヤー体験は池袋「ヨドブルーム」まで!【3月1日(土) 〜31日(月) 限定】
今回紹介した、総合No.1評価のドライヤー「Panasonic Beauty イオニティ EH-NE7L-P」をはじめ、マイベストおすすめのドライヤーを実際に試してみたいと思いませんか?
現在マイベストでは、体験型ビューティーストア「Yodobloom池袋店」とのコラボで「マイベストラボ #超ドライヤー体験!」を展開中。
2025年3月1日から31日までの1ヶ月限定で、気になるドライヤーを選んで実際に試せるチャンスです! 事前予約をすれば、プロのスタイリストによるブロー体験も楽しめますよ。
さらに、マイベスト会員限定のスペシャルデーには特別プレゼントも! 興味がある方は、ぜひ下のリンクからチェックしてみてくださいね。