カスタマイズ可能なボタン数が多く、MOBA・MMORPGゲームをプレイしやすいと評判のROCCAT Kone XP。フィット感も高く評価されていますが、「手が小さい人には不向き」「ボタンを押し間違える」などの気になる口コミもあり、購入すべきか迷っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ROCCAT Kone XPを含むゲーミングマウス全43商品を実際に使ってみて、使いやすさ・機能性・マウス感度のよさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2022年12月までの情報です
目次
ROCCAT Kone XPは、カスタマイズしやすい多ボタンマウスをお探しの人におすすめです。ボタンは15個ですが、独自システムにより最大29個のプログラムを保存できます。複数の操作を一連で記憶するマクロ機能もあり、難しいキー操作が多いMMOやMMORPFゲームで戦いやすくなりますよ。
専用ソフトでは、ボタンの割り当てからイルミネーション設定まで、項目別に細かくカスタマイズできました。DPI設定も50~19,000の幅で50刻みで登録できるので、操作しやすい設定が見つかります。クリックやホイール操作まで細かく調整でき、自分仕様にしやすいマウスです。
モニター検証の結果も高評価。手が大きい人でもしっかりグリップできる形状だと好評でした。重量感があるうえに有線のため、FPSゲームや長時間使用には向きませんが、マウス感度も良好です。マウスを大きく振らないタイプの人は、疲労を感じず操作できるでしょう。
初心者というよりは、ある程度経験を重ねて本格的にゲームで活用したい人向け。さまざまなゲームをやりこみたい人は、ぜひ検討してみてくださいね。
eSportsの元プロ Rene Korte氏がドイツで設立したROCCAT。ゲーミング周辺機器に特化し、先進技術や視覚要素を駆使して、初心者からプロゲーマーまで役立つ製品を生み出しています。
今回紹介するKone XPの最大の特徴は、ROCCAT独自のデュプリケーター技術です。本体に配置されているボタン数は15ですが、親指側にあるEasy-Shift[+]を押しながら操作すると、実質29個のボタン機能が使えます。
たくさんの機能をボタンに割り当てられるので、キーボード操作が複雑なMOBAやMMORPGゲームにうってつけ。ワンプッシュで技を発動でき、キー入力時の誤操作を減らせるので、ゲームを優位に進めやすいですよ。
あらゆるプレイヤーが快適かつ効率的に操作できるよう、エルゴノミクスデザインを採用。操作の妨げになりにくいPhantomFlexケーブルを採用し、有線でありながら無線のような操作を実現していると謳っています。
3D RGB ライティングで所有欲を満たせるのもポイント。半透明のシェルに22個のLEDライトを搭載しており、プレイ中にマウスが美しく輝きます。デバイス管理ソフトウェア「ROCCAT Swarm」で、ライトの色調や光方を細かくカスタマイズすれば、よりゲームの世界観に没入できますよ。
【仕様】
クリックの寿命は約1億回。クリックの動作で光を遮ることで反応する「Titan Switch Optical」を採用することにより、正確性・反応速度が向上し、部品の摩耗も抑えられて長寿命を実現しています。スイッチタイプはタクタイルなので、カチッと押した感覚も得られますよ。
ホイールは垂直方向のクリックやスクロールに加え、左右方向の入力にも対応した4Dです。ボディと同じくライティングがきれいに拡散される半透明の素材を採用し、ROCCATならではのしっかりとしたクリック感も備えています。
検証①:使いやすさ
検証②:機能性
検証③:マウス感度のよさ
まずは、マウスの持ちやすさ・重さ・感度の検証です。普段さまざまな持ち方をしている5人がモニターとなり、実際にFPSゲームをプレイします。自在に照準を合わせられるか・使用時の疲れにくさを軸に評価を行いました。
結論、Kone XPは感度とフィット感がよい、上級者向けのマウスをお探しの人におすすめです。重量は104gと重たく、有線であることも相まって動かしやすいとはいえません。ただし、126×72×40mmと、手が大きくても手の平に収まるサイズ感でした。感度もよいので、FPSゲームで敵に照準を合わせやすいですよ。
持ちやすさはモニター全員から好評でした。とくにかぶせ持ちとは相性がよく、しっかり握りこめるので振り回し・照準合わせも快適です。
一方で、100g超かつ有線マウスという点に疲労感を訴える声も多数。ハイセンシ(感度を上げる)でマウスを大きく振らずに操作するか、コードを浮かせられるマウスバンジーを使い、重さを分散させるのがおすすめです。
・掴みやすく振り回しにも問題がなかったが、親指の下にボタンがあるのが難点だった。
マウス感度は良好で、モニター全員が「遅延を感じない」と高評価をつけました。ウレタン塗装・ガラス・木製デスクの上で操作しても、感度はマウスパッド上と変わりません。布地の上でも多少もたつきを感じる程度で、反応は正確でした。
マウスソールに滑りをよくするための熱処理ピュアPTFEグライドを採用しており、スムーズに操作ができますよ。
次に、ホイールとボタンの感度・使い心地を検証します。実際に5人のモニター商品を使用してFPSゲームをプレイし、使い心地を確かめました。
検証結果は、まずまずの高評価。誤操作を誘発するボタン配置は気になるものの、ホイールやボタンのクリック感は良好だと好評でした。
操作性に関しては、モニターの意見がほぼ一致。細かいサイドボタンが密接して配置されており、「誤操作しやすい」との指摘がありました。ちょうど親指の位置にあるため、使ってみてからボタンの割り当てをどう設定するか考えるのがおすすめです。
クリック感は、少し反発を感じる程度で比較的軽めでした。反応も非常によく、「連打にも向いている」と高評価です。「滑りにくい」との回答もあり、手汗をかきやすい人も操作のしやすさを実感できるでしょう。
・クリックはあまり重い感じがせず、射撃の際も快適に感じた。
・非常に押しやすく、反発もちょうどよかったため、連打にも適していると感じた。
----------------------------------------------------続いて、ゲーミングマウスには欠かせないカスタマイズ性を検証します。ボタン数・マクロ機能・DPIの設定幅・設定保存数などを細かく調整できる商品なのかを調べました。
検証した結果、Kone XPはプレイヤーの好みに合わせて柔軟に調整できる商品であるとわかりました。左右のクリック・ホイール含め、最大で29個の操作を割り当てられます。DPIやライティングの設定も細かく、自分仕様にできますよ。
そもそもDPIとは、マウスを動かしたときに画面上でカーソルがどれだけ動くかを示す値。高すぎるとカーソル飛びが発生して操作が難しくなるため、プロゲーマーでも400~1,200dpiで設定する選手がほとんどです。
Kone XPのDPI幅は50~19,000で設定は50刻み。1刻みで変えられる商品ほどではありませんが、用途に合わせた数値を見つけられます。設定はオンボードプロフィールに最大5つまで保存でき、初期設定ではマウス上部のボタンで切り替えが可能です。
複雑なキー入力をワンクリックで行えるので、ショートカットキーの活用が勝敗の鍵を握るMMORPGやMOBAゲーム向け。例えば、左クリックに射撃+左サイドのボタンに射撃モード切替を割り当てておけば、人差し指だけで操作できて無駄がありません。
Easy-Shift[+]とホイールのスクロールに音量設定、サイドボタンにコピーやペーストを割り当てれば、日常使いでも便利に使えます。
マウスの機能を活用するために、まずはROCCAT製品の専用ソフト「ROCCAT Swarm」をダウンロードしましょう。クリックやホイール操作の速度を変える・ボタンに操作を割り当てる・イルミネーションの光り方を変えるなど、さまざまな設定の調整ができます。
ソフトウェアは公式サイトから製品を選択してダウンロードしてください。
初期設定では、DPIの設定をマウスのボタンでも切り替えられます。設定を切り替えたことを音で知らせる、サウンドフィードバックをONにしておくと、音で判断できて便利ですよ。
基本的な設定を終えたら、次はマクロ機能の設定です。マクロとは、複数の動作を記録して自動再生する機能のこと。ROCCATのソフトでは、発動するタイミングも設定できます。
例えば、ボタンにスペースキーの操作をWHILE PRESSINGで割り当てておくと、ボタンを押している間はスペース連打ができます。
F1~F3キーでスキルを発動できるゲームの場合、F1⇒F2⇒F3の一連の動作をマクロで記憶すると、自動でスキルコンボになるといった使い方も可能。ゲームタイトルごとに5つまで設定を保存でき、即座に切り替えられます。
インテリジェントライティングシステムを活用して、同じシステムを搭載したROCCAT製品のライティングを連動させられるのも魅力です。これからデバイスを揃える予定の人は、同じメーカーで統一すると管理しやすいですよ。
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ROCCAT Kone XPは、多ボタンでカスタマイズ性が高いMOBAやMMORPGに向いているマウスでした。最後に、ぜひ一緒に検討していただきたい商品をご紹介します。
Viper V2 Proは、どんなゲームも快適な万能タイプのワイヤレスマウスです。大きめのサイズ感にも関わらず60g弱と軽量で、素早い動きもノンストレス。マウスパッド以外でも感度が落ちないので、外出時でも使えるマウスがほしい人にもおすすめです。
Aerox 3 Wirelessは、素早い動きに対応できるFPS向きのワイヤレスマウス。メッシュ構造で軽いので、長時間でも疲労感を感じにくいと好評でした。サイドボタンは少なめですが、DPIなど細かい設定もできて機能性は申し分なし。初心者から上級者までおすすめできる商品です。
接続方式 | 2.4GHz(無線) |
---|---|
接続インターフェース | USB Type-C、無線2.4GHz |
読み取り方式 | 光学式マウス |
形状 | 不明 |
ボタンの数 | 不明 |
最大ポーリングレート | 不明 |
おすすめの持ち方 | 不明 |
解像度 | 30000dpi |
利き手 | 右 |
電源 | 充電式 |
DPI400・800・1600全対応 | 不明 |
バッテリー持ち時間 | 最大80時間 |
カウント切り替え機能 | |
最大DPI | 不明 |
DPI変更可能幅 | 不明 |
使用電池 | 専用充電池 |
トラックボール付き | |
チルトホイール付き | |
クレードル充電式 | |
静音設計 | 不明 |
プロファイル機能 | 不明 |
マルチタッチ・ジェスチャ対応 | 不明 |
着脱式レシーバ | |
マクロ機能 | 不明 |
エルゴノミクスデザイン | 不明 |
対応OS | 不明 |
高速スクロール機能 | 不明 |
対応ゲーム機 | 不明 |
DPI調節ボタン付き | 不明 |
ソフトウェア付き | 不明 |
3Dマウス | 不明 |
Mac対応 | 不明 |
ソールの別売りあり | 不明 |
コードの長さ | 1.85m |
iPad対応 | 不明 |
幅 | 12.67cm |
奥行 | 5.76cm |
高さ | 3.78cm |
重量 | 58g |
保証期間 | 不明 |
特徴 | 不明 |
用途 | 不明 |
ボタン数 | 6ボタン |
最大DPI. | 30000dpi |
エルゴノミクスデザイン | |
最大ポーリングレート. | 1000Hz |
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接続方式 | USB、無線2.4GHz、Bluetooth |
---|---|
接続インターフェース | USB Type-C、Bluetooth、無線2.4GHz |
読み取り方式 | 光学式マウス |
解像度 | 18000dpi |
利き手 | 右 |
電源 | 充電式 |
バッテリー持ち時間 | 最長80時間(2.4GHz)、最長200時間(Bluetooth) |
カウント切り替え機能 | |
使用電池 | 専用充電池 |
トラックボール付き | |
チルトホイール付き | 不明 |
クレードル充電式 | 不明 |
静音設計 | 不明 |
マルチタッチ・ジェスチャ対応 | 不明 |
着脱式レシーバ | 不明 |
エルゴノミクスデザイン | |
Mac対応 | |
コードの長さ | 1.8m |
幅 | 幅67.03mm |
奥行 | 奥行き120.55mm |
高さ | 高さ37.98mm |
重量 | 66g |
ボタン数 | 6ボタン |
最大DPI. | 18000dpi |
エルゴノミクスデザイン | |
最大ポーリングレート. | 1000Hz |
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