パナソニック IHジャー炊飯器 ライス＆クッカーをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

ふっくらと柔らかな炊き上がりだと、今回検証した商品のなかでもトップクラスの高評価に。見た目の白さや炊きたての香りもよく、食欲をかきたてられます。

実際に試食した専門家からは「ごはんの甘みが際立っている」とのコメントもあり、おかずを用意して定食スタイルで楽しみたい味わいです。

冷凍しても味や食感はほとんど変わりません。専門家から「冷凍で1番うまく炊けている」※という意見が出るほど、粒感・柔らかさをキープしていました。

2022年5月検証時点

12時間保温したごはんも、柔らかさや甘みは保たれています。やや乾燥した様子は見られますが、気になるレベルではありません。冷凍か保温かで迷ったら、炊きたてのおいしさをキープできる冷凍がおすすめですよ。

感度のよいタッチパネル式で、操作もシンプルなので初見でも直感的に操作できました。とくにモニターから好評だったのが、本体のボタン操作を極力減らして細かい設定をアプリで行う仕組みです。

「ボタン数が少なくわかりやすい」「興味をそそられるデザイン」などの意見が出ていて、ほかにはない発想で操作を楽にしているのが好印象でした。

本体に取っ手があり、移動しやすいのもポイントです。本体重量は5kgと、今回検証したなかではちょうど中間。同じ5.5合炊きでも3kg台の商品があるため、軽いとはいえませんが、取っ手を持てば持ち運びに不便はないでしょう。

蒸気セーブは非搭載ですが、そのほかの機能はかなり充実していました。

• 保温機能｜○（24時間までを推奨）
• 早炊き機能｜○（22～31分）
• エコ炊飯機能｜○
• 予約炊飯機能｜○（2～12時間後まで1時間単位での設定）
• 炊飯メニュー｜○
• 調理機能｜○
• 炊き分け機能｜○
• 蒸気セーブ機能｜×
• クリーニング機能｜○
• アプリ連携｜○

アプリ連携を前提としていて、本体での操作は最小限に絞られています。調理機能を使うときは、アプリのレシピを検索して本体へ送信するだけ。平日はおかず用・休日は忙しい日に備えてごはんをまとめ炊きと、生活スタイルに合わせて使い分けられます。

調理機能だけでなく、炊飯メニューも豊富です。3つの食感から選べる炊き分け機能を搭載していて、玄米やロウカット玄米・雑穀米の炊飯もできます。

冷凍に適したごはんが炊ける、冷凍専用コースがあるのも特徴。電子レンジで解凍してもベタつかずほぐれやすいので、まとめ炊き派のご家庭にもうってつけですよ。おかゆ・炊き込み・すし/カレーといったコースもあり、用途に合わせて炊き分けられます。

予約設定は、アプリ・本体の両方で設定できます。○時間後ではなく時刻で合わせるタイプで、朝用・夜用など2通りの時刻を登録可能。炊飯後は自動的に保温に切り替わり、推奨している24時間の1時間前までディスプレイに時間が表示されます。

通常の炊飯より消費電力を抑えるエコ炊飯や、最短22分で炊き上がる早炊き機能も活用しましょう。早炊きでもおいしさは重視したい…というときは、「甘み早炊き」を使えばごはんの甘みを引き出せますよ。

手入れのしやすさの評価も、今回検証した商品のなかではトップクラス。洗うパーツが内釜・内フタの2点と少ないうえに、内釜の重量も800g以下と軽いとモニターから好評でした。

本体重量7kg超えの商品も多いなか、本商品は5kgと比較的軽く、取っ手もあるので持ち運びにも苦労しません。タッチパネル式で天面の凹凸がないので、サッと拭けてホコリも溜まりにくいですよ。