脚先にアジャスターがついており、凸凹のある地面でも安定すると謳うバーベキューコンロ、ロゴス eco-logosave モダンクッキンググリル L・コンプリート。口コミが少なく、評判がわからないため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
火の扱いやすさ
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のバーベキューコンロとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、バーベキューコンロ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ロゴス eco-logosave モダンクッキンググリル L・コンプリートは、アウトドアでさまざまな料理に挑戦したい人におすすめです。比較したほとんどの商品になかったごとくや串差し穴・串が付属しており、串焼き料理はもちろんダッチオーブンや土鍋、スキレットを使った料理も楽しめます。火床を上下させることで近火・遠火の切り替えもできるので、火力調節もしやすいでしょう。
実際に使用してみると、火床が両側に引き出せるため炭の補充がスムーズに行えました。比較した半数近い商品が網を持ち上げて炭を追加する必要があったなか、直接網を触ってやけどをしたり手が汚れたりする心配もありません。通気口やロストルから多くの空気を取り込み、高い燃焼効率も期待できますよ。なお、近火にした際は火床が引き出せない点には留意してくださいね。
火床は完全に取り外せるので、灰の片づけも簡単です。取っ手つきで、灰捨て場までの移動もスムーズ。付属の「BBQお掃除楽ちんカバー」を使えば、残炭ごと丸めて捨てられます。お手入れの手間をなるべく減らしたい人はカバーを数枚ストックで購入しておくとよいでしょう。収納ケースもついており、持ち運びの負担も少なめです。
組み立ての手間もそれほどかかりません。折りたたみ式ほどサクッと設置はできないものの、本体に脚を差し込めばネジいらずで組み立てが完了します。脚部のアジャスターを地面の凹凸に合わせて引き出せるため、グラつかず安定した使い心地を得られるでしょう。脚の長さはハイ・ロースタイルに2段階で変更でき、好みやシーンを問わず活躍する1台です。
総合的に見て、幅広い料理を楽しみやすく火の管理もしやすいアイテム。設置や片づけにもさほど時間はかからないので、初心者や小さな子どもがいるファミリーキャンプでも使いやすいでしょう。とはいえ上位には独自のファン機能で着火が速やかにできた商品や、焼き網の高さを細かく変えられた商品も。本品にない独自機能が気になる人はそちらもチェックしてみてくださいね。
そもそもバーベキューコンロとは、炭火で調理ができるアイテム。商品によっては火を起こしやすくする機能や火力調節をしやすくする機能が備わっているものもあり、アウトドアで手軽に炭火調理を楽しめます。なかには薪をくべて焚き火台として使える商品もありますよ。
今回ご紹介するロゴス eco-logosave モダンクッキンググリル L・コンプリートもそのひとつ。火床を横にスライドして簡単に炭を投入できるのが特徴です。足先にはアジャスターがついており、斜面の凹凸に合わせて高さを調節可能。安定した使い心地を実現できるようこだわりました。
eco-logosave(エコロゴセーブ)との名前のとおり、少ない炭でも長く楽しめる工夫が満載。炭の量が少なく済むよう火床は台形にデザインし、ロストル(炭を置く網)で炭の下に空気の通り道を作ることで燃焼効率をアップさせる設計です。火床の高さを2段階に変更できるのもポイント。炭の火力が落ちてきたら火床のフックを本体にかけ、焼き網に近づけられますよ。
本体の高さも80cm・36cmの2段階に変更可能。立ったままでの調理はもちろん、ロースタイルでのBBQも楽しめます。脚部は転倒を防ぐためハの字型に設計されており、火床に直接触れないよう4方向にセーフガードも搭載。安全性への配慮も見逃せません。
重量は約5.3kgで、サイズは展開時が幅85×奥行65×高さ36~80cm。収納時は幅69×奥行42×高さ13cmとなり、収納バッグに入れてコンパクトに保管できます。
付属品も、焼網・ロストル・お掃除楽ちんカバー・収納バッグ・ごとく・焼き串×2と豊富。火床パネルある穴に串やごとくをセットすると、串焼き料理や鍋料理も可能です。ごとくは薪を使う際にも高さを出すのに重宝しますよ。
火の扱いやすさ
まずは、火の扱いやすさの検証です。
実際に商品を使用して、火床の引き出しや焼き網の高さ調節ができるか・ロストルの有無などを確かめ、着火・火力調整がしやすいかをチェックしました。
火床を上下させることで近火・遠火の切り替えも可能。調理したい食材や炭の状態に合わせて使い分けられます。近火にした際は火床が引き出せないので、こまめに火の状態をチェックしてくださいね。
格子状のロストル(火床に敷く耐久性の高い網)や通気口がついているのもうれしいところ。上昇気流により周囲から多くの空気を取り込めるため、燃焼効率の向上が見込めます。ファン機能はありませんが、比較したなかでついていたのは1商品のみだったので、本品に限ったデメリットではないでしょう。
次に、灰の片づけやすさの検証です。火床が取り外せるか・取っ手があり、手軽かつ安全に灰が捨てやすいかどうかをチェックしました。
灰の片づけやすさは高評価。火床を両側どちらからでもスライドさせて取り外し、簡単に捨てられました。比較したすべての商品と同様に取っ手もついているため、安全かつ楽に灰を処理できるでしょう。
加えて、本品には「BBQお掃除楽ちんカバー(1枚)」が付属しています。火床にセットしておくだけで使用後は残炭ごと丸めて捨てられる便利なアイテム。消耗品なので、片づけの手間を減らしたい人は事前に購入して数枚ストックしておくとよいでしょう。
続いて、組み立てやすさの検証です。組み立ての方法・パーツの数・ネジの要不要をチェックし、子どもでも簡単に組み立てられるかを確かめました。
組み立てにネジが必要ないのはメリットです。比較したなかにはネジ式で組み立てに時間がかかったり、ネジを紛失したりする可能性があるものも。本品は脚を本体に差し込むタイプなので、折りたたみ式ほど手軽とはいえないものの、そこまで手間をかけずに設置できるでしょう。
脚先にアジャスターがついているのもよいところ。凹凸のある地面で使う際も安定しやすいつくりです。野菜や肉を焼いているときもグラつくことなく使えますよ。
最後に、機能性の検証です。さまざまな料理が作れて持ち運びもしやすいかどうかチェックしています。
比較したほとんどの商品に備わっていなかった串差し穴やごとくがついている点が高評価。串焼き調理のほか、ダッチオーブンや土鍋での調理にも対応可能です。ラック棚やトング用のフックなどはありませんが、大半の商品で同様に非搭載でした。トングは取っ手部分に引っかけられるのでとくに困らないでしょう。
収納ケースがついているのも親切。汚れやすいバーベキューコンロも手軽に車に積んで持ち運べます。使用スタイルに合わせて脚の長さも2段階に変更できるので、どんなシーンでも使いやすい1台でしょう。
組み立て方法 | 組み立て式 |
---|---|
タイプ | スタンダードタイプ |
本体素材 | スチール(鋼) |
重量 | 5.3kg |
脚の高さ調節機能 | |
火床の引き出し可能 |
良い
気になる
焼き面の形状 | 長方形 |
---|---|
展開時幅 | 85cm |
展開時奥行 | 65cm |
展開時高さ | 36,80cm |
収納時幅 | 69cm |
収納時奥行 | 42cm |
収納時高さ | 13cm |
焼き網付き | |
収納袋付き | |
卓上対応 | |
ロストル付き | |
通気口付き |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
販売中のショップが見つかりません
実物を見て購入を決めたい人は、全国のロゴス直営店をチェック。お近くの店舗に在庫があるか、事前に問い合わせてみましょう。
最後に、本品とは違ったよさのあるバーベキューコンロをご紹介します。
コールマンのクールスパイダープロ/L ファンは、名前のとおりファンによる送風で着火が素早くできる商品です。火床を引き出せて炭を追加しやすいうえ、焼き網の高さも3段階に変更可能。調理中の火力調節もスムーズに行えます。火床を取り外し、簡単に灰を捨てられる点も魅力。組み立てもネジ不要で手間がかかりにくいでしょう。
尾上製作所のONOE イクシードBBQコンロは、焼き網の高さを5段階に調節できるのが魅力。サイドにあるレバーを回すと焼き網が上下する仕様で、遠火・近火を思いのままに操れるでしょう。火床も引き出せて、火床のみの取り外しも可能。調理中の火力維持だけでなく、灰の片づけにも手間がかかりにくいアイテムです。
組み立て方法 | 組み立て式 |
---|---|
タイプ | スタンダードタイプ |
本体素材 | ステンレス |
重量 | 7.7kg |
脚の高さ調節機能 | |
火床の引き出し可能 |
良い
気になる
焼き面の形状 | 長方形 |
---|---|
展開時幅 | 80cm |
展開時奥行 | 52cm |
展開時高さ | 40cm |
収納時幅 | 75cm |
収納時奥行 | 37cm |
収納時高さ | 18cm |
焼き網付き | |
収納袋付き | |
卓上対応 | |
ロストル付き | |
通気口付き |
コールマン クールスパイダープロ/L ファンをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
組み立て方法 | 組み立て式 |
---|---|
ブランド | ONOE |
燃料 | 炭 |
焼き面幅 | 不明 |
焼き面の面積 | 不明 |
焼き面奥行 | 不明 |
焼き面の形状 | 長方形 |
タイプ | スタンダードタイプ |
本体素材 | ステンレス |
展開時幅 | 80.5cm |
展開時奥行 | 32cm |
収納時サイズ | 80.5×32×18.5cm |
展開時高さ | 30,58,70cm |
収納時幅 | 80.5cm |
展開時サイズ | 80.5×32×30・58・70cm |
収納時奥行 | 32cm |
収納時高さ | 18.5cm |
重量 | 6kg |
耐荷重 | 不明 |
焼き網付き | |
鉄板付き | |
収納袋付き | |
卓上対応 | 不明 |
火床保護カバー付き | 不明 |
脚の高さ調節機能 | |
焼き網の高さ調節機能 | 4段階 |
火床の引き出し可能 | |
ロストル付き | |
通気口付き | |
ファン機能 | |
取っ手付き | |
使い捨てタイプ | |
パーツの分解可能 | |
風よけパネル付き |
尾上製作所 ONOE イクシードBBQコンロ EX-650-HLをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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